藍原　ヒカル（あいはら　ひかる）

本作の主人公。もといた学校の生徒会長にフラれ、失意のところを幼馴染・猪熊ホノカの口車に乗ってアストロ乙女塾に編入することになる。小柄で、日光に当たらず色白で、運動不足で筋肉が付いていないという、男性としてはマイナスでしかない体格をしている。しかし、逆に女性でもいないくらいの色白な肌、無駄な肉がついていないという女性としては理想的なプロポーション。性格は優柔不断で、決断力に欠けるところがあり全くもてなかったのであるが、乙女塾に入学以降は急激にもてることになる。

猪熊　ホノカ（いのくま　ほのか）

ヒカルの幼馴染で、スジ金入りの腐女子。アジ演説がうまく、口車で人を論破する能力に長ける。ヒカルの軍師的な存在。当初は関西弁を使っていたが、お嬢様学校である乙女塾に入学後は標準語で喋るようになる。ただし、口調を変えた程度で育ちの悪さは隠せてはいない。

小野　妹子（おの　いもこ）

愛称は「フランソワちゃん」。もともと生徒会がヒカルの勢力拡大を恐れた生徒会が派遣した刺客であったが、ヒカルの人柄に心服し、生徒会を離反。以後はヒカルを姉と慕うことになる。名前の由来は、「妹のように可愛いから」という理由で円が命名したもの。

大豪印　円（だいごういん　まどか）

アストロ乙女塾の生徒会長。世界的な財閥の娘であり強大な権力もち、また気を使用する武術を使用可能。戦闘能力はかなりのもの。ツンデレ美少女である。非常に妹思いであり、現代科学では治療のしようもない妹を助けるため、オカルトに傾倒してしまった。なお、金髪・縦ロールの頭髪にツリ目の高飛車な性格をしているが、これはスーパー大豪印人に変身しているためであり、もともとは黒髪・タレ目の優しい性格をしている。元キャラは『魁!!男塾』の三号生筆頭・大豪院邪鬼。

一場　晶（いちば　あきら）

アストロ乙女塾二号生筆頭。大豪印家の剣術指南役・以東一刀流の達人で、奥義である心眼を会得するために盲目となっていた。初登場したときは凛々しいイメージであったが、徐々にダメ女化していった。作品中、最大のHカップのバストの持ち主。ただ、剣術家として厳しく育てられた一方で性的な知識に欠ける。

山根　茜（やまね　あかね）

円に仕える忍者。戦闘要員でなく、諜報活動を担当していたが、戦闘能力もそれなりに高い。女子高生とは名ばかりで授業に出ていないし、名簿にも載っていない存在。何年も円の影にひそみ、円以外の人間と会話等のコミュニケーションをとってこなかったため、引きこもりの状態となっており、親しい者以外との会話が困難とし、また、大勢の人間のいる場所が極端に苦手という欠点を持つ。

アントニオ・ホジェリオ・佐藤（あんとにお・ほじぇりお・さとう）

乙女塾の塾長。カタカナまじりの、怪しげな日本語を使う。この作品上、おそらく最強のキャラクターであり、円すら苦戦したUFOの落下を軽く箸で受け止めるという、規格外のパワーを持つ。ただし、強すぎるためか、登場シーンは少なめ。

伊達　鏡子（だて　きょうこ）

以前、ヒカルをフッて乙女塾入学の原因となった生徒会長。2巻において乙女塾に反旗を翻した生徒会長連合のリーダー。極蔵院流の槍の達人。幼少期のトラウマから極端に男を嫌う。なお、同名のキャラクターが本田透の『円卓生徒会』にも登場する。元キャラは伊達臣人。

クィーン（くぃーん）

地底帝国、シャングリラの女王。行方不明となったプリンセスを捜索するためにUFOで地表にやってきた。

カミーユ・ドゥ・ルーペ（かみーゆ　どぅ　るーぺ）

ヒカルのクラス担任。小学生ぐらいに見える天才お子様教師。実は世界で唯一成功したホムンクルス。

香織　シュナイダー（かおり　しゅないだー）

ヒカルの級友、ルーマニア帰りの帰国子女。

岸田百合子（きしだ　ゆりこ）

ヒカルの級友で学級委員長。陰陽寺の能力を持つ。