もののて
以下はWikipediaより引用
要約
『もののて』(-江戸忍稼業- もののて)は、宮島礼吏による日本の漫画作品。漫画雑誌『週刊少年マガジン』(講談社)にて、2016年第37・38合併号から2017年第2・3合併号まで連載された。単行本は全3巻。左右の手が逆についた奇妙な忍びの男・皆焼(ひたつら)と、医者を志す旅の娘・おこたによる、江戸時代活劇。
あらすじ
江戸時代、異形の化け物「もののて」の噂が飛び交う中山道街道筋で、医者を志す旅の娘・おこたが、左右の手が逆についた奇妙な忍びの男・皆焼(ひたつら)に命を助けてもらったことから物語が始まる。助けてもらう契約料として5両を借金したおこたは、旅先の遊郭で働いて借金返済をすることになるも、問題に巻き込まれ余計に借金が嵩むことになる。そうこうするうちに、おこたは皆焼が住む天領飛騨忍び班望月集の里「大老松」で医療番の研修生として働くことになる。おこたの初任務は、太田宿で皆焼と「手鎖夫婦」を演じて錠前を隠密誘引販売することであったが、太田宿はおこたの長年下働きで住んでいた街であり、「手鎖夫婦」が演技であることがバレてしまう。さらに、おこたの結婚相手である織田長雄とも再会したことにより、結婚の話が急激に進むことになるが、長雄との結婚の前向きではないおこたは、長雄との婚姻を断り、皆焼とともに生きることを選択する。
登場人物
皆焼(ひたつら)
おこた
用語解説(補足)
単行本の裏表紙に記載されている『江戸豆知識』より。
鮑(あわび)
貸本(かしほん)
春画(しゅんが)
鰻(うなぎ)
蕎麦(そば)
遊郭(ゆうかく)
附子(ぶす)
苦無(くない)
風呂(ふろ)
長屋(ながや)
米(こめ)
布団(ふとん)
鯨尺(くじらしゃく)
蠅帳(はいちょう)
行灯(あんどん)
枕屏風(まくらびょうぶ)
朝顔売り(あさがおうり)
しゃぼん玉売り(しゃぼんだまうり)
甘酒(あまざけ)
棒手振り(ぼてふり)
天水桶(てんすいおけ)
江戸三大美女(えどさんだいびじょ)
お仙手拭い(おせんてぬぐい)
下げ緒(さげお)
炭団売り(たどん)
皆焼刃(ひたつらば)
為替手形(かわせてがた)
書誌情報
- 宮島礼吏 『もののて』 講談社〈講談社コミックス〉、全3巻
- 2016年11月17日発行、ISBN 978-4-06-395794-5
- 2017年1月17日発行、ISBN 978-4-06-395844-7
- 2017年3月17日発行、ISBN 978-4-06-395888-1