はれときどきぶた
以下はWikipediaより引用
要約
『はれときどきぶた』は矢玉四郎原作の児童文学作品。1980年初版。略称ははれぶた。
小学校3年生である主人公の畠山則安が未来の日付で日記に書いた荒唐無稽なことが現実になってしまうというストーリー。続編も書かれ(本稿で述べる)、アニメ映画やテレビアニメが制作された。日本国外でも英語版、中国語版、タイ語版などが翻訳出版されている。
はれぶたシリーズ
すべて岩崎書店から出版。
はれときどきぶた
少年・則安が自分の日記を母親に読まれてからは母親を驚かすべく、明日日記なるものをつけるが、日記に書いたことが現実になってしまう。
日記の日付と曜日の関係は、初版刊行の翌年にあたる1981年のもの(参照)と同じである。
英語版(訳:キース・ホールマン):Fair, then Partly Piggy 1986年9月25日 ISBN 4265800386
あしたぶたの日ぶたじかん
則安は『ほんと新聞』を作って掲示板に貼るがクレームがくる。そこで『うそ新聞』を作って貼るのだが……。
英語版(訳:キース・ホールマン):Tomorrow is Pig Day! and Pig Time! 1989年 ISBN 4265800564
ぼくときどきぶた
則安は花村さんと中川くんと学級会で紙芝居を作った。ところがその紙芝居から……。
英語版(訳:キース・ホールマン):Sometimes I'm a Pig 1989年 ISBN 4265800572
ぼくへそまでまんが
学校で大恥をかいた則安は、これをネタに漫画を描く事を思いつく。だがやがて……。
ゆめからゆめんぼ
則安はマウンテンバイクがどうしても欲しい。だがある時寝ようとしていたら、不思議な生物が……。
ヒッコスでひっこす
ある日、則安の家の下に爆弾が埋まっているという。家ごと引っ越す機械ヒッコスをもらうが……。
はれときどきたこ
街の地図を作っている則安達グループ。すると則安は『やぎしふ』というお店を見つけ……。
はれときどきアハハ
則安は父親からアハハエンという名前の遊園地のチケットをもらう。
はれときどきあまのじゃく
学校でも家でも、「あまのじゃくだ」といわれた則安君。「あまのじゃくって何?」と思ってパソコンで調べているうちに、画面からアマノジャクがとびだしてきた!
はれたまたまこぶた
たまちゃんは、ぶたをみつけるめいじんです。いろんなところから、こぶたがでてきます。こんどはたまたまたまちゃんが主役なの!!
登場人物
畠山 則安(はたけやま のりやす)
元井先生
ゆめんぼ
おばさん
アニメ映画
1988年8月23日公開。製作は学習研究社とオープロダクション。上映時間は73分。
声の出演
- 畠山則安:浪川大輔
- お父さん:玄田哲章
- お母さん:吉田理保子
- 玉ちゃん:佐久間レイ
- 林田町会長:高木均
- 和子先生:高田由美
- 米田先生:鵜飼るみ子
- 山田:野沢雅子
スタッフ
- 原作:矢玉四郎
- 製作:児山敬一、村田耕一
- 企画:倉田幸雄、米川功真
- プロデューサー:杉山豊、米川功真、浅利義美
- 脚本:竹内啓雄、高屋敷英夫
- キャラクターデザイン/作画監督:小松原一男
- 美術:門野真理子
- 撮影監督:玉川芳行
- 音楽:柳田ヒロ
- 音響監督:山田悦司
- 監督:平田敏夫
原作と相違点
- 「あしたぶたの日 ぶたじかん」で、ぶたの日では原作でのぶた時間の後のぶたまつりの場面が映画ではカットされている。
- 物語のラストで原作では燃え残っていた掲示板の御神木を集めて掲示板のようなものを作って、うそほんと新聞を貼った後、新聞の内容とは効果が程遠いものの少々発揮した場面が描かれていたが、映画ではそのような描写はみられなかった。
主題歌
オープニングテーマ
- 「こころ宇宙」
- 作詞 - 矢玉四郎/作編曲 - 柳田ヒロ/歌 - ぶうびいぷう
- 作詞 - 矢玉四郎/作編曲 - 柳田ヒロ/歌 - ぶうびいぷう
エンディングテーマ
- 「ぷわぷわるー」
- 作詞 - 矢玉四郎/作編曲 - 柳田ヒロ/歌 - 広谷順子
- 作詞 - 矢玉四郎/作編曲 - 柳田ヒロ/歌 - 広谷順子
書籍
- 『はれときどきぶた アニメえほん』
- 岩崎書店、1988年。ISBN 4-265-80060-2
- 岩崎書店、1988年。ISBN 4-265-80060-2
テレビアニメ
防災アニメ
防災アニメとしては、『はれときどきぶた のりやすくんの交通安全』『はれときどきぶた のりやすくんの火の用心』『はれときどきぶたの交通安全』『はれときどきぶたの地震用心日記』が制作されている。これらの作品は、警察署や役所・図書館などで貸し出しを行なっている。前者2作品は原作版が、後者2作品はTVアニメ版がそれぞれベースとなっている。また、各作品とも製作・配給は東映株式会社が担当した。なお、メディアは16mmフィルムとビデオのみであり、DVDなどのリリースはない。
『はれときどきぶた のりやすくんの交通安全』
原作版「はれぶた」シリーズの則安とその仲間たちが登場し、飛び出しの怖さや、交通ルールを守ることの大切さなどを一緒に考える。
日記に嘘を書くのを止めた則安だが、ブタさんが懐かしくて、「ブタさんに会う日」と嘘の文を書くと…。
『はれときどきぶた のりやすくんの火の用心』
原作版「はれぶた」シリーズの則安とその仲間たちが登場し、花火など火遊びの怖さや119番通報の仕方などを教える。
『はれときどきぶたの交通安全』
TVアニメ版「はれぶた」の則安とその仲間たちが、楽しく交通ルールを学べるように構成されている。
主人公の則安が落とした日記を拾ったおにぎり山とナベシンは、則安に届けてあげることにした。
『はれときどきぶたの地震用心日記』
TVアニメ版「はれぶた」の則安とその仲間たちが、日頃の防災訓練の大切さや災害時の行動についてわかりやすく教えてくれる。
則安の家では防災五つの心得を復習していた。そこへ転校生のナマズ君がやってくる。ナマズ君は日に日に大きくなって……。
イベント版
イベント、コミュニケーションカーニバル 夢工場'87にて、専用アトラクションが設けられていた。提供はサントリー。
楽曲
「はれときどきぶた」 | |
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内田崇吉 の シングル | |
初出アルバム『ひらけ!ポンキッキ最新ベストアルバム(C20G0485)』 | |
B面 | どうぶつえんにいったらば(歌:杉山佳寿子) |
リリース | |
ジャンル | 童謡 |
レーベル | キャニオンレコード |
作詞・作曲 | 矢玉四郎、白鳥澄夫 |
- 「はれときどきぶた」
- 作詞:矢玉四郎、作曲:白鳥澄夫、編曲:佐藤寛、歌:内田崇吉
- 『ひらけ!ポンキッキ』挿入歌。
- 1987年5月、キャニオンレコードからシングルとして発売(品番は6G0089)。
- ビクターエンタテインメントからは、大和田一樹によるカバー版が発売された。
- 作詞:矢玉四郎、作曲:白鳥澄夫、編曲:佐藤寛、歌:内田崇吉
- 『ひらけ!ポンキッキ』挿入歌。
- 1987年5月、キャニオンレコードからシングルとして発売(品番は6G0089)。
- ビクターエンタテインメントからは、大和田一樹によるカバー版が発売された。