ねこの駅長たま びんぼう電車をすくったねこ
以下はWikipediaより引用
要約
『ねこの駅長たま びんぼう電車をすくったねこ』(ねこのえきちょうたま びんぼうでんしゃをすくったねこ)は、小嶋光信による児童文学作品。挿絵は永地。「猫の駅長」として有名になった、貴志駅の駅長猫・たまを描いた作品である。
あらすじ
和歌山のローカル鉄道路線、貴志川線。終点の貴志駅近くで暮らす雌猫ミーコに「たま」が生まれ、ミーコと共に駅傍らの商店の女将に引き取られる。たまとミーコは女将が駅前に設置した猫小屋に住んでいた(のちに、チビもたま・ミーコの家族として加わる)。だが、運営していた南海電気鉄道が貴志川線の撤退を表明する。地元の人々は委員会を設置して存続運動を起こしたことで、岡山の鉄道会社と和歌山県が手を挙げた。だが、和歌山県は貴志駅前が公共施設になるためにたまたちのいる猫小屋の撤去を女将に要求。女将は新会社の社長に直談判すると、社長はある提案をした。
登場人物
主人公
たまの家族
たまをサポートしていた猫たち。女将が(営む店の前に)建てた猫小屋に住んでいたが、店頭の道が貴志川線を運営していた南海電鉄から貴志川町(現・紀の川市)の運営に変わり、立ち退きを迫られた。そのことがきっかけで彼女たちは新たに貴志川線を運営する和歌山電鉄の社員になる条件で、貴志駅に引っ越せることとなった。
ミーコ
ちび
たまの兄姉
ちび(先代)
和歌山電鉄
たまが部屋(猫小屋)付きで就職することになった、貴志川線を新たに引き受けた鉄道会社。
社長
南海電鉄に代わって、貴志川線を引き受けた新会社の社長で、親会社でもある岡山の鉄道会社を運営する社長でもある。猫小屋問題をめぐって女将に直談判をされたため、「ただのペットではなく駅長としてなら駅に於けます」とたまに駅長を任命(社長自身も、落ち着いて堂々として、人が近づいても逃げない「たま」なら適任と思った)。たまが危篤(まだ危篤とは全員思わなかった)の時は、病院に駆けつけて、たまとの会話を済ませると岡山へ戻るが、直後に何かを感じた彼が問い合わせて、たまの訃報を知る。その後、葬儀委員長としてたまの葬儀を取り仕切る。なお、長らく紀州犬を買っていて、犬党であったが、たまと目が合った瞬間に「この子は和歌山電鉄の仲間になれる」と確信した。
ニタマ
その他
たま、ミーコ、ちび達をとりまき、支えるキャラクターなど。
レオ
書誌情報
- 『ねこの駅長たま びんぼう電車をすくったねこ』角川書店〈角川つばさ文庫〉、2016年7月16日
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