でんしゃ通り一丁目
舞台:高度経済成長期の日本,
以下はWikipediaより引用
要約
『でんしゃ通り一丁目』(でんしゃどおりいっちょうめ)は、池田邦彦による日本の漫画作品。日本文芸社の『週刊漫画ゴラク』2012年11月にて連載が開始され、2015年1月に連載終了。他に別冊漫画ゴラク「酒楽」および漫画ゴラクスペシャルにも掲載されている。明確な形で完結していないが、単行本2巻の作者の前書きで、ネタはあるがとりあえず一区切りつける旨が書かれている。
昭和30年代、まだ都内のあちこちに都電が走っていたころの東京23区が舞台の1話8ページのショートストーリー。田舎から上京した少女と都電の車掌との古き良きほのぼのした恋物語を描いている。
登場人物
毎回登場するのは、ノン子と正義の二人。
主要人物
田口則子(たぐち のりこ)
本作の主人公で、17歳の少女。通称「ノン子」。福島から、東京の下町にある叔父が経営する質店で、行儀見習いを兼ねて住み込みで働くことになり上京する。
上京早々、上野駅で悪質な白タクに引っかかり、母親から貰った大切な千円を取られそうになるが、車が止まった場所が路面電車の軌道で、間一髪のところで通りかかった都電に助けられ、その際に乗車していた車掌の正義に優しくされたことで淡い恋心を抱くようになる。その後、鈍感な正義にヤキモキしながらも、交際するようになり順調に恋を育んでいる。
自分が福島から上京したばかりのころ、困っていたところを助けられたことから、困っている人をみるとつい世話を焼いてしまうが、時にそれが暴走ぎみになってしまう。
恐怖映画を見ると、「プギャー!」と変な悲鳴をあげてしまい、回りを爆笑させてしまうのだが、本人はそのことに気づかず、正義と映画を観に行った時にそのことを指摘され、爆笑の理由が自分の悲鳴であることを知る。
その他
宍倉(ししくら)
藤岡(ふじおか)
八木(やぎ)
書誌情報
- 池田邦彦 『でんしゃ通り一丁目』 日本文芸社〈ニチブンコミックス〉、全2巻
- 2014年2月28日発売 ISBN 978-4-537-13139-0
- 2015年4月27日発売 ISBN 978-4-537-13280-9