アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者
ジャンル:政治経済系ファンタジー,ハイファンタジー,
題材:異世界への転生・転移,おたく,
小説
著者:榊一郎,
出版社:講談社,
レーベル:講談社ラノベ文庫,
巻数:全19巻,
漫画
原作・原案など:原作:榊一郎キャラクター原案:ゆーげん,
作画:梶谷きり,
出版社:講談社,
掲載誌:good!アフタヌーン,
レーベル:アフタヌーンKC,
発表期間:2012年11月7日 - 2014年11月7日,
巻数:全4巻,
話数:全25話,
アニメ:アウトブレイク・カンパニー
原作:榊一郎,
監督:及川啓,
シリーズ構成:荒川稔久,
キャラクターデザイン:豆塚隆,
音楽:井内啓二,
アニメーション制作:feel.,
製作:TBSテレビ,
放送局:#放送局,
話数:全12話,
ラジオ:アウトブレイク・カンパニー OBCラジオ
放送局:ラジオ大阪,
以下はWikipediaより引用
要約
『アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者』(アウトブレイク・カンパニー もえるしんりゃくしゃ、Outbreak Company)は、榊一郎による日本のライトノベル。イラストはゆーげんが担当している。講談社ラノベ文庫の創刊タイトルの1つとして同文庫から刊行されている。略称は「OBC」。
メディアミックス展開として、漫画版が『good!アフタヌーン』(講談社)にて2012年11月号より梶谷きりの作画で連載されている。また、スマートフォン用アプリ「嫁コレ」にも一部キャラクターが登場している。さらに、2013年5月にアニメ化企画が進行中であることが発表され、同年10月から12月にかけて放送された。日本国外においては、尖端出版(台湾)より翻訳版が刊行されている。
あらすじ
小説第1巻
小説第2巻
小説第3巻
小説第4巻
小説第5巻
小説第6巻
小説第7巻
小説第8巻
小説第9巻
小説第10巻
登場人物
物語は基本的に慎一の一人称で進行する。一部慎一以外の人物による一人称や三人称で描写される部分もある。
声優はテレビアニメ、ドラマCD共通のもの(ドラマCDに出演していない人物に関してはテレビアニメのみ)。他において異なる場合は併記。 身長はアニメ版設定資料・メインキャラクター対比表、サブキャラクター対比表より。
主要人物
加納 慎一(かのう しんいち)
声 - 花江夏樹、内田真礼(幼少期)
本作の主人公。日本出身。身長165㎝。幼馴染に告白したが、失敗したため、茫然自失してしまい、自宅警備員となった。それゆえ、学校に籍は置いていたものの通ってはいなかった。そんな生活を1年余り続けていたが両親の我慢が限界に達し、復学する・就職する・離縁するの三択を迫られ、自宅警備員の生活と別れを告げた。
現在は「総合エンターテイメント商社アミュテック社」の総支配人として、神聖エルダント帝国に半ば強制的に連れてこられた。そこで文化力に乏しい神聖エルダント帝国にオタク文化を広めるために日々活動している。
体力こそ人並みだが、観察力や判断力に優れた一面があり、窮地においても最適な解決方法を見出すことができる他、ミュセルから学んだ一部の魔法を使用することも可能。また、ミュセルに日本語を教える傍ら、彼女からエルダント語を習っており、片言ながらも意思疎通が可能なレベルでエルダント語をしゃべることができる。
4人家族で、ラノベ作家の父と元エロゲンガーの母、2つ年の離れた兄よりも遥かに出来のいい妹・紫月がいる。
オタク文化を貶す者は目上の人間であろうと反駁するほどのオタク文化の愛好者。基本的にどのジャンルも受け付けられるが、妹キャラは馴染めずにいる。また、男の娘のジャンルも苦手。
ミュセル・フォアラン
声 - 三森すずこ
本作のメインヒロインの一人。メイドとして慎一の世話役をしている少女。年齢は16歳。身長158㎝。神聖エルダント帝国に雇われている。
ハーフエルフという理由から人間やエルフからあまりいい目で見られていない。このため普段は特徴的なエルフ耳を隠すようにして生活している。当初は慎一の前でも耳を隠していたが、慎一がハーフエルフであることを責めなかったことから普段生活している洋館では耳を隠さなくなった。献身的で控えめな性格で、自分以外の亜人種に対しても分け隔てなく接そうとする慎一を一途に慕っている。複雑な家庭の事情から、母親とも長年会っていないが、彼女のことは別段嫌ってはいない。
2年ほど兵士をしていたことがあり、数は少ないがいくつかの魔法を扱える。特に、攻撃魔法はかなりのものであると作中で明言されている。
神聖エルダント帝国で最初に日本語をマスターした人の一人。慎一からもらったひらがなの書かれた一覧表を大切に扱っている。最初は一覧表を元に独学で勉強していたが、慎一が勉強を手伝うようになってから急速に日本語を覚え始めた。さらにペトラルカとも競うように勉強をするようになってから大幅に日本語が上達している。そのため現在では、アミュテック社が創設したオタク養成のための学校で日本語を教える講師としても活躍している。なお、神聖エルダント帝国の言葉を話すことはできるが、文字を書くことはできない。
ペトラルカには当初、その生い立ちや身分の差から毛嫌いされていた。しかし籠城事件の際、身を挺してペトラルカの命を守ったことによりほぼ対等な立場で見られるようになった。
ペトラルカ・アン・エルダント三世
声 - 渕上舞(テレビアニメ) / 阿久津加菜(嫁コレ)
本作のメインヒロインの一人。神聖エルダント帝国の皇帝。年齢は16歳。身長140㎝。
見た目はかなり幼く、人形のような顔立ちをしている。幼女と呼ばれることを嫌っており、初見で幼女と叫んでしまった慎一を打ち首にしようとした。また胸はあまり大きくない。ペトラルカはそのことを気にしている。
神聖エルダント帝国で最初に日本語をマスターした人の一人。最初はオタク文化に興味を示していたが日本語が理解できなかったため、エルダント城を抜け出しては慎一のところへ向かい漫画の朗読をせがんでいた。その後、日本語をミュセルと競い合いながら覚えるようになった結果、急速に日本語を吸収し日常会話程度の日本語なら魔章指輪なしでも問題ないほどになった。
なお、4巻で作成した映画はペトラルカの黒歴史となっている。
日本
古賀沼 美埜里(こがぬま みのり)
声 - 内田真礼
慎一の護衛を担当している女性自衛官。身長163㎝。所属は、陸上自衛隊東部方面隊第一技術団で、階級は一等陸士。「婦人自衛官」と書かれることが多いが、BLの話になると「腐人自衛官」と表記が変わる。
Fカップの巨乳の持ち主で柔和な雰囲気を漂わせる童顔だが、緊急事態が発生すると雰囲気が変わる。
前述の担当の都合上、普段から9mm拳銃を携帯している。しかし憂国士団による籠城事件以降、9mm機関けん銃の入ったジュラルミン製スーツケースを持ち歩くようになった。
慎一同様かなりのオタクで、慎一とガリウスによる妖しい妄想を繰り広げるなど、筋金入りの腐女子でもある。BL成分が不足するとBL欠乏症になってしまう(後述のその他における「腐の七日間」を参照)。
両親にとって美埜里は何年も待ってやっと生まれた子供だったが、高齢出産だったために母親はすぐに亡くなってしまった。父親は道場の後継者となる男の子が欲しかったため、美埜里に関心が無かった。そのため、美埜里は幼少時から父親に認めてもらおうと稽古をつけてもらっていた。このことは、美埜里が自衛隊に入隊した理由にも繋がっている。
汗をかきやすい体質らしく、特に腋汗が酷いという意外な一面があり、制汗スプレーを使っていたことが何度かあったが、あまり効果はないようである。
実はいわゆる「ゾンビー・ユニット」(政府の非公然活動要員)。某国での平和維持活動に派遣され、その地で行方不明になり、事実上死亡したことになっている。
的場 甚三郎(まとば じんざぶろう)
声 - 藤原啓治
内閣府直轄の「極東文化交流推進局」で局長を務めている人物。身長166㎝。
少し白髪の混じった髪を丁寧に七三に分け、中肉中背の体身長を枯葉色の背広で包んでいる。目が細いため、常に微笑しているかのように感じる。言動にはどこかのんびりとした雰囲気があるが、言いたいことはきっぱりと言うことがある。
アミュテック社が活動する上で必要になる書類の作成や、本などの注文は全て的場が行っている。また、神聖エルダント帝国や日本政府との話し合いに参加することが多いため、慎一のいる洋館にはほとんど顔を出すことが無い。
秋葉原で慎一を面接したのも的場だった。
綾崎 光流(あやさき ヒカル)
日本政府が神聖エルダント帝国へ送り込んできた人物。女性もののコスプレ衣装を着ていることが多いが、男性である。
慎一がバハイラム王国へ連れ去られたことを知った日本政府が二代目総支配人に据えようと考えていたが、慎一が神聖エルダント帝国へ戻ってきたために彼のアシスタントという形で働くことになった。
アニメに詳しく製作者側の都合を多く知っている部分がある一方、オタクを憎んでいる節も見られる。このため、オタク文化を侵略兵器として使われることに全く抵抗がない。
日本政府に短期間で実績を示すため、トレカをわざとゲームバランスを崩した状態で販売したり、やりこみ型のエロゲを制限なく持ち込んだ結果、異常な価格での取り引きや中毒症状を示す生徒が出始め、誘拐事件まで発生してしまった。慎一や美埜里が怒ったのに対し、最初は関係ないという態度をとっていたが、実際に中毒症状を起こした生徒や誘拐現場を見たことで心が変わり、自分の過ちに気付いた。
加納 省吾(かのう しょうご)
加納 咲子(かのう さきこ)
加納 紫月(かのう しづき)
アラン・スミス
神聖エルダント帝国
人間
神聖エルダント帝国の中で最上級の種族。他の種族と比べて魔力や膂力は劣るものの、まんべんなく能力を備えて弱点らしい弱点を持たなかった結果、最も数多く繁栄して文明や文化を発展させ、国家体制を確立させた。
ガリウス・エン・コルドバル
声 - 三木眞一郎
ペトラルカの傍についている青年。身長180㎝。ペトラルカとは遠縁に当たる。
大臣の一人であり、外交と軍事を主に取り仕切る。また、神聖エルダント帝国の騎士でもある。ガリウスの権能は軍全体を掌握しており、総司令官のような立ち位置にある。慎一たちが使用している魔章指輪もガリウスの名義で発行されている。
かなりの美青年だが、同性にしか興味がない。慎一のことがお気に入りの様子。綾崎光流との初対面の際、光流に関心を抱いたことから、慎一はガリウスも女性に興味があったのかと驚いていたが(当初慎一は光流を女性と思い込んでいた)、実際は光流が男性であることを一発で見抜いていただけだった。
最初はオタク文化に一線を引いていたが、ほぼ言いがかりに近い言葉でミュセルを責めていたペトラルカを言葉で黙らせたことにより意識が変わり、オタク文化を受け入れるようになる。最近ではやおい系の本を積極的に読むようになった。
ガリウスの両親とペトラルカの両親は、昔に帝位継承権を巡って争ったことがある。結果は双方共倒れとなり帝位継承権第1位のペトラルカが皇帝の座を継ぎ、ガリウスが摂政の立場につくことで両派閥とも潰されることなく残った。
ザハール宰相
声 - 一条和矢
ペトラルカの傍についている老人。身長166㎝。神聖エルダント帝国で経済関係を主に扱っている。
裾の長いローブを身にまとっており、顔はあちこち皺だらけ、さらに目元や口元を隠すほど伸びた眉毛や髭はすっかり白くなっている。日本との文化交流には積極的な姿勢を示している。
エドアルド・テオドロ・ペルティーニ
声 - 山口立花子
アミュテック社が設立した学校に通っている生徒の一人。十代半ばで、カールした金髪が特徴的。
オタク文化にのめり込んでしまい、中毒症状を起こしていた。その症状は他の生徒より深刻で、ライトノベルなどの本を取り上げると屋敷から脱走し、発見されるのはいつも学校で、貴族としての振る舞いや行儀作法、社交ダンスの家庭教師をつけようとすると喚きだし手が付けられなくなるほどだった。現在は慎一からルールを定められたことにより落ち着いた。
学校内でも指折りの優等生で、仮名文字はもちろん、第一水準漢字もいち早く習得した。このため最初はライトノベルの翻訳ばかりしていたが、後に二次創作に手を出した。このことから4巻の映画製作の時に脚本を担当した。
彼の父親バルダレッサ・テオドロ・ペルティーニはエルダント帝王より爵位を賜っている貴族。
エルフ・ドワーフ
神聖エルダント帝国において人間の下についている種族。種族全体として見ると人間より格下に位置付けられているが、中には出世をしてそれなりの地位を確立しているものもいる。エルフは魔法力が強く魔法を使うのは得意だが、繁殖力が弱い。また、ドワーフは人間以上の膂力を持ち、子供のうちから身の丈ほどもある戦斧を片手で振り回す。その代わり、背丈が低く実戦では不利になる。双方とも仲が悪く、同じ場に種族が揃うと高確率で喧嘩が勃発する。
ロイク・スレイソン
声 - 髙橋孝治
慎一の設置した学校に通っている生徒の一人。身長166㎝。エルフ族の少年。
学校にいるエルフの中では中心的な存在で、日本語の読み書きの成績も上位にいる。当初、ドワーフ族のロミルダとは犬猿の仲だったが、現在は良きケンカ友達と言える間柄となっている。
4巻でドラゴンに襲われそうになり、美埜里に助けられて以来、彼女に執心している。
ロミルダ・ガルド
声 - 本多真梨子
慎一の設置した学校に通っている生徒の一人。身長130㎝。ドワーフ族の少女。
神聖エルダント城を建設した際に貢献したドワーフ家の娘で、ドワーフとしては珍しく貴族扱いを受けている。また、ロミルダの父親はマリノスの工房でも最大規模を誇る「ガルド工房」の経営者。
エルフ族のロイクと仲が悪かったが、現在は良きケンカ友達であり、ロイクが暴走した際にはツッコミ役をつとめている。
ロロン・セリオーズ
ファルメル・フォグロン
リザードマン
神聖エルダント帝国において最下層に当たる種族。基本的な立ち位置が低いため、エルフなどと違い出世しても高い地位にはつけない。他の種族と違い爬虫類に分類される。強健な肉体を持つが魔力が皆無に等しいうえ、爬虫類という性質から気温によってその能力が上下するという不安定さを抱えている。さらに殺戮を好み、食べるための狩猟以外に、趣味や文化の一端として大規模な狩りを行うことがある。手強い相手を標的にするため、長らく人間の仇敵となっていたが、数百年前に大規模な種族間戦争が起こった際に敗北し、奴隷として人間社会に組み込まれた。
ブルーク・ダーウェン
声 - 富田貴洋
慎一が暮らしている洋館で庭師と力仕事をやっているリザードマンの男性。身長210㎝。神聖エルダント帝国に雇われている。
リザードマンであるが故に気温の下がる夜には弱く、夜間に館の廊下の床で眠ってしまい、他の人間に踏まれることも少なくない。
シェリスという妻がいる。昔あった戦争により自分たちの卵が割れてしまったことから、子供を守れないのに妻に卵を産ませるわけにはいかないと考えていたため子供はいない。
神聖エルダント帝国の兵士をしていたことがある。その時にいくつかの功績を残し、リザードマンの地位向上に貢献した。このようなことから部族内では「英雄ブルーク」と呼ばれている。
バハイラム王国
エルビア・ハーナイマン
声 - 上坂すみれ
ウェアウルフの少女。18歳。身長153㎝。三姉妹の末娘。優秀な姉たちにコンプレックスを抱いている。
慎一の暮らす洋館や学校をスケッチしていたところを自衛隊に捕獲された。バハイラム王国のスパイだが、ドジなためスパイには全く向いていない。現在は慎一の学校でお抱え絵師として雇われている。今まで絵を描くときは木炭を使用していたが、慎一に画材提供を受けクレヨンで絵を描いている。
最近「月のモノ」と呼ばれる現象が始まった。まだ月のモノをコントロールできず、慎一を襲ったことがあった。
元々ウェアウルフは狩猟本能や闘争本能が強い種族だが、人間社会に組み込まれたことで狩猟本能や闘争本能を抑え込むように強要されている。そのため狩りをしたいという気持ちを他のものに打ち込むことで逸らしている。
アマテナ・ハーナイマン
ジジレア・ハーナイマン
用語
この項目では本作に登場する用語について記載する。本作にも登場する言葉は本作中用語に、本作にて用いられる用語ではないが当該状況について記述することが多い事象について、記述簡略化のために定義するものは本記事中用語に記載する。
本作中用語
国家・組織
神聖エルダント帝国
多種多様な種類の種族から成り立っている。このため、身分差別や民族差別が根付いている。一番上の種族は人間で、一番下はリザードマンとなっている。
富士の樹海で清掃ボランティアと地元警察が、神聖エルダント帝国へとつながっている穴を発見した。その事実を知った日本政府は、他国にばれないように秘密裏に調査隊を派遣し、神聖エルダント帝国と国交を樹立するのに成功した。
長年他国と紛争を行ってきたため、文化水準は中世西欧に酷似している。特に文化力に欠ける神聖エルダント帝国は、日本のオタク文化を取り入れることに合意する。また、識字率も低く庶民のほとんどは文字の読み書きができない。
日本の警察にあたる組織が存在しない。このため、国内のもめごとは全て神聖エルダント帝国の軍が片を付けている。日本政府はこの警察権を得ようとしていたが、慎一暗殺未遂事件の時に神聖エルダント帝国側に目論見がばれてしまった。
魔法に関して、神聖エルダント帝国では犯罪や反乱を防ぐ目的で厳密に管理されており、軍で攻撃魔法を覚えた者は覚えた魔法を勝手に他人へ教授してはならないと定められている。騎士以上の貴族階級の人間であれば勝手に教授をしても許される。
神聖エルダント帝国の軍に入った者はまず最初に「発火の魔法」「起風の魔法」「治癒の魔法」の3つを教えられる。殺傷力の強い魔法は階級が上がらないと教えられない。
バハイラム王国
この国では「国民は皆ひとつの家族である」という考えが根付いており、「王父様(おとうさま)」と呼ばれる国王を皆の父親として崇めている。国民は「子民(しみん)」と呼ばれ、工房や特別職に就いている人以外は農業に従事している。
適齢期に入ると、国王の決めた相手を結婚するのも決まりの一つである。結婚式は何十組かが合同で行う。また国王も結婚式に参加するため、結婚式は国から指定された日時に行われる。
元々あまり豊かな国ではなく、限られた水資源や食料を求めて痩せた土地を巡回移動するように暮らしていた。しかし、数代前の国王が国の方針を大きく変え富国強兵を推し進めていくようになった。その結果神聖エルダント帝国に匹敵する強力な国家へと成長することに成功した。
慎一を誘拐した目的は、オタク文化を使って国王への国民の忠誠心を今以上に高めさせるためだった。
極東文化交流推進局
他国に神聖エルダント帝国の存在がばれないようにするため表立った活動はせず、更に政府内でもかなりごたごたしていることから必要最小限の人数、限られた予算で活動している。
お互い文化交流から始めていくことに合意したため、日本政府は最初陶器などの伝統文化関連を持ち込んだ。しかし反応がいまいちだったため、途中から比較的受けの良かったオタク文化に方針を切り替えた。その際に、「役人がかかわるとどうしてもずれてしまう」という意見があったため、民間人が代表を務めるアミュテック社を創設した。代表者を選ぶ時の条件は、「この世からふらっと消えても違和感のない、いつでも証拠ごと処分することができる人間」で、それに合致していた慎一を拉致に近い状態で異世界に連れ込んだ。
オタク文化による神聖エルダント帝国の文化侵略を企んでいたが、慎一にばれただけでなく神聖エルダント帝国側にも知られてしまったため、大胆な行動が取れなくなってしまった。しかしまだ、神聖エルダント帝国を文化侵略することは諦めておらず、ことあるごとに慎一を代表の座から下ろそうとする動きを見せている。
総合エンターテイメント商社アミュテック
アミュテック社が管理運営しているオタク養成のための学校がある。
学校
できるだけ多くの人にオタク文化を楽しんでもらいたいという考えから、厳密な入学資格を設けず、学費は全てアミュテック社持ちにした結果、皇帝陛下肝いりの施設という噂も相まって、入学希望者は庶民から貴族まで1000人が応募した。1期生はその中から50人が選ばれた。
当初講師は慎一と美埜里の2人だったが、途中からはミュセルも講師として活躍している。
憂国士団ベイドゥナ
異世界
実は地球の辿る可能性の1つが提示された世界。
魔法
疾風の拳(ティフ・ムロッツ)
アニメでは第3話でミュセルが使用した。発射前には緑色の波動が螺旋状に発生する。
炎熱の華(イマルフ・ムールフ)
駆逐する炎(イマルフェ・ビスルペグゼ)
小説ではアレッシオが呪文を詠唱する前に人間界の消火器を使用され、起動しなかった。アニメでは呪文の詠唱を経て起動しており、「一度起動すると誰にも止められない」とペトラルカが発言しているが、こちらでも消火器を使用されて停止し、爆発しなかった。
また、小説第8巻では突如現れた「柱」を消滅させるために慎一が王城の地下に保管されていた1基を持ち出し、起動させている。
その他
超空間通路
超空間通路の場所は最高機密の一つのため慎一にも知らされていなかったが、8巻の魔力低下事件の際に場所を知られることとなる。
魔章指輪
フェイドラ
5巻ではロイクとロミルダがいくつかの魔法を施し、空を飛べるように改良した。この改良のおかげで傀儡竜とほぼ互角に戦うことができ、慎一救出作戦の際に活躍した。また8巻では神聖エルダント帝国の新たな軍用兵器として使用してもらうため、さらに亜人種の地位向上に役立てるためにフェイドラの改良、研究を行っている場面が登場している。なおフェイドラの実用について神聖エルダント帝国側も前向きな姿勢を示している。
傀儡竜
考え方自体はかなり古くから存在していたが、殺すのも大変なドラゴンを生きたまま捕まえ、頭部に魔法具と呼ばれるドラゴンを操るための楔を打ち込むという作業は非常に困難だとされていた。
バハイラム王国では様々な生物を傀儡状態にする実験を行っている。また慎一がバハイラム王国に連れ去られたときに、言うことを聞かなかった慎一を実験台として傀儡状態にしようとした。
頭に刺さっている楔が弱点。
ガルド工房
憂国士団による籠城事件
慎一の機転により、犯人を全員捕まえるのに成功するが、ミュセルがペトラルカを狙って投げられたナイフを受けて重傷を負った。また、関係各所で責任追及が行われ、近衛騎士や警備関係の何人かが厳罰処分を受けた。以降ペトラルカが城の外に出る時は、一個小隊並みの護衛を連れ歩かなくてはならなくなった。
なお、主犯はベイドゥナであるがリーダーのアレッシオが持ち込んだ兵器「駆逐する炎(イマルフェ・ビスルペグゼ)」は、ベイドゥナのような資金力、政治力の少ない少数派組織が用意できるような兵器ではないことから、陰で協力した人物がいるということが示唆されている。この事件がきっかけでペトラルカのミュセルに対する考えが変わるようになり、慎一が日本政府の裏の意図に気付くことになった。
サッカー御前試合
元々魔法の使用は禁止だったが、部族の特徴や身長などの差から、魔力を使わないと勝てない部族が出たことで魔法の使用を了承した結果、サッカー関係者が見たら卒倒しかねない乱闘に近い試合となってしまった。
第一回の試合は、自衛隊チーム・騎士団チーム・エルフ学生チーム・ドワーフ学生チーム・人間学生2チーム・ハーフエルフなどの混成チーム・リザードマンチームの8チームが出場し、優勝は騎士団チーム、準優勝はリザードマンチームという結果で終わった。
試合と同時にサッカー賭博も行われていた。市場の一番人気は「サッカーの本場」からやってきた自衛隊チームだったが、優勝は騎士団チーム、準優勝はリザードマンチームだったことで市場は大荒れとなった。このため、胴元のアミュテック社はもちろん、神聖エルダント帝国と日本政府の儲けはそれなりのものとなった。
テレビアニメではエルフ学生チームとドワーフ学生チームの2チームのみが出場し、決着をつかないまま終わった。
映画撮影
腐の七日間
美埜里が注文していたBL本が事故で届かず、また美埜里が部屋の鍵をスペアを含め全て部屋に閉じ込んでしまった。その結果、BL本(BL成分)に触れることができなくなったため、美埜里の精神は崩壊した。この事件によってペトラルカをはじめ、エルビアやガリウス、随伴の女性騎士やミュセルまでもが美埜里によってBLの洗脳を受け、さらに慎一と光流が彼女のコスプレの犠牲となった。
ペトラルカ影武者作成計画
元々神聖エルダント帝国内でもペトラルカの身代わりとなる人物を探していたが、4巻の時に製作した映画によってペトラルカの顔が国民に知れ渡ってしまった。このため少し似ている程度ではすぐに別人とバレてしまうため、身代わり選びは難航していた。そこで慎一が提案したペトラルカの等身大フィギュアを作り、魔法を使い動かすことでペトラルカの身代わりをさせるという案が採用された。なお、ペトラルカの等身大フィギュアを作るのに、ガルド工房が全面協力をしている。
本記事中用語
慎一暗殺未遂事件
最終的に自衛隊員全員が捕まったことと、ペトラルカが慎一と日本政府の高官(声 - 小杉十郎太)が話をしている時に、「聞こえているぞ」という意思表示を日本語でわざとしたことが功を奏し、慎一の処分は取り下げられた。
この出来事の後、日本政府は神聖エルダント帝国に対して慎重な動きを取らざるを得なくなったが、同時に慎一をアミュテック社の総支配人から引きずり下ろそうとする動きも出てくるようになった。
憂国士団による誘拐事件
神聖エルダント帝国魔力低下事件
事件発生当初は巨大な魔力の欠落に周囲の魔力が流れ込んでいるということまでしか分かっていなかったが、後の調査で超空間通路を通じて日本に魔力が流れ込んでいるのが判明したため対策が行われた。突然現れた巨大な「柱」は慎一とロロンが爆風消火の原理を用いて起動させた駆逐する炎を巨大な渦に向かって投げたことにより消滅した。
制作背景
新レーベル「講談社ラノベ文庫」の創刊にあたって、講談社ラノベ文庫編集部の渡辺協が榊一郎に参加を依頼したのが発端となっている。打ち合わせの中で渡辺は、自身が直前に読んでいた『ザ・ジャグル』が面白かったことから「SFでシリアスもいいですね」と発言し、それを聞いた榊が新たに作り上げたのが本作となっている。
タイトルでもある「アウトブレイク」は、本書の中では爆発的感染拡大を意味している。本書について著者の榊は、ファンタジーの企画を考えていた時に「何がファンタジー世界にあったら変かな」というところから考え始め、最終的に「エルフやドワーフ、ドラゴンやリザードマンがいる社会に株式会社があったら変だよな、その株式会社が漫画本などを扱っていると余計に変だよな」という発想から、連鎖的にこの話ができあがったと述べている。
評価
第1回ラノベ好き書店員大賞にて7位を獲得している。
本作の評価として「『このライトノベルがすごい!』2014年版」では、「基本は萌えとコミカルだが、他作品であまり描かれていない文化の絡む駆け引きを理屈っぽくなく気軽に読めるのは大きい」として紹介されている。
既刊一覧
小説
講談社ラノベ文庫より刊行。日本国外においては、尖端出版(台湾)より翻訳版が刊行されている。
2013年10月には小説第9巻のドラマCD付き限定版の発売が発表された。
タイトル | 第1刷発行日(発売日) | ISBN | |
---|---|---|---|
1 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者1 | 2011年12月2日(同日) | 978-4-06-375203-8 |
2 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者2 | 2011年12月28日(同日) | 978-4-06-375211-3 |
3 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者3 | 2012年5月2日(同日) | 978-4-06-375237-3 |
4 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者4 | 2012年8月31日(同日) | 978-4-06-375255-7 |
5 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5 | 2012年11月30日(同日) | 978-4-06-375271-7 |
6 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者6 | 2013年5月2日(同日) | 978-4-06-375306-6 |
7 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者7 | 2013年8月30日(同日) | 978-4-06-375323-3 |
8 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者8 | 2013年11月1日(同日) | 978-4-06-375337-0 |
9 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者9 | 2014年2月28日(同日) | 978-4-06-375340-0 |
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者9 ドラマCD付き限定版 |
978-4-06-358484-4 | ||
10 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者10 | 2014年5月30日(同日) | 978-4-06-375359-2 |
11 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者11 | 2014年10月2日(同日) | 978-4-06-375360-8 |
12 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者12 | 2015年2月27日(同日) | 978-4-06-381443-9 |
13 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者13 | 2015年7月31日(同日) | 978-4-06-381463-7 |
14 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者14 | 2015年12月2日(同日) | 978-4-06-381505-4 |
15 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者15 | 2016年7月1日(同日) | 978-4-06-381521-4 |
16 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者16 | 2016年12月2日(同日) | 978-4-06-381552-8 |
17 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者17 | 2017年3月31日(同日) | 978-4-06-381591-7 |
18 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者18 | 2017年8月2日(同日) | 978-4-06-381611-2 |
外伝 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 外伝! | 2018年8月2日(同日) | 978-4-06-512948-7 |
漫画版
『good!アフタヌーン』(講談社)25号(月刊化第1号、2012年11月発売)から2014年12月号まで連載された。漫画は梶谷きりが担当している。なお、漫画を担当する梶谷きりは本作が連載デビュー作となる。
タイトル | 発売日 | ISBN | |
---|---|---|---|
1 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者1 | 2013年9月6日 | 978-4-06-387916-2 |
2 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者2 | 2013年10月7日 | 978-4-06-387925-4 |
3 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者3 | 2014年6月6日 | 978-4-06-387975-9 |
4 | アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者4 | 2015年1月7日 | 978-4-06-388027-4 |
アプリ
「嫁コレ」(スマートフォン用)
第一弾については「彼女がフラグをおられたら」を、『嫁コレ』の詳細については「嫁コレ」を参照
登場キャラクター
ペトラルカ(声 - 阿久津加菜 / リリース日 - 2012年3月9日)
ミュセル・フォアラン(声 - 三森すずこ / リリース日 - 2014年3月7日)
ペトラルカ・アン・エルダント三世(声 - 渕上舞 / リリース日 - 2014年4月11日)
テレビアニメ
原作 | 榊一郎「アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者」(講談社ラノベ文庫刊) |
---|---|
原作イラスト キャラクター原案 |
ゆーげん |
監督 | 及川啓 |
シリーズ構成 | 荒川稔久 |
キャラクターデザイン | 豆塚隆 |
メインアニメーター | 山崎正和、佐藤篤志 |
美術監督 | 池之上由紀 |
色彩設計 | 岩井田洋 |
撮影監督 | 中村雄太 |
編集 | 平木大輔 |
音響監督 | えのもとたかひろ |
音楽 | 井内啓二 |
プロデューサー | 田中潤一朗、高取昌史、有本充利 新宿五郎、相田武一郎、川崎とも子 |
アニメーションプロデューサー | 瀧ヶ崎誠 |
アニメーション制作 | feel. |
製作協力 | ポニーキャニオン、講談社 ダックスプロダクション ポニーキャニオンエンタープライズ |
製作 | OBC製作委員会、TBS |
2013年5月にテレビアニメ化決定が発表され、『アウトブレイク・カンパニー』のタイトルで同年10月から12月までTBSほかにて放送された。
テレビアニメ化について、著者の榊は「著作のアニメ化は5作品目であり、今回は脚本などには噛まずに小説に専念する」と述べている。講談社ラノベ文庫のテレビアニメ化発表は2作品目であるが、1作品目の『彼女がフラグをおられたら』より半年早く放送された。
放送開始に先駆け、2013年9月17日には本作の情報番組である『OBCテレビ!』が、10月3日には『アウトブレイク・カンパニー ミモセル・陛下のOBCテレビ2!! 〜祝!放送当日1時間スペシャル!!〜』が、11月16日には『アウトブレイク・カンパニー 慎一・ミモセルのOBCテレビ3!!!』がそれぞれニコニコ生放送にて配信された。出演は、『OBCテレビ1』と『OBCテレビ2』が三森すずこ・渕上舞、『OBCテレビ3』は花江夏樹・三森すずことなっている。
主題歌
オープニングテーマ「ユニバーページ」
エンディングテーマ「私の宝石箱」
挿入歌「Magical Lucky LOVE」(第3話)
各話リスト
話数 | サブタイトル | シナリオ | コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 使用原作 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1. | 気が付けば異世界 | 荒川稔久 | 及川啓 | 松下周平 | 佐藤篤志、枡田邦彰 村山公輔、清水祐実 佐藤元昭 |
豆塚隆 | 第1巻 |
2. | 萌えるお世話係 | 小林浩輔 | 小関雅 | 山崎正和、枡田邦彰 | |||
3. | 汝の名は侵略者 | 佐野隆史 | 吉田りさこ | 山村俊了、山本善哉 | 清水祐実、枡田邦彰 山崎正和 | ||
4. | ケモノなスパイ | 大知慶一郎 | 及川啓 | 岩崎光洋 池端隆史 |
小澤円、鎌田均 梶浦紳一郎 |
村山公輔、山崎正和 | 第1巻・第2巻 |
5. | やっぱり異世界 | 小鹿りえ | 嵯峨敏 | 吉井碧、星野玲香 藤井結 |
枡田邦彰、山崎正和 佐藤元昭 |
第2巻・第3巻 | |
6. | サッカー…サッカー? | 大知慶一郎 | 高橋丈夫 | 小林浩輔 | 出野喜則、千葉充 | 新田靖成 | 第3巻 |
7. | メイド イン ジャパン | 荒川稔久 | 及川啓 | 岩崎光洋 | 山本善哉、高原修司 川島尚、北村友幸 重本和佳子、金井裕子 辻上彩華 |
枡田邦彰、山崎正和 村山公輔、豆塚隆 |
オリジナル |
8. | 皇帝陛下の憂鬱 | 玉井☆豪 | 田所修 | 松下周平 | 山村俊了、近藤勇次 松本朋之 |
枡田邦彰、山崎正和 豆塚隆 |
オリジナル |
9. | 水着の黙示録 | 大知慶一郎 | 川崎逸朗 | 荒井省吾 | 北村友幸、佐藤元昭 重本和佳子、佐藤篤志 藤井結 |
新田靖成 | 第7巻 |
10. | 魔法少女ペトラルカ | 荒川稔久 | 平川哲生 | 嵯峨敏 | 大村将司、佐藤元昭 重本和佳子、藤井結 |
枡田邦彰、山崎正和 村山公輔 |
第4巻 |
11. | 深く静かに陰謀せよ | 玉井☆豪 | 田所修 | 柳瀬雄之 | 渡辺るりこ、徳田夢之介 | 第2巻 | |
12. | 侵略者を撃て! | 荒川稔久 | 及川啓 | 松下周平 荒井省吾 |
山村俊了、北村友幸 藤井結、重本和佳子 村山公輔、山崎正和 枡田邦彰、佐藤元昭 |
豆塚隆、新田靖成 |
放送局
日本国内
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | TBSテレビ | 2013年10月3日 - 12月19日 | 金曜 1:28 - 1:58(木曜深夜) | TBS系列 | 製作局 |
近畿広域圏 | 毎日放送 | 2013年10月7日 - 12月23日 | 火曜 3:25 - 3:55(月曜深夜) | ||
中京広域圏 | 中部日本放送 | 2013年10月10日 - 2014年1月9日 | 金曜 2:38 - 3:08(木曜深夜) | ||
日本全域 | BS-TBS | 2013年10月12日 - 12月28日 | 日曜 1:00 - 1:30(土曜深夜) | BS放送 | |
TBSチャンネル1 | 2013年10月26日 - 2014年1月11日 | 土曜 22:30 - 23:00 | CS放送 | リピート放送あり |
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
日本全域 | ニコニコ生放送 | 2013年10月15日 - 12月31日 | 火曜 23:30 - 水曜 0:00 | ネット配信 | |
ニコニコチャンネル | 2013年10月16日 - 2014年1月1日 | 水曜 0:00 更新(火曜深夜) | |||
バンダイチャンネル | 2013年10月23日 - 2014年1月8日 | 水曜 12:00 更新 |
日本国外
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
韓国全域 | ANIPLUS | 2013年10月8日 - 12月24日 | 水曜 0:30 - 1:00(火曜深夜) | CS放送・IP放送 ケーブルテレビ ネット配信 |
19歳以上視聴可で放送 韓国語字幕あり |
香港 | 無綫電視 J2 | 2014年4月21日 - 7月7日 | 火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜) | 地上波放送 | UTC+8 広東語&日本語放送 繁体字字幕あり リピート放送あり |
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
北米 | Crunchyroll | 2013年10月6日 - 12月22日 | 月曜 1:00 更新(日曜深夜) | ネット配信 | 英語字幕あり |
スペイン語圏 | スペイン語字幕あり | ||||
ポルトガル語圏 | ポルトガル語字幕あり | ||||
フランス |
関連商品
BD / DVD
全6巻。日本国外においては北米地域においてADヴィジョン系列のSentai Filmworksがライセンスを取得しており、2014年より発売している。
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD | DVD | |||
1 | 2013年12月18日 | 第1話 - 第2話 | PCXE-50331 | PCBE-54411 |
2 | 2014年1月15日 | 第3話 - 第4話 | PCXE-50332 | PCBE-54412 |
3 | 2014年2月19日 | 第5話 - 第6話 | PCXE-50333 | PCBE-54413 |
4 | 2014年3月19日 | 第7話 - 第8話 | PCXE-50334 | PCBE-54414 |
5 | 2014年4月30日 | 第9話 - 第10話 | PCXE-50335 | PCBE-54415 |
6 | 2014年5月21日 | 第11話 - 第12話 | PCXE-50336 | PCBE-54416 |
BOX | 2016年7月20日 | 第1話 - 第12話 | PCXE-60132 | - |
CD
発売日 | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|
2013年10月23日 | ユニバーページ | PCCG-1371(初回盤) PCCG-70195(通常盤) |
2013年11月6日 | 私の宝石箱 | PCCG-70196 |
2013年11月20日 | TVアニメ「アウトブレイク・カンパニー」オリジナルサウンドトラックアルバム | PCCG-1373 |
2013年12月11日 | TVアニメ「アウトブレイク・カンパニー」キャラクターソング・ミニアルバム | PCCG-1377 |
2023年11月20日 | アウトブレイク・カンパニー オリジナルサウンドトラック (10th Anniversary Edition) | 配信限定 |
小ネタ
オープニング映像
自虐ネタ
エルビアの絵
ラジオ
『アウトブレイク・カンパニー OBCラジオ』のタイトルでラジオ大阪、HiBiKi Radio Station・AG-ON(ネット配信)にて放送された。10月からは文化放送 超!A&G+でも放送された。パーソナリティは、三森すずこ(ミュセル・フォアラン役)、渕上舞(ペトラルカ・アン・エルダント三世役)。なお、番組ロゴの「OBC」はラジオ大阪のものをそのまま使っている。
放送局(ラジオ)
コーナー
世界を救え!萌えバトル!
エルダント流 オタク用語の基礎知識!?
皇帝のわがまま!
神聖エルダント帝国からのお触れ
ゲスト
- 花江夏樹(加納慎一役:第13回・第14回、渕上舞が仕事の関係で出演できなかったためピンチヒッターとして出演)
- 本多真梨子(ロミルダ・ガルド役:第20回・第21回、三森すずこが仕事の関係で出演できなかったためピンチヒッターとして出演)
ラジオCD
OBCラジオ第11回「神聖エルダント帝国からのお触れ」内でラジオCDの制作が発表された。内容はOBCラジオの放送開始から11月末までの期間に放送された中から厳選したトークと録りおろし。HMVとローソン限定で発売される。
タイトル | 発売日 | 商品番号 | 備考 |
---|---|---|---|
アウトブレイク・カンパニー OBCラジオCD 〜萌え篇〜 | 2013年12月25日 | OBC131201 | ジャケットイラストが異なる。内容は同じ。 2014年2月2日に行われる番組公開イベントの参加応募券が封入されている。 |
アウトブレイク・カンパニー OBCラジオCD 〜サンタ篇〜 | OBC131202 |
イベント
コラボカフェ
アウトブレイク・カンパニー×ザ・グランヴァニア
アウトブレイク・カンパニー×JAM AKIHABARA
その他(イベント)
アウトブレイク・カンパニー アミュテック-秋の一斉入社試験-
キャラクタートレーディングカード配布