のだめカンタービレ
漫画
作者:二ノ宮知子,
出版社:講談社,
掲載誌:Kiss,
レーベル:KC Kiss,
巻数:全25巻,
話数:全146話,
アニメ:のだめカンタービレ(第1期)のだめカンタービレ 巴里編(第2期)のだめカンタービレ フィナーレ(第3期)
原作:二ノ宮知子,
キャラクターデザイン:島村秀一,
アニメーション制作:J.C.STAFF,
製作:のだめカンタービレ製作委員会のだめカンタービレ巴里編製作委員会のだめカンタービレ3製作委員会,
放送局:フジテレビ,
話数:全45話,
OVA:のだめカンタービレ
原作:二ノ宮知子,
監督:今千秋,
キャラクターデザイン:島村秀一,
アニメーション制作:J.C.STAFF,
製作:講談社,
発表期間:2009年8月10日 - 2010年4月26日,
以下はWikipediaより引用
要約
『のだめカンタービレ』 (Nodame Cantabile) は、二ノ宮知子による日本の漫画作品。またはそれを原作としたテレビドラマ・テレビアニメ・実写映画などの作品。女性漫画誌『Kiss』(講談社)にて2001年から2010年まで連載された。クラシック音楽をテーマとしている。略称は「のだめ」。
作品概要
『Kiss』2001年14号から連載を開始。作者の妊娠・出産に伴い、2008年5月10日発売の同年10号から8月9日発売の16号まで月1回の連載となった後に休載。2009年3月10日発売の6号から連載を再開し、同年20号を以って終了した。また、番外編の連載が2009年第24号より開始され、2010年17号を以って終了した。2004年、第28回講談社漫画賞少女部門受賞。2023年3月時点でコミックスのシリーズ累計発行部数は3900万部を記録している。
音楽をテーマにした作品という構想は、『GREEN〜農家のヨメになりたい〜』の連載を終えていた二ノ宮自身から出された二つの案の一つだった。主人公である「のだめ」に実在のモデルがいることは有名だが、彼女が「ゴミ屋敷のなかでピアノを弾いている写真」の鮮烈なイメージがきっかけだったという。タイトルのカンタービレは、イタリア語を由来とする、「歌うように・表情豊かに」という意味の発想記号である。連載開始前の二ノ宮は楽譜が読めないどころかクラシックの知識がまったくなく、周囲の人間から基礎を教わりながら漫画を描いていたが、人気作となり連載が長期化するとプロの奏者や音大教授に専門知識を取材するようになった。楽器についての資料も大量に集めたが、二ノ宮は演奏のシーンに「自分のイメージをつけない」ようにすることにこだわっていたという。フランス留学編をはじめとして、プロットは結末近くまであらかじめ構想立てられていた。
2015年6月18日、作者のTwitter上にて最終回から約1年後が描かれた2ページの番外編が公開された。
2016年2月25日発売の『Kiss』4月号に、30代になったのだめと千秋が登場する読切り作品が掲載された。
2021年には連載開始20周年を記念して単行本の新装版が刊行されている。
2022年6月24日発売の『Kiss』8月号と7月25日発売の9月号にて、その後ののだめと千秋が描かれた「のだめカンタービレ その後」を前後編で掲載。2022年10月からは東京ソラマチ5階スペース634とあべのハルカス近鉄本店ウイング館9階催会場で連載開始20周年を記念した展覧会を開催。
他メディア化
フジテレビでドラマ化が決定し、2006年10月から12月まで放送(全11話)され、2008年1月4日・5日の2夜連続で続編のスペシャルドラマも放送された。また、フジテレビのノイタミナ枠でアニメ化され、第1期が2007年1月11日から6月28日まで(全23話)、第2期『巴里編』が2008年10月9日から12月18日まで(全11話)、第3期『フィナーレ』が2010年1月14日から3月25日まで(全11話)、それぞれ放送された。更に2009年12月と2010年4月には、ドラマ版の続きとして完結編にあたる映画が、前・後編の2作連続で公開された。
また、高里椎奈がドラマ版のストーリーを基に小説化し、2006年12月25日に発売された。ゲーム化もされている。
韓国のテレビ局であるKBS 2TVがドラマ化し、2014年10月13日から12月2日まで放送(全16話)された。
2023年秋にはシアタークリエで初のミュージカル作品が上演予定となっている。
あらすじ
ピアノ科に在籍しながらも指揮者を目指すエリート音大学生・千秋真一は、胴体着陸の恐怖体験による重度の飛行機恐怖症に加えて海で溺れたことのトラウマのため船にも乗れないことから、クラシック音楽の本場であるヨーロッパに行くことが出来ず、将来に行き詰まりを感じて思い悩む日々を送っていた。担任の教授の教育方針に反発し、口論の末に決別。別れた彼女にもつれなくされて自暴自棄になっていた。
ある日、千秋は酔っ払って自宅の前で眠ってしまう。目が覚めると周囲にはゴミの山と悪臭、そして美しいピアノソナタを奏でる女性がいた。彼女の名前は野田恵(通称・のだめ)で、なんと千秋と同じマンションの隣の部屋に住み、同じ音大のピアノ科に在籍していたのだった。入浴は1日おき、シャンプーは3日おきというのだめだったものの、千秋はのだめの中に秘められた天賦の才を敏感に感じ取る。そしてのだめもまた、千秋の外見と音楽の才能に憧れて彼に纏わり付くようになる。この出会い以来、千秋はのだめの才能を引き出すべく、何だかんだと彼女に関わるようになる。
将来に行き詰まりを感じていたため無愛想だったが、本来は面倒見が良い性格の千秋は、のだめとの出会いを機に彼女の存在が潤滑油となり、音大の変人たちに出会い、懐かれ、順調に道を踏み外しながらも音楽の楽しさを思い出し、新しい音楽の世界と指揮者への道を一歩一歩切り拓き始める。また、千秋の存在によりのだめもより高い技術を得るための指導者や、環境に出会う機会を得て、それぞれが成長していく。
登場人物
楽団一覧
Sオケ(エスオケ)
シュトレーゼマン自身が学内を歩き回って見つけてきた、選りすぐりの変な学生たちによって構成されている。コンバス隊など、Aオケと掛け持ちのメンバーがいるパートもあるが、実態は桃ヶ丘音楽大学の落ちこぼればかりが集まったオーケストラ、とも称される。ところが、シュトレーゼマンは千秋をこのオケの副指揮者に任命して、練習を彼に押し付けてキャバクラに遊びに行ってしまう。更に、とある出来事がきっかけで千秋はこのオケの正指揮者に昇格。その後、千秋による厳しい練習を積み重ねていくうちに、メンバー全員がSオケを通じて落ちこぼれではなくなっていく。のだめは、オーケストラにピアノはないため、マスコットガールとして選ばれた。千秋らの卒業と同時にSオケは解散。その後、一部のメンバーが後述の「R☆Sオーケストラ」に加入し、新たな演奏活動を続けている。
R☆Sオーケストラ(ライジングスターオーケストラ)
ルー・マルレ・オーケストラ
デシャン管弦楽団(デシャンオーケストラ)
ルセール管弦楽団(ルセールオーケストラ)
ウィルトール交響楽団(ウィルトールオーケストラ)
小道具
プリごろ太
もじゃもじゃ組曲(La suite mojamoja)
マングース
2006年9月にバンダイから実際に発売された「マングースぬいぐるみ」は予約件数1万個を確保するヒット商品になった。その他、漫画「のだめカンタービレ」第15巻の限定版にもマングースぬいぐるみが付属された。
みそ字
博多通りもん
おなら体操
2007年2月21日発売の『「のだめオーケストラ」STORY!』のDisc2の1曲目にアニメ版のだめ役の川澄綾子によるものが収録されている。川澄は2007年2月の「のだめオーケストラコンサート」でも弾き語りを披露している。
2007年5月23日にはドラマ版のだめ役の上野樹里が歌うCDが発売され、未公開の歌詞も含まれた完全版となり、特典として振り付けDVDがついている。
また、漫画「のだめカンタービレ」第17巻に、一部の予約特典としておなら体操のCDが付属する予定だったが、無許可だったため中止になった。
裏軒
曲目一覧
作品中に登場した曲目の一覧(カッコ内は、曲の登場した巻数)
管弦楽曲
桃ヶ丘音大
定期公演関連
学園祭
卒業演奏会
大学外
ニナ・ルッツ音楽祭
押売新聞社主催 音楽コンクール
R☆Sオーケストラ
第1回公演
再演
R☆Sオーケストラ ニューイヤーコンサート(単行本第9巻収録)
プラティニ国際指揮者コンクール
予選(単行本第10巻)
本選(単行本第11巻)
千秋のパリ・デビュー公演(単行本第12巻)
ルー・マルレ・オーケストラ
千秋の初演
2回公演
千秋 ブラジル客演編 (単行本第23巻)
- ダリウス・ミヨー:『スカラムーシュ』作品165c(サクソフォーンと管弦楽のための組曲)
ピアノ曲
桃ヶ丘音大(ピアノ曲)
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調『皇帝』第1楽章
- 江藤が千秋の担当の時に、千秋が最後に取り組んでいた曲。途中で演奏を止め、激怒した江藤にハリセンで叩かれ、そのまま担当を谷岡に移した。
- ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番ハ短調『悲愴』第2楽章
- 千秋が初めてのだめに出会った時にのだめが弾いていた曲。そのデタラメな演奏から千秋は「悲惨」と評している。
- のだめによれば「実家が新築になって、引っ越しの為に何度も階段を昇り降りしてうんざりしているおじいちゃんとおばあちゃん」をイメージしながら演奏しているとのこと。
- モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調
- 千秋とのだめの初の共演曲。千秋に音楽による感動を思い出させた曲(単行本第1巻)。また最後にのだめをスランプから救った曲でもある(単行本第23巻)。
- ショパン:幻想即興曲
- シュトレーゼマンが初めて大学に現れた際、のだめが練習室で弾いていたのを盗み聞いて「ブラボー」と囁いた曲(アニメでは後述のエチュード)。
- バルトーク:アレグロ・バルバロ
- ニナ・ルッツ音楽祭でのピアノ受講者の課題曲。予習していなかったのだめは滅茶苦茶に弾き、「やる気がない」と見なされニナ・ルッツに退室させられる。その後懸命に読譜し、音楽祭閉幕後に練習室に忍び込んで演奏した(単行本第4巻)。
- リスト:メフィスト・ワルツ第1番
- 千秋が卒業演奏会で演奏した。
- 江藤が千秋の担当の時に、千秋が最後に取り組んでいた曲。途中で演奏を止め、激怒した江藤にハリセンで叩かれ、そのまま担当を谷岡に移した。
- 千秋が初めてのだめに出会った時にのだめが弾いていた曲。そのデタラメな演奏から千秋は「悲惨」と評している。
- のだめによれば「実家が新築になって、引っ越しの為に何度も階段を昇り降りしてうんざりしているおじいちゃんとおばあちゃん」をイメージしながら演奏しているとのこと。
- 千秋とのだめの初の共演曲。千秋に音楽による感動を思い出させた曲(単行本第1巻)。また最後にのだめをスランプから救った曲でもある(単行本第23巻)。
- シュトレーゼマンが初めて大学に現れた際、のだめが練習室で弾いていたのを盗み聞いて「ブラボー」と囁いた曲(アニメでは後述のエチュード)。
- ニナ・ルッツ音楽祭でのピアノ受講者の課題曲。予習していなかったのだめは滅茶苦茶に弾き、「やる気がない」と見なされニナ・ルッツに退室させられる。その後懸命に読譜し、音楽祭閉幕後に練習室に忍び込んで演奏した(単行本第4巻)。
- 千秋が卒業演奏会で演奏した。
マラドーナ・ピアノ・コンクール
第1次予選(単行本第8巻)
第2次予選(単行本第8巻)
第3次予選
本選(単行本第8巻)
パリ
- ラヴェル:「鏡」より第4曲『道化師の朝の歌』
- のだめがパリに来て初めて弾いた曲(単行本第10巻)。
- ジョアキーノ・ロッシーニ:セビリアの理髪師
- イタリア料理店「サンタルチア」の店主ロレンツォの十八番の曲。食事代の代わりにユンロンが初見演奏をした。
- のだめがパリに来て初めて弾いた曲(単行本第10巻)。
- イタリア料理店「サンタルチア」の店主ロレンツォの十八番の曲。食事代の代わりにユンロンが初見演奏をした。
コンセルヴァトワール
- リスト:超絶技巧練習曲
- のだめが孫Ruiの演奏で触発され、オクレールの最初のレッスンで弾いた曲。オクレールには「ぜんぜんダメー」と酷評されてしまう。
- J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 第14番 嬰ヘ短調
- のだめが、オクレールのレッスンで最初に取り組んだバッハの平均律。後に第2巻の残りの曲をマジノから課題として出された。
- ショパン:夜想曲第8番変ニ長調 作品27-2
- のだめが孫Ruiの演奏で触発され、オクレールの最初のレッスンで弾いた曲。オクレールには「ぜんぜんダメー」と酷評されてしまう。
- のだめが、オクレールのレッスンで最初に取り組んだバッハの平均律。後に第2巻の残りの曲をマジノから課題として出された。
- 以下の4曲はのだめの1年次の試験曲。
- ショパン:練習曲 イ短調 作品10-2
- リスト:「超絶技巧練習曲」より第12番変ロ短調『雪あらし』
- ドビュッシー:「12の練習曲」より第7曲『半音階のための』
- モーツァルト:ピアノソナタ第11番イ長調(トルコ行進曲付き)
- 以下の4曲はのだめの1年次の試験曲。
サン・マロ編
のだめがサン・マロで行ったリサイタル曲(単行本第15巻)。
- モーツァルト:キラキラ星変奏曲 ハ長調 K.265
- モーツァルト:ピアノソナタ第18(17)番 ニ長調 K.576
- リスト:「2つの伝説」より第2曲『波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ』
- 普通はmfから始まる所を、主催者のブノワ氏がふて寝をしたのを見てfffで弾いた(千秋曰く「心臓に悪かった」)。
- ラヴェル:水の戯れ
- モーツァルトしか聞かない筈のブノワに、「ラヴェルもいいな」と思わせた。
- シューベルト:ピアノソナタ第16番イ短調
- 普通はmfから始まる所を、主催者のブノワ氏がふて寝をしたのを見てfffで弾いた(千秋曰く「心臓に悪かった」)。
- モーツァルトしか聞かない筈のブノワに、「ラヴェルもいいな」と思わせた。
サロン・コンサート編
- モーツァルト:ピアノソナタ第8番イ短調
- ブノワ城でのパーティでターニャが演奏した曲。
- J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
- メンデルスゾーン:「無言歌集 第1巻」より「甘い思い出」
- ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
- サロン・コンサート前半最後の曲。のだめは練習中、オクレールに「なんか君みたい」「ころころ変わって曖昧。気分で変わる。」と言われた。
- リスト:「2つの伝説」より『小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ』
- サン・マロで演奏した「2つの伝説」のもう一つの曲。
- イザーク・アルベニス:「イベリア組曲」
- ルロイ・アンダーソン:「そりすべり」
- アンコールが入り、のだめは即興でジャズ風に演奏した。
- ブノワ城でのパーティでターニャが演奏した曲。
- サロン・コンサート前半最後の曲。のだめは練習中、オクレールに「なんか君みたい」「ころころ変わって曖昧。気分で変わる。」と言われた。
- サン・マロで演奏した「2つの伝説」のもう一つの曲。
- アンコールが入り、のだめは即興でジャズ風に演奏した。
のだめデビュー ロンドン響編
- ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調
- シュトレーゼマンと共演。大成功に終わる。
- シュトレーゼマンと共演。大成功に終わる。
室内楽曲
桃ヶ丘音大時代
- ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調『春』
- 峰の留年がかかっていた試験曲。この曲へののだめのイメージは「お花畑」だが、峰に言わせると「光る青春の喜びと稲妻」。千秋いわく「おまえたちのは『正月』(ドラマ版では『梅雨』)」。
- エルガー:ヴァイオリンソナタ ホ短調 作品82
- 三善家に泊まった夜中に千秋とのだめが演奏した曲。千秋にとっては祖父三善誠一郎のために演奏した最後の曲。
- 峰の留年がかかっていた試験曲。この曲へののだめのイメージは「お花畑」だが、峰に言わせると「光る青春の喜びと稲妻」。千秋いわく「おまえたちのは『正月』(ドラマ版では『梅雨』)」。
- 三善家に泊まった夜中に千秋とのだめが演奏した曲。千秋にとっては祖父三善誠一郎のために演奏した最後の曲。
パリ編
- モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
- ブノワ城でのパーティで千秋が演奏した曲。ドラマでは、千秋は執事に「あんたが演奏すりゃいいだろ」と言って何も弾かなかった。
- プーランク:ピアノとオーボエとファゴットのための三重奏曲
- コンセルヴァトワールに通う黒木、のだめ、ポールの3人が室内楽の試験のために結成した「ヤキトリオ」のデビュー曲。
- モーツァルト:オーボエ四重奏曲ヘ長調
- ブノワ城でのパーティで黒木が演奏した曲。
- ブノワ城でのパーティで千秋が演奏した曲。ドラマでは、千秋は執事に「あんたが演奏すりゃいいだろ」と言って何も弾かなかった。
- コンセルヴァトワールに通う黒木、のだめ、ポールの3人が室内楽の試験のために結成した「ヤキトリオ」のデビュー曲。
- ブノワ城でのパーティで黒木が演奏した曲。
声楽曲
- モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」より『ドラベッラのアリア』
- ロッシーニ:歌劇『セビリアの理髪師』よりフィガロのアリア『私は街の何でも屋』
- のだめが無銭飲食をしかけたときに、シェフの歌の伴奏をして帳消しにしてもらったときの曲。のだめは初見が苦手だったため、ユンロンが代わりに伴奏した。
- のだめが無銭飲食をしかけたときに、シェフの歌の伴奏をして帳消しにしてもらったときの曲。のだめは初見が苦手だったため、ユンロンが代わりに伴奏した。
その他の曲目
おなら体操
のだめ♥ラプソディ
もじゃもじゃ組曲
ピアノ・ソナタ<清掃>
プリごろ太のテーマ(プリごろ太マーチ)
備考
評価
ドラゴンクエストシリーズなどの作曲で知られるすぎやまこういちは、同ゲームのコンサートにおいてこの漫画を絶賛し、「多くの人にクラシックを楽しんでもらうためにコンサートを行ってきたが、強い味方を得ることができた」と話した。
作者の二ノ宮は本作品の連載にあたって、事前に綿密な取材を徹底して行っている。連載時も特に音楽に関する用語や演奏シーンの描写には細心の注意を払ったと言う。その研究ぶりはオーボエ奏者の茂木大輔など、プロの音楽家に作者は音大出身者だと勘違いさせるほどであった。
ヴァイオリニストの宮本笑里など、実際にプロとして活動している若手演奏家がドラマ出演したことでも話題となった。その影響でクラシックを専門に扱うCDショップの売り場や楽器店に同漫画の単行本が並べられ、読者層の幅が広がった。また、宮本は自身がパーソナリティを務めた番組「MITSUBISHI JISHO Classy Café」で、度々本作の特集を組んだ。このようにして、作中で使用された楽曲の売れ行きアップに貢献するなど、クラシック音楽の認識を広げた。また、同漫画が音楽をはじめるきっかけであると語る音楽家も後に現れ始め、第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで歴代日本人最高位の2位入賞を果たした反田恭平は、自分が音楽をはじめたきっかけが「のだめ」であると公言している。
一方秋山和慶からは、音楽に触れるきっかけとしては良くても、音楽を専門に学ぶ学生の質の向上には繋がっていないとの指摘もある。
連載開始当初は読者アンケートの順位は最下位に近かった。峰やシュトレーゼマンが登場した頃から徐々にクチコミで読者が増えていき、第3巻が発売される頃には書店の漫画担当者間でも「面白い」と評価されるようになる。売り場に平積みされて手描きポップが添えられ、増刷されるようになった。また、2009年にはフランスで販売されることが決定。マンガ専門出版社・Pikaから本作を翻訳した単行本が出版された。しかし、同社社長アラン・カンは「販売部数は少なすぎて公表できない」と漏らしており、マンガに対する認識が土壌から違うフランスではあまり受け入れられなかったことを明かした。
その他
2009年3月の連載再開を記念して、本作では初となる展覧会「のだめ カンタービレ♪ワールド」が2009年4月30日から5月6日に東京・丸ビルホールにて行われた。2012年12月15日から2013年5月31日まで作者の実家がある埼玉県秩父郡皆野町と秩父鉄道のコラボ企画、『のだめと巡るフォト&スタンプラリー』が開催された。2015年4月27日から、コカ・コーラがカラーイラストのキャラクターを描いたパッケージラベルを使用した紅茶花伝を期間限定で発売した。
一部の登場人物(特に外国人)の名前や音楽祭の名称は、サッカー選手の名前に由来(例としてマラドーナ、プラティニ、カントナ、ヴィエラ、マルレ、デシャン、ウィルトールなど)している。また、作中でのだめが度々口にしている「同情するなら金をくれ」という台詞は、1990年代にヒットしたテレビドラマ『家なき子』からのネタ(パロディ)である。
書誌情報
単行本
本編は第1巻から第23巻。第24巻および第25巻は番外編の「アンコール オペラ編」。
- 二ノ宮知子 『のだめカンタービレ』 講談社〈KC Kiss / プレミアムKC〉、全25巻
- 2002年1月11日第1刷発行(1月8日発売)、ISBN 4-06-325968-4
- 2002年4月12日第1刷発行(4月9日発売)、ISBN 4-06-325982-X
- 2002年8月9日第1刷発行(8月7日発売)、ISBN 4-06-325993-5
- 2002年12月13日第1刷発行(12月10日発売)、ISBN 4-06-340411-0
- 2003年3月13日第1刷発行(3月11日発売)、ISBN 4-06-340423-4
- 2003年7月11日第1刷発行(7月10日発売)、ISBN 4-06-340438-2
- 2003年10月10日第1刷発行(10月9日発売)、ISBN 4-06-340451-X
- 2004年3月12日第1刷発行(3月11日発売)、ISBN 4-06-340476-5
- 2004年6月11日第1刷発行(6月10日発売)、ISBN 4-06-340488-9
- 2004年9月13日第1刷発行(9月11日発売)、ISBN 4-06-340505-2
- 2005年1月13日第1刷発行(1月12日発売)、ISBN 4-06-340523-0
- 2005年5月13日第1刷発行(5月12日発売)、ISBN 4-06-340544-3
- 2005年9月13日第1刷発行(9月11日発売)、ISBN 4-06-340560-5
- 2006年1月13日第1刷発行(1月12日発売)、ISBN 4-06-340575-3
- 「限定版」2006年1月13日発売、ISBN 4-06-362051-4
- 2006年6月13日第1刷発行(同日発売)、ISBN 4-06-340594-X
- 2006年10月13日第1刷発行(同日発売)、ISBN 4-06-340613-X
- 「限定版」2006年10月13日発売、ISBN 4-06-362051-4
- 2007年2月13日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-340632-0
- 2007年6月13日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-340648-1
- 「限定版」2007年6月13日発売、ISBN 978-4-06-362080-1
- 2007年11月13日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-340673-3
- 2008年3月13日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-340691-7
- 2008年8月11日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-340712-9
- 2009年8月10日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-340749-5
- 「限定版」2009年8月10日発売、ISBN 978-4-06-937858-4
- 2009年11月27日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-340773-0
- 「限定版」2009年11月27日発売、ISBN 978-4-06-358312-0
- 2010年4月26日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-340795-2
- 「限定版」2010年4月26日発売、ISBN 978-4-06-358318-2
- 2010年12月13日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-340826-3
- 「限定版」2006年1月13日発売、ISBN 4-06-362051-4
- 「限定版」2006年10月13日発売、ISBN 4-06-362051-4
- 「限定版」2007年6月13日発売、ISBN 978-4-06-362080-1
- 「限定版」2009年8月10日発売、ISBN 978-4-06-937858-4
- 「限定版」2009年11月27日発売、ISBN 978-4-06-358312-0
- 「限定版」2010年4月26日発売、ISBN 978-4-06-358318-2
新装版
- 二ノ宮知子 『のだめカンタービレ 新装版』 講談社〈KC Kiss〉、全13巻
- 2021年9月13日発売、ISBN 978-4-06-525746-3
- 2021年10月13日発売、ISBN 978-4-06-525917-7
- 2021年11月12日発売、ISBN 978-4-06-525916-0
- 2021年12月13日発売、ISBN 978-4-06-526455-3
- 2022年1月13日発売、ISBN 978-4-06-526536-9
- 2022年2月10日発売、ISBN 978-4-06-526507-9
- 2022年3月11日発売、ISBN 978-4-06-526928-2
- 2022年4月13日発売、ISBN 978-4-06-527117-9
- 2022年5月13日発売、ISBN 978-4-06-528041-6
- 2022年6月13日発売、ISBN 978-4-06-528152-9
- 2022年7月13日発売、ISBN 978-4-06-528529-9
- 2022年8月12日発売、ISBN 978-4-06-528625-8
- 2022年9月13日発売、ISBN 978-4-06-529287-7
未単行本化
- 「のだめカンタービレ:怪」(『kiss』2011年1号特別付録「のだめ☆小冊子」収録) - コミックス第24巻限定版付属のアニメDVDの原作
- 「のだめカンタービレ 番外小曲集 Caprice.2」(『kiss』2016年4月収録)
小説
- 二ノ宮知子(原作) / 衛藤凛(脚本) / 高里椎奈(著) 『小説 のだめカンタービレ』2006年12月22日発売、ISBN 4-06-213768-2
関連書籍
- 『のだめカンタービレSelection CD Book』
- 2005年8月11日発売、ISBN 4-06-364646-7
- 2006年8月30日発売、、ISBN 4-06-364666-1
- 2008年8月10日発売、、ISBN 978-4-06-364727-3
- 『のだめカンタービレ キャラクターBook』2005年10月28日発売、ISBN 4-06-372079-9
- 『TV ANIMATION のだめカンタービレ OFFICIAL FANBOOK』2007年3月13日発売、ISBN 978-4-06-372270-3
- 『TV ANIMATION のだめカンタービレ 巴里編 OFFICIAL FANBOOK』2008年12月12日発売、ISBN 978-4-06-375624-1
- 『読んで楽しむ のだめカンタービレの音楽会』2009年11月27日発売、ISBN 978-4-06-214887-0
- 『映画「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」ガイドブック』2009年12月17日発売、ISBN 978-4-06-379404-5
- 『映画「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」ガイドブック』2010年4月15日発売、ISBN 978-4-06-379446-5
- 『映画「のだめカンタービレ 最終楽章」ノベライズ』2010年4月25日発売、ISBN 978-4-06-364825-6
- 『Nodame Illustrations のだめカンタービレ イラスト集』2011年4月13日発売、ISBN 978-4-06-364859-1
- 『のだめカンタービレ クラシックノート』2012年12月13日発売、ISBN 978-4-06-375890-0
CD
のだめカンタービレ
のだめカンタービレ Selection CD Book
ブラームス:交響曲第1番〜のだめカンタービレ
のだめカンタービレ Selection CD Book vol.2
初版は6曲目の「魔法使いの弟子」が最後まで録音されておらず、回収・交換となった。
「のだめオーケストラ」LIVE!
DISC1
「のだめオーケストラ」STORY!
DISC 1 Sオケ・AオケSTORY
のだめカンタービレ スペシャル BEST!
ゲーム
のだめカンタービレ(ニンテンドーDS)
『学校の中を探検し、のだめのキャラと会ってコンサートをする』が主な進行。
ミニゲームはプリごろ太の横スクロールや裏軒の瞬間記憶ゲームなど。
のだめカンタービレ(PlayStation 2)
のだめカンタービレ ドリーム☆オーケストラ(Wii)
のだめカンタービレ 楽しい音楽の時間デス(ニンテンドーDS)
アニメーション
テレビアニメは第3期まで、フジテレビ『ノイタミナ』枠で放送された。オーケストラの部分などの集団が演奏するカットでは、3DCGにより制作された人物・楽器により、集団がリズムに合わせて動くように制作されている。テレビアニメ版は、原作に存在したシーンがカットされていたり、変更されている。カットされたシーンのひとつで、のだめ達がニナ・ルッツ音楽祭に向かう前に立ち寄った新潟での海水浴シーンは、放送後に発売されたDVDの映像特典にて収録されている。
また、原作コミックの第22巻と第24巻にはオリジナルアニメDVDが同梱された。
テレビアニメ
のだめカンタービレ
のだめカンタービレ 巴里編
のだめカンタービレ フィナーレ
スタッフ
第1期 | 第2期 | 第3期 | |
---|---|---|---|
監督 | カサヰケンイチ | 今千秋 | |
シリーズ構成 | 金春智子 | 榎戸洋司 | 中島かずき |
キャラクターデザイン | 島村秀一 | ||
色彩設計 | 店橋真弓 | ||
美術監督 | 小林七郎 | ||
CGプロデューサー | 神林憲和 | - | |
3DCGディレクター | - | 今井真司 | |
撮影監督 | 大河内喜夫 | ||
編集 | 西山茂 | ||
音楽プロデューサー | 佐野弘明 | ||
音楽 | 松谷卓、のだめオーケストラ | ||
東京都交響楽団 | - | 東京都交響楽団 | |
音響監督 | 明田川仁 | ||
プロデューサー | 高瀬敦也、伊藤幸弘 | 山本幸治、大澤信博、情野誠人 | |
アニメーション プロデューサー |
松倉友二 | ||
アニメーション制作 | J.C.STAFF | ||
制作 | のだめカンタービレ 製作委員会 |
のだめカンタービレ 巴里編製作委員会 |
のだめカンタービレ3 製作委員会 |
主題歌・挿入歌
第1期
オープニングテーマ「Allegro Cantabile」
エンディングテーマ
「こんなに近くで...」(第1話 - 第12話)
「Sagittarius」(第13話 - 第22話)
第20話までは試作版、第21、22話ではCD音源を使用している。
挿入曲・挿入歌
「おなら体操」(第1話)
「プリごろ太マーチ」(第1話・第7話・第13話)
「のだめラプソディ」(第3話)
「恋のGカップ」(第13話)
「レジェンド・オブ・Sオケ」(第13話)
「もじゃもじゃの森(もじゃもじゃ組曲より)」(第15話)
「幸せ色の虹」(第17話)
第2期
オープニングテーマ「Sky High」
エンディングテーマ「東京 et 巴里」
第3期
オープニングテーマ「まなざし☆デイドリーム」
エンディングテーマ「風と丘のバラード」
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
Leçon 1 | - | 榎戸洋司 | 今千秋 | 島村秀一 | ||
Leçon 2 | 千秋 指揮コンクールへ | 高田耕一 | 今千秋 | 都築裕佳子 | 都築裕佳子 | |
Leçon 3 | シュトレーゼマン再会 | 太田知章 | 山田真也 | |||
Leçon 4 | のだめ憔悴 千秋を拒絶 | 佐々木奈々子 | 早川加寿子 | |||
Leçon 5 | 千秋とのだめすれ違い | 萩原弘光 | やしろ駿 | 加藤万由子 松浦麻衣 | ||
Leçon 6 | 千秋常任指揮者に就任 | 篁蒼氓 | 高島大輔 | 粉川剛 鷲田敏弥 | ||
Leçon 7 | 千秋とのだめ初共演!? | 上田繁 | 井嶋けい子 | |||
Leçon 8 | 千秋とのだめの再出発 | 三浦辰夫 | 太田知章 | 山田真也 秋田英人 | ||
Leçon 9 | のだめ初リサイタル! | 佐々木奈々子 | 中山由美 早川加寿子 | |||
Leçon 10 | リサイタルキラキラ星 | 今千秋 | 島村秀一 | |||
Leçon 11 | 最終章・千秋の魔法 | 三浦辰夫 | 鈴木洋平 | 中山由美 | 都築裕佳子 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | フジテレビ | 2007年1月11日 - 6月28日 | 木曜 24:45 - 25:15 | 『ノイタミナ』枠制作局 (アイキャッチあり) |
近畿広域圏 | 関西テレビ | 2007年1月16日 - 7月3日 | 火曜 26:00 - 26:30 →25:53 - 26:23 |
『ノイタミナ』枠 レギュラーネット局 |
中京広域圏 | 東海テレビ | 2007年1月18日 - 7月5日 | 木曜 26:05 - 26:35 | |
福岡県 | テレビ西日本 | 2007年1月24日 - 7月11日 | 水曜 26:10 - 26:40 | |
新潟県 | 新潟総合テレビ | 2007年1月25日 - 7月12日 | 木曜 26:30 - 27:00 | |
広島県 | テレビ新広島 | 2007年1月29日 - 7月25日 | 水曜 25:20 - 25:50 | 3月までは月曜 25:15 - 25:45 (特番等で休止数回あり) |
高知県 | 高知さんさんテレビ | 2007年2月2日 - 7月20日 | 金曜 25:10 - 25:40 | |
石川県 | 石川テレビ | 2007年2月6日 - 7月10日 | 火曜 15:26 - 15:56 | 全日帯での放送 ※15:30 - 15:57での放送あり |
北海道 | 北海道文化放送 | 2007年2月27日 - 7月31日 | 火曜 25:10 - 25:40 | 本作以降『ノイタミナ』枠 レギュラーネット局に加わる |
岡山県・香川県 | 岡山放送 | 2007年3月1日 - 3月29日 | 木曜 25:40 - 26:40 | 毎週2話連続放送 |
2007年4月7日 - 7月14日 | 土曜 深夜 | F1予選中継ネットのため 放送時間が週ごとに変動 | ||
秋田県 | 秋田テレビ | 2007年3月26日 - 9月10日 | 月曜 25:15 - 25:45 | |
佐賀県 | サガテレビ | 2007年3月28日 - 7月11日 | 水曜 24:35 - 25:05 | 3月28日から前半3クールを 毎日2話連続の集中放送時期あり |
愛媛県 | テレビ愛媛 | 2007年3月29日 - 8月23日 | 木曜 25:05 - 25:35 | 3月29日のみ2話放送 |
宮城県 | 仙台放送 | 2007年4月3日 - 9月4日 | 火曜 25:08 - 25:38 | |
福島県 | 福島テレビ | 2007年4月5日 - 9月13日 | 木曜 24:35 - 25:05 | |
青森県 | 青森テレビ | 2007年4月5日 - 9月6日 | 木曜 25:00 - 25:30 | TBS系列 |
静岡県 | テレビ静岡 | 2007年4月6日 - 9月7日 | 金曜 17:24 - 17:54 | 全日帯での放送 |
岩手県 | 岩手めんこいテレビ | 2007年4月10日 - 9月18日 | 火曜 25:38 - 26:08 | アイキャッチ表示時期あり |
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | 2007年4月12日 - 9月20日 | 木曜 26:10 - 26:40 | 途中よりひょうたん書店提供 ここより木曜深夜アニメ枠開始 |
鳥取県 島根県 |
山陰中央テレビ | 2007年4月13日 - 9月14日 | 金曜 26:00 - 26:30 | |
福井県 | 福井テレビ | 2007年4月17日 - 9月25日 | 火曜 24:40 - 25:10 | |
熊本県 | テレビ熊本 | 2007年10月2日 - 2008年3月11日 | 火曜 26:05 - 26:35 | |
長崎県 | テレビ長崎 | 2007年10月19日 - 2008年3月28日 | 金曜 25:45 - 26:15 | |
日本全域 | フジテレビ721 | 2007年12月5日 - 2008年3月5日 | 水曜 21:00 - 21:50 | CSチャンネル 2話連続で放送(最終話を除く) |
アニマックス | 2008年8月20日 - 9月19日 | 月曜 - 金曜 20:30 - 21:00 | CSチャンネル リピート放送あり | |
BSフジ | 2009年12月31日 | 木曜 17:00 - 28:30 | BSデジタル放送 全話一挙放送 |
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | フジテレビ | 2008年10月9日 - 12月18日 | 木曜 24:45 - 25:15 | 『ノイタミナ』枠制作局 |
中京広域圏 | 東海テレビ | 2008年10月16日 - 2009年1月8日 | 木曜 26:05 - 26:35 | 『ノイタミナ』枠レギュラーネット局 |
秋田県 | 秋田テレビ | 2008年10月18日 - 12月27日 | 土曜 25:35 - 26:05 | |
近畿広域圏 | 関西テレビ | 2008年10月21日 - 12月23日 | 火曜 25:29 - 25:59 | 『ノイタミナ』枠レギュラーネット局 12月23日に2話連続放送 |
福岡県 | テレビ西日本 | 2008年10月22日 - 2009年1月7日 | 水曜 26:15 - 26:45 | 『ノイタミナ』枠レギュラーネット局 |
新潟県 | 新潟総合テレビ | 2008年10月23日 - 2009年1月8日 | 木曜 26:00 - 26:30 | |
山形県 | さくらんぼテレビ | 2008年10月29日 - 2009年1月28日 | 水曜 25:35 - 26:05 | 本作より『ノイタミナ』枠レギュラーネット局に加わる 前作は未放送 |
北海道 | 北海道文化放送 | 2008年11月2日 - 2009年1月25日 | 日曜 25:35 - 26:05 | 『ノイタミナ』枠レギュラーネット局 |
高知県 | 高知さんさんテレビ | 2008年11月5日 - 2009年1月28日 | 水曜 15:30 - 16:00 | 全日帯での放送 |
熊本県 | テレビ熊本 | 2008年11月18日 - 2009年2月10日 | 火曜 26:05 - 26:35 | 『ノイタミナ』枠レギュラーネット局 |
鳥取県 島根県 |
山陰中央テレビ | 2008年11月23日 - 2009年2月15日 | 日曜 25:20 - 25:50 | |
長崎県 | テレビ長崎 | 2008年12月5日 - 2009年2月27日 | 金曜 25:45 - 26:15 | 『ヨル★バラ』枠内 |
広島県 | テレビ新広島 | 2009年2月4日 - 4月22日 | 水曜 25:00 - 25:30 | スポンサーバック画面はカット |
福井県 | 福井テレビ | 2009年2月24日 - 5月5日 | 火曜 24:40 - 25:10 | 初回のみ24:55 - 25:25 |
日本全域 | フジテレビTWO | 2009年12月12日・12月19日 2010年1月9日 2010年1月16日 |
土曜 24:00 - 25:15 土曜 25:00 - 26:15 土曜 25:00 - 25:50 |
CSチャンネル 3話連続(10話・11話は2話連続)で放送 リピート放送あり |
BSフジ | 2010年1月1日 | 金曜 4:30 - 10:00 | BSデジタル放送 全話一挙放送 | |
佐賀県 | サガテレビ | 2010年1月26日 - 4月13日 | 火曜 15:30 - 15:57 | 全日帯での放送 |
日本全域 | アニマックス | 2010年5月12日 - 7月21日 | 水曜 22:00 - 22:30 | CSチャンネル リピート放送あり |
フジテレビ ノイタミナ枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
のだめカンタービレ
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のだめカンタービレ 巴里編
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のだめカンタービレ フィナーレ
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オリジナルアニメ
2009年8月10日に発売された原作第22巻初回限定版に付属のOAD(〜オリジナルアニメーション)。テレビアニメ第3期放送を前にテレビでは放送できなかった松田幸久が主役のエピソードを収録。
2010年4月26日に発売された原作第24巻初回限定版には『のだめカンタービレ特別番外編』が収録。卒業を迎えたパリでの千秋があることで嫉妬するエピソードを収録。
スタッフ
主題歌
第22巻・OVA
第24巻・特別番外編
第24巻・特別番外編
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | Mフィルいただいちゃいました。 | 横谷昌宏 | 渦薪かい | 鈴木洋平 | 島村秀一 |
第2話 | - | 今千秋 |
備考(アニメ)
- アニメ雑誌『アニメディア』(学研)の「アニメ化して欲しい原作作品ランキング」に2度(2006年9月号・9位、同年11月号・6位)ランクインしたことがある。
- 1期スタッフの多くは、そのままUHFアニメ・『キミキス pure rouge』にスライドした。
連動企画
のだめオーケストラジオ
モバイル用の配信
講談社のモバイルサイトよりFOMA905&906専用にモバイルゲームの配信がされていた。タイトルは「のだめじゅうんでんしちゃいマス!」。モバイルサイト講談社ガールズプレミアムではflashゲームとして「ふたりの協奏曲」「バスルームdeロックオン!」、クイズなどが提供されていた。
このほか、モバイル用コンテンツとして巴里編のきせかえテーマがGAMERSmobileで発売されている。これはフルチェンケータイでなくても広い携帯電話で使用できる。ソーシャル・ネットワーキング・サービスとしてのGREEでも「のだめカンタービレforGREE」という特設コンテンツが運営されきせかえツールやデコメなどが発売されていた。
Webアニメ
『チャンネル5.5』は、DLE製作によるカロリーメイトをスポンサーに名作漫画を原作無視でアニメ化する「名作マンガ コラボプロジェクト!」第3弾として配信のFLASHアニメ。全4話。
キャスト
- 千秋 - 梶裕貴
- のだめ - 金田朋子
- 教授A&B(#2)、シュトレーゼマン(#3)、峰(#3)、真澄(#3)、その他 - FROGMAN
各話リスト
話数 | サブタイトル | 配信日 |
---|---|---|
第1話 | のだめガンたーれ | 2014年 7月31日 |
第2話 | のだめコングラチュレーション | 9月12日 |
第3話 | 百姓一揆カンタービレ | 9月29日 |
第4話 | 土木カンタービレ | 10月10日 |
ミュージカル
2023年10月3日から29日にシアタークリエにて、同年11月3日・4日にサントミューゼ 上田市交流文化芸術センターにて上演予定。
キャスト(ミュージカル)
- 野田恵 - 上野樹里
- 千秋真一 - 三浦宏規
- フランツ・フォン・シュトレーゼマン - 竹中直人
- 峰龍太郎 - 有澤樟太郎
- 三木清良 - 仙名彩世
- 奥山真澄 - 内藤大希
- 江藤耕造 - なだぎ武
- 石井千賀
- 尾崎豪
- 小原悠輝
- 堤梨菜
- 露詰茉悠
- 友部柚里
- 焙煎功一
- 松村桜李
スタッフ(ミュージカル)
- 脚本 - 上田一豪、笠浦静花
- 演出 - 上田一豪
- 音楽 - 和田唱(TRICERATOPS)
- クラシック音楽監修 - 茂木大輔
参考文献
- 二ノ宮知子、玉木宏、竹宮惠子、今田耕司、板尾創路、千原ジュニア、天達武史『コンティニュー・スペシャル : のだめカンタービレ』太田出版、2007年5月24日。ISBN 978-4-7783-1074-5。
関連カテゴリ
- のだめカンタービレ
- 二ノ宮知子の漫画作品
- 漫画作品 の
- 2001年の漫画
- Kiss
- クラシック音楽を題材とした漫画
- 大学を舞台とした漫画作品
- パリを舞台とした漫画作品
- ギャグ漫画
- ロマンティック・コメディ漫画
- 指揮者を題材とした作品
- ピアノやピアニストを題材とした漫画
- オーケストラを題材とした作品
- 講談社漫画賞少女部門の受賞作品
- アニメ作品 の
- 2007年のテレビアニメ
- ノイタミナ
- J.C.STAFF
- アスミック・エースのアニメ作品
- SMEJのアニメ作品
- ジェンコのアニメ作品
- 講談社コミックスのアニメ作品
- クラシック音楽を題材としたアニメ
- ピアノやピアニストを題材としたアニメ
- 大学を舞台としたアニメ作品
- ギャグアニメ
- ロマンティック・コメディ
- バンダイのゲームソフト
- バンプレストのゲームソフト
- ニンテンドーDS用ソフト
- PlayStation 2用ソフト
- 2007年のコンピュータゲーム
- ファミ通クロスレビューシルバー殿堂入りソフト