アンメット-ある脳外科医の日記-
以下はWikipediaより引用
要約
『アンメット-ある脳外科医の日記-』(あんめっと あるのうげかいのにっき)は、原作:子鹿ゆずる、漫画:大槻閑人による日本の漫画作品。『モーニング』(講談社)にて、2021年2・3合併号(2020年12月10日発売)から連載中。元脳外科医である子鹿は、本作がデビュー作となる。
2024年4月からテレビドラマ化の予定。
あらすじ
登場人物
丘陵セントラル病院
川内ミヤビ(かわうち みやび)
制作背景
原作者の子鹿ゆずるは「いろんな脳の後遺症を紹介したい」と考え、「作品を通じて多くの人に脳障害の理解を深めていただき、脳障害者が過ごしやすい社会の実現にわずかでも協力できれば嬉しい」との思いから執筆しており、作品には患者や家族や医療福祉スタッフに「勇気や希望を届けたい」という願いが込められている。自身も脳外科医であった経験を踏まえた上で、「言葉、記憶、技術……これらは脳の別々の部位が担当していることが解明されている。ただ唯一「心」だけはその担当部位が何処なのかが曖昧なままである。原作では私自身の経験も踏まえ脳障害の後遺症を正確に描くとともに、脳障害の後遺症と戦う人たちの心に焦点を当てた」と語っている。
評価
同じ『モーニング』で「コウノドリ」を連載していた鈴ノ木ユウは「アンメットは“面白い”脳外科医の漫画である。その物語を描くことがどれほど楽しく、かつ苦しいことなのか……7年半“面白い”産婦人科医の物語を描きたいと願い続けた僕にはこの漫画の凄さがよく分かる」と語っている。
産経ニュースでは、帯に記載されたキャッチコピーの「「脳外科医が診(み)るのは、患者の脳ではなく人生」という言葉がいい」と評している。
書誌情報
- 子鹿ゆずる(原作)・ 大槻閑人(漫画)『アンメット-ある脳外科医の日記-』講談社〈モーニングKC〉、既刊13巻(2023年11月22日現在)
- 2021年3月23日発売、ISBN 978-4-06-522769-5
- 2021年6月23日発売、ISBN 978-4-06-523451-8
- 2021年9月22日発売、ISBN 978-4-06-524545-3
- 2021年12月23日発売、ISBN 978-4-06-526128-6
- 2022年3月23日発売、ISBN 978-4-06-526997-8
- 2022年6月22日発売、ISBN 978-4-06-528052-2
- 2022年9月22日発売、ISBN 978-4-06-529261-7
- 2023年1月23日発売、ISBN 978-4-06-530010-7
- 2023年2月21日発売、ISBN 978-4-06-530847-9
- 2023年4月21日発売、ISBN 978-4-06-531167-7
- 2023年5月23日発売、ISBN 978-4-06-531505-7
- 2023年8月23日発売、ISBN 978-4-06-532669-5
- 2023年11月22日発売、ISBN 978-4-06-533367-9
テレビドラマ
2024年4月より「関西テレビ制作・月曜夜10時枠の連続ドラマ」枠で放送予定。主演は杉咲花。
記憶障害を患う主人公が目の前にいる患者を全力で救い、自分自身をも再生していく医療ヒューマンドラマであると同時に、変わり者の脳外科医である三瓶友治との出会いをきっかけにして、悩み、葛藤しながらも医師として懸命に立ち向かっていく1人の脳外科医の再生の物語となっている。