イリヤッド-入矢堂見聞録-
以下はWikipediaより引用
要約
『イリヤッド-入矢堂見聞録』(いりやどうけんぶんろく)は小学館・ビッグコミックオリジナル・2002年11号より連載が開始され、2007年13号で完結した、アトランティスの探索を主題とする、東周斎雅楽原作・魚戸おさむ画の歴史サスペンス漫画である。単行本が全15巻。
概要
主人公の入矢修造は、アトランティスを発見すべく世界各地を訪れるが、その入矢の命を謎の暗殺集団「山の老人」が狙う(「山の老人」伝説については、暗殺教団の項を参照)。アトランティス探索という歴史ミステリー的性格と、謎の暗殺集団である「山の老人」との対決というサスペンス的性格とを兼ね備えた作品である。また、挫折したり心に傷を負ったりした人物が、入矢の夢を諦めない姿勢に感動して立ち直るという話も多く見られ(そもそも、主人公の入矢自身が挫折した人物である。登場人物の項を参照)、ヒューマンストーリー的性格の強い作品でもある。
『イリヤッド』とは主人公入矢が母親とともに営む入矢堂という骨董店とも掛かっているが、ホメロスの叙事詩『イリアッド(イリアス)』が根底にある。 シュリーマンやアガメムノンなど、作品中にそれに関わる名前、人物が多く登場する。
登場人物
入矢修造(いりや しゅうぞう)
ユリ・エンドレ
ヴィルヘルム・エンドレ
ハンス・デメル
葉山瑠依(はやま るい)
エンリケ・グレコ
フレッド・レイトン
カトリーヌ・クロジエ
ユリウス・レーム
スティエバン・ピツラ
イアン・ワード
リチャード・ウー
ゼプコ
赤穴秀行(あかな ひでゆき)
作中の史料・遺跡・神話等の真偽
創作資料
作中には創作史料や史跡が登場する。
パウル・シュリーマンの日記
東方見聞録の祖本、スペイン語版
ミハリス・アウゲリス
百合若大臣説話
クレタ島のゼウスの洞窟(9巻所収)
カナリヤ諸島
参考資料
作中で引用され、実在する資料
アイリアノス『ギリシャ奇談集』松平千秋,中務哲郎 訳 ISBN 4003212118
ディオドロス・シクルス『神代地誌』 飯尾都人 訳 ISBN 4844784722