この小さな手
漫画
原作・原案など:郷田マモラ,
作画:吉田浩,
出版社:-,
掲載サイト:マンガ on ウェブ,
発表期間:2016年1月1日 - 2017年7月1日,
話数:全7話,
映画
監督:中田博之,
音楽:Rhythm&Note,
製作:「この小さな手」製作委員会,
以下はWikipediaより引用
要約
『この小さな手』(このちいさなて)は、原作:郷田マモラ・作画:吉田浩による日本の漫画作品。WEB雑誌「マンガ on ウェブ」(佐藤漫画製作所)第4号(2016年1月)から、第10号(2017年7月)まで連載された。
娘に関心がなく育児を妻に任せきりだったイラストレーターの男性が、妻が事故で意識不明の状態で入院し、児童養護施設に引き取られてしまった娘を取り戻そうとする中で、親であることの意味や責任、そして喜びを知っていく姿が描かれる。
2023年4月8日に実写映画が公開された。
あらすじ
吉村和真は、プロのイラストレーターとして何とか生計を立てられるようになり、駆け落ちでやって来た東京で、妻・小百合と3歳の娘・ひなと暮らしている。
ある雨の日の夜、買い物に出た小百合が足を滑らせ崖下に転落、意識不明の状態で入院してしまう。接待で飲んでいた和真は翌日の昼まで居酒屋で眠り込んでおり、翌朝1人で目を覚ましたひなは児童相談所を経由し児童養護施設に一時的に預けられてしまう。
和真は児童相談所に行くが、これまで子育てに関わらず、一人で子育てする自信がない和真は長期入園を希望し、児童相談所の相談員・高原夏実も和真には育児能力がないと判断したため、ひなはそのまま児童養護施設に残ることになってしまう。
その後、小百合の意識は戻らないまま時間だけが過ぎ、和真は次第に自暴自棄になっていくが、やがてアパートの大家の葉山夫妻、夫妻の娘・舞香、いきつけの居酒屋の人たちなど、自分を見守ってくれる人たちの存在に気付き、失ってしまった娘との絆を取り戻すことを決意する。
登場人物
主要人物
吉村小百合(よしむら さゆり)
和真の近隣の人たち
児童養護施設「みおの園」
映画
2023年4月8日に公開された。監督は長編映画初監督となる中田博之、主演は武田航平。
あらすじ(映画)
キャスト
吉村和真
イラストレーター。小百合と一緒に東京に駆け落ちして来ている。
吉村ひな〈3〉
和真と小百合の娘。高度不妊治療により出生。
吉村小百合
和真の妻。児童養護施設で育った。買い物の帰りに事故にあって意識不明になってしまう。
千加子
児童養護施設「みおの園」の保育士。ひなの担当。
佐倉美音
シングルマザー。娘の笑(えみ)を「みおの園」で保護されている。
葉山茂蔵
和真たちの住むアパートの大家。
葉山栄子
茂蔵の妻。
葉山舞香
葉山夫妻の娘。
相田さつき
和真の行きつけの居酒屋「さつき」の店主。
東堂忠宏
週刊誌「週刊人間」の編集長。温かみのある和真の絵を評価する。
高原夏海
児童相談所の職員。育児放棄していた和真に厳しく接する。
阿久津洋平
和真の行きつけの居酒屋「さつき」の常連客。
スタッフ
- 原作 - 郷田マモラ / 吉田浩 『この小さな手』(佐藤漫画製作所)
- 監督 - 中田博之
- 脚本 - 守口悠介
- 主題歌 - 青木カレン「この小さな手」(Rambling RECORDS)
- 音楽 - Rhythm&Note
- プロデューサー - 松嶋翔
- 撮影 - 根岸憲一
- 照明 - 佐藤仁
- 美術 - 太田喜久男
- サウンドエディター - 西岡正巳
- 衣裳 - 岡本貴子
- メイク - 野尻七衣
- 制作担当 - 梶谷真也
- オフライン編集 - 野澤瞳
- グレーディング・本編 - 宮下蔵
- 制作プロダクション - NeedyGreedy
- 配給 - フルモテルモ
- 製作 -「この小さな手」製作委員会