ふるぎぬや紋様帳
以下はWikipediaより引用
要約
『ふるぎぬや紋様帳』(ふるぎぬやもんようちょう)は、波津彬子による日本の漫画。『月刊フラワーズ』(小学館)にて、2014年6月号から2022年3月号まで不定期に連載。
あらすじ
インテリアコーディネーターの樋口伊都子の元に、実家の母親から20年前に亡くなった祖母の遺品である着物が送られてくる。祖母との思い出はあるものの、着物に興味がない伊都子は、古着屋へ売ることにする。事務所の所長に紹介してもらった骨董屋へ行こうとして道に迷った伊都子が、わらわらと現れたネコたちに導かれるようにたどり着いた場所は、美しい青年が店主を務める古着屋だった。査定をしてくれた店番の女性に3枚のうち1枚を「あなたが着たほうがいい」と言われ、断りきれずに着付けてもらうと、その着物にまつわる祖母との思い出が伊都子の脳内に流れ込んできた。結局、売るのをやめてしまった伊都子だったが、その店が所長が紹介してくれたところではないと分かり、店主の妖艶な美しさも相まって白昼夢でも見たと思うことにしたのだった。
後日、古着を使ったコーディネートを提案しようとクライアントの家へ行くまた途中で道に迷った伊都子は、またあの店へたどり着いてしまう。再び着物の思い出を見て帰途についた伊都子だったが、店の名前も行き方も覚えていないことに気がつく。
登場人物
樋口 伊都子(ひぐち いとこ)
亀蔵 源之丞(かめくら げんのじょう)
店主
書誌情報
- 波津彬子 『ふるぎぬや紋様帳』小学館〈フラワーコミックス〉、全6巻
- 2015年7月10日発売、ISBN 978-4-09-137458-5
- 2016年11月10日発売、ISBN 978-4-09-138844-5
- 2018年2月9日発売、ISBN 978-4-09-870043-1
- 2019年8月9日発売、ISBN 978-4-09-870619-8
- 2020年11月10日発売、ISBN 978-4-09-871198-7
- 2022年4月8日発売、ISBN 978-4-09-871620-3