なぜ絵版師に頼まなかったのか
以下はWikipediaより引用
要約
『なぜ絵版師に頼まなかったのか』(なぜえはんしにたのまなかったのか)は、北森鴻による日本の連作短編推理小説。
明治時代、東京大學医学部教授のベルツ宅で給仕(後に書生)として働く少年・葛城冬馬が、ベルツと共に巷間に起きる事件の謎を解決していく。
史実の人物や出来事が軽妙に織り込まれており、冬馬の身体的・精神的な成長と共に、急速に西洋の文明を取り入れていく時代の変化が描かれる。
収録作品
タイトル | 掲載誌 | 掲載号 | タイトルの元ネタ | 備考 |
---|---|---|---|---|
なぜ絵版師に頼まなかったのか | 『ジャーロ』 | 2006年春号 | アガサ・クリスティ 『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』 |
冬馬、13歳 |
九枚目は多すぎる | 『ジャーロ』 | 2006年夏号 | ハリイ・ケメルマン 『九マイルは遠すぎる』 |
冬馬、東京大學予備門へ入学して約2年後 |
人形はなぜ生かされる | 『ジャーロ』 | 2006年秋号 - 2007年冬号 | 高木彬光 『人形はなぜ殺される』 |
冬馬、東京大學医学部へ飛び級入学 |
紅葉夢 | 『ジャーロ』 | 2007年春号・夏号 | 紅楼夢 | |
執事たちの沈黙 | 『ジャーロ』 | 2007年秋号 - 2008年冬号 | トマス・ハリス 『羊たちの沈黙』 |
登場人物
葛城 冬馬(かつらぎ とうま)
エルウィン・フォン・ベルツ