ぼくはガリレオ
漫画
作者:樫本学ヴ,
出版社:小学館,
掲載誌:月刊コロコロコミック,
レーベル:てんとう虫コミックス,
巻数:全10巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『ぼくはガリレオ』は、樫本学ヴ作の漫画。コミックスは全10巻。
概要
『月刊コロコロコミック』に2007年1月号から2010年9月号まで連載された。予告で作者は前作の『コロッケ!』を超える感動ストーリーと語っていた。
あらすじ
主人公のガリレオが神を目指すため、ガウディ神様学校の入学試験に挑む。
行われた行事
入学試験1回戦
入学試験2回戦
クラス分け
Gの授業を受けることが出来る者と出来ない者を振り分けるテスト(4組限定)
実はこのゲーム自体が生徒の潜在能力をレベルアップさせるため、シューベルトが編み出したGの授業そのものであった。
クラス対抗能力テスト
第1競技は各ステージの中央の上空に吊るされているリンゴを1対1で取り合い、相手より先にリンゴを食べた者が勝者となる。リンゴを取るのに邪魔をしたり、戦っても自由。Aステージは1組vs4組、Bステージは2組vs3組で対戦が行われた。
千年バトル
登場キャラクター
キャラクターの名前は歴史上の人物名から取られている。〔〕内は由来となった人物名。
ガウディ神様学校の生徒たち
4組
4つのクラスの中で一番待遇が悪く、落ちこぼればかりが連なり他のクラスからはダメクラスだと馬鹿にされている。しかし実際には個性的な生徒が多く揃っており、神からも面白いクラスだと期待されている。
ガリレオ〔ガリレオ・ガリレイ〕
本作の主人公。神になるという夢を実現するため、山頂にあるガウディ神様学校を目指そうと冒険に出かける少年。頭に角が生えており、角がなくなると死んでしまうという噂があるが、その真偽は不明な上に、本人すら知らない。極度の天然ではあるが純粋な心を持ち、正義感はかなり強い。身体能力の高さは凄まじく、第1話ではほぼ垂直となっている崖を駆け降りていた。裏拳を得意とし、必殺技は両手を使って裏拳と正拳の連続攻撃を与える「うらうら拳」。虫が好きで、たとえ誤ってでも虫を踏み潰そうとした人間には容赦しない。そしてとても寝相が悪く、イビキもかなりうるさいため、同じ部屋のツナヨシは半ば迷惑がっている。
両親を悪魔に殺された過去を持ち、その場へ駆けつけた際に悪魔から襲われかけたところを神に助けられたことで神を目指すようになる。
入学1次試験では、合格の鍵であるリンゴを食べてしまい非常に不利な状況での開始となるが、ツナヨシとの協力でなんとか合格する。
2次試験では学校側の不手際で失格にされるも、神の用意した敗者復活試験に唯一合格して神様学校へと舞い戻った。
1組のシゴキと思われる光景を目撃し、イッサにG技を食らわそうとするゴーギャンを止めようとGの能力に目覚めた(クラスで3番目)。
拳を巨大な鋼鉄の拳に変化させて攻撃する「Gーパン」というG技を使う。これの応用技として2つの拳を使う「W・Gーパン」も使える。また、ゴーギャンのGの力を受け継いだ際には背中に光の翼が生え、「神のGーパン(ゴッドのGーパン)」という合体技も繰り出した。その威力は狙った相手だけでなく、周囲の地面もクレーター状に吹き飛ばすほど凄まじい(しかしドラクロアはそれを受けても物ともしなかった)。
どういう訳か悪魔としての能力を同時に併せ持っており、その技は「Dーパン」。技自体はGーパンと殆ど同じだが、威力は遥かに上。更にD技とG技を同時に出した時にのみ発動可能な「GODパンチ」により、悪魔王・ドラクロアに勝利した。
最後に繰り出した必殺技「ゴッドG」は、手刀を払うことによって対象を一刀両断にできる。
時折、一度スイッチが入ると性格が変わる。髪の毛全体が逆立ち、悪魔のように好戦的な性分へ変貌する。この状態では悪魔の能力・D技を使え、全体的な能力はパワーアップするものの人としての心を失ってしまい、見境無く人を襲う野獣と化す。また、通常以上に体力を消耗するのか、元に戻った際には気を失ってしまうことも多い。その正体は「ツノの一族」の子孫で古代の昔、悪魔の女と人間の男が禁断の恋に落ちた結果生まれた半族であり、特殊な頭を持つツノの一族の片割れの1人。ドラクロアとの戦いを制したガリレオは新しい神の青年になった。
ツナヨシ〔徳川綱吉〕
サングラスを頭の上にかけている犬のような生き物。実家は相当な金持ちで、生徒手帳は父にオークションで買ってもらった。入学試験は金で解決しようとしていたが、ガリレオの心に触れて改心した。ずる賢い所こそあるが根はいい奴。力は弱く結構な鈍足らしい。神になるには「力以外に優秀な頭脳も必要」というのが持論だがこれといって優秀という訳ではない。4組の授業についていけず落ちこぼれとなっているが、徹夜で勉強に励むなど努力家な一面もある。また、彼のオナラの臭いは強烈。
実家は世界屈指の超大企業・イエヤスカンパニー。父・イエヤスから甘やかされていたがそのせいでワガママになってしまい、「会社を継がせるのは無理」とイエヤスに見放されていた。家での自分を中心に動いている環境は全て虚像で、自分は父の権力でワガママを振舞っているだけのダメな奴という現実に気づき、打ちひしがれていたがふとテレビで神の活躍を目の当たりにしたことで影響され、ダメな自分を変えるために神様学校へ入学した。
クラス分けでは唯一ゲームを行うことなく終了してしまい(マグリット曰く1人余った)、どのクラスに入るか選択できる権利を与えられたため迷うことなく1組を選ぼうとするも1組の面々の圧に怖気づき、自主的に4組を選んだ。
クラス対抗能力テストの代表に自分は絶対に選ばれないという安心感から、偶然クラスで5番目にGの能力へ目覚めた(シューベルト曰くGは身も心もリラックスをしている状態こそ、発動する可能性が高い)。
Gの能力はオナラのように、お尻からその場にいた全員が倒れてしまうほどの強烈な悪臭を放つ「女神の吐息(にぎりっぺバージョンもある)」。また、応用技としてオナラの噴射で攻撃を仕掛ける「女神のくしゃみ」がある。
車の運転をすることも出来、「峠のクロヒョウ」と呼ばれていたらしいが、真偽は不明。1組の半数と入れ替わってガリレオたちと同行した悪魔軍討伐遠征でもバスを運転していた。
第1回人気投票では連載第1話から登場していたにも拘わらず、第11位という結果に終わった(ちなみに第10位はリンゴ)。
アシモフ〔アイザック・アシモフ〕
北のプーシキン王国から来た剛腕の持ち主。初対面でガリレオから、危うくてんとう虫を踏みかけたことで吹っ飛ばされるもてんとう虫を踏もうとしたことを謝罪し、すぐに和解。身体も心も大きく、分析力が高い。スキンヘッドでサングラス、ヘッドホンを装着している。
クラス分けの「大岩宝探し」で偶然にも因縁の相手だったパブロフと当たり、その際にガイアモンド鉱山の事故で両親を失った過去が明らかにされる。慎ましく正直に生きる者たちが幸せになれない悲しい世界を変えることをその時に誓った。パブロフに対し「お前など殴る価値もない!」「もし故郷の兄弟に手を出したら絶対に許さない」と言い放ち、1組のカードを譲って自ら4組を選んだ(譲った直後、セルバンテスに3組のカードを取られてしまった)。沢山の弟や妹がいて、家族全員が彼と同じくサングラスをしている。
最初のGのテストでは壁の反射を利用してアガサにヒットさせ、5人目の合格者となった。
理論的な考えを挟みながらGの自主トレに励んだ結果、クラスで4番目にGの能力へ目覚めた。全身を頑丈な岩へ変化させる「巌窟王」という攻撃・防御共に優れたG技を使う。
クラス代表能力テスト・4組代表に選ばれた1人。
1回戦の3番目で同じく頭脳派のキュリーと対戦するも、一枚上手だった彼女に敗北。
作者曰く当初のキャラ設定はオカマキャラだった。
オキタ〔沖田総司〕
左の目に傷があり、頭に手拭を巻いている。常にチュッパチャプスを咥えていて、腕を組むのが癖。入学第1試験は一瞬でクリア。気性が荒く力持ちだがガリレオ同様頭は弱いものの(ガリレオよりは常識人)、真っ直ぐな性格で道理に合わない事が大嫌い。当初はガリレオをバカにしていたが、ある一件を境に友情が生まれる。小さい頃に悪魔から攫われた妹・ヒミコを取り返そうと神様学校へ入学した。そのためか女子に優しい一面も見受けられる。
クラス分けの競技は「瓦割り」。だがガリレオとの戦いで右手にダメージが残っていたことで全力を出せず、下の瓦を2枚割るのが精一杯だったため4組となった。
最初のGのテストでは何をやるにも空回り。最終的にユングから一撃で当てられてしまい、失格。
クラス対抗能力テストでは他の生徒と共に応援へ回っていた。
悪魔・ダヴィンチによって(妹に変身していた事で)騙され、学校の門を開けて侵入させるきっかけを作ってしまった。これに激怒してGの能力へ目覚める(クラスで6番目)。しかしあっけなく弾き返されて敗北。
Gの能力は拳に炎の力を宿らせて発動するパンチ技「炎ボンバイエ(バーニングボンバイエ)」。千年バトルでアンデルセンと対戦中に彼女の正体が洗脳された妹のヒミコである事を知って戦意を喪失し、完全に主導権を握られる。だが必死で彼女を自分の妹だと信じ続けた末に洗脳が解かれ、ヒミコとの再会を果たした。
ベル〔アレクサンダー・グラハム・ベル〕
羽をつけたニット帽で右の目を隠している。不良っぽいが、本当は優しく真っ直ぐでとても熱い性格。裏をかくセコい戦法を嫌い、神様になるならたとえ負けてもいいから正々堂々と戦うべきと考えている。
シャガールとはピサロという同じ国の出身で、幼馴染の間柄だった。国自体は貧しかったものの彼自身は領主の家に生まれていたため、何不自由無く暮らしていたがある日貧しい者の現実を知り、不平等な世の中を変えようと神になる決意を固めた。
一族に刃向かう事が多かったため、一族からは面汚しと馬鹿にされていた。自身の一族が起こした乱開発によってシャガールの家と家族を奪ったことに、強い負い目と罪の意識を抱いている。
最初のGのテストではグリムに狙いを定め、一瞬でクリア。1人目の合格者となった。
シューベルトに対する怒りからクラスで最初にGの能力へ目覚めた。Gの能力は、殺傷能力が高い翼であらゆる物を切り裂きながら飛び回る「光る翼(シャイニングウイング)」。
クラス対抗能力テスト・4組代表に選ばれた1人。
1回戦の始めでゴーギャンと対戦するも、行動を全て読まれてしまい敗北。
作者曰く当初は「4組に在籍している生徒の1人」ぐらいにしか考えていなかったらしい。
シャガール〔マルク・シャガール〕
黄緑の帽子・チョッキ、白い手袋をはめている。大人しい性格で戦いは苦手だが、本当は芯の通った心の強さを備えているとても心の優しい少女。ゲーテと仲が良い様子。
ベルとはピサロという同じ国の出身で、幼馴染の間柄だった。国自体が非常に貧しかったため病気の母を抱えながら、貧相な暮らしを送っていた。
しかしベルの一族による乱開発によって立退きを強制され、ベルの兄・バスキアが無茶苦茶な建物の取り壊しを行ったことで逃げ遅れた母が建物の下敷きにされてしまい、家と家族を同時に失った。
最初のGのテストでは注意散漫になっていたレンブラントの隙を見て簡単にヒットさせ、7人目の合格者となった。
シューベルトから刺激を受け、襲いかかる者に対する恐怖心によりGの能力へ目覚めた(クラスだと2番目)。Gの能力は敵の攻撃を防御するための壁を出す防御技「ピサロの壁」。また、派生技としてドミノ状に並べた壁を連鎖的に倒す「ピサロの壁の崩壊」もある。
クラス対抗能力テスト・4組代表に選ばれた1人。
1回戦の2番手でワシントンと対戦し、機転を利かせて勝利を収めた。
登場初期は地味な存在だったが、作者曰く元々活躍させる予定だった(担当からは最初男の子と勘違いされた)。
ゲーテ〔ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ〕
生真面目な性格で争いを好まない、美しい心を持っている少女。力でねじ伏せることが神になる近道なのかを悩み、主に強さを求められている神様学校のやり方に対して疑問を感じている節がある。
最初はクールな性格だったがガリレオたちと関わっていく中で段々と笑うようになり、感情も豊かになった。金髪のショートヘアーに碧眼で、右目を前髪で隠している。
クラス分けを遊びのような競技で決めていいのかと疑問を抱いていたが、「この程度の勝負で勝ち抜けなければ神になるのは不可能だと言うことだ」とアシモフに諭された。
クラス分けの「リンゴ大食い勝負」で何とか4組に食い込めたものの、体型が太っちょに変わってしまった(すぐ元に戻った)。
こちらも頭脳派の1人。最初のGのテストではミレーの隙を突き、簡単に合格した(2人目の合格者となった)。
イソップ〔イソップ〕
モリエール〔モリエール〕
イモコ〔小野妹子〕
ムサシ〔宮本武蔵〕
サルトル〔ジャン=ポール・サルトル〕
ロッシーニ〔ジョアキーノ・ロッシーニ〕
アガサ〔アガサ・クリスティ〕
レンブラント〔レンブラント・ファン・レイン〕
アリストテレス〔アリストテレス〕
グリム〔グリム兄弟〕
1組
4つのクラスで最高レベルで、生徒に対する待遇は一番良い。優秀・完璧と呼ばれている生徒が数多く揃っている。嫌味な生徒が多いものの生徒同士の仲間意識は強い。
ゴーギャン〔ポール・ゴーギャン〕
入学者の中ではずば抜けた能力を持った実力者で、神=ゴッホの実の息子。ガリレオにライバル視されているが全く歯が立たない。金髪碧眼で右の目を髪で隠している、クールな性格。敵にトドメを刺す時は「汝に幸あれ!」という決め台詞を用いる。
「G」の能力を入学試験の時点で操れ、Gの力で攻撃力を増幅させる高度な技「神の手(ゴッドハンド)」を使う。また、Gの力の翼から沢山の羽のようなものを連射する「鳳凰ブレード(ほうおうブレード)」といった技もある。
なお、鳳凰ブレードは自分にスイッチを入れてパワーアップした時でないと使えない(その際は神と同じ角が生える)。通常はGを使った後も体力の温存はできるようになっているが、「鳳凰ブレード」は大いに体力を使い果たしてしまう様子。
クラス分けの「早い者勝ち旗取りゲーム」でガリレオと戦い、敗北するも執念で1組となった。
クラス対抗能力テスト・1組代表に選ばれた1人。
1回戦の序盤でベルと対戦し、戦法を完全に読んで勝利を収める。
神にはなりたい者がなるのではなく、なるべき者がなるという持論を持っており、最初は自分が神になると思っていたが、ガリレオの悪魔にも純粋な心に触れたことでガリレオこそが神に相応しいと認め、彼にすべてを託した。
イッサ〔小林一茶〕
額にオレンジの煙のマークを付け、黄色いスカーフを巻いた少年。いつもオドオドしていて弱そうな印象だがどこか侮れない雰囲気を持っている。
小さい頃からいじめグループによる酷いいじめを受け、心の支えであった捨て犬に手を出された怒りから暴力を受ければ受けるほど凶暴な性格に豹変し、力も一変する多重人格に目覚めた。その力でいじめグループを一蹴するも豹変した自分を恐れた捨て犬から逃げられてしまう。世界から悪や暴力を消し去るため、いじめグループのリーダー格から奪った生徒手帳で神様学校へ入学した。
本気になれば1組で一番強いと言われている。指の筋力は強く、スピード抜群。ただし一定のダメージを受けなければ強くならず、戦う前はかなり弱い。
毎日のように酷いいじめを受けてきたという生い立ちから、暴力を憎んでいる。争いをあまり好まない性格で、相手のことを思って降参を薦めている。
Gの能力は身体を煙に変える「タナビク煙」で、攻撃を受け流したり巨大な残像を作ったり腕を煙に変えて腕を伸ばしたりと非常に融通が利く。ただし、その煙となった身体を袋などに密封されると身動きもできなくなるという欠点を持つ。
応用技は、両腕を伸ばして2方向からの攻撃を与える「ツキサス煙」、空中から高速回転しながら一気に地上の相手へ向けて落下し大ダメージを与える「ジ・煙怒」、その強化版「ジ・煙怒メテオ」など。
クラス対抗能力テスト・1組代表に選ばれた1人。
1回戦の5番手でガリレオと対戦。戦いには負けたもののリンゴを偶然食べられたため勝利となった。この戦い以降、2人の間には友情が芽生えた。
クラス対抗能力テストが終わった日に神様学校へ侵入してきたダヴィンチに襲われ、重傷を負う。
悪魔軍討伐遠征の途中で1組の生徒と入れ替わって着いてきたガリレオが、ダリと闘っているのを見た際には加勢しようとするも神から止められた。
ショパン〔フレデリック・ショパン〕
口の荒い嫌味な性格。何かにつけて4組の事を見下し馬鹿にしている。半裸でモヒカン、赤いサングラスが特徴。「ケケケ」と嫌らしい笑い方をしている。
攻撃・スピードはクラスの中で最も優秀。Gの能力は全身をトゲだらけの身体に変身させる「棘ドラゴン(ニードルドラゴン)」。応用技として、身体を丸めて高速回転しながら体当たりする「棘ドラゴンクラッシュ」、意思を持ったドラゴンのように尻尾を回転させる「棘ドラゴントルネード」がある。
クラス対抗能力テスト・1組代表に選ばれた1人。
1回戦の4番手でツナヨシと対戦。途中まで戦いを有利に進めていたが、パンチと見せかけたにぎりっぺをまともに喰らって意識を失い敗北。
神の認定式では最後までガリレオが神になることを心配した。
ワシントン〔ジョージ・ワシントン〕
キュリー〔マリ・キュリー〕
パブロフ〔イワン・パブロフ〕
アシモフの幼馴染で因縁の相手。ガイアモンド採掘会社社長・チェーホフの息子でそれを鼻にかけ、父の権力を当てにしている嫌みな男。父譲りの自己中心的で卑劣な性分。
クラス分けの「大岩宝探し」で偶然アシモフと当たり、アシモフに1組のカードを譲らなければ父の権力で故郷の兄弟に危害を加えると脅迫した。しかし憤怒したアシモフに背筋も凍る仕打ちを受ける。アシモフからは1組のカードを譲られたものの「殴る価値もない!」と言い放たれた挙げ句、「もし故郷の兄弟に手を出したら絶対に許さない」と一喝された。
実力でクラスに所属した訳ではないためクラスの中では授業に1人付いていけずにいる。しかしクラスメイトとはそれなりに上手くやっている様子。
ドイル〔アーサー・コナン・ドイル〕
カフカ〔フランツ・カフカ〕
ハイデガー〔マルティン・ハイデッガー〕
カント〔イマヌエル・カント〕
2組
1組を目指す優秀なクラス。怪しげで癖のある生徒が数多く揃っており、周囲からは技巧派チームと呼ばれている。
リンカーン〔エイブラハム・リンカーン〕
ガタイが良く、威圧感十分な迫力を見せる大男。サングラスが特徴。その風貌に相応しい物凄い腕力を持っている。クラス対抗能力テスト・代表に選ばれており、そのメンバーの中では大将的存在感がある。なお、マグリットが担当した入学試験会場での試験を受けており、一次試験ではツナヨシにリンゴと現金を交換するように頼まれるが、「神になればそんな金がなくても千年の命だって何だって手に入る」と一蹴した。なお、その頃と比べると少々体型が変わっている。
Gの能力は腕などの体の一部分を巨大化させて、攻撃を仕掛ける「メガギガ」。
クラス対抗能力テストでは3組のシーボルトと当たるが、対戦中にツナヨシの「女神の吐息」が流れて来て、あまりの臭さに一度シーボルトもろとも倒れた。
ハンゾウ〔服部半蔵〕
エジソン〔トーマス・エジソン〕
セザンヌ〔ポール・セザンヌ〕
ポーロ〔マルコ・ポーロ〕
イプセン〔ヘンリック・イプセン〕
タカウジ〔足利尊氏〕
3組
4組よりはマシだが、あまり良い待遇は受けていない。不思議系の生徒が数多く揃っている。ツナヨシ曰く、「不思議キャラでアホそうな3組」。しかし侮れない一面がある。
ミロ〔ジョアン・ミロ〕
ブッセ〔カール・ブッセ〕
ピンク色の髪の毛で左の目を隠している。紫色のコートを羽織っている。一人称は「我が輩」。実力はあるものの肉体精神共に幼く、爪が甘くどこか抜けている。1本のパイプを武器に使っている(煙草を吸うのでは無く、シャボン玉を出すストローの代わりに使っている)。
Gの能力は、触れると爆発を起こすシャボン玉を自由自在に操れる「ラ・シャボーン」。高速で動かしたり、沢山のシャボン玉を一気に吹き散らす等、かなり応用は利く。
クラス対抗能力テストでは2組・ハンゾウと対戦しており、まともな勝負では敵わないと判断してG技を発動させる。爆発の衝撃で大量に分身したハンゾウをシャボン玉の中に閉じ込めて消滅させるが、残った分身の1人がリンゴを食べたために敗北した。
サンドウィッチ〔サンドウィッチ伯爵〕
シートン〔アーネスト・トンプソン・シートン〕
シーボルト〔フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト〕
カマタリ〔藤原鎌足〕
ガウディ神様学校関係者
神さま=ゴッホ〔フィンセント・ファン・ゴッホ〕
ピカソ〔パブロ・ピカソ〕
シューベルト〔フランツ・シューベルト〕
マグリット〔ルネ・マグリット〕
モネ〔クロード・モネ〕
悪魔学校関係者
神様側の関係者はG技を使うのに対して、悪魔側の関係者は「D技」を使っている。悪魔はデーモンズゲートを通って悪魔界から人間界に攻め込んでいるが、悪魔界から見たデーモンズゲートはヘブンズゲートと呼ばれている。
ドラクロア〔ウジェーヌ・ドラクロワ〕
悪魔界の頂点に立つ現悪魔王で、ケプラーとその妻(ガリレオの両親)を殺害したガリレオにとっての仇。残忍な性格で、仲間を平気で見殺しにし、また他の悪魔に王の座を受け渡さずにこれからの千年をまた悪魔王として支配しようとも考えている。また、D技は手の口の部分から強力なエネルギー砲を発射して攻撃をする「暗黒のメテオ(ダークネスメテオ)」と、手から放出する巨大なエネルギーの剣。五悪魔のデフォーの体を乗っ取り、偽のデフォーとして千年バトルに参加し、最終戦ではガリレオ達の前でデフォーの体を捨てて悪魔王という正体を露わにした。その後、ガリレオ達を追い詰めるが、ツナヨシが倒されたことによりDの力が発動(今度は完全にコントロールできていた)したガリレオの「GODパンチ」によって完全に消滅した。
ダヴィンチ〔レオナルド・ダ・ヴィンチ〕
後ろで括り上げた青い髪に黄緑色の肌を持つ悪魔学校の生徒。本人曰くエリートとされ、腕力やスピード共に神様学校のどの生徒より遥に上という程の相当な強さを持つが、その分思い上がる傾向があり、悪魔学校での生活を退屈に感じている。また、D技は手にエネルギーを集中させて周りにある物を切り裂く事が出来る「斬ジャック(キリサキジャック)」と、「神の手」とよく似ている技「悪魔の手(デビルハンド)」。病気を持っている事で体力的に弱っている神様を倒して一気に悪魔界のトップにのし上がることを目論んでおり、変身能力を用いることでオキタの妹であるヒミコに化けて神様学校の扉から侵入する。その後、オキタやイッサ、ショパンやワシントン、パブロフやカント、ゴーギャンといった面子を全員倒し、更にはパワーアップ(悪魔状態の)したガリレオの攻撃すら耐え凌いだが、神様には勝つ事は出来ずに彼の一撃によって吹き飛ばされた。消滅した描写はなく、その後の登場もない為最終的にどうなったかは不明。
ドガ〔エドガー・ドガ〕
縁の太い眼鏡をかけている悪魔。ガリレオたちような敵には厳しく、自らも強さを自負して悪魔王になる事を公言する程に自意識は高いが、一方では同じ悪魔に対する仲間意識はあるらしく、ドラクロアに体を乗っ取られたデフォーに倒されそうになる前には「俺たちは仲間だろ」と言っていた(その際にデフォーが本物ではない事を見抜き、倒れる前に「お前は一体何者なんだ?」と問いかけていた)。足に鋭い爪を持ち、ダリやドストエフスキーと同じ形状の尾、普段はしまっているが、背中に翼がある。また、D技はエネルギー状の剣を作り出して攻撃する「破滅ソード(カタストロフィソード)」と、そのエネルギーをビームにして放つ「破滅キャノン(カタストロフィキャノン)」。神さまがG技でデーモンズゲートを閉じようとする前に現れ、後ろから神さまを撃った。その後、千年バトルでは連携攻撃を仕掛けようとしたアシモフとベルをまとめて返り討ちにするが、直後に現れたデフォー(ドラクロア)から「悪魔に仲間なんていない」と突き放され、最後は彼のD技によって生命エネルギーを吸い尽くされて倒された。
ドストエフスキー〔フョードル・ドストエフスキー〕
ドガ等と共にデーモンズゲートに着いた神様等の前に現れた悪魔。巨体で、全身に鎧らしき物を纏い、小さい翼に鋭い爪、長めの尾を持つ。また、D技は口から破壊力抜群の音波砲を放つ「地獄ブレス(ヘルブレス)」と、ダメージを与えない代わりに受けた相手をしばらくの間動けなくさせる音波砲を口から放つ「暗黒ボイス(デスボイス)」。
千年バトルではガリレオとツナヨシを相手に戦い、Gーパンの連打を受けても余裕で立ち上がり、逆に暗黒ボイスでガリレオの動きを封じ、彼を足蹴りにした上で止めを刺そうとしたが、ツナヨシに阻まれる。その後、邪魔された怒りからツナヨシを叩きのめすが、最後はツナヨシが倒された怒りによって悪魔の力に目覚めたガリレオのDーパンを受けて消滅した。
アンデルセン〔ハンス・クリスチャン・アンデルセン〕
ダザイ〔太宰治〕
デフォー〔ダニエル・デフォー〕
髑髏のマークの付いた尖り帽子を被ってマントを着た悪魔。見た目はわりと落ち着いているが、本性はかなり残忍で、自分を仲間と言ったドガを自らのD技によって戦闘不能にする等、同じ悪魔でも簡単に裏切る度胸を持つ(本人曰く「悪魔に仲間なんていない」とのことである)。また、D技は掌にある口で相手の生命エネルギーを吸い込む「魂喰い(ソウルイーター)」で、この口からはエネルギー弾を撃つことも出来る。
実は千年バトルの前に新しい体を手に入れる事を目論んでいたドラクロアによって体を乗っ取られ、この体を利用されたまま参戦することになる。その後、仲間を庇ったゴーギャンを罵ってガリレオの怒りを買い、彼の攻撃を受けるが、その時にドラクロアによって体を捨てられたことで消滅した。
入学試験の不合格者・退学者
ハイドン〔フランツ・ヨーゼフ・ハイドン〕
パスカル〔ブレーズ・パスカル〕
名前不明
クリムト〔グスタフ・クリムト〕
シューマン〔ロベルト・シューマン〕
ゾラ〔エミール・ゾラ〕
ルター〔マルティン・ルター〕
ガマ〔ヴァスコ・ダ・ガマ 〕
その他(神様学校生徒の親族・関係者)
ヒミコ〔卑弥呼〕
トルストイ〔レフ・トルストイ〕
チェーホフ〔アントン・チェーホフ〕
バスキア〔ジャン=ミシェル・バスキア〕
イエヤス〔徳川家康〕
単行本
発売日の次は裏表紙掲載のキャラクタープロフィールに掲載されたキャラクター。
この項目は、漫画に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:漫画/PJ漫画/PJ漫画雑誌)。
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