さくらんぼ。
以下はWikipediaより引用
要約
『さくらんぼ。』は、芳原のぞみによる日本の4コマ漫画作品。『まんがホーム』(芳文社)にて、2006年7月号に掲載された後、同年9月号より2012年1月号にかけて連載。高校生の娘と寿司屋を営む父、娘に想いを寄せる同級生の少年を中心に展開される作品で、煽り文句は「下町人情ラブコメ」。
芳原の代表作品である『天使な小悪魔』に続いて発表された4コマ漫画で、本作とは舞台や登場人物等の設定もリンクしており、『まんがタイムラブリー』2010年5月号掲載の番外編では、両作品のキャラクターが共演した。
登場人物
田中さくら(たなか さくら)
田中としお(たなか としお)
レイ
人気バンドグループのボーカルを務めるアイドル歌手で、さくらの学校の同級生。
学校の女子生徒らには人気芸能人として遠巻きに囲まれ、男子生徒らにはバンドグループメンバーの肩書きからか不良のイメージで見られ、まともに友人付き合いしている生徒はさくらを含む数人ほど。
歌手以外に俳優としても活動し、演技では女優とのラブシーンもこなすが、自分が密かに想いを寄せるさくらに対してはまったくオクテで、告白できないでいる。しかし、としおには魚嫌いを我慢してまで娘に近づくレイの気持ちを見抜かれ、警戒されている。
たなか寿司にもよく来るが、実は寿司をはじめ魚料理はまったく苦手。その理由は、5歳の時に行った水族館でイルカのプールに落ちて溺れかけ、近づいたイルカの巨体にも驚き、以来、食べることはもとより、水槽の中にいる魚にもなるべく近づきたがらない。
寿司では魚を使わない卵の「玉寿司」(ぎょくずし)か、キュウリの「かっぱ巻き」なら食べることができる。
芸能活動に追われながらも、学校の成績は優秀、手先も器用で手芸もこなす。
田中菊子(たなか きくこ)
遠子(とおこ)
魚谷健太(うおたに けんた)
主な舞台
たなか寿司
看板娘のさくらにちょっかいを出したり、さくらの男性関係を噂したがる客には多量のワサビ入り寿司を出したり、包丁まで飛んできたりする。
常連客には『天使な小悪魔』のキャラクターもいる。
高校
行事・イベント
勉強会
バレンタインデー
としおにとっては娘からのチョコはやはり欲しいが、手作りより市販のチョコのほうが味も安心なので喜んで食べる。
みっちゃんは交際中の男性もいないのか、父親や弟にチョコを贈るが、遠子は資産家の息子である同級生に贈り、翌月のホワイトデーを含めてかなりの計算高さを見せる。
鰍に至っては、学生時代にとしおが他の女生徒からもらった義理チョコを勝手にむさぼり食ったという過去を持っている。
クリスマス
食後に2人で飲む胃薬が一服のオアシスだが、その後さくらの手作りケーキまで片づけることになる。
デート
それでもお相手にとっては2人きりでデートのつもりのはずだったが、実際はとしおや遠子にみっちゃん達がこっそり尾行してきて、結局普段と同じ顔ぶれが全員ぞろぞろ並んで動くことになる。
単行本
- 芳原のぞみ『さくらんぼ。』 芳文社〈まんがタイムコミックス〉、全3巻
- 2009年9月22日第1刷発行(2009年9月7日発売)、ISBN 978-4-8322-6773-2
- 2010年10月22日第1刷発行(2010年10月7日発売)、ISBN 978-4-8322-6895-1
- 2012年2月22日第1刷発行(2012年2月7日発売)、ISBN 978-4-8322-5045-1