インドシナ急行殺人事件
以下はWikipediaより引用
要約
『インドシナ急行殺人事件』(インドシナきゅうこうさつじんじけん)は、柘植久慶初の長編推理小説。1989年に飛鳥新社より刊行された。
概要
殺人事件を追う薬袋たちの活躍を書いた推理小説。また、フランス領インドシナにおいて、とある人物の工作員としての暗躍を描いた諜報小説でもある。
あらすじ
昭和49年4月13日午前10時頃、東京の都心部にあるホテルの一室でフランス人女性が殺害された。警視庁の薬袋たちは、ただちに調査を開始するが「動機ありと思われる人物には証拠がなく、物的証拠がある人間には動機がない」という状況に陥ってしまう。
捜査本部が解散して迷宮入りかと思われた矢先、パリ警視庁より報告書が届いた。同封されていた被害者女性の著作のコピーには、フランス領インドシナ時代の活動が詳細に書かれており、薬袋はそこから一人の容疑者との関連を見出したのであった。