きみが死ぬまで恋をしたい
以下はWikipediaより引用
要約
『きみが死ぬまで恋をしたい』(きみがしぬまでこいをしたい)は、あおのなちによる日本の漫画作品。『コミック百合姫』(一迅社)にて2018年10月号から2020年2月号まで連載された後(12話まで)、『ゆりひめ@ピクシブ』(同社)にて2020年1月より連載中。
戦争用兵器として育てられる少女たちを描いたダーク・ファンタジー作品である。
単行本第4巻が発売された2021年6月30日に、描きおろしイラストが使用されているLINEスタンプが発売された。
あらすじ
身寄りのない子供を受け入れ、戦争用の魔術兵器へと育て上げる「学校」。ここで暮らす子供たちにとって人の死はあまりにも身近で、それを悲しむことすらままならないのが当たり前の日常である。
14歳の少女シーナは、ある朝突然ルームメイトを喪った。悲嘆に暮れそうになるのを抑え込み、気丈に振舞う彼女のところに近付いてきたのは、返り血に染まった一人の少女だった。翌日、ミミと名乗るその少女はシーナのクラスに新入生としてやってきた。学校の秘密兵器と噂される彼女との出会いが、自らの境遇を受け止めきれないシーナの心に変化を及ぼしていく。
登場人物
以下の「声」は「@ichijinshaPV」(YouTube)で公開されたPVでのキャスト。
トツキ・シーナ
声 - 高橋李依
本作の主人公である14歳の少女。魔法も成績もごく平凡である。戦争や誰かが傷つくことを嫌っており、自らに与えられた兵器としての使命に疑問を抱いている。クラス番号の関係でミミと同部屋になり、彼女とペアを組んでいる。
カガリ・ミミ
声 - 日高里菜
シーナのもとにやってきた謎の少女。決して死なない学校の秘密兵器と噂される。見た目の幼さや言動の無邪気さからは想像できないほどの力を有しており、敵を殺すことにためらいがない。戦闘で人としての原形をとどめないほど傷ついても復活することができる。
リジィ・セイラン
モード・アリ
用語
国戦用魔術兵器育成機関(こくせんようまじゅつへいきいくせいきかん)
10歳から17歳までの身寄りのない子供を受け入れ、魔法を用いた人殺しの方法を教育している。
祈りの時間(いのりのじかん)
戦場に駆り出された生徒は亡くなると体が消えるよう管理されているため、亡骸が「学校」に帰ってくることはない。
修復魔法(しゅうふくまほう)
欠損した四肢の修復なども可能だが、その分失敗のリスクが高い。
返礼の日(へんれいのひ)
書誌情報
- あおのなち 『きみが死ぬまで恋をしたい』 一迅社〈百合姫コミックス〉、既刊6巻(2023年1月25日現在)
- 2019年1月18日発売、ISBN 978-4-7580-7898-6
- 2019年7月18日発売、ISBN 978-4-7580-7964-8
- 2020年7月31日発売、ISBN 978-4-7580-2147-0
- 2021年6月30日発売、ISBN 978-4-7580-2267-5
- 2022年4月30日発売、ISBN 978-4-7580-2399-3 / ISBN 978-4-7580-2400-6(特装版)
- 2023年1月25日発売、ISBN 978-4-7580-2497-6