どげせん
主人公の属性:教師,
以下はWikipediaより引用
要約
『どげせん』は、企画・全面協力:板垣恵介、作・画:RINによる日本の漫画作品。『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社刊)にて、2010年11月19日号(11月5日発売)より連載開始。
板垣とRINの共作クレジットによる連載は2011年10月21日号(10月7日発売)をもって中断したが、その後『ヤングキング』(少年画報社刊)にて、『どげせんR』(どげせんリターンズ)と改題して2012年8号(3月26日発売)から2013年3号(1月15日発売)まで連載された。
作品テーマは「土下座」。全ての事柄を土下座に結びつけており、土下座を謝罪だけでなく、感謝や祈願、さらには自分の意を通すための行為として描いている。
実態は板垣が原作を担当する漫画であるが、一般的なそれと異なり、口頭での打ち合わせで制作監修するため、このような表記になった。アイディアの起点となったのは板垣の知人編集者で、彼は頼み事のたびに往来でも土下座をしてわがままを通してしまう横着者であり、その暴力性は格闘技以上だったという畏怖が作品の原型となっている。
共作クレジットの解消と再開
2011年10月21日号(10月7日発売)の『週刊漫画ゴラク』誌上において、「土下座漫画」というジャンルに対する板垣・RIN双方の「土下座性の違い」を理由に、両名による共同制作体制が解消されることが編集部サイドより表明され、それまでの共作クレジットによる『どげせん』の連載を同号掲載の第25話をもって打ち切り、以降はRINによる単独原作・執筆にて仕切り直すとした。また、板垣の単独原作による土下座漫画の連載決定も同時に発表された。これを受けて同年12月30日号(12月16日発売)、板垣が新作土下座漫画『謝男』を連載開始。RINによる本編は『ヤングキング』に移籍して再開した。『謝男』は土下座に限らず座礼全般を扱い、『どげせんR』はあくまでも土下座を扱うといい、双方から勝負する旨のコメントが出ている。
あらすじ
土下座。それは、命への執着の究極形態、 命恋(いのちごい)である。
ヤクザに追われる女がいた。訳ありの女を助けたのは、1人の中年男。女を助けるために男のとった行動、それは土下座だった。交差点のど真ん中で、何台もの車が行き交う中、土下座をしたまま男はヤクザに言う。
「この…通りでございます」「どうか…お赦しを」
ヤクザは踵を返し、男の前から立ち去った。平凡な中年男が、土下座によって本職のヤクザを追い込み、女を救ったのだ。
男の名は、樫宮高校教師・瀬戸発。食堂の頑固親父も一言居士の評論家も、彼の土下座の前に折れざるを得ない。今、瀬戸を中心にして、日本中に土下座旋風が吹き荒れようとしていた。
登場人物
※は『どげせんR』以降の登場人物。
樫宮高校の生徒
田中 白也(たなか びゃくや)
宇田川 おさみ(うだがわ おさみ)
樫宮高校職員
竹辺 遇二(たけべ ぐうじ)
校長
その他の人物
迫田 登志夫(さこた としお)
田中部長(たなかぶちょう)
単行本
- 企画・全面協力:板垣恵介、作・画:RIN 『どげせん』 日本文芸社〈ニチブン・コミックス〉、全3巻
- 2011年3月4日発売 ISBN 978-4-537-12722-5
- 2011年6月29日発売 ISBN 978-4-537-12758-4
- 2011年11月28日発売 ISBN 978-4-537-12810-9
- RIN 『どげせんR』 少年画報社〈ヤングキングコミックス〉、全2巻
- 2012年8月27日発売 ISBN 978-4-7859-3907-6
- 2013年1月28日発売 ISBN 978-4-7859-4007-2