しらたまくん
漫画
作者:稲葉そーへー,
出版社:集英社,
掲載誌:週刊ヤングジャンプ,
レーベル:ヤングジャンプ・コミックス,
巻数:全12巻,
話数:全141話,
以下はWikipediaより引用
要約
『しらたまくん』は、稲葉そーへーによる日本の青年漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて2014年35号より連載を開始。また、ニコニコ静画と『ジャンプSQ』(同)2015年9月号には、それぞれ出張読切版が掲載された(両作品とも単行本第5巻に収録)。
突然変異によって人間と変わらぬ知能を持った高校1年生の猫・白玉雄介と、彼に興味津々のクラスメイト・鈴川葵、そんな彼らが過ごす少しだけ異質な日常や周囲との交流を描いたコメディ漫画である。
あらすじ
春、高校生活の始まりに胸躍る女子高生・鈴川葵の前に座っていたのは、突然変異によって人間と変わらぬ知能と言語能力を持ち、人権を認められ普通の家庭で『人間』として育てられた雄猫・白玉雄介であった。そんな“異質な存在”である彼に気を遣い、遠巻きに見つめるクラスメイトをよそに、彼に興味津々な葵は積極的に交流を図る。そして、周囲に馴染めないまま生きてきた白玉の人生もまた、彼女との交流によって少しずつ変化してゆく。
登場人物
主要人物
白玉雄介(しらたま ゆうすけ)
本作の主人公。打掛北高校1年5組に入学した、15歳・高校1年生の雄猫。体重は4kg。好きな食べ物は魚貝と肉で、特にサンマが大好物。ペットとして文鳥を飼っている。2年生では5組となり、葵・来栖とクラスメイトになった。
当初は、現在の両親の元で普通のペットとして飼われていたが、1歳の時に言葉を発したため検査を受けたところ、人間の乳児と同程度の知能を持つことが判明、猫の突然変異体であると認定された。3歳でIQが120に達し両親との会話も可能になり、5歳の時に養子として迎えられ、世界初の人権を得た猫となり現在に至る(その当時は世界的な大ニュースになっていたらしい)。あくまで普通の人間としての生活を送っているが、身体能力および体質は“猫そのもの”であり、食事や生活習慣などで不便を感じている部分が多々ある模様。ペンを握ることが出来ないため、授業中はノートパソコンを足で器用に使いこなしてメモを取っている。
性格は温和で冷静。前述のニュースの件もあり、町内では有名人である。“異質な存在”である自分に気を遣う周囲の空気を察しており、中学までは友達と呼べる存在はいなかった。高校入学当初もクラスメイトとは距離を置いていたが、葵との交流を境に徐々に打ち解けてゆくようになり、その仕草の可愛さから(本人は無自覚だが)密かに人気者になっている。趣味はバードウォッチング。時々『猫ギャグ』と呼ばれるジョークを飛ばすことがある。
鈴川葵(すずかわ あおい)
本作のもう一人の主人公である女子高生で、白玉のクラスメイト。白玉の真後ろの席に座っていたが、席替えにより隣になった。2年生でも引き続き白玉のクラスメイトとなる。
明るく気さくで物怖じしない性格だが、少々天然かつ無神経な面が玉に傷。当初は、どこからどう見ても猫である白玉の存在に驚いていた(前述のニュースのことは知らずにいた)が、俄然彼に興味を持ち積極的にコンタクトを図ってやがて打ち解け、良き友人関係となった。友人となってからは白玉の生活習慣などにも遠慮なくツッコミを入れており、周囲から呆れられることもある。
勉強嫌いで特に読書は大の苦手であり、運動もあまり好きではない。絵のセンスも壊滅的。中学では家庭科部に所属していたため、料理や裁縫は得意である。のちに、白玉や沙織や美穂とともに高校で「家庭科部」を設立し部長に就任する。
結城沙織(ゆうき さおり)
家庭科部のメンバー
来栖誠(くるす まこと)
その他の生徒
金田翔平(かなだ しょうへい)
吉田(よしだ)
教師
登場人物の家族
作中用語
打掛北高校(ぶつかけきたこうこう)
書誌情報
- 稲葉そーへー 『しらたまくん』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、全12巻
- 2015年2月24日発行(2月19日発売)、ISBN 978-4-08-890104-6
- 2015年4月22日発行(4月17日発売)、ISBN 978-4-08-890176-3
- 2015年7月22日発行(7月17日発売)、ISBN 978-4-08-890225-8
- 2015年9月23日発行(9月18日発売)、ISBN 978-4-08-890270-8
- 2015年12月23日発行(12月18日発売)、ISBN 978-4-08-890322-4
- 2016年3月23日発行(3月18日発売)、ISBN 978-4-08-890386-6
- 2016年7月24日発行(7月19日発売)、ISBN 978-4-08-890467-2
- 2016年10月24日発行(10月19日発売)、ISBN 978-4-08-890507-5
- 2017年1月24日発行(1月19日発売)、ISBN 978-4-08-890573-0
- 2017年4月24日発行(4月19日発売)、ISBN 978-4-08-890625-6
- 2017年7月24日発行(7月19日発売)、ISBN 978-4-08-890705-5
- 2017年10月24日発行(10月19日発売)、ISBN 978-4-08-890761-1