まいまいまいごえん
舞台:遊園地,
以下はWikipediaより引用
要約
まいまいまいごえん(ラテン文字表記:MAIMAIMAIGOEN)は、日本のサンリオによるキャラクタープロジェクト、メディアミックス作品。デザイナーはエン。主な略称は「まいごえん」など。コンセプトは「心の成長痛の物語」。
2021年11月11日から始動したプロジェクト。
概要
「まいまいまいごえん」ではクリエイターやユーザーと共に育て盛り上げていくコンテンツを目指す為、サンリオのコンテンツとして初めて「ファンコンテンツガイドライン」を設けている。公式で定められた二次創作タグは「#まいごえん図工部」。様々な分野で活躍中のクリエイターとのコラボレーションも行っている。
デビュー日と同時に株式会社KADOKAWAのヤングエースUPにて漫画の連載を開始した。さらに同日、タイアップMVとしてかいりきベアの「カーニバルハッピー」が公開された。
同年12月18日には株式会社バカーのゲームマガジンにてゲーム第一話が公開された。同日、タイアップMV第二弾としてボカロプロデューサー「Chinozo」により「ベビーデーズ」が公開された。
2022年6月1日にはサンリオアニメストアにて初めて商品展開が行われた。
同月3日には漫画「まいまいまいごえん」コミックス第1巻が発売された。
2022年11月には1周年を記念したポップアップストアが開設され、△○□✕、さくしゃ2による描き下ろしイラストが公開された。
あらすじ
第一話
サンリオピューロランドへ遠足に来た岡田ユウや園児達18人が、不思議な遊園地「ゆぅろぴあ」に突如迷い込んでしまう。脱出するためにはメダルが10枚必要で、岡田ユウ達は園内のアトラクションである、「がんばり山」や「キラキララビリンス」に挑戦するも、空振りに終わることとなる。
さらにルミ先生が幼児退行してしまい、ヒカルがルミ先生のお世話をすることとなる。そんなヒカルを見ていたマリアは複雑な感情を抱く。
次の日、マリアがいないことに気づいたヒカル。どうやらマリアは「たそがれ横丁」に行った事が分かり、マリアを連れ戻すために「たそがれ横丁」を攻略する一同。ヒカルとマリアの過去も明らかになり、苦闘の末に始めてのアトラクションクリアを遂げることができた一同だった。
しかし、「カエルコール」でダイゴロウが全てのメダルを使い切ってしまい、ゲームオーバーとなった。
第二話
ダイゴロウの脱落を垣間見た一同。自分が生き残るためにメダルを集める者や、休憩所のメンバーのためにメダルを集める者もいて、岡田ユウは自分の無力さを感じた。そんな中、マモルの提案によって、クレヨンでの寄せ書きをすることになることとなる。寄せ書きに使うものを集めにゆぅろぴあを探索していると、アトラクションの「ブロックアンサー」を見つける。一同は各々一本ずつクレヨンを預かり、寄せ書きをすることを約束し「ブロックアンサー」にチャレンジすることとなった。
「ブロックアンサー」は友情を破壊する問題など、各々が答えにくい問題があり、マモルは得点が倍になった最終問題、「ヒーロー戦隊の秘密の合言葉は何か」で困惑してしまう。誘惑の声に負け、答えを言いそうになったが、リンリンに止められ不正解となる。大切なものを失わずにいたことに、マモルはリンリンに感謝する。その後、2人はゲームオーバーとなった。
そして、「頭のいいマモルがヒーロー戦隊のせいでゲームオーバーになった」という事に失望し、ハヤテは姿をくらませてしまう。
第三話
ハヤテに続いてユズリハとマドカ、さらにはシンタとワタルも休憩所を離れることになった。この状況にカナタは、休憩所を離れて一人でメダルを集める「オオカミさんチーム」、みんなで団結してメダルを集める「ヤギさんチーム」に分かれていると言った。(カナタは自分自身をオオカミさんチームでもヤギさんチームでもない、コウモリチームと言っている)
そんな中、岡田ユウ、シンタ、ワタル、カナタ、ユズリハ、マドカ、ハヤテは、「メリーゴーサーキット」に挑戦することになる。中盤にさしかかるとハヤテのお邪魔マークが進化していき、もう少しでカエルタマゴに捕まるというところでユズリハに助けられる。
しかし、最初のルール説明の時にハヤテは話を遮っており、誰もお邪魔マークの存在自体を知らなかった。そんな中、ユズリハに助けられた時にハヤテとハイタッチをしており、お邪魔マークがユズリハに移っていた。ユズリハはそのことに薄々気づいていたが、助けを求めることができなかったため、ハヤテに自分の想いを伝えることなくカエルタマゴに捕まりゲームオーバーとなる。ハヤテはお邪魔マークの攻略法を見つけ、全員でクリアする方法を見つける。そのおかげで、新たなる脱落者を出さずに全員でクリアすることができた。そのような光景を、謎の女性が画面越しに見ていた。
第四話
ハヤテ以外のオオカミさんチーム、コウモリチームのメンバーが休憩所に帰ってきた。休憩所のメンバーのためにもメダルを集めようと、岡田ユウ、ゾーヤ、ライオン、ライムが「シンゾウ観覧車」に挑戦する。ライオンは、幻聴に悩まされつつも、クリアする事ができた。
次の日、カナタの提案で、「バイバイスロット」にやってきた一同。しかし、間違えてライムとマリアがアトラクションをスタートさせてしまう。ライムかマリア、どっちかしか助からないという絶体絶命の状況で、マリアは2人とも助かる攻略法を見つける。しかし、終盤にマリアは自分を犠牲にして、ライムを助ける。マリアはヒカルのヤギさんチームを託し、ゲームオーバーとなった。
クリア報酬がメダル32枚と、マリアの託したものは大きかった。マリアを見ていたライオンは、「ライムさえいればいい」と、集金に来たカエルタマゴを突き飛ばし、ライムを連れメダルの持ち逃げをしてしまう。
広場に来たライオンは、ライムとそこに来たルミ先生にメダルを持たせ、ゆぅろぴあから脱出させた。しかし、ライオンが脱出するためのメダルは残っていなかった。ライオンは岡田ユウに、「自分の信じた道を進んでほしい」と言い残し、駆けつけたカエルタマゴによってゲームオーバーとなった。
第五話
カナタはぬいぐるみのヒナタを連れ脱出しようと試みる。しかし、ヒナタの分もメダルが必要と謎の少女から告げられる。謎の少女の助言により、カナタはとあるアトラクションに挑戦する。
ある朝起きると園児達が各自大切にしている物がなくなっていることに気がつく。カナタの置き手紙により、ヒカルによって団結力を深めた「新ヤギさんチーム」はカナタのいる、「流されるプール」へ挑戦することとなる。
途中でマドカの「オタカラ」が流れてくる。マドカはプールに飛び込み、「ただユズリハを撮りたかった」事に気づき、ゲームオーバーとなる。
謎の少女や謎の女性からの着信があったりと、不穏な空気が流れる一同。さらに、ヒナタが「オタカラ」としてプールに流されていくことになる。カナタを助けるか意見が真っ二つに割れるが、岡田ユウはカナタを助ける選択肢をとる。プールでゲームオーバーになりかけたカナタは一同に助けられる。その後、ヒナタを救出しようと、一同はプールへ向かう。
流れてきたヒナタを助けるためにダイヤがプールに飛び込み、危うくゲームオーバーとなるところをカナタに助けられる。カナタはヒナタに別れを告げるが、岡田ユウがヒナタをキャッチしており、ヒナタはカナタの元に戻ってきた。
キャラクター
岡田ユウ
シンタ
ヒカル
カナタ
ハヤテ
ゾーヤ
ライオン
ライム
マリア
ユズリハ
マドカ
マモル
リンリン
ワタル
ダイヤ
アキ
漫画
2021年11月11日、『ヤングエースUP』(KADOKAWA)にて、「サンリオ初のサスペンス」作品として、『まいまいまいごえん』の漫画の連載が開始された。本作はサンリオが原作と監修を務め、鍋谷やかんが漫画を担当。内容は、新米保育士が子どもたちとともにテーマパークに閉じ込められる様子を描いたサスペンスである。2022年6月に単行本の第1巻が発売された際には、タイアップの「カーニバルハッピー」を使用したスペシャルMVが記念に公開されている。鍋谷やかんが「あくまでもコミック版であり、コミカライズではない」と発言している通り、世界観や設定こそゲーム版と共通しているが、その展開にはところどころ違いが見られる。主な略称は「まんがえん」など。
- 株式会社サンリオ(原作・監修)・鍋谷やかん(漫画)『まいまいまいごえん』KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、既刊2巻(2023年3月25日現在)
- 2022年6月3日発売、ISBN 978-4-04-112619-6
- 2023年3月25日発売、ISBN 978-4-04-113331-6
ゲーム
2021年12月18日、ゲームマガジンにて第1話が公開された。本作はサンリオが原作と監修を務め、カナヲがゲーム作成を担当。BGMは煮ル果実が担当している。ネタバレ回避タグは「#げーむえんネタバレ」。
サンリオピューロランドへ遠足に来たあじさい保育園の園児と保育士18人が、突如迷い込んでしまった不思議な遊園地「ゆぅろぴあ」からの脱出を目指し、アトラクションをクリアしてメダルを集めるというストーリーになっている。
- 第1話「ようこそゆぅろぴあ」2021年12月18日公開。
- 第2話「約束とクレヨン」2022年5月1日公開。
- 第3話「子どもたちのわかれ」2022年10月22日公開。
- 第4話「おくる想い」2023年1月14日公開。
- 第5話「きみとぼくを繋ぐモノ」2023年9月30日公開。
タイアップ楽曲
タイアップ楽曲は各クリエイターとタッグを組み各キャラクター達の「心の成長痛」を表現したタイアップMVを公開している。
「カーニバルハッピー」
テーマソング。
「ベビーデーズ」
ヒカルのタイアップ楽曲。
「マザーデイズ」
マリアのタイアップ楽曲。
「ファラウェア」
カナタのタイアップ楽曲。
「旅」
あじさい保育園の子供達(ゾーヤ、シンタ、ヒカル、カナタ、ハヤテ、ライオン)タイアップ楽曲。
「ウルフ・ワルド」
ハヤテのタイアップ楽曲。
「リトルハートダイアリー」
マモルとリンリンのタイアップ楽曲。
「ぷらいまり」
ライムのタイアップ楽曲。
「みまま」
ユズリハのタイアップ楽曲。
「ポシェット」
ゾーヤのタイアップ楽曲。
「つづみぐさ」
ライオンのタイアップ楽曲。
「ノートリアス」
アキのタイアップ楽曲。
「アルマニ」
ダイヤのタイアップ楽曲。この楽曲はダイヤのタイアップ楽曲の応募企画にて採用された楽曲である。
サンリオキャラクター大賞の順位
『いちご新聞』の読者投票企画『サンリオキャラクター大賞』には2022年より参戦している。
歴代最高順位は、第38回(2023年)の34位である。
- 2022年サンリオキャラクター大賞57位
- 2023年サンリオキャラクター大賞34位
コラボレート
2022年8月、つくしあきひとの『メイドインアビス』とコラボレート。コミックマーケット100の企業ブースのBBshop内にある「コミケ100竹書房STORE出張所」や大阪府の「竹書房ショップinなんばマルイ」にて、同作と本プロジェクトがコラボレートした商品が展開された。 2023年5月には、亜樹新の「かわいいせかいせいふく」とコラボレート。まいまいまいごえんの公式Twitterにて、コラボ4コマまんが公開された。