よめせんっ!
以下はWikipediaより引用
要約
『よめせんっ!』は、マサト真希による日本のライトノベル。イラストはごまさとしが担当。電撃文庫より2009年11月から刊行されている。
あらすじ
霊感のある高校生・鰹屋広人が拾った可愛い子猫は翌朝、全裸の美少女・ねこがみさまに変わり、彼の氏神であると告げる。 さらに彼女は鰹屋家繁栄のため、広人に1000人の嫁を授けると宣言する! その日から広人の周囲に集まってくる人外の美女・美少女たち、そしてツンデレ幼馴染や変態美女の巻き起こす大騒動。 ねこがみさまの「ご利益」で広人は幸せになれるのか…? 神様や妖怪たちのにぎやかハートフルライフ&ラブコメディ。
登場人物
主要人物
鰹屋 広人(かつおや ひろと)
主人公。物語開始時は有里間(ありま)高校の1年生で、3巻で2年生に進級。霊感があり幽霊を見たり妖し(あやかし)の気配を感じ取ることができる。そのため周囲からは浮いた存在だが、生来の優しさと困ったものを見捨てられない人の良さから、一部の人間と妖しからは慕われている。料理を始めとして家事能力は高い。高校受験の日に祖母・おりんを亡くしてからは、残されたわずかな蓄えと、静岡にあるおりんの実家の援助で生計を立てている。ボロアパート「グランパレス有里間」の101号室(バス・キッチン付き6畳1間、家賃は共益費込みで28000円)に愛猫モサコさんと暮らしていた。
両親は生まれてすぐの広人をおりんに預けたまま、海外に住んでいるらしい。一般人である彼らはおりんとの折り合いが悪く、葬儀にも出席しなかった。
実は祖母譲りの高い潜在能力を持つが、そちら方面の修行は一切していないため、普段は目立った力を発揮することはない。しかしその「言霊」は非常に強力であり、耀姫やみっちゃんには警戒されている。
5巻現在の「嫁」は75人+2匹 マイナス1
鰹屋家の住人
夜刀(やと)
ミミ
金髪の美少女で本名はミシュリーヌ・マルブランシュ。妖しとしての種別は天井下がりで、天井から逆さにぶら下がることができ(重力の影響を受けないわけではなく、地上に長くいると「足に血が下がって」気分が悪くなる)非常に長い舌は自在に操ることができる。力はあまり無いが行動の自由さが意外に役立つことが多い。甘ロリファッションを好む。衣服は妖力で出すことができ(他人に貸与することもできるが、その場合は一定時間で消えてしまう)、逆さになっても(気を抜いている時以外は)乱れることは無い。かつては人間で、フランス人外交官の父に従って来日したが、風土の違いから身体を壊し、病臥中に天井下がりと出会う。その妖しと同化したのか、死後に妖しとなったのかは本人も覚えていない様子。妖怪となって日が浅かったため勝手がわからず戸惑っていた時におりんと出会い、その使い魔となる。いずれもひと癖ある妖したちの中では比較的素直な性格である。好物は砂糖をかけた生野菜。広人を「家主」と呼び、お嬢様っぽい口調で話す。
ユキメ
雪女郎。冷気としてアパートの窓から入り込み、ねこがみさまの霊気によって実体化した。暖房によって溶けかけていたところを広人に(水風呂に入れることで)救われ、以後彼を恩人として慕う。巨乳であり、天然系で言動がそこはかとなくエロい。着衣もややルーズフィットな着物で、ことあるごとに露出度が高くなる。冷気を操り、物を凍りつかせることができる。熱さや暑さが苦手で、通常は冬季しか人間界に滞在できないが、ねこがみさまの霊気のおかげで春になっても滞在していられるらしい。お陰で2巻ではこれまで話にしか聞いたことの無かった桜の花を見ることができ、広人とねこがみさまに感謝していた。3巻では暑さ対策として冷えピタの使用を覚えた。好物はしょうゆやめんつゆをかけた氷。やや間延びした口調で話す。
守宮(もりみや)
人間以外
神様
耀姫(あきひめ)
人間としての名前は早宮耀奈(はやみや あきな)。早宮神社の娘で中学3年生(3巻から高校1年生)。本性は下社祭神である八頭龍大神(やずりゅうのおおかみ)で、有里間区の産土神(うぶすながみ)である。とても女神とは思えない現代的で俗っぽい性格であり、極度のめんどくさがりだが、一応は産土神としての責任感と面倒見の良さからことあるごとに広人とねこがみさまに関わってくる。本人いわく、鰹屋家に入りびたるのは本性を隠す必要が無くて居心地がいいからだが、広人に思いを寄せつつある様子も見受けられる。何故か玄関を使わずにいつも窓から出入りし、広人からは苦情を言われているが全く気にしていない。牛乳及びミルク系の食べ物が好物で、鰹屋家の冷蔵庫に図々しくマイ牛乳をキープしている。従姉の(ということになっている)涼子の影響なのか、何かにつけてうんちく混じりの熱弁を振るう癖がある。語尾は「~よね」。
妖怪その他
羽沢 ひかる(はざわ ひかる)
氷川台 あやの(ひかわだい あやの)
人間
春日 美薫(かすが みか)
広人の幼馴染でクラスメイト。父親は市会議員で、広人の住むアパートの大家でもある。かつて広人に救われたことから彼に思いを寄せるが、生来の気の強さから素直になれない、典型的なツンデレ美少女。ねこがみさまの出現以来、広人の周囲に美女・美少女が次々と集まってくることに危機感を抱くが、相変わらず素直になれない。専属運転手付きの車で送迎されるお嬢様だが、家事はかなり得意で、一人暮らしとなった広人の面倒をなにくれとなく見ていた(広人の料理その他の腕前については知らなかった様子)。
広人から「事情説明」として妖怪や幽霊など人外の話を聞いても頭から信じようとしない。実際には信じていないわけではなく、広人が「普通の人間」でいられるように、あえて信じないふりをしているらしい。
旭丘 涼子(あさひがおか りょうこ)
既刊
タイトル | 初版発行日 | ISBN | |
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1 | よめせんっ! 1 | 2009年11月10日 | ISBN 978-4-04-868146-9 |
2 | よめせんっ! 2 | 2010年4月10日 | ISBN 978-4-04-868457-6 |
3 | よめせんっ! 3 | 2010年9月10日 | ISBN 978-4-04-868830-7 |
4 | よめせんっ! 4 | 2011年5月10日 | ISBN 978-4-04-868830-7 |
5 | よめせんっ! 5 | 2012年1月7日 | ISBN 978-4-04-886252-3 |
6 | よめせんっ! 6 | 2012年10月10日 | ISBN 978-4-04-886984-3 |
7 | よめせんっ! 7 | 2013年1月10日 | ISBN 978-4-04-891325-6 |