となり町戦争
以下はWikipediaより引用
要約
『となり町戦争』(となりまちせんそう)は、三崎亜記による日本の小説。漫画化、舞台化、映画化された。
第17回小説すばる新人賞を受賞した、三崎亜記のデビュー作である。第133回直木三十五賞候補。2006年に文庫化され「別章」が書き下ろされた。2007年に倉持知子作画で漫画化、渡辺謙作監督で映画化された。
あらすじ
広報で突然知らされた、『となり町との戦争のお知らせ』。とりあえず私が心配したのは職場までの通勤手段だったが、町は今までどおり平穏な様相を呈していた。戦時中だという意識を強めたのは、広報紙に掲載された戦死者数。やはり戦争は始まっていたのか。現実感を抱けないままでいる北原の元に、町役場から偵察業務の任命書が届く。
戦争が公共事業として役所に管理される世界を描く。
登場人物
北原 修路(きたはら しゅうじ)
主任
用語
舞坂町(まいさかちょう)
となり町
原作では町名は付けられていないが、書き下ろしの別章で「森見町」という名が付けられた。
舞台・演劇
2007年5月(ザムザ阿佐谷)上演された演劇作品。
ケンジ中尾プロデュース、ALGO主催、フジテレビ後援。
出演
- 多根周作
- 古澤裕介
映画
2007年に公開。愛媛県の東温市・大洲市にてロケが行われた。冒頭の舞坂駅のシーンは伊予桜井駅が使用されている。
あらすじ
出演
- 北原修路 - 江口洋介
- 香西瑞希 - 原田知世
- 香西智希 - 瑛太
- 矢加部岩恒(舞坂町長) - 菅田俊
- 前田善朗 - 飯田孝男
- 本田 - 小林麻子
- 室園絹 - 余貴美子
- 田尻 - 岩松了
- 木下 - 柴本幸
スタッフ
- 監督・脚本 - 渡辺謙作
- 原作 - 三崎亜記
- 脚本 - 菊崎隆志
- 撮影 - 柴主高秀
- 照明 - 蒔苗友一郎
- 録音 - 柿澤潔
- 美術 - 浅野誠
- 編集 - 日下部元孝
- 音楽 - Sin (サウンドトラック盤CD:BMG JAPAN)
- 協力 - 東温市、大洲市、愛媛県、えひめフィルム・コミッション ほか
- 製作者 - 石畑俊三郎、萩野和仁、八木ケ谷昭次、山田美千代
- 企画 - 鍋島壽夫
- プロデューサー - 鍋島壽夫、菊地美世志
- 製作プロダクション - フィルムメイカーズ
- 製作委員会メンバー - フューチャー・プラネット、角川映画、衛星劇場、パパドゥ音楽出版
主題歌
- 「明日晴れたら」中島有紀 (作詞:尾上文、作曲・編曲:Sin)