漫画

はろー!マイベイビー


漫画

作者:かわだ志乃,

出版社:小学館,

掲載誌:ちゃお,ちゃおデラックス,

レーベル:ちゃおコミックス,

発表期間:2018年4月3日 -,

巻数:既刊12巻,



以下はWikipediaより引用

要約

『はろー!マイベイビー』は、かわだ志乃による日本の漫画作品。かわだ志乃の初連載作品で短期連載として『ちゃお』(小学館)にて2018年5月号から同年7月号まで連載していたが、好評を得て2019年3月号からシリーズ連載されている。

あらすじ

朝倉 小梅は一軒家に住む中学1年生だが、父親は出張で飛び回って不在、母親は物心つく前に他界でいつも独りぼっちだった。そんなとき隣の家に住む幼馴染萩野真生が時折小梅を心配して小梅の家にご飯を食べに来る。小梅はそんな真生のことが好きなのだが、勇気が出ない。そんなとき小梅の父親からもらった出張のお土産(ガラクタ)のなかに鏡から10年後の未来が見えるおまじないの紙が入っていた。小梅は半信半疑だったもののおまじないをして鏡の前に立つと、なんと母親になった自分の姿が映っていた。その様子に驚く小梅だったが、さらに鏡から小梅の未来の娘あいちゃんが現れパニック! こうして、あいちゃんが未来に帰れるまで、ママ役小梅、パパ役真生の疑似(将来)家族として子育てを頑張ることになるのだった。

登場人物

声の項はボイスコミック版の声優。

朝倉 小梅(あさくら こうめ)

声 - 木村珠莉
本作の主人公。中学1年生。幼い時に母を亡くしている上に、父は海外で働いているため、家ではずっと一人暮らしだった。
ひょんなことから、10年後の世界からやってきた娘のあいを育てることになり、想像を超えたあいのやんちゃぶりに手を焼きながらも、父親役の真生と三人で明るくにぎやかな毎日を送っている。あいが保育園に通い始めてからは、保育園ではあいの姉(「母親が忙しいので年の離れた姉があいの面倒を見ている」という設定)という扱いになっている。
料理が得意で、お化けが苦手。幼い頃に真生からもらった手作りの髪飾りを大事に付けている。

萩野 真生(はぎの まお)

声 - 美藤大樹
小梅とは家同士の幼なじみで、同じく中学1年生。10年後の世界では小梅の夫になっている。手先が器用。
小梅に協力して、娘のあいを育てることになり、基本的には失敗続きの小梅をうまくフォローしているが、一方では彼自身の失敗も少なくない。
親の転勤で一度は隣町に引っ越したが、小梅とあいが心配で、親には理屈をつけて小梅の家に住んでいる。
一見するとしっかり者で落ち着いているが、実は小梅以上に親バカで、何の臆面もなくあいを世界一可愛いと断言している。

萩野 あい(はぎの あい)

声 - 久保田梨沙
ある日突然、10年後の世界からやってきた小梅と真生の娘。小梅と同じ手作りの髪飾りを付けているが、この髪飾りは未来の小梅があいに与えた物であり、あいが間違いなく小梅の娘である証拠となっている。
まだ赤ちゃんだが、急速に成長して二足歩行を始め、稚拙ながら言葉も話し始めている。人並み外れて好奇心が旺盛な性格で、少しでも目を離すと何を始めるか分からず、小梅と真生を毎日てんてこまいにさせている。いつも涎を垂らしている。
一旦は未来に帰ったが、小梅の誕生日に未来の小梅によって再び現在に送られ、未来への戻り方は分かった今も居付いており、保育園にも通っている。パラレルストーリーでは、小梅と真生のママ役で中学生姿になったが、おっとりとした性格で世話好きな一面が発覚した。

小梅の父

幼いころに母親を亡くし、自身も出張で忙しくいつも家にいないことで小梅にいつも苦労をかけていることを気にしているが、空回りしているのんきな小梅の父親。いつも一人の小梅を心配して生活費のお金とよくわからないお土産をよく送る。出張の頻度は高くもちょくちょく家に戻っていたが、あいが現れて真生と同居するようになって以降、長期出張で家を空けるようになり出番が少なくなっている。小梅にフリフリの服を着させたいと思っている。あいが小梅と真生の未来の娘であることは驚きつつも受け入れている。
ボス、メイ、ショウ

あいの保育園友達。3人ともあいより歳上。ボスは同年代より体格が大きく俺様気質だが、怖がりで優しい一面を持つ男児。メイは黒髪ボブで自分のことかわいいと思っているツンデレ小悪魔女児でショウが好きなおしゃまな一面を持つ。ショウはのんびりしていて優しい男児。
小梅のクラスメイト男子二人組

55話にて登場。オカルト大好きで波長が合う無邪気なクラスメイト。怪談話を怖がる小梅をからかうも、下校中に小梅とあいのトラブルに巻き込まれ本物の怪事に遭ったと勘違いし、しばらく小梅を怖がっていた。59話のクリスマスパーティーにて小梅の友人えむとなっちゃんと仲良い雰囲気になっていた。
えむとなっちゃん

小梅の友人。えむはタレ目でほんわかした雰囲気の少女、なっちゃんはえむと正反対で小梅のツッコミ役。小梅がうっかりして真生が他の女子に取られることを危惧しており、小梅と真生の恋を応援している。
もえ

59話に登場。真生のことを狙っている小梅と真生と同じ学校に通っている女子生徒。クリスマスパーティーに参加し、本性は性悪肉食系女子なのにあざとさぶりっ子系愛され女子の振りをして真生に近づくも、結果論真生と小梅が益々仲良くなり、かませ犬状態になっているが、本人は諦めていない模様。

クマ吉(クマきち)

クマの姿をしている人気アニメのキャラクター。あいはこのクマ吉の大ファンだが、まだ正しい呼び方ができず、彼のことは「くまちき」と呼んでいる。
ひろき

小梅の親戚の少年。生意気真っ盛りの小学校3年生。母が入院して父が忙しいため、一時的に小梅の家に預かりでやってきた。最初は小梅のことをおばさん呼ばわりしていたが、実は母がいない寂しさを抱えつつ、悟られないようにしていた。後に小梅が好きになり、年の差は当たり前だと真生に宣戦布告している。

ボイスコミック

ちゃおチャンネルにて、2019年1月25日より第1話のボイスコミックが配信されている。

書誌情報
漫画
  • かわだ志乃 『はろー!マイベイビー』 小学館〈ちゃおコミックス〉、既刊12巻(2023年11月24日現在)
  • 2018年10月1日発売、ISBN 978-4-09-870302-9
  • 2019年4月1日発売、ISBN 978-4-09-870494-1
  • 2019年8月1日発売、ISBN 978-4-09-870588-7
  • 2019年12月26日発売、ISBN 978-4-09-870648-8
  • 2020年7月31日発売、ISBN 978-4-09-871091-1
  • 2021年3月1日発売、ISBN 978-4-09-871289-2
  • 2021年6月1日発売、ISBN 978-4-09-871418-6
  • 2022年1月26日発売、ISBN 978-4-09-871580-0
  • 2022年5月26日発売、ISBN 978-4-09-871621-0
  • 2022年12月26日発売、ISBN 978-4-09-871880-1
  • 2023年5月25日発売、ISBN 978-4-09-872125-2
  • 2023年11月24日発売、ISBN 978-4-09-872430-7
ノベライズ
  • 綱島深雪『はろー!マイベイビー』 小学館〈小学館ジュニア文庫〉、既刊4巻(2023年1月27日現在)
  • 2021年8月27日発売、ISBN 978-4-09-231383-5
  • 2022年3月25日発売、ISBN 978-4-09-231409-2
  • 2022年8月26日発売、ISBN 978-4-09-231430-6
  • あいのちっちゃな大冒険! 2023年1月27日発売、ISBN 978-4-09-231444-3