きみと青い春のはじまり
以下はWikipediaより引用
要約
『きみと青い春のはじまり』(きみとあおいはるのはじまり)は、アサダニッキによる日本の漫画作品。『デザート』(講談社)にて、2019年9月号より2021年9月号まで連載された。連載開始前のタイトルは「青春Reスタート(仮)」とされていた。
あらすじ
クラスで一番存在が空気な主人公・末広しろは、クラスで一番目立ち、人気者である高砂に告白された。しかし事前に高砂が「絶対に告られたことがなさそうな奴」に罰ゲームで告白しなければならないと知っていたしろは、高砂に対し罰ゲームだと確認する。それを聞いたクラスメート達により、教室内の空気が悪くなると、高砂は引っ込みがつかなくなり、罰ゲームを否定。その後しろと2人で話し、一度はしろが断ったものの、本当に付き合うことになったしろと高砂。友達を作り、学生生活を楽しむために部活動に入部することにしたしろ。入学直後に文芸部に入部しようとしたが、しろが諦めたせいで部員がいなくなり、廃部になったことを後悔していた。天文部の福守に勧誘されたしろは、入部届を出そうとしたが、高砂に止められる。高砂の計らいで文芸部が復活し、しろは入部を決める。文芸に興味がない高砂は、活動内容をしろがやりたいことを実現する「末広部」にしようと提案。そこでしろは、高砂の前で初めて笑顔を見せた。高砂はしろにいろんな表情をさせ、最高の居場所にしてやると宣言したのだった。
一緒に流星群を見た時に、しろは高砂を好きだと自覚する。 2年に進級する少し前に八千代が文芸部に入部し、しろと友達になる。八千代によって、高砂との交際は罰ゲームだと再認識させられたしろは、高砂を避ける。 避けた理由を小説を書くためだと誤魔化したしろのために、高砂は春休みに文芸部で取材旅行に行くことを提案する。取材旅行先の江の島で、しろは高砂と対等な立場になるために、友達から始めたいとお願いをする。
2年に進級し、文芸部に福守(妹)と松島が入部したため、廃部にならずに済んだのだった。福守(妹)と高砂の提案で、しろの愛読書の作者・寿ミチルを捜すことになるが見つからない。寿ミチルの正体を高砂に知られた八千代は、自身が寿ミチルであること、しろのことが好きであることを告白する。
登場人物
末広 しろ(すえひろ しろ)
高砂 誉(たかさご ほまれ)
八千代 文彬(やちよ ふみあき)
書誌情報
- アサダニッキ『きみと青い春のはじまり』講談社〈KCデザート〉、全5巻
- 2019年12月13日発売、ISBN 978-4-06-518060-0
- 2020年5月13日発売、ISBN 978-4-06-519533-8
- 2020年10月13日発売、ISBN 978-4-06-520974-5
- 2021年3月12日発売、ISBN 978-4-06-522633-9
- 2021年9月13日発売、ISBN 978-4-06-524819-5