まいてつ
ゲーム:まいてつまいてつ -pure station-まいてつ Last Run!!レヱル・ロマネスク Origin
ゲームジャンル:アドベンチャーゲーム,
発売元:Lose,Sekai Project,Lose,ヴューズ,
キャラクターデザイン:cura,
発売日:まいてつ2016年3月25日2018年6月30日-pure station-2018年7月26日2018年9月21日2020年1月16日Last Run!!2020年10月30日2020年10月30日レヱル・ロマネスク Origin2023年12月21日,
漫画
作画:甘露アメ,
出版社:KADOKAWA,
掲載サイト:コミッククリア,
レーベル:ファミ通クリアコミックス,
発表期間:2017年12月28日 - 2019年1月18日,
巻数:全2巻,
アニメ:レヱル・ロマネスク
原作:Lose,
原案:進行豹,
総監督:ひらさわひさよし,
シリーズ構成:進行豹,
キャラクターデザイン:野口孝行,
音楽:酒井陽一,
アニメーション制作:サエッタ,
製作:レヱル・ロマネスク製作委員会,
放送局:TOKYO MX,
話数:全12話,
アニメ:レヱル・ロマネスク2
原作:RaRo,
原案:進行豹,
監督:箙みちる,
シリーズ構成:進行豹,
キャラクターデザイン:佐藤天昭,
音楽:酒井陽一,
アニメーション制作:横浜アニメーションラボ,クラウドハーツ,
製作:レヱル・ロマネスク製作委員会,
放送局:TOKYO MX,
以下はWikipediaより引用
要約
『まいてつ』は、2016年3月25日にLoseより発売されたPC用18禁恋愛アドベンチャーゲーム。Loseの第3作目。
家庭用ゲーム機版の『まいてつ -pure station-』も制作され、PlayStation 4版がヴューズより2018年7月26日に、Nintendo Switch版がCIRCLE Entertainmentより2020年1月16日に発売された。さらに、同年10月30日には『まいてつ』本編と続編を収録した『まいてつ Last Run!!』が発売された。さらに、アニメ版の要素を加えてストーリーを追加・再構築した『レヱル・ロマネスク Origin』も2023年12月21日に発売されている。
概要
主人公と少女の姿をした人型モジュール「レイルロオド」の協力により、大廃線で消滅しつつある鉄道を復活させるストーリーとなっている。原案・シナリオは進行豹(しんこうひょう)、キャラクターデザインはCura(クラ)が担当している。キャラクターの立ち絵にはE-moteによるアニメーション演出が採用されている。
企画立案は、進行豹から「Lose」ブランドを運営するゲーム制作会社ボーントゥの代表者tO(ト)に「鉄道をテーマにしたゲームを作りたい」との提案を行ったことが始まりである。tOからは「現在の日本とは少し異なる世界観にしてほしい」との要望があり、鉄道の発展が停止した「大廃線」の世界観が設定された。
レイルロオドのデザインにはモチーフとなった鉄道車両の特徴が取り込まれているが、車両の擬人化とはせず車両そのものも描かれており、鉄道車両とレイルロオドのペアによるストーリーが描写された。当初は鉄道車両に宿る付喪神のような形で登場させる設定であったが、Curaより「車両とペアになるものもメカっぽくしよう」との旨のアイデアを受けたことで、人型モジュールの設定となった。
レイルロオドのキャラクター設定にあたっては、進行豹が日本各地の保存鉄道車両を取材しており、その車両の移籍歴、見た目の特徴などを最大限に生かしての設定がなされている。
『まいてつ』は「萌えゲーアワード2016」の準大賞、ならびに金賞(シナリオ賞)を受賞した。
あらすじ
大詔三年、旧帝鉄で製造された8620形蒸気機関車のトップナンバー専用レイルロオドであるハチロクは、新動力機関エア=クラの登場により迎えた大廃線時代にともなって廃用とされ帝鉄解体後、右田汰斗に8620形蒸気機関車ごと引き取られる。
しかし、過去の事故の影響により、レイルロオドの機能記憶を損傷していたハチロクは、8620形の機体の修復が果たせず、それに失望した汰斗により、機能を止めハチロクは長い眠りについた。
時は流れて正和五十四年、主人公である双鉄は第二故郷の御一夜市救済のため帰郷中に偶然にハチロクを目覚めさせ、そのオーナーとなる。双鉄とハチロクは、8620形の復活を目指す。
登場人物
※担当声優はPC版 / 家庭用ゲーム機版の順。
主人公
右田 双鉄(みぎた そうてつ)
声 - 樫野樹→knock永街 / 望月英
誕生日:2月2日
本作の主人公。大廃線時代末期に発生した鉄道事故の被害者で旧姓は「十川(そごう)」。家族全てを失くしたところを右田家に引き取られ養子となった。
古風な言い回しを多用するため、相手に堅苦しい印象を与えることもあるが、誠実で清廉な青年である。熟考する場面ではよく「む。」や「…うむ。」と答えることが多い。
御一夜鉄道では運輸・保線部長に就任しているが、これは交渉事には肩書が必要だという理由からのもの。御一夜鉄道の人材不足は著しいため、実際には様々な業務を行っている。
立ち絵は用語トピックス画面で確認することが出来、カラーのラフ絵であったが、後のバージョンでは新規に描き起こされている。事故で負った傷跡は前髪に隠されている。
ヒロイン
ハチロク / すず
声 - 桐谷華 / 種﨑敦美
ロールアウト日:大詔3年3月8日(正和61年新造修復)身長:124cm 体重:20kg スリーサイズ:B57/W43/H59
旧帝鉄8620形蒸気機関車トップナンバー機8620専用レイルロオド。帝鉄解体直前、右田汰斗により8620とともに買い取られて、御一夜へ運ばれてきたものの、そのまま眠らされてきた。進学で帰郷した双鉄に偶然目覚めさせられる。会話は「〜と申します」や「〜でございます」と古風なもので、インターネットなどの現代の物には疎いが、とても優秀なレイルロオド。しかし、目覚めて以降は著しい能力低下に苦しめられている。一人称は「わたくし」。
蒸気機関が異常燃焼を起こすため、飲酒はできない。また、自分の動力源でもある石炭には一家言ある。
二人称は名前に「様」を付けるが、日々姫のみ彼女の厚意で呼び捨てで呼ぶ。凪に至っては、機関士助手の仕事が様になって以降は呼び捨てとなった。
8620運転、整備中時、整備体での服装は、時折双鉄と一緒にナッパ服を着用する場面もある。
ハチロクのルートへ進むと、メインエピソードの終盤に双鉄から「すず」の名を与えられ、その後のシーンエピソードは字幕の名前が「ハチロク」から「すず」に変更される。
右田 日々姫(みぎた ひびき)
声 - ヒマリ / 朋永真季
誕生日:10月25日 身長:148cm 体重:40kg スリーサイズ:B76/W54/H78
双鉄の義妹。お絵描きが大好きであり、その気持ちを御一夜市内の看板描きやマップ作成といった仕事につなげている。
会話は普段は隈元弁だが、見栄を張る場面では共通語を使う(双鉄を呼ぶときは「にぃに」だが、「兄さん」と呼ぶなど)。潔癖症で、世渡りは下手なタイプ。そのため必要以上に苦労を背負い込んでしまうこともある。
エアクラ工場誘致には先輩の稀咲の関係もあり賛成側だったが、双鉄が明確に誘致反対側となり鉄道を志すのを機に揺れ動く。それでも行動を起こし、御一夜鉄道で機関助士を務めるようになる。
成長後は車両デザイナーとして活動する。
雛衣 ポーレット(ひない ポーレット)
声 - あじ秋刀魚 / 前田恵
誕生日:12月18日 身長:158cm 体重:46kg スリーサイズ:B84/W59/H83
亡き父の意志を継ぎ、御一夜へのエアクラ工場誘致の反対の旗を掲げる、若き御一夜市長、兼、御一夜鉄道株式会社社長。キハ07Sの運転士でもあり、同専用レイルロオドのれいなとは、実の姉妹のように仲良しである。
家系は母方の祖母がフランクの系列であり、肌が白く瞳は青い。フランク人は気さくな人が多いらしい。
突発的なトラブルには弱い面が目立つものの、段階を踏んで対処できるのであれば、双鉄に「稀咲以上かもしれない」と思わせるほどに優秀な人物である。
家はアパート暮らしだが、家庭用ゲーム機版はシーンの規制上、カットされるため、観賞にある背景一覧でポーレットの部屋の閲覧が可能。
れいな
声 - 杏子御津 / 門脇舞以
ロールアウト日:大詔25年3月26日 身長:113cm 体重:17kg スリーサイズ:B53/W42/H55
御一夜鉄道キハ07S専用レイルロオド。ハチロクより小柄の見た目や、のんびりとした言動からは想像がつかないが、かつては硬上(かたかみ)鉱山鉄道で大活躍をし、その全盛期から廃鉱までを余さずその目に焼き付けてきたという、深い人生的経験の持ち主でもある。コンや加藤雀などの動物とも心通わすことが出来る。
車両機体がガソリン動車からディーゼル動車に改造されたことに伴い、自身も改修されたが、その影響で時折運転中に眠ってしまい、非常時の対応はおろか、共感通信も不可能になる欠点をもっている。しかも、キハ07Sは必要に応じてガソリン動車への再改修が可能なように完全には改造されておらず、またれいな自身もロールバック用のデータを持たされているため、それがさらなる負荷を与えてしまっている。
ポーレットのお手製のキハ07形のぬいぐるみクッション「れいななくん」がお気に入りだが、シーンの関係上家庭用ゲーム機版は場面の置物でも登場せず、3月26日のれいなの誕生日記念動画に「れいななくん」の名前が出ている。
裏設定で炭鉱が栄えた当時は、炭坑夫達と駅構内のテレビでプロレス番組を見て、気に入っている一面もあった。
年季の入ったスキットルに燃料を入れている。彼女に言わせると、通常のガソリンとハイオクの違いは「コクがある」か「キレがある」かの違いである模様。
右田 真闇(みぎた まくら)
宝生 稀咲(ほうしょう きさき)
蓑笠 凪(みのかさ なぎ)
早瀬 ふかみ(はやせ ふかみ)
オリヴィ
声 - 白井来茉
ロールアウト日:明智45年6月13日
冥国製(メリケン)の汎用型レイルロオド。Ⅸ号機関車に乗務。ハチロク以上の大ベテランで、保線にも詳しい。みかん鉄道に深い愛着と誇りとを抱いているが、御一夜鉄道へ移籍する。
非常に長期間稼働してきたために機体寿命が限界に近く、通常の耐用年数を超えたレイルロオドですら数年に一度受ける程度の全般検査を、彼女は毎年旺宮に送られて受けなければならない状態に陥っている。
ニイロク
声 - 藤森ゆき奈→赤月ゆむ / 大沢りん
ロールアウト日:正和14年2月6日
旧帝鉄最末期の時期に製造されたクハ26専用レイルロオド。大廃線により、運転体のみが赤井に引き取られた。
廃用により、保管されたハチロクとは異なり、鉄道に関与しないサポートが中心の空虚の日々を送り、当初は顔全体を白い包帯に包んでいたが、後に素顔を見せる。
顔を隠し冷めた口調により、大人びてクールに見えるが、れいなより年下となるため、彼女からは「ニイロクちゃん」と呼ばれる。
クハ26諸共整備体が処分される際、同僚だった蒸気機関車用レイルロオドが自らのタブレットをニイロクの整備体に装着し、ニイロクのタブレットと運転体を生き延びさせた過去を持つ。この時、ニイロクは表情を失ってしまった。
表情で感情表現ができないだけで、感情自体が無いわけではない。赤井と共に御一夜鉄道の運営に携わる中で改善されていったようで、最終的には微笑む姿も見せている。
当時の最新鋭機だけあって、性能は非常に高い。本来の電車だけにとどまらず、蒸気機関車やディーゼル気動車も難なく運用する。
サブキャラクター
登呂 結比(とろ ゆび)
宝生 元忠(ほうしょう もとただ)
蓑笠 穣(みのかさ みのる)
赤井 清春(あかい きよはる)
早瀬 流(はやせ ながれ)
浦上 香月(うらかみ かげつ)
永山 典子(ながやま のりこ)
コン
ナビ
声 - 神凪清美 / 安齋レイコ
双鉄の所有する飛行型エアクラ試作機に搭載されているナビゲーションと運動制御を担う人工知能、「エアクラ・ナビ」に双鉄が名前を付けたもの。双鉄と会話を交わすことができ、彼の安全を確保することを最優先の任務としている。
双鉄の意図をそのまま答えるため「可愛くないな」と評されている。最低限の情報のやり取りしか行わない他のエアクラ・ナビと違って随分と人間臭い一面があり、意地を張って暴れるハチロクを皮肉で諫めたり、気を利かせて沈黙を守るなどの振る舞いを見せている。
双鉄の命を救うべく緊急的に稼働して以降、常に双鉄を上空から見守っているため、総飛行時間が非常に長くなっている。
各ヒロインルート前に8620の資金繰りのため、宝生親子の経営する隈元銀行の担保により試作機は預けられてしまうが、後日、双鉄が試作機・ナビを操作している。レイルロオドとの共感通信も可能。飛行外での通信は、双鉄の右腕あるにナビとの通信機を用いる。
試作機であるため、機体は双鉄一人でも運び移動可能なほど軽量に設計されている。着陸・着水が可能。
毛利の安芸(もうりのあき)/ 電車姫(でんしゃひめ)
清美(きよみ)機関士
アルジェ
声 - (未登場) / 尾崎真実
ゲーム本編には登場しないが、PS4版「まいてつ -PureStation-」追加コンテンツ特典「まいてつ -PureStation- VR Viewer」に登場。
銚子電気鉄道デキ3形電気機関車専用レイルロオド。正式名称は「アルジェマイネ・ドライ」。この名前は3号機レイルロオドの仮の個体名称だが、本人は「自分という個体を端的に表している」という理由で変更はしなかった。通称は「アルジェ」と呼ばれる他に「マイネ」や「ほしあじちゃん」とも呼ばれる。ステッキを所持している。
遠路から御一夜にやってきた。
宗方 甚六(むなかた じんろく)
右田 ひかり(みぎた ひかり)
ひよこ
声 - 桃山いおん
ロールアウト日:大詔27年2月28日
旧帝鉄C57 145専用レイルロオド。トップナンバー機ではないが、一人称は「私」(わたくし)。
旺宮鉄道歴史館の実質的な館長で電車姫の親友。レイルロオドの存在そのものについての極秘裏の研究をライフワークとしている。
自身の機体愛称をあまり気に入っていないようで、自らを「不死鳥博士」と称し、他者にもそう呼んでもらえるように頼んでいる。また、レイルロオドとしては非常に珍しく眼鏡をかけているが、格好をつけるための伊達眼鏡である。
みくろ
声 - 和央きりか
ロールアウト日:大詔11年1月28日
旧帝鉄8620形38696専用レイルロオド。自らの部品の多くをとあるレイルロオドの復元のために提供しており、左目が灰色となり、胸元のライトは欠損状態、マニピュレーターも不調となっている。
現在は保存機となった38696が置かれている雄武田の動物園で静かに余生を過ごす傍ら、湯富院に放棄されたD51 1031の清掃・整備作業を単身で行うなど、おっとりとした見た目とは裏腹に行動的な性格をしている。しかし、内心では自身が具体的な成果を上げられていないことへの不安と焦りがあった様子。そのため、長姉ハチロクが鉄路に復帰したことを知りながらも、会いに行くことを躊躇していた。
御一夜鉄道が提供するまいてつラジオの熱心なリスナーでもあり、ハチロクの活躍を見守っている。電波は届かないので、インターネットで視聴しているとのこと。
その後、1031の整備体験が広まった結果、38696の復元整備に繋がることになり、本人さえ「ボロボロ」と言って憚らなかった38696は双鉄や日々姫の人脈もあって見事に稼働状態にまで復元されるなど、努力が実を結んだ。
38696復元後は雄武田の動物園を離れ、御一夜鉄道に移った。
西瓜(すいか)
声 - 伊ヶ崎綾香
ロールアウト日:1969年7月31日
仲国を代表する名機関車、東富4 2000の専用レイルロオド。日ノ本語に堪能で日ノ本の鉄道事情にも詳しい。仲国視察に訪問する双鉄たち一行のガイドを務める。
姜 叶煌(きょう ようこう)
No.19
劉 志寰(りゅう しかん)
用語
日ノ本(ひのもと)
御一夜市(おひとよし)
御一夜市役所、赤井阿蘇神社、クマ川下りなどがロケーションに登場する。
帝鉄(ていてつ)
レイルロオド
服装内にあるネックレス型の「タブレット」装備に機能中枢が存在する。動力源は対応する鉄道車両と同じもので、ハチロクの場合は「水」と「石炭」。れいなの場合は「ガソリン(軽油)」を摂取している。また、懐中型の「鉄道時計」のゼンマイが緊急用の動力源となっており、これを巻くことでも稼働し、稼働すればレイルロオドの意思でゼンマイを巻くことも可能。時折蒸気排水を涙や排泄などで流すことがある。
同型機が多数存在する場合、それぞれに愛称が付き(愛称の付け方は機関区によって異なる)、一人称にも自らの愛称を使うが、トップナンバー機は対応する鉄道車両の愛称等がそのまま機体愛称として使われ、一人称も「私」などの一般的なものを使うので、知っていれば判別は容易。
運転体(うんてんたい)、整備体(せいびたい)
レイルロオドは一般的な人間と同じ大きさの「整備体」と、より小柄な「運転体」の2種類の身体に分けられる。エピソード序盤で双鉄が発見したハチロクは運転体で、運転体は列車の運転席の構造スペースを広げる理由により、整備体よりもかなり小柄に設定されている。小柄だが、他のレイルロオド同士や、各駅からの共感通信が効率よく可能となる。
後に8620内で双鉄たちが整備体のハチロクを発見し、以降のハチロクは通常こちらの姿で立ち回る。整備体は各種センサーの性能や共感通信の効率が下がるが、手先が器用になり、主に運転などの非常時でのサポートを可能とする。
運転体を使用しない場合は運転体を収納する「乗務鞄」が備え付けられており、レイルロオドによって鞄の形状は異なる。
裏設定で、運転体には小型鞄や小物入れがあり、整備体は30分ほど照らすライトを常備している。
なお、冥国式レイルロオドはボディを一つしか持たないため、切り替えの必要は無い。
共感通信
レイルロオド同士の間で通信を行う機能。単に音声や情報のやり取りだけではなく、感情や感覚なども共有される。鉄道の円滑な運行を補佐し、互いの状況を把握することで事故を防ぐための機能でもある。
エアクラのナビも共感通信システムを採用しているため、レイルロオドとエアクラの間でも通信が成立する。双鉄のエアクラ・ナビは初期型でタブレットを有するが故に、レイルロオドとは明確な言語による複雑な交信が可能だが、普及型のナビはタブレットを持たないため、無機質な情報のやり取りしかできない(最低限の情報共有はなされる)。
なお、この通信機能は偶然の産物であり、使うことはできるが原理は今もって不明である。
封印(シーリング)
レイルロオドのある機能を封じているもの。レイルロオドと人間との関係、信頼や絆が深まることをきっかけに開封され、女性で言う月経の初潮と同様に下腹部から血が流れる。
ハチロクルートでのハチロクは、シーリングが解放されたことにより、失われた機能を取り戻した。
以降は男女ならば所有者の意向でレイルロオドに人権を有し、夫婦となることも可能になる(但し、法律の隙間を突くグレーな行為である)。
なお、ポーレットがれいなに「マスターが女性の場合は開封されない」と説明しているが、レイルロオド自身が深い思い入れを持つ異性がいる場合、マスター自体は女性でも開封されることがある模様。
タブレット
レイルロオド各個体の人格や記憶といった様々なデータを内包する記録媒体。レイルロオドの中枢部品であるが、初期のエアクラ・ナビにも搭載されていた。
運転体と整備体の間で意識を切り替える際、通常はレイルロオド自身の手で換装される。これは起動ディスクのようなもので取り外しても行動可能だが、紛失を防ぐために換装時以外は基本的に搭載したままにする。
レイルロオド・タブレット社が独占的に製造・供給するもので、国を問わず全てのタブレットは同社製。現在は同社が解体されたことで、タブレット及びレイルロオドの新造は不可能となっている。
トゥーレシビックという技師の家系のみが製造技術を有していたが、三代目がエアクラ隆盛を苦にして(と、公式には発表されている)一家心中したことで断絶、レイルロオド・タブレット社も解体を余儀なくされた。ひよこはこの技師の死と公式発表に疑念を覚えており、レイルロオド開放派だった帝鉄初代総裁が謎の死を遂げた「上山事件」のことも併せ、レイルロオド、ひいてはこのタブレット自体が人類にとって禁忌の発明だったのではないかと仮説を立てている。
運転体(うんてんたい)、整備体(せいびたい)
後に8620内で双鉄たちが整備体のハチロクを発見し、以降のハチロクは通常こちらの姿で立ち回る。整備体は各種センサーの性能や共感通信の効率が下がるが、手先が器用になり、主に運転などの非常時でのサポートを可能とする。
運転体を使用しない場合は運転体を収納する「乗務鞄」が備え付けられており、レイルロオドによって鞄の形状は異なる。
裏設定で、運転体には小型鞄や小物入れがあり、整備体は30分ほど照らすライトを常備している。
なお、冥国式レイルロオドはボディを一つしか持たないため、切り替えの必要は無い。
共感通信
エアクラのナビも共感通信システムを採用しているため、レイルロオドとエアクラの間でも通信が成立する。双鉄のエアクラ・ナビは初期型でタブレットを有するが故に、レイルロオドとは明確な言語による複雑な交信が可能だが、普及型のナビはタブレットを持たないため、無機質な情報のやり取りしかできない(最低限の情報共有はなされる)。
なお、この通信機能は偶然の産物であり、使うことはできるが原理は今もって不明である。
封印(シーリング)
ハチロクルートでのハチロクは、シーリングが解放されたことにより、失われた機能を取り戻した。
以降は男女ならば所有者の意向でレイルロオドに人権を有し、夫婦となることも可能になる(但し、法律の隙間を突くグレーな行為である)。
なお、ポーレットがれいなに「マスターが女性の場合は開封されない」と説明しているが、レイルロオド自身が深い思い入れを持つ異性がいる場合、マスター自体は女性でも開封されることがある模様。
タブレット
運転体と整備体の間で意識を切り替える際、通常はレイルロオド自身の手で換装される。これは起動ディスクのようなもので取り外しても行動可能だが、紛失を防ぐために換装時以外は基本的に搭載したままにする。
レイルロオド・タブレット社が独占的に製造・供給するもので、国を問わず全てのタブレットは同社製。現在は同社が解体されたことで、タブレット及びレイルロオドの新造は不可能となっている。
トゥーレシビックという技師の家系のみが製造技術を有していたが、三代目がエアクラ隆盛を苦にして(と、公式には発表されている)一家心中したことで断絶、レイルロオド・タブレット社も解体を余儀なくされた。ひよこはこの技師の死と公式発表に疑念を覚えており、レイルロオド開放派だった帝鉄初代総裁が謎の死を遂げた「上山事件」のことも併せ、レイルロオド、ひいてはこのタブレット自体が人類にとって禁忌の発明だったのではないかと仮説を立てている。
御一夜鉄道(おひとよてつどう)
近傍の肥颯みかん鉄道とは異なり、旧帝鉄関係者がほとんど在籍しておらず、まいてつをはじめ民間有志によって運営されている。レイルロオドを備品ではなく社員として扱っており、会議では発言権を持ち、給与も支給されている。
御一夜市はエアクラ作動不能地域を抱えているため、エアロ=クラフテック社からも公共性の高さを認められている。
物語開始時点での保有路線は御一夜温泉-湯医間の「湯医線」のみ。中間駅は全て廃駅。御一夜温泉駅には転車台があるが、8620運用のため、湯医駅敷地内に三角線を設置した。後に小畑を経由して御一夜温泉-早戸間を結ぶ「小畑線」が復線され、みかん鉄道との直通列車の設定も可能となった。他に御一夜温泉-八ッ城間の線路も一部残存し、そちらの復線も計画されている。
保有車両はキハ07S、8620形蒸気機関車。8620用の客車はルートによって変わる。
右田一酒造元(みぎたいちしゅぞうもと)
赤井阿蘇神社(あかいあそじんじゃ)
エアロ=クラフテック機関
消耗品さえなければ、理論上は永久機関にもなり得る革新的な技術であるが、機関推力(エアクラ機関は馬力ではなく機関推力によって出力を表記する規定となっている)が低く、搭載機は非常に軽量に作られており、双鉄の飛行型エアクラは彼一人でも持ち上げて運搬することが可能なほど軽い。また、キルクイティウム同士が接近し過ぎると「共振崩壊」という現象を起こして崩壊してしまうため、複数機の集中運用も出来ない。さらに製造コストが高く、大きさを二倍にすると二乗のコストを要し、また大型化自体にも限界があるため、大出力のものは作り難い。そして強い磁場にも弱いため、そうした環境下では旧来の内燃機関で駆動する車両が使用される。
総じて、旧来の内燃機関や鉄道といったものをほぼ駆逐したと言えるが、欠点も多く、当のエアクラ社でさえ鉄道等の既存の交通手段との共存を図っている。
主題歌
主題歌・ハチロクオープニングテーマ「レイル・ロマネスク」
日々姫オープニングテーマ「pictorial」
ポーレットオープニングテーマ「SilentRail」
ハチロクエンディングテーマ「どこまでも続くこの路を」
日々姫エンディングテーマ「Run with our dreams」
ポーレットエンディングテーマ「未来へのレール」
れいなエンディングテーマ「しゅっぱつしんこう!!」
真闇エンディングテーマ「ひとしずく」
稀咲エンディングテーマ「Snow White」
凪&ふかみエンディングテーマ「おもいでをかさねて」
グランドオープニングテーマ「未来行き☆列車」
グランドエンディングテーマ「ナインスターズ」
まいてつ Last Run!!
ハチロクafterオープニングテーマ「ロオド・ラスト」
ハチロクafterエンディングテーマ「明日へと」
ハチロク劇中テーマソング1「思い出の結晶」
ハチロク劇中テーマソング2「The road we belong」
ハチロク劇中テーマソング3「hello! new world」
ポーレットafterオープニングテーマ「On the Rails」
ポーレットafterエンディングテーマ「ひだまりライン」
日々姫afterオープニングテーマ「blooming symphony」
日々姫afterエンディングテーマ「floraison」
日々姫挿入歌「リトルプリュム」
ふかみ凪オープニングテーマ「おんなじ気持ち、ほんとの気持ち」
ふかみ凪エンディングテーマ「Forever With You」
ふかみエンディングテーマ「Shiny Sky Shiny Days」
凪エンディングテーマ「My Wish Forever」
ニイロクエンディングテーマ「繋いでいく未来」
真闇エンディングテーマ「水彩」
れいなエンディングテーマ「はじめてのこい」
稀咲エンディングテーマ「Indivisible Love」
仲国オープニングテーマ「All right!!」
仲国エンディングテーマ「終わらないリズム」
グランドオープニングテーマ「GRAND EXPRESS」
レヱル・ロマネスク Origin
レヱル・ロマネスク Origin主題歌「ALL ABOARD」
コラボレーション
『まいてつ』発売前の2016年2月には、Kissのアダルトゲーム『カスタムメイド3D2』(CM3D2)のコラボレーションが実施され、CM3D2のコラボレーション第2弾としてハチロクとれいなの衣装DLCが発売されている。
2016年10月にはLoseとくま川鉄道のコラボレーションによる応援切符の発売が企画されていたが、券面のキャラクターがアダルトゲームである『まいてつ』のキャラクターに酷似していることが人吉市市議会で問題視された経緯があり、発売が中止された。
2018年のPS4版『まいてつ -pure station-』発売に合わせ、発売記念イベント「レイルロオド・トレイン on 銚子電鉄」が銚子電気鉄道とのコラボレーションにより実施され、同社のデキ3形電気機関車をモデルにしたレイルロオド「アルジェ」が製作された。2018年5月19日には貸切列車「観光各停おおはし号」が運転され、ゲストとして乗車したアルジェ役の尾崎真実による生車内放送が行われた。同年7月21日には一般客が乗車可能な臨時列車でアルジェの車内放送が実施された。
2019年1月にFAVORITEより発売のアダルトゲーム『さくら、もゆ。-as the Night's, Reincarnation-』の作中に蒸気機関車が登場することにより、『まいてつ』と『さくら、もゆ。』の両作者のライター同士で相互にショートストーリーを贈るコラボレーションが実施された。FAVORITEからは『さくら、もゆ。』の世界に『まいてつ』の旧帝鉄8620形が訪れるストーリーが、Loseからは『まいてつ』の世界に『さくら、もゆ。』のBR99が出現するストーリーが提供されている。
応援切符の発売中止
本作のシナリオライター進行豹が熊本地震からの復興支援のため、ユーザーを集め、くま川鉄道を走らせたところ、同社社長とのコンタクトを受け、くま川鉄道応援切符(乗車券)の発売を企画、2016年10月8日に発売予定と発表された。この企画において、Loseとくま川鉄道の両社は以下の意図をもって企画することになった。
- アニメ化やコンシューマ化も検討し、1年半〜2年半後(2017年〜2018年頃)であればコラボも可能ではないか、と提案する
- アダルトゲームとして生まれた作品であることと、(2016年時点では)コンシューマ化が企画されていなかったため、『まいてつ』のタイトルを用いず『くまてつ』という別企画で進める
- 『まいてつ』のロゴやキャラクターを改変し、『まいてつ』の由来であることがわかるようデザインする
- Loseから『まいてつ』ユーザーに宣伝し、くま川鉄道のショップへ誘導する
ところが、人吉市と市議会議員らが「乗車券に使われているキャラクターが『まいてつ』のキャラクターに酷似している」と指摘したことで、市議会で問題視されるようになった。これに対し、Loseは熊本地震からの復興のため無償(ロイヤリティフリー)で提供するなど協力的な姿勢をとっていたが、「青少年の育成に問題があり、人吉市の責任にもなる」という理由で発売中止を決定した。
人吉まいてつ祭
熊本県人吉市では、2018年のPS4版『まいてつ -pure station-』の発売を記念して、一般社団法人青井の杜外苑街づくり協会の主催により「まいてつ祭2018」が2018年7月28日・29日の2日間にかけて開催された。
翌2019年3月23日・24日に「まいてつ祭2019」が開催された。また、その祭に合わせビジネスホテルチヨヅル前に聖地巡礼マップ『まいてつ -pure station-聖地案内マップ』を設置。進行豹が除幕をおこなった。
コミカライズ
2017年12月28日より2019年1月18日にかけて、コミッククリアで甘露アメによる作画にてコミカライズされた。単行本は全2巻で、第1巻は2018年8月10日に、第2巻は2019年3月14日に発売されている。
ASMR
本作登場のキャラクター、および初登場のレイルロオドとの触れ合いを主軸としたASMRコンテンツ『かさなるASMR』『おさんぽASMR』『ゆめぐりASMR』が展開されている。
- かさなるASMR(日々姫)(CV.朋永真季、2021年4月1日発売)
- かさなるASMR(ポーレット)(CV.前田恵、2021年6月3日発売)
- かさなるASMR(ふかみ)(CV.永井真衣、2021年8月5日発売)
- かさなるASMR(みくろ)(CV.桐村まり、2021年10月21日発売)
- おさんぽASMR(凪)(CV.八神よつば、2022年3月3日発売)
- ゆめぐりASMR(ニイロク)(CV.大沢りん、2022年3月31日発売)
- おさんぽASMR(稀咲)(CV.眞田朱音、2022年4月28日発売)
- かさなるASMR(真闇)(CV.瑞沢渓、2022年6月2日発売)
- ゆめぐりASMR(あさひ)(CV.真田アサミ、2022年7月7日発売)
- ゆめぐりASMR(マルロ)(CV.福原香織、2022年11月10日発売)
- ゆめぐりASMR(はるりんどう)(CV.金田朋子、2022年11月24日発売)
テレビアニメ『レヱル・ロマネスク』
『レヱル・ロマネスク』のタイトルで、TOKYO MXにて2020年10月3日から12月19日まで毎週土曜1時 - 1時5分(金曜深夜)に放送された。『pure station』の世界観の未来の時間軸をベースにしており、本作でのオリジナルレイルロオド同志の掛け合いを主体とする。まいてつのキャラクターは回想やビデオなどの形で登場する。 第1期Blu-ray・DVDはクラウドファンディングの特典として制作予定。また、本作のレイルロオドとマスターの触れ合いを主軸としたASMRコンテンツ『蓄音レヱル』が展開。
第2期は『レヱル・ロマネスク2』のタイトルで、TOKYO MXにて2023年10月6日から12月29日まで毎週金曜1時 - 1時5分(木曜深夜)に放送開始された。
あらすじ(アニメ)
第1期
第2期
登場キャラクター
第1期
すずしろ
万岡鉄道C12 67専用レイルロオド。SLを描いたテレビドラマでレイルロオドすずしろ役を演じていた女優の急病による代役を引き受けたことで才能を開花させた女優でもある。
人間たちのサミットのほうに召集されたハチロクに代わって、レイルロオドによるサミットの司会役を担当する。
第2期にも登場し、第2回レイルロオドサミットの司会進行を担当することとなる。
ラン
高嵜鉄道D51 840専用レイルロオド。中性的な外観と王子様然とした立居振舞から女性ファンが多く、「プリンス・オブ・レイルロオド」の異名を持つ。趣味は電子工作。
汽子
名児耶鉄路ホジ6005形 ホジ6016専用レイルロオド。好奇心旺盛な性格。
いよ
いよかん鉄道甲1形 1号蒸気機関車専用レイルロオド。のんびり屋で人懐っこい性格。金髪碧眼と地元を舞台にした有名小説の影響で、マドンナ呼ばわりされるのが悩み。
紅
旧南颯鉄道キハ100形 キハ101専用レイルロオド。現在は肥薩みかん鉄道所属。キハ07系をライバル視しており、負けず嫌いで努力家。
りいこ
頭部鉄道5号機関車専用レイルロオド。怠け者でよく手抜き・サボりがちだが、かなりの昆虫好き。
かかあ
常州電鉄デハ100形 デハ101専用レイルロオド。面倒見がよく気が効くおっかさん気質。
しろがね
關門鉄道EF10 23専用レイルロオド。寡黙で控えめで目立たない性格だが、際立って優秀な運用成績を評価され、關門海峡トンネルを潜る客車・貨車を牽引するスペシャリストとなった。
西瓜
仲国鉄道総公東富4 2000専用レイルロオドで、唯一原作ゲーム(『Last Run!!』)にも登場しているキャラクター。仲国が誇る電気式ディーゼル機関車の試作機として試走から本線運用まで貴重なデータを取り続けたエリート。日ノ本語にも堪能で、両国のレイルロオドの架け橋となっている。
第2期
かにこ
北開道鉄道C11 202専用レイルロオド。無口・無愛想が常態となってしまった不器用レイルロオド。とはいえ職務面では極めて器用かつ勉強熱心であり、休む時間をろくに与えられず重稼働が続きボロボロとなっても文句も言わず働き続けるほどに、北開道の鉄路を深く強く愛している。その結果、観光客も増え大嫌いだった自身の名前にも誇りと愛情を抱けるようになった。
第2期の放送開始に先立ち、『蓄音レヱル』第11弾にて初登場した。
ノワール
来大鉄道29616専用レイルロオド。かなり燃費が悪く、いつもお腹を空かせては涙を流している。性格は寡黙で真面目で鈍感。仕事以外では常に石炭を摘まんでいるが、木炭や練炭では腹痛を起こすことも。
なこ
日楠鉄道DD51 75専用レイルロオド。平凡な量産機であるが、頑丈で故障知らずなのが取り柄。常に最先端技術の情報を集めており、正面からド正論を吐きまくる人間味を欠いた態度が「氷でできている」と陰口を叩かれやすい。しかし実のところ相当な情熱家であり、理想家。
とらこ
鹿兒島市営電鉄500形 512号電車専用レイルロオド。櫻島の火山灰で苦しんでいる姉妹を救うために散水車へと用途変更された。散水のエキスパートとして卓抜した働きを示す、この道と決めたらどこまでも突き進む求道者的性格の持ち主だが、普段はおおらか。名前の由来は虎縞のような髪色から。
切子
伊万里鉄道C51 67専用レイルロオド。かつてはレイルロオドにしては大柄な体格がコンプレックスだったが、永崎の舞留山遊女から化粧の仕方や制服の着崩し方などを教えてもらったことから、もとより端麗だった容姿の活かし方を身につけるようになった。その遊女からもらったビードロを大切にしている。自身の戦争体験から、仕事も私生活もできるかぎり軽やかに楽しく行動しようと心掛けている。
海
松浦九洲線キハ58 568号機専用レイルロオド。他の姉妹と異なり、海色の瞳を持ってロールアウトした。世界初のマリンロオドになることを目標としている。レイルロオド仲間を大切にしており、よく他県の海のことを聞くことがある。漁師町の女将から教わった編み物が特技で、趣味はマリンレジャー全般。
むむむ
くろがね鉄道D60 66専用レイルロオド。探偵じみた口調と物腰が特徴で、遺失物捜索に群を抜いた能力を示し、依頼を受けた遺失物を1件の例外を除き全て発見してみせた。
スタッフ
第1期 | 第2期 | |
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原作 | Lose | RaRo |
キャラクター原案 | cura | cura、田上俊介 |
原案・シリーズ構成 企画(第2期) |
進行豹 | |
総監督(第1期) 監督(第2期) |
ひらさわひさよし | 箙みちる |
脚本 | 元村洸一 | 進行豹 |
ナレーション | 千葉繁 | |
キャラクターデザイン 総作画監督 |
野口孝行 | 佐藤天昭 |
美術監督 | マメ | 緒方剛 |
美術設定 | マメ、直井隼人 | 三浦智 |
色彩設計 | N/A | 加島優生 |
撮影監督 | 林幸司 | 宮坂凌平 |
音響監督 | ひらさわひさよし | 小泉紀介 |
音響制作 | Cloud22 | ビットグルーヴプロモーション |
音楽 | 酒井陽一 | |
音楽プロデューサー | 田中統英 | |
音楽制作 | AYUMI ONE. | |
制作協力 | アムモ98 | N/A |
プロデューサー | to | |
アニメーション プロデューサー |
藤川仁志 | 大上裕真 |
アニメーション制作 | サエッタ | 横浜アニメーションラボ クラウドハーツ |
製作 | レヱル・ロマネスク 制作委員会 |
レヱル・ロマネスク2 制作委員会 |
主題歌
第1期
「Wonderful Rail」(第1話〜4話・第12話)
「Singing Wheel」(第5話〜8話)
「Bon Voy@ge!」(第9話〜11話)
第2期
「pas @ pas!」
「Snow Ephemeral」
「チェスト!」
「Nattitude」
「6tekiQ.E.D」
「growlin' world」
「びいどろ」
「Marine Side Dream」
各話リスト
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 | |||||||||||||||||||
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第1期 | ||||||||||||||||||||||||
第1話 | レイルロオドサミット、開幕す | オータカイチロー |
| 2020年 10月3日 |
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第2話 | 運命のグルウプ分け | 10月10日 | ||||||||||||||||||||||
第3話 | 分科会、始まる | 日下雄一朗 | 近橋伸隆 |
| 10月17日 | |||||||||||||||||||
第4話 | 布製品と昆虫 | オータカイチロー | 10月24日 | |||||||||||||||||||||
第5話 | 永遠のライバル | 久保太郎 |
| 10月31日 | ||||||||||||||||||||
第6話 | 熱き切磋琢磨 |
| 11月7日 | |||||||||||||||||||||
第7話 | トップスタァ登場す | 東亮佑 |
| 11月14日 | ||||||||||||||||||||
第8話 | トンネルを往く者 | 11月21日 | ||||||||||||||||||||||
第9話 | 名物かかあ参上 | 鶴田愛 | 久保太郎 |
| 11月28日 | |||||||||||||||||||
第10話 | 花開くセンス | 12月5日 | ||||||||||||||||||||||
第11話 | 癒しの天然温泉 | オータカイチロー |
| 12月12日 | ||||||||||||||||||||
第12話 | 出発!進行! | 12月19日 | ||||||||||||||||||||||
第2期 | ||||||||||||||||||||||||
第1話 | レコオディング・レイルロオド | 頂真司 | 小林公二 |
| 2023年 10月6日 |
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第2話 | 御一夜の海 | - | 10月13日 | |||||||||||||||||||||
第3話 | ベーコン、じゃり、じゃり | 10月20日 | ||||||||||||||||||||||
第4話 | はじめての講評会 | 應地隆之介 | 10月27日 | |||||||||||||||||||||
第5話 | クマガワリサイクル | 橋本有加 |
| 11月3日 | ||||||||||||||||||||
第6話 | カジカガエルと蛍火と | 小林公二 | 吉井弘幸 | 11月10日 | ||||||||||||||||||||
第7話 | 第二回 講評会 | 應地隆之介 | 11月17日 | |||||||||||||||||||||
第8話 | ラフトボートとかわひらた |
| 11月24日 | |||||||||||||||||||||
第9話 | てつチャリ! | - | 12月1日 | |||||||||||||||||||||
第10話 | 決着!?録音対決! | 應地隆之介 | 12月8日 | |||||||||||||||||||||
第11話 | 全員集合! | 12月15日 | ||||||||||||||||||||||
第12話 | 滝をみんなで | - | 12月22日 | |||||||||||||||||||||
第13話 | みんなのおと | 阪野日香莉 | 12月29日 |
ASMR(アニメ)
スピンオフ企画としてASMR音声作品『蓄音レヱル』を2020年10月3日から毎週リリースした。かにこはこちらにテレビアニメ第2期より先行して登場している。
第1期
- 蓄音レヱル「すずしろ」(CV.上坂すみれ、2020年10月3日発売)
- 蓄音レヱル「いよ」(CV.降幡愛、2020年10月10日発売)
- 蓄音レヱル「りいこ」(CV.久保ユリカ、2020年10月17日発売)
- 蓄音レヱル「紅」(CV.黒沢ともよ、2020年10月24日発売)
- 蓄音レヱル「ラン」(CV.内田彩、2020年10月31日発売)
- 蓄音レヱル「汽子」(CV.洲崎綾、2020年11月7日発売)
- 蓄音レヱル「しろがね」(CV.上條千尋、2020年11月14日発売)
- 蓄音レヱル「かかあ」(CV.永井真衣、2020年11月21日発売)
- 蓄音レヱル「西瓜」(CV.伊ヶ崎綾香、2020年11月28日発売)
- 蓄音レヱル「アルジェ」(CV.尾崎真実、2020年12月5日発売)
- 蓄音レヱル「かにこ」(CV.田中理恵、2020年12月12日発売)
- 蓄音レヱル「すずしろ 〜万岡〜」(CV.上坂すみれ、2020年12月19日発売)
2020年12月19日発売の12作目「すずしろ 〜万岡〜」では、万岡鉄道のモデルになった真岡鐵道の協力のもと、同社のC12形による営業運転中の運転室内での音源収録も行われた。特典コンテンツの「万岡鉄道車内放送 上り、下り」は、すずしろ役の上坂すみれにより実際の真岡鐵道の列車ダイヤに合わせて収録された。
第2期
第2期では10月6日以降毎週ASMRがリリースされ、2024年1月9日までの期間限定で発売時点での最新話が付属していた。
- 蓄音レヱル「なこ」(CV.島袋美由利、2023年8月25日発売)
- 蓄音レヱル「切子」(CV.田所あずさ、2023年8月25日発売)
- ASMR of Rail Works「むむむ」(CV.楠木ともり、2023年8月25日発売)
- 蓄音レヱル「れいな」(CV.門脇舞以、2023年9月15日発売)
- 蓄音レヱル「かにこ」(CV.田中理恵、2023年10月6日発売)
- 蓄音レヱル「海」(CV.本渡楓、2023年10月13日発売)
- 蓄音レヱル「ノワール」(CV.山根綺、2023年10月20日発売)
- 蓄音レヱル「西瓜」(CV.伊ヶ崎綾香、2023年10月27日発売)
- ASMR of Rail Works「とらこ」(CV.日高里菜、2023年11月3日発売)
- ASMR of Rail Works「切子」(CV.田所あずさ、2023年11月10日発売)
- ASMR of Rail Works「海」(CV.本渡楓、2023年11月17日発売)
- 蓄音レヱル「むむむ」(CV.楠木ともり、2023年11月24日発売)
- ASMR of Rail Works「なこ」((CV.島袋美由利、2023年12月1日発売)
- ASMR of Rail Works「ノワール」(CV.山根綺、2023年12月8日発売)
- 蓄音レヱル「とらこ」(CV.日高里菜、2023年12月15日発売)
- ASMR of Rail Works「かにこ」(CV.田中理恵、2023年12月22日発売)
- 蓄音レヱル「すずしろ」(CV.上坂すみれ、2023年12月29日発売)
『レヱル・ロマネスク』におけるコラボレーション
『レヱル・ロマネスク』の放送開始記念コラボレーションとして、2020年10月3日から12月13日まで真岡鐵道「SLもおか」のC12形66号機に「すずしろ」のヘッドマークが掲出された。
2020年12月26・27日には真岡鐵道真岡駅 - 茂木駅間でSL貸切列車「SLすずしろ号」が運転され、すずしろ役の上坂すみれによる録音車内アナウンスが放送されたほか、しろがね役の上條千尋、かかあ役の永井真衣がゲストとして乗車した。1日目にしろがね役の上條千尋が、2日目にかかあ役の永井真衣がそれぞれ乗車している。
2021年6月13日から9月30日に実施された『ステーションメモリーズ!』(駅メモ!)とのコラボレーションでは、ガチャで獲得可能な「でんこ」としてすずしろ、ラン、しろがね、ハチロク、れいなが実装されたほか、真岡駅や高崎駅など蒸気機関車にゆかりのある7つの対象駅へのチェックインで限定アイテムが入手可能なデジタルスタンプラリーイベントが実施された。
ラジオ番組
2017年7月29日よりデジタルノベルブランド「Lose」の公式サイトにて『御一夜鉄道 まいてつラジオ』が隔週土曜日に配信されていた。パーソナリティは、毎回、まいてつに登場するキャラクターとその声優の持ち回りとなっていた。
2018年7月28日の第25回配信をもって『第1期』を終了、現在無料で聴けるのは第25回放送(最終回)のみで、バックナンバーは支援サイト等の有料プランに加入して聴く事が可能。
2020年7月4日より9月26日まで文化放送および超!A&G+のラジオ番組「A&G TRIBAL RADIO エジソン」内のフロート番組として『上坂すみれのレヱル・ロマネスクラヂオ』が放送・配信されていた。時間は毎週土曜日21:45頃-21:54頃。アニメ版の先行告知番組として位置付けられており、すずしろ役の上坂すみれが文化鉄道「レヱル・ロマネスク號」の車掌と言う設定でパーソナリティを務め、レヱル・ロマネスクに登場するキャラクターの担当声優が「レヱル・ロマネスク號」の乗客と言う設定で月ごとにゲスト出演していた。
参考文献
- 水野二千翔「てつあに!『レヱル・ロマネスク』原案・シリーズ構成 進行豹さんにインタビュー!」『Rail Magazine』2020年11月号(No. 445)、ネコ・パブリッシング。pp. 132-133