アンダーカバーコップス
以下はWikipediaより引用
要約
対応機種一覧 スーパーファミコン (SFC)
発売日一覧 SFC 199503031995年3月3日
『アンダーカバーコップス』(Undercover Cops)は、1992年にアイレム株式会社から稼働されたアーケード用ベルトスクロールアクションゲーム。
「シティスイーパー」と呼ばれる3人の中から主人公を選択し、大災害により荒廃した地球から治安維持を取り戻すのを目的としている。
1995年にスーパーファミコンに移植された他、アーケード版はMacintoshおよびWindows用ソフト『IREM Arcade Hits』(2011年)に収録されて配信された。
また、ゲーム性の異なるオリジナル作品としてゲームボーイ用ソフト『アンダーカバーコップス 破壊神ガルマァ』(1993年)が発売された。
アーケード版はゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第6回ゲーメスト大賞」(1992年度)にて、大賞3位、編集部特別賞、ベストアクション賞2位、ベスト演出賞4位、ベストグラフィック賞7位、ベストVGM賞3位を獲得した。
概要
8方向レバー(移動)と2つのボタン(攻撃、ジャンプ)でプレイヤーを操作する。『ファイナルファイト』(1989年)の流れを汲むベルトスクロールアクションゲームである。三人の主人公から一人を選択してプレイする。最大3人まで同時プレイ可能。
ボタン連打で連続技、ボタン2個同時押しで必殺技など、基本的な操作感覚は『ファイナルファイト』と大して変わらないが、特定のコマンドを入力して繰り出す超必殺技(海外版では不可)、鉄骨や石柱といった巨大武器、冷凍マグロなど、このジャンルのゲームとして斬新な要素も多く取り入れられている。また、画面内を走り回る動物を食べる(?)ことで体力が回復する(しかも回復した時には“Good!” “Delicious!”と叫ぶ)といった独特の演出がみられる。
本作はステージ終了後も体力持ち越しの方式で、各ステージ終了後に「ASSESSMENT DAY(査定)」のデモが挿入され、倒した敵の数と決めた技(FINESS TRICK)によってボーナス得点が入り、一定量体力が回復する。査定で合格点を2回取るとプレイヤーの残り人数が1人増える(全5ステージのため最大で2回チャンスがある)。
なお本作は、旧アイレムから出されている『アイレム・エアデュエル』(1990年)、『海底大戦争』(1993年)、『ジオストーム』(1994年)と作品世界を共有しており、共通して登場する組織の名前「デストロイ・アンド・サツジン」から、D.A.Sシリーズと呼ばれている。
キャラクター
主人公
                                ザン・タカハラ(高原 斬)(海外名:CLAUDE)
 
                                
                                マット・ゲーブルズ(海外名:BUBBA)
 
                                
                                
ザコ敵
名前は各ミッション終了後の査定画面で登場する。
                                ケンジ(海外名:KENJI)
 
                                
                                ドゥービー(海外名:DOOBY)
 
                                
                                ブラッド(海外名:BRAD)
 
                                
                                マカク(海外名:MAKAKU)
 
                                
                                モグラリアン(海外名:MOGURALIAN)
 
                                
                                
ボス
                                パークス(海外名:CUE BALL)
 
                                
                                フランソワーズ(海外名:FATSO)
 
                                
                                モグラリアンβ(ベータ)(海外名:GUNPUNCHER)
 
                                
                                バルバロッチ(海外名:CONE HEAD)
 
                                
                                
他機種版
                                ゲームボーイ版
                                
                                スーパーファミコン版
                                
                                Undercover Cops
                                
                                
スタッフ
                                アーケード版
                                
- クリエイター:MEEHER
 - デザイナー:AKIO、SUSUMU、KOZO、NOB
 - プログラマー:TEROLING、DANGER NAO
 - サウンド:HIYA!(冷牟田卓志)
 - キャラクター・ボイス:NUKEGARA、MUTTERSHI、FUKU CHAN
 - アメリカン・スタッフ:STEVE、ドリュー・マニスカルコ、MAX
 - パブリシティ・スタッフ:迫水新一郎
 
                                ゲームボーイ版
                                
- 音楽:山崎憲司
 
                                スーパーファミコン版
                                
- クリエイター:MEEHER
 - デザイナー:UMA、NABE、KATANA、MICHIROH、NITRO 49
 - プログラマー:KAN CHAN、GET A$、IKA-B、GENTA 800KG
 - サウンド:HIYA!(冷牟田卓志)
 - サウンド・プログラマー:RYO、QUESTION
 - キャラクター・ボイス:NUKEGARA、MUTTERSHI、FUKU CHAN
 
評価
| 評価 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| レビュー結果 | |
|---|---|
| 媒体 | 結果 | 
| ファミ通 | 18/40点(GB) 20/40点(SFC)  | 
| Sinclair User | 78%(AC) | 
| ファミリーコンピュータMagazine | 15.4/30点(GB) 17.2/30点(SFC)  | 
| 受賞 | |
|---|---|
| 媒体 | 受賞 | 
| 第6回ゲーメスト大賞 | 大賞3位 ベストアクション賞2位 ベスト演出賞4位 ベストグラフィック賞7位 ベストVGM賞3位 年間ヒットゲーム15位 編集部特別賞  | 
                                アーケード版
                                
ゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第6回ゲーメスト大賞」(1992年度)において、大賞3位の他に編集部特別賞を獲得、さらにベストアクション賞2位、ベスト演出賞4位、ベストグラフィック賞7位、ベストVGM賞3位、年間ヒットゲーム15位、ベストキャラクター賞では「ローザ」が1位を獲得した。
                                ゲームボーイ版
                                
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では5・4・4・5の合計18点(満40点)、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、15.4点(満30点)となっている。
| 項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | 3.0 | 2.4 | 2.2 | 2.6 | 2.2 | 3.0 | 15.4 | 
                                スーパーファミコン版
                                
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では6・5・5・4の合計20点(満40点)、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、17.2点(満30点)となっている。また、1998年に刊行されたゲーム誌『超絶 大技林 '98年春版』(徳間書店)では、「スピーディな展開と敵を次々となぎ倒していく爽快感が特徴。ひよこやかたつむりなどを食べて体力回復したり、冷凍マグロなどで攻撃する演出がすごい」と、ゲーム性や演出面に関して肯定的なコメントで紹介されている。
| 項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | 2.9 | 2.8 | 2.9 | 3.0 | 2.9 | 2.8 | 17.2 | 
4Gamer.netの早苗月ハンバーグ食べ男は、スーパーファミコン版について、アイレム特有の砂っぽいドット絵の質感が失われている点や、複数人数での同時プレイができない点を指摘しつつも、アーケード版のゲームプレイの触感や音楽の再現度の高さを評価している。
                                IREM Arcade Hits収録版
                                
                                
漫画
1993年、『コミックゲーメスト』に連載。原作ゲームとは違い、ゲームのストーリーの後日譚的なギャグ漫画。作者は古葉美一。コミックスは全2巻。『コミックゲーメスト』の連載以前に『ゲーメスト』の付録の小冊子にて「アンダーカバーコミックス」のタイトル名のギャグ漫画が存在する。
