ウルトラ怪獣擬人化計画
以下はWikipediaより引用
要約
ウルトラ怪獣擬人化計画(ウルトラかいじゅうぎじんかけいかく)は、円谷プロダクション公認による『ウルトラシリーズ』に登場する怪獣と宇宙人を擬人化+美女化(萌え擬人化)させて商品として販売するプロジェクト。
プロジェクトの経歴
6つの異なるプロジェクト
大きく分けて6つのプロジェクトが存在しており、それぞれデザインやストーリーが異なる世界観で展開されている。
- KADOKAWAとアスキー・メディアワークスが展開している「KADOKAWA版」。
- POPと、ぱすてるデザインによるメディアミックス「POP版」。
- 講談社が展開している「講談社版」。
- プレックスによるフィギュア化を中心としている「プレックス版」。
- Tokyo Otaku Modeによるコラボレーショングッズを展開している「Tokyo Otaku Mode版」。
- THINKRによる飲食店を展開している「THINKR版」。
KADOKAWA版『ウルトラ怪獣擬人化計画』
複数のイラストレーターによるデザインをKADOKAWAの主導で取りまとめるスタイルで展開している。
擬人化された怪獣と宇宙人(KADOKAWA版)
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ペギラ
異次元列車
ゴモラ
レッドキング
ベムラー
シーボーズ
ウー
ジャミラ
ドドンゴ
スカイドン
ブルトン
ピグモン
ゼットン
メフィラス星人
ダダ
ゼットン星人
エレキング
恐竜戦車
キングジョー
キングジョーII
クレージーゴン
ウインダム
ミクラス
アギラ
ガッツ星人
メトロン星人
ゴドラ星人
ペガッサ星人
チブル星人
ブラックキング
ベムスター
バリケーン
ツインテール
ビルガモ
ナックル星人
ベロクロン
バキシム
スフィンクス
ユニバーラゲス
エースキラー
ヒッポリト星人
バードン
ライブキング
モットクレロン
ミニトータス
ベムスター改造
テンペラー星人
メフィラス星人二代目
ケンドロス
ノーバ
シルバーブルーメ
ローラン
セブンガー
マグマ星人
ブラック指令
ノイズラー
マザーザンドリアス
ザンドリアス
ホー
メカギラス
ガルタン大王
コダラー
シラリー
パワードゼットン
パワードバルタン星人
ゴルザ
ガタノゾーア
ガーディー
デバン
キリエロイド
ギランボ
レイキュバス
モゲドン
ガラオン
マリキュラ
ダイオリウス
ハネジロー
パズズ
ミズノエノリュウ
ルクーリオン
サタンビゾー
カイザードビシ
ブリッツブロッツ
デスフェイザー
メカゴモラ
ガーゴルゴン
マガバッサー
マガジャッパ
スカルゴモラ
『電光超人グリッドマン』に登場するパギラ、シノビラー、『SSSS.GRIDMAN』に登場するグールギラス、デバダダン、ゴングリー、バジャックも擬人化されている。
漫画『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』
爆天童によるコミカライズ。『電撃G's magazine』で2014年の7月号から2019年の7月号まで連載していた。円谷学園を舞台に繰り広げる日常コメディ。
登場人物(ギャラクシー☆デイズ)
円谷学園関係者
ゴモラ
食い意地の張っているというほどではないが、食べることが好きなようでバードンの肉の匂いに誘導されたり、立腹することがあってもチョコレート1つで許したりしていた。
ベムスターと2人で同居しており、基本的に移動は徒歩かベムスターの肩車で行っているが、地中を掘削することも可能。早起きも苦手としており、眠ったままベムスターに肩車されて登校していることが多い。
ベムスター
ゴモラとは幼なじみで親友だが、ゴモラの寝顔をスマホで撮るなど、ゴモラが可愛らしい格好などになったときは顔を赤くして鼻血を出すなど、恋愛感情があるような素振りが多く見られて、ゴモラに対しては激甘な態度が多い。よく寝坊しているゴモラを肩車することが多く、ゼットンからは首が頑丈と感心されている。
原典同様に腹の口(吸引アトラクタースパウト)でも食べることができて口内炎にもなるらしいが、腹の口から食べた物の味覚はは感じられないらしく、「食べた気がしない」らしい。ガスが大好物で硫黄を吸収して「たまらない味わい」と評している。
ペガッサ星人
実は先輩と呼ばることに憧れている。カップ焼きそばを食べたことがないため、強い興味を持っている。
ガッツ星人にいじられてばかりで本人は、そのことを辟易しているようだが、ガッツ星人が自分以外にかまう相手がいるとヤキモチを妬くこともある。ガッツ星人の如何わしい写真に苦言を呈しておきながら、いざ自分が写真を撮ってみるとガッツ星人と似たような嗜好の写真ばかりを、撮ってしまったことを指摘されて猛省するなど結局は似た者同士である。
原典同様にダークゾーンを作り出して、そこに身を潜めることができて幼少期から何かと恥ずかしいことがあると、ダークゾーンに隠れていたらしいが、幼稚園で友人のガッツ星人に入られた際に身の危険を感じて、それ以降あまり使わなくなった。
ガッツ星人
可愛い子が大好きらしく、それが高じて盗撮したりストーカーじみたこともあり、そのたびにペガッサ星人から制裁を喰らうことが多い。ただし、ゼットンだけは気配を察知されて瞬間移動されるため、盗撮できないでいる。ペガッサ星人も盗撮される内の1人であり、ペガッサ星人をよくいじる。彼女の写真は赤面の顔、へそ、足など編りが凄まじく、ペガッサ星人には没にされてすべて没収されて廃棄された。ペガッサ星人とは幼稚園からの友人。
滅多に感情を荒らげるようなことはないが、上記のように自身の気にしていることになるとムキになって反論したり、ゴモラとビルガモから「(肉の)肌触りがプニプニ」と言われた際には、笑顔を浮かべたままゴモラとビルガモにお仕置きするなど、怒ると非常に恐い一面を持っている。
かなりの巨乳の持ち主でダイオリウス曰く「安産型」だが、おしりが大きいことや二の腕のことは気にしている。
ゼットン星人
ゼットンに煙たがられていることに気づかなかったりなど、どこかずれたところもある。ゼットンの全身がプリントされている抱き枕を使っており、「ゼットーン」という鼾をかく。
元が侵略者であるため、「侵略」という言葉を気に入っており、幼少時にゼットンに「大きくなったら私が侵略をしてみせるからな」と約束しているが、本人はだらしない性格であるため、一向にやる気を出さない。
バードン
「肉を食べなければ美人」と美少女と言える容姿だが、無口で感情表現が貧しい上に頭の中も食欲が閉めており、後輩のベムスターを「非常食」と称するなど行動も食に関するものが多い。
お腹が鳴る音を聞かれるのを恥ずかしがるなど、最低限のデリカシーを持ち合わせている模様で、ペガッサ星人をからかうなどのお茶目な一面もある。
相手に対しては丁寧口調で話すが、同い年や年下の者を呼ぶ際には呼び捨てにする。ゴモラとベムスターがバードンだとわからないくらい大量の防寒具を、着込むほどの相当な寒がりである。C87の怪獣図鑑でゴモラと共に表紙に飾られるが、普段と異なる表情とポーズだったため、ガッツ星人とゼットン星人に「詐欺だ」と言われてしまった。しかし、最近では豊満なボディを惜しげもなく披露したり、エースキラーに濃厚な接吻を繰り返して放心状態にしたり、徐々にアダルティーな面も見せるようになってきている。
最近では「肉食系怪獣SNS」に写真の投稿を始めたようだが、肉付きの良い女子生徒の写真を投稿したところ大評判となり、それに味を占めて女子生徒の写真を撮りまくるようになり、ゼットン星人から「ガッツ化が進んでいる」と言われてしまった。
嘴攻撃でペガッサ曰く「1万回も突く特訓をした末に獲得したという恐ろしく激しい技」というが、実際にやっているのはただのキスである。
ゼットン
常識人だが自分の好きなことがあると盲目的になることがあり、ガマクジラのグッズを集めていたり、温泉旅行の際にゼットン星人や興味を持ったベムスターを無理矢理卓球に長時間付き合わせた。
ウインダムを本当の委員長と勘違いしていたりと天然な一面も見られて、DVDやBlu-rayが主流となっている現在においてもVHSを使って番組の録画をしているなどどこか時代遅れなところもあり、ビルガモを困惑させたこともある。
笑顔になることや写真を撮られるのは苦手であり、自分の部屋に1人だけいるときに笑顔の練習をしていた。1度だけ鏡の前でツインテール風にしてイメチェンしようとしたが、本人は気に入らなかったらしくすぐやめており、それを見たゼットン星人は彼女の拳骨を喰らって記憶を消されている。
家ではゼットン星人と2人暮らしで、基本的に家事を担っている。半分以上のエピソードに登場しており、準レギュラーとしてのポジションを確立している。
原点同様にテレポーテーションやバリヤーが可能だが、普段から使う機会がないため、本人は使い方を忘れていた。一兆度火球を撃ち出すことは普通にできるようで、「試し打ち」による連続発射で一帯を焦土と化すほどのすさまじい威力であり、町の中心に生えていたジュランを根こそぎ焼失させた。
ウインダム
委員長ではないということがわかったベムスター、ゼットン、バキシムに「メガネ委員長」というあだ名をつけられて、第26話では「メガンチョ」、「メチョ」と呼ばれ始めていたが呼びにくいため、元の「ウインダム」という呼び方に戻った。
お堅い性格だからか笑うのが苦手らしく、ライブキングにせがまれて無理矢理笑顔を作った際には、それを見たライブキングは震えだし謝った。ぶっきらぼうな性格だがゼットンにガマクジラのグッズをプレゼントしたり、ベムスターの体調を心配したりと根は優しい。
バキシム
ゼットン星人に憧れている模様で、彼女のことをカッコイイと思っている。
原典同様に次元をガラスのように突き破って異次元空間を移動することができる。
ライブキング
ゼットンのバリアを「おいしそう」という理由で見せるようにせがんだりと、天然というよりどこかネジが外れたような壊れた性格で、何を考えているかわからない。
バードンなみに食い意地がはっており、カップ焼きそばの食べ方をよくわかっていないのにカップ焼きそばを食べようとしたり、カボチャのランタンを生で食べて、「ハロウィンって美味しい」という珍言を残している。
クラスメイトのウインダムのことを「ウインダム」と呼んでいるが、実はウインダムが「委員長」と呼ばれる原因を作った張本人で本人はすっかり忘れていた。
メカギラス
原典同様にバリヤーを展開できたり、四次元空間を移動することができる。
デバン
ミズノエノリュウ
クラス委員長としての威厳を取り戻すために、メトロン商店で「メチョ感のある眼鏡」を買い着用するが、イメチェン程度にしか思われてなかったのか、誰も相手にされなかった。
大地を司る守護神らしいが、「地底を守護する」ことを口実に半年近くも眠り続けたり、花粉症が蔓延していることを理由に地上に出るのを先延ばしにしたり、ぐうたらな一面もあり、尻尾の龍たちからもすっかり呆れられている。同じく地底で眠りにつきながら生活しているスフィンクスとは昔馴染みらしい。
ガーディー
ブリッツブロッツ
ペギラ
異次元列車
メフィラス星人
自分自身を紳士と称しており、腹立たしいことがあっても暴力を振るおうとはせず、冷静に気持ちを押さえ込んでいる。耳(メフィラスイヤー)を触られるのが苦手で、触られると力が抜けてしまう。
趣味は自分の名前の入ったブランドを制作することでオリジナルアイテムを多数販売しているが、デザインセンスが破壊的であるためあまり売れていない。ただし、ゴモラはすごく気に入っている。
メフィラス軍団を率いているが、メンバーは彼女とメフィラス星人二代目しかいない。メフィラス軍団は「メフィラス軍団部」という部活動という名目で活動しており、当初はダダに1人3役をしてもらって部員5名を確保していたがそれがバレて廃部の危機となり、ゴモラ、ベムスター、安田くんを部員としてカウントするなどいろいろ画策したが、うまくいかず廃部となってしまった。その後、メフィラス軍団の再建に向けて活動を続けている。
メフィラス星人二代目
普段からマンダリン草を隠し持っており、姉のデザインしたTシャツを「微妙」といったザンドリアスにマンダリン草でこっそり毒を注入したりと、短気で腹黒い狡猾な性格の持ち主である。
原典同様にマンダリン草を仕込んだ自称「優秀なロボット怪獣」である自動販売機「安田くん」を作っており、部室に隠していた。
ダダ
「標本おじさん」というカプセル入りフィギュアを集める女子生徒で、1日1回販売機を回すことで気長にフィギアをコンプリートしようとしていたが、コンプリートまであと2種類というところで、その2種類がなかなか出ず、最終的に有り金叩いて販売機を回し続けたもののカプセルがなくなり、コンプリートすることができなかった。
第2弾となる「標本かわいい女の子」はシークレット1種類を残しコンプリートしたがお金が無くなり、通りがかったゴモラとベムスターから、お金を借りようとするもあっさり断られた。
原典同様にAタイプ、Bタイプ、Cタイプに変化させることもできて、メフィラス軍団の設立時には1人3役で協力している。
レッドキング
クレイブゲートの出口と思われる場所で、キングジョーと共に襲撃してきた謎の敵の掃討に当たっていた。
スカイドン
体型と体格は他の女子生徒と大差ないが、歩くたびに地響きが起て床にヒビが入る。
ジャミラとは一緒に食事をするなど仲がいいが、危機的状況にあるジャミラにたいして、「見てて面白い」という理由で助けなかったりと微秒に薄情な一面もある。
メトロン商店で色々な駄菓子を注文して少々食いしん坊な一面も見られる。
原典同様に1度寝たらなかなか起きない。原典同様に体重はかなり重く、抱き枕にされたザンドリアスは彼女が起きるまで身動きが取れなかった。
ジャミラ
水をかけられると命にかかわる危険なレベルで熱湯もアウトだが、バケツ一杯分なら平気らしい。
皮膚は耐火性能が高く火には強いが、ゼットンの一兆度火球などの一兆度の火には耐えきれない。
ドライで不良のような外見と言動が多いが根は純粋。
ブルトン
シーボーズ
エレキング
キングジョー
第39話ではゴモラに「オオサカジョー(大阪城)」なるものについて説明している。これ以前にも第2話で怪獣図鑑に掲載されており、第18話ではガッツ星人に隠し撮りされた、へその写真が登場している。
ミクラス
アギラ
ナックル星人
ブラックキング
ナックル星人に対して、恋愛感情を抱いている演写がある。
ベロクロン
スフィンクス
自分と同じく地中で引きこもり染みた生活を送っているミズノエノリュウとは、出会えば憎まれ口をたたきあう仲だが、一緒に食事をしながら映画を観るなど不仲というわけでもない。
定期的にオリオンガスを摂取しているが、本人曰く「あのガスないと私死んじゃう」とのことである。
エースキラー
他の怪獣娘から必殺技をコピーすることができるが完全にコピーはできない。
ウルトラマンエースをキラー化することを目的としているが、ウルトラマンエースが誰のことなのかはわかっていない。
テンペラー星人
極悪と言いつつ実際には交通ルールを守って横断歩道を歩いたり、一日中家でダラダラしていたり、極悪な行動とはほど遠い生活を送ったりしており、相棒の猿からも呆れられている。
原典同様にビームウィップを使用することができる。
マグマ星人
友達を作りたくてしょうがない気持ちでいるが、この性格であるため、空回りして友達ができないでいたが、校舎内の廊下でハネジローとぶつかり、胸の感触を気に入ったハネジローから一方的に絡まれて困惑するが、最終的には連絡先を教えてもらい、それなりに仲良くなることができた模様で、第39話や第42話で登場した際にもハネジローと一緒に行動している。
原典同様にローランに恋愛感情を抱いている。
ケンドロス
ザンドリアス
パソコンのキーボードの入力に苦労している描写があり、電子機器の扱いはあまり得意ではない。
原典とは異なり、母親と喧嘩しているらしいが、母親がクリスマスにサンタクロースのコスプレをしていたことに、辟易するようなことを言いつつ自身もサンタの帽子を被って浮かれていたり、メトロン商店のマスコットに抱き付いて写真を撮って浮かれたり、実際にはかなりの似た者親子である。
ギランボ
夢は「綺麗なドレスで素敵な結婚式を挙げる」という乙女チックなものである。
ガタノゾーア
勝手に写真を撮られて大慌てしたり、湖に潜んでいる正体不明の存在にビビって逃げ出したり、ラスボスだった原典と異なり、やや気弱で控え目かつ臆病な性格となっており、邪神らしくない点に関してはウインダムからもツッコミを入れられている。そのため、密かに「邪神らしさを磨くための練習」をしており、湖で練習しているときに発光する謎のUMAと遭遇したことをカプセル怪獣たちに証言している。
背後から「大いなる闇」と呼んでいる闇を出すことができて本人曰く、迂闊に闇に取り込まれると命を落とすらしい。実はエレキングが見た闇と共に現れるUMAの正体だが、ウインダム以外誰も気付かなかった。
ダイオリウス
ハネジロー
基本的に「パム」としか言わないが、片言ながらも言葉を発することは可能。とある出来事がきっかけでマグマ星人のことを気に入り、彼女と友人になる。
パズズ
ローラン
ノイズラー
キングジョーII
ツインテール
モットクレロン
マガジャッパ
サタンビゾー
ルクーリオン
カイザードビシ
ピグモン
学校外
ベムラー
メトロン星人
ビルガモ
私立円谷学園を「私立えんや学園」と間違えたり、目的を忘れてガマクジラのグッズに夢中になったり、どこか抜けている。
原典同様に分離、合体能力を備えており、分離した状態で飛行も可能。
ブラック指令
シルバーブルーメ
ノーバ
ペガッサ星人ペガ
その他(ギャラクシー☆デイズ)
オニデビル
メフィラス軍団を再建するために「鏡餅型ミニ安田くん」というものもたくさん作られている。
原典同様にマンダリン草が内部に仕込まれており、中の飲み物を買おうとする相手を突き刺して攻撃する。
ジュラン
巨大だが植物故耐久性はなく、最期はゼットンの一兆度火球を浴びて跡形もなく焼失している。
Jr.っち(バルタン星人Jr.)
ママ(ヤプール人)
ザンドリアスのママ(マザーザンドリアス)
オニバンバ
オニオン
バルタン星人
ザラブ星人
ケムール人
ビーコン
タイラント
モチロン
ガンQ
スノーギラン
アクマニア星人
ユニジン
ジャシュライン
石黒英雄
ブラック指令は『ウルトラマンオーブ』でのある出来事をきっかけに、彼のファンになったらしい。
久野千草
第37話でメトロン商店に掛けられているカレンダーに描かれている。
安田くん
自動販売機で売っている物は、おでん、おしるこ、めんつゆなどの微妙な商品。
猿
元ネタは『ウルトラマンタロウ』第33話「ウルトラの国 大爆発5秒前!」、『ウルトラマンタロウ』第34話「ウルトラ6兄弟最後の日!」でテンペラー星人の宇宙船に置かれている猿の玩具(わんぱくスージー)。
用語(ギャラクシー☆デイズ)
私立円谷学園
生徒は制服はなく思い思いな格好で過ごしているが、服のような部分は服ではないらしく、温泉旅行のさい脱がずに入っていた。
怪獣図鑑制作部
怪獣図鑑
ガッツ星人が個人的に制作している「裏・怪獣図鑑」なるものがある。
剣輪草
ライブキングが頻繁に訪れては食べてしまっていたため、栽培には相当苦労したらしい。
カプセル怪獣3バカトリオ
L77学園
メトロン商店
駄菓子の他に野菜や肉などが売っている食品店で、店先にはガマクジラと標本おじさんのガチャガチャが置かれている。
メトロンパン
バルタン星人の円盤の形をした菓子パンも販売されている。
眼兎龍茶
マスク
抜群の遮蔽性を誇るが、花粉だけでなく声も遮断してしまうため、会話ができないという欠点がある。
宇宙植物ルグス
メトロン商店で販売されている。
生命カメラ
物騒な代物でありながらメトロン商店で販売されている。メトロン曰く「最発掘された」とのことである。
標本おじさん
メフィラスグッズ
グッズはサングラス、メフィラスこけし、だるまメフィラス、メフィラスペナント、ちょうちん、メフィT(Tシャツ)、メフィ耳(付け耳)があり、カタログには帽子やトートバッグなどがある。
ガマクジラマスコット
ゼットンの他にゼットン星人やビルガモも、このマスコットが気に入っている。文房具、カプセルトイ、ゲーセンの景品など幅広い商品展開が行われている。
タガールマスコット
ブニョまんじゅう
カップ焼きそばタコヤング
特別な肉
「ケ」で始まる動物の肉
目覚まし時計
BIO COMPUTER E90
元ネタは『ウルトラマンティガ』第42話「少女が消えた街」に登場した「ファイバス(サタンファイバス)」。
ウルトラ怪獣俱楽部
元ネタは『ウルトラマン俱楽部』。
オーブリング
スパイダーショット
マルス133
無重力弾
ゴルゴダスタンプカード
ゴルゴダくん
肉食系怪獣SNS
ブラックスター
怪獣墓場
シーボーズは、ここの番人のような存在らしく、何らかの要因でここへ迷い込んで来た者たちを元の世界へと送り返している。
第41話で臨死状態になったケンドロスが迷い込んだ謎の場所として登場するが、それ以前にも第38話でクレイブゲートと思われる物体が登場して、ここを介して作中世界に何者かが襲来してきているらしいことが示唆されている。
テレビアニメ『怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』
『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』のショートアニメ。ナレーションは白石稔。第1期はdアニメストアなどの配信サイトで2016年9月から12月まで配信されて、AT-Xで2017年1月から3月、TOKYO MXで2017年10月から12月まで放送された。第2期はTOKYO MXとAT-Xで2018年1月から3月まで放送された。本作品では全てのキャラクターが変身シーンを除き3頭身にデフォルメされて描かれている。ウルトラ怪獣の魂を受け継いだ少女たちが通称「怪獣娘(かいじゅうがーるず)」が変身して、パッと見は怪獣のコスプレをしているような姿になっている。2018年1月、第2期公式サイトで著者、挿絵を渡井亘による新作ノベライズ(小説化)が掲載された(全9話)。11月23日、OVA『怪獣娘(黒)〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』が映画館で期間限定劇場上映された。スタッフが一新されてメインキャラクターはテレビシリーズ第2期のラストシーンで登場したブラック指令と2人の円盤生物(シルバーブルーメとノーバ)で構成される「ブラックスターズ」と彼女らに巻き込まれた平賀サツキ(ペガッサ星人)の4人。本作においては第1期、第2期と違い、3頭身ではなく8頭身で描かれている。設定はテレビアニメに準ずるが一部は『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』での設定も混在している。12月21日、第2期公式サイトに掲載されたノベル(小説)の加筆修正版に渡井の描き下ろしシナリオによるドラマCDが付属しているノベル&ドラマCDブック『愛を叫べ!怪獣娘!?』が発売された。
登場人物(怪獣娘)
第1期と第2期においては前述したとおり、通常は3頭身だが変身シーンのみ8頭身で描かれている(変身完了と共に3頭身に戻る描写となる)。
かぷせるがーるず
アギラ / 宮下アキ
主人公。橙色のショートカットが特徴の高校生。
落ち着いた雰囲気の持ち主で口数が少なく、やや年寄りくさい趣味を持っている。人々を護りたいという熱意は人一倍強い。
3人の中では最後まで変身できていなかったが、第1期の第3話でゼットンとの交流後に無人車の暴走事故が起きて、「頼むぞアギラ」という誰かの声を思い出したことで勇気を振り絞り暴走車を止めようとした際に初変身を果たした。
第2期ではガッツ星人と友情を育んでおり、一緒に外食するほど仲良くなっている。
シャドウガッツとの戦闘では頭部の巨大な角を武器にして戦っている。
第1期と第2期の最終決戦では高所からの飛び降り攻撃を使用しており、ゴモラからは「ワンパターンなのが彼女らしい」と評されている。
ミクラス / 牛丸ミク
褐色肌とポニーテールにまとめ上げた黒い髪が特徴の高校生。
元気いっぱいな性格で、深くものを考えずに行動することが多い。肝心なところで引っ込み思案になってしまう面もある。
レッドキングのファンで、第1期の第2話で彼女が試合に勝った姿を見て興奮して、自身も強くなりたいと思ったことで初変身を果たす。
原宿で偶然出会ったレッドキングのことを「先輩」と呼んで慕っている。エレキングからは出会う度に非礼などを叱責されるため、彼女の事を苦手と感じている。
シャドウガッツとの戦闘では肉弾戦で挑むことが多い。
第2期ではシャドウガッツの不意打ちを受けて怪我を負い入院するが、同じくシャドウガッツに倒されて入院してきたガッツ星人に自分のソウルライザーを貸してシャドウガッツとの決戦に送り出しており、決戦後には車椅子姿で仲間たちの元へ駆けつけた。
ウインダム / 白銀レイカ
三つ編みにした銀色の髪と眼鏡が特徴の高校生。
誰に対しても敬語で話しており、他人には「さん」付けして呼んでいる。
漫画「お前にピットイン!」の大ファンであり、第1期第3話冒頭にて本屋でBL漫画を漁っている際に怪獣娘に変身できるようになった。同じく腐女子であるエレキングに憧れを抱いている。
ザンドリアスの一件を見てカイジューソウルの暴走に怯えていたが、第9話では「お前にピットイン!劇場版」のネタバレを聞いた際に、その展開に衝撃を受けて暴走しかけている。
シャドウガッツとの戦闘では額の発光部からレーザー光線を発して攻撃する。
ブラックスターズ
ブラック指令
人間としての名前は明かされていない。変身解除時の姿は描かれていない。第2期の最終話に登場した謎の人物。
第2期の最終回ラストシーンに、突如現れて変身して不敵な笑みを浮かべていた。
OVAの主人公の1人。自称「漆黒のリーダー」。ブラックスターからのお告げ(予知夢)を頼りに地球侵略を目論んでいる。
お告げに従ってサツキの覚醒現場に居合わせて彼女を、悪の道へと引きずり込んだ。
極めていい加減かつグータラした性格で、場当たり的な行動を取って恥を晒すことが多い。ただし、自己肯定力は高く仲間想いなので周囲から信頼されてはいる。
特殊能力は超能力だが、予知夢は暗号のような言葉の羅列から意味を推理する必要がある。5円玉を使用した催眠術で、相手を眠らせる事も出来るが自らも眠ってしまう。
ペガッサ星人 / 平賀サツキ
OVAの主人公の1人。厳格な家庭で育った控えめな性格の高校生。
人からものを頼まれると断れない悪癖を持っている。
ある日、怪獣娘に覚醒して能力を暴走させかけたところをブラックスターズに救われて、無理やりメンバー入りさせられてしまった。
当初は状況に流されて困惑していたものの、やがて侵略活動にやりがいを見出していき、ブラック指令から参謀長を任されるほどの信頼を得ていく。
GIRLS本部で怪獣娘たちに包囲されて、ゼットンも出現するという絶体絶命のピンチに陥った際に初めて完全変身を遂げた。
特殊能力は何でも吸い込む異次元空間を発生させるダークゾーン。ただし、ネガティブな気分にならなければ発生せず、ソウルライザーで変身解除しなければ閉じる事も出来ない。
シルバーブルーメ
OVAに登場。人間としての名前は明かされていない。変身解除時の姿は描かれていない。「銀色のレイダー」を名乗っている。
侵略活動にはあまり興味がなく、ブラック指令をおだてて暴走させた末に、彼女の痴態を楽しむサディスティックな性格。
無責任な言動が目立つが、ガタノゾーアの暴走には狼狽するなど良識的な面もある。
底抜けの食欲を持っており、常に何かを食べていることが多い。
特殊能力は手から発する何でも溶かす溶解液(髪とスマートフォンだけを溶かすなど威力を調整できる)。
ノーバ
OVAに登場。人間としての名前は明かされていない。変身解除時の姿は描かれていない。「赤きスナイパー」を名乗っている。
侵略活動にはあまり興味がなく、無口な性格で普段はゲームばかりプレイしている。
老婆を助けるなど良識的な面もある。元特殊部隊所属という過去や闇ルートでソウルライザーを入手するなど裏社会に通じる一面を持っている。
ブラック指令への忠誠心は無いに等しく、彼女がゲームの邪魔をしたり、後ろに立ったりすると容赦なく攻撃している。
実はマゾヒストらしくガタノゾーアの触手で締め付けられた際には、骨がきしむほどの苦痛を感じながら恍惚状態に陥っていた。
特殊能力は手から伸ばす触手や人を狂わせる赤いガス。武器として鎌を使用している。
ガタノゾーア
OVAに登場。人間としての名前は明かされていない。変身解除時の姿は描かれていない。ゼットンに匹敵する最強クラスの怪獣娘。
サツキが覚醒した際に発生したダークゾーンに巻き込まれて、しばらく閉じ込められていた。
ダークゾーンから救出されたのちはブラックスターズに保護されて、ブラック指令の「池袋のリア充を爆発させる」計画のために利用される。
見た目も性格も幼い少女そのもので、常に眠そうにしており積極的に暴れるようなことはない。ただし、酔っぱらうと酩酊状態のまま力を暴走させ、周囲に多大な被害をもたらしてしまう。
普段は無害だが甘いお菓子を与えると頭部の貝殻が巨大化して、一対の蛇のような触手と無数の細い触手が出現している。その戦闘能力は容易にビルを破壊して、ゼットンを欠くGIRLSの怪獣娘たちを全員戦闘不能にするほどである。
その他(怪獣娘)
ピグモン / 岡田トモミ
人のことをとっても大好きと思った時に初めて怪獣娘に変身できたらしい。
可愛らしい容姿で子供にも人気が高く、怒った姿もミクラスからかわいいといわれるほどである。
身体能力は低く戦闘には参加していないが、他の怪獣娘に指揮を下す場面が多い。
エレキング / 湖上ラン
一匹狼で厳しい発言が目立つが根は優しい性格。
自身は戦闘タイプではないと語っているが戦闘能力は高い。趣味はゲーム、漫画、アニメ、アニメショップ巡りなどでオタク要素が強い。
尻尾は取り外せるようになっており、右手に嵌めることで手のように扱うことができる。第9話では暴走しかけたウインダムを尻尾の電撃で気絶させ人間の姿に戻している。
第2期エンディング後の「おしエレ おしえてエレキング先輩」ではマガジャッパとマガバッサーの指導係となる。
ゴモラ / 黒田ミカヅキ
ノリは軽いが面倒見が良い性格。かなりの食いしん坊でもある。
大怪獣ファイト期待の新人でレッドキングに匹敵する実力を持っているが、まだ勝利には至っていない。
アギラのことを気に入っており、一緒にいるとすぐに(色々な意味で)いじっている。
「お前にピットイン!」については二次創作も含めて詳しく知っている。
小説版では怪獣娘として生きていくことに、踏ん切りをつけられなかったシーボーズの背中をさりげなく後押ししている。
必殺技は上空に飛び上がり、縦回転しながら落下する勢いで尻尾をたたきつける「メガトンテイル」。
ゼットン
大怪獣ファイトの現王者で謎に満ちている。人間としての名前は明かされていない。変身解除時の姿は描かれていない。
寡黙だが後輩の背中をさりげなく後押しする行動を見せたりと、根は思いやりの深い心優しい性格。
アギラに自分と似た部分を見出しており、彼女を見守っている。
第2期の最終決戦では傍観の立場に徹していたが、トドメを刺す際にアギラをバリアで包み援護している。
特殊能力は一兆度火球、テレポーテーション、バリア、怪力を使うことができて、他の怪獣娘とは一線を画する強さを誇る。第1話ではテレポーテーションしながらバリア数枚で火災を囲み収縮させることで消火していた。
レッドキング / 歌川ベニオ
大怪獣ファイトの初代王者で豪快なファイトスタイルが特徴。
面倒見の良い性格で原宿で出会った後輩の、かぷせるがーるずに牛丼を奢ったりしている。小説版では後輩ファイターからも慕われている。
クレープなどの甘いものや可愛いものが好きだが、自身のイメージとのギャップを気にしており、あえてガサツな言動を演じている。
ベムラー / 天城ミオ
第1期の第8話ではデフォルメされていないシルエットのみが登場している。
ガッツ星人 / 印南ミコ
第2期にメインキャラクターの1人として登場。
「無敵の怪獣」の生まれ変わりであることに強いプライドを抱いている。
優れた能力を誇る一が、プライドの高さ故に抱え込んだ問題を周囲に相談せずに、1人で解決しようとする悪癖を持っている。
ノリの良い性格で話しやすく、アギラとは一緒に外食するほど仲良くなっている。
キングジョーの写真集発売イベントの警備をアギラと共に担当するはずだったが遅刻して現れた。
実は早い段階からシャドウミストに侵食されていたが、睡眠中無意識に分身してシャドウミストを分身体(シャドウガッツ)に移し難を逃れる。
無断でシャドウガッツとの一騎打ちに挑んで敗北してソウルライザーを奪われたため、ミクラスが貸してくれたソウルライザーを使いシャドウガッツとの決戦に臨む。
シャドウガッツからシャドウミストが分離してシャドウジェラルが現れた際には倒れた彼女を介抱していた。
特殊能力は光線技やテレポーテーションを多用するほかに格闘能力も高い。
キングジョー / クララ・ソーン
第1期ではアニメPV終盤と第12話エピローグシーンの冒頭で飛んでいるところが小さく映っている。
第2期にメインキャラクターの1人として登場。
性格は明るくフレンドリーだがノリが独特なため、アギラからは若干付き合いにくいという印象を抱かれていた。
戦闘能力は高いものの攻撃時に手加減が出来ないため、シャドウミストに憑依されたJJの対処には苦慮していた。
飛行能力、質量の重さを活かしたのしかかり、踏み潰しを得意としている。防御力も高い。
第9話では偽のイベント情報でシャドウガッツを誘き出すという作戦を立案している。
第2期の第10話ではシャドウガッツとの決戦の場に偶然現れたJJを言葉巧みに避難させている。
第2期の第11話ではシャドウガッツとの戦いに臨むガッツ星人を守るようアギラに要請している。
第2期の最終話での戦闘では腰部の突起を遠隔攻撃用の端末として利用して、ロープ状の光線でシャドウジェネラルを捕縛している。
ザンドリアス / 道理サチコ
ノイズラーとバンドを組んでおり、ボーカルを担当している中学生。
カイジューソウルを暴走させて、その際に怒りにまかせて口から吹く炎が街で起こっている火災の原因となっていた。
第1期の第10話でレッドキングに、清水寺の舞台から投げ落とされた事を機に飛べるようになった。
第2期ではノイズラーとバンドを組んだこと、家庭の事情が明かされている。
第1期の最終決戦ではピグモンと共に観戦に徹していた。
第2期の最終決戦では戦闘に参加している。
特殊能力は口からの火炎、音波攻撃。
小説版ではレッドキングに師事し始めたきっかけや歌を得意とすること、それを機にノイズラーを紹介されたことなどが明かされている。
ノイズラー / 鳴無ミサオ
ザンドリアスとバンドを組んでおり、ギターを担当している。
シャドウガッツに襲撃された際にガッツ星人が敗れた様子を見ていながら、抗戦する意思をみせるなど肝の据わったところがある。
特殊能力はエレキギターを使った音波攻撃やバリア能力など攻防一体の活躍を見せるほかに空中戦も披露している。
マガバッサー / 風巻ヨウ
「おしエレ おしえてエレキング先輩」第2話に登場した新人怪獣娘。
引っ込み思案な性格でやたら汗をかいていることが多い。エレキングのオタクネタにはついていけない傾向がある。
マガジャッパ / 竜波ユカ
第2期のエンディング後の「おしエレ おしえてエレキング先輩」に登場の新人怪獣娘。
特殊能力は頭部から水を噴射、手から泡を発してシャドウガッツの光線を包み込み無効化できる。
マザーザンドリアス
ザンドリアスの母親。人間としての名前は明かされていない。
シャドウを倒しているところを、ザンドリアスに会いに来たレッドキングとウィンダムに目撃されているが、ザンドリアスには内緒にしているらしい。
ガッツ星人(シャドウガッツ)
ガッツ星人の分身体。シャドウミストに浸食されたガッツ星人が、完全に侵食される前に無意識に分身体として切り離していた。
ミクラスを襲いガッツ星人を孤立させると、直接対決してガッツ星人のソウルライザーを奪っている。
最終決戦では他の怪獣娘たちと連携したガッツ星人の光線を受けて敗北している。憑依していたシャドウミストが身体から離れ他のシャドウを取り込みシャドウジェネラルとなる。
シャドウミストが分離したことで正気を取り戻して、ガッツ星人や他の怪獣娘たちと共にシャドウジェラルとの決戦に挑んでいる。
JJ
第2期の第1話と第2話に登場した一般人男性。
第2期の第10話ではシャドウガッツとの決戦の場に偶然現れたが、キングジョーから次のイベントでは整理券配布があるということを聞き、その場からそそくさと立ち去っている。
劇場版で彼らしき人物が1シーンだけ登場している。
『ウルトラマンオーブ』に登場したジャグラス ジャグラーと外見が似ており、演者も同じだが彼の怪獣娘という扱いはされていない。
女の子
第1期の第12話ラストシーンでGIRLSにやって来た女の子。怪獣娘と思われるが何のカイジューソウルを宿しているかは不明。
第1期の第1話冒頭でのアギラと同じセリフを呟き、かぷせるがーるずに迎えられた。
誰かの声
アギラが初めてソウルライドした際に記憶の中に過った声。
第1期の第3話で無人車が暴走した際に、助けに行くのを躊躇していたアギラが「頼むぞアギラ」という彼の声を思い出して、アギラが怪獣娘に覚醒するきっかけを与えている。
ベムスター改造
OVAに登場。ゴモラと仲が良くて行動を共にしていた。ゴモラに「下の口からお菓子を食べさせてほしい」と頼んでいたため、ブラック指令からは、よからぬ妄想を抱かれてしまった。
腹部の口は食事に利用できる、ガタノゾーアの触手すら捕食する能力を持っている。
ホー / 葦原ルイ
ドラマCDに登場。
ペギラ / アデリーナ海宮
シーボーズ / 骨川シイナ
メトロン星人 / 百地メル
ブラックキング / 黒柳ナミ
バードン / 火野ユリカ
ブリッツブロッツ / 國枝アサミ
ガーディー / 柴崎ラン
用語(怪獣娘)
怪獣娘(かいじゅうがーるず)
GIRLS(ガールズ)
本部には広報部、調査部、育成部などがある。育成部にはスポーツ課、芸能課、指導課、調査課、開発課に分かれている。
札幌や大阪にも支部がある。
かぷせるがーるず
ソウルライザー
ソウルライザーなしで変身した場合は力の制御ができず暴走する危険がある。ただし、ソウルライザーを使っていても衝撃的なことなどがあり、心に穴が開くと怪獣の凶暴性に支配されて暴走する場合がある。他人のソウルライザーを使用しても変身はできる。
大怪獣ファイト
御徴河決壊事件(みしるしがわけっかいじけん)
シャドウ
第8話に登場した際にはアギラとゴモラだけが気配に気づいている。
シャドウミスト
シャドウジェネラル
怪獣娘の総攻撃を受けて大ダメージを受けたシャドウガッツに、憑いていたシャドウミストが残っていたシャドウを取り込み変貌した上級変異体。
他のシャドウとは異なり人の姿を持っているほか言語を発する能力を持ち、シャドウビーストを呼び出せるほかに光線、触手、カッター状のものを使い攻撃するなど、高い知能と戦闘能力を持っている。
最後はゼットンのバリアで守られたアギラの角の一撃で倒されている。
お前にピットイン!
ブラックスターズ
スタッフ
- 原作 : 円谷プロダクション
- キャラクター原案 : 富岡二郎、谷裕司、CHOCO、爆天童、ニトロプラス(なまにくAYK、猫缶まっしぐら、minoa、大熊猫介)、NINNIN(第2期)、Zトン(第2期)
- 監修 : 小澤洋介(第1期)、黒澤桂(第2期)
- 原案、設定 : 海法紀光
- 監督、脚本、演出、設定、シリーズ構成、撮影監督 : 芦名みのる
- キャラクターデザイン、作画監督 : たけはらみのる
- 音楽 : 高梨康治
- 美術監督 : 戸杉奈津子
- 音響監督 : 稲葉順一(第1期)、郷文裕貴(第2期)
- アニメーション制作 : スタジオぷYUKAI
- 製作 : 怪獣娘(ウルトラ怪獣擬人化計画)製作委員会(円谷プロダクション、ポニーキャニオン、ドコモ・アニメストア、リンクス)(第1期)
- 製作 : 怪獣娘2(ウルトラ怪獣擬人化計画)製作委員会(円谷プロダクション、ポニーキャニオン、ドコモ・アニメストア、メディクリエ)(第2期)
OVAのスタッフ
- 原作 : 円谷プロダクション
- 監督 : 山本靖貴
- シリーズ構成 : 下山健人
- キャラクターデザイン : こまごま
- 音楽 : 片山修志
- 音楽制作 : ポニーキャニオン
- アニメーション制作 : ゆめ太カンパニー
主題歌
オープニングテーマ「上々↑↑GAO !!」
- 作詞、作曲、編曲 : ゆうゆ
- 歌 : かぷせるがーるず(飯田里穂、鈴木愛奈、遠藤ゆりか)
第1期のエンディングテーマ「KAIJUハート」
- 作詞、作曲、編曲 : buzzG
- 歌 : かぷせるがーるず(飯田里穂、鈴木愛奈、遠藤ゆりか)
第2期のエンディングテーマ「Soul-ride ON!」
- 作詞、作曲、編曲 : ゆうゆ
- 歌 : 飯田里穂、松田利冴、三森すずこ
OVAのオープニングテーマ「奔西走行進曲」
- 作詞 : 中村彼方、作曲 : 前山田健一、編曲 : やしきん
- 歌 : 八木侑紀、高橋未奈美、石原夏織
OVAのエンディングテーマ「Sunny You」
- 作詞 : 中村彼方、作曲 : エンドウ.、編曲 : やしきん
- 歌 : 石原夏織
各話リスト
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 作画監督 | 作画 | 配信日 |
---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||
第1話 | 私たち!怪獣娘!? | たけはらみのる 芦名みのる |
たけはらみのる | たけはらみのる、戸塚ちさと みやひこ、きもとすみ 渡辺あき、のすふぇらとぅ |
2016年9月27日 |
第2話 | 変身?怪獣娘!? | たけはらみのる、戸塚ちさと みやひこ、きもとすみ 渡辺あき、フジツカ サワイ企画(石松) |
2016年10月4日 | ||
第3話 | 変身!怪獣娘!? | たけはらみのる、戸塚ちさと みやひこ、きもとすみ 渡辺あき、フジツカ |
2016年10月11日 | ||
第4話 | 配れ!怪獣娘! | たけはらみのる、戸塚ちさと みやひこ、きもとすみ 渡辺あき、ほんで |
2016年10月18日 | ||
第5話 | 先輩!怪獣娘!? | たけはらみのる、戸塚ちさと みやひこ、きもとすみ 渡辺あき、のすふぇらとぅ |
2016年10月25日 | ||
第6話 | 悩め!怪獣娘!? | たけはらみのる、戸塚ちさと フジツカ、ほんで |
2016年11月1日 | ||
第7話 | 戦え!怪獣娘!? | たけはらみのる、みやひこ サワイ企画(石松) |
2016年11月8日 | ||
第8話 | ボケろ!怪獣娘!? | たけはらみのる 芦名みのる みやひこ |
たけはらみのる、戸塚ちさと みやひこ、ボエ山 |
2016年11月15日 | |
第9話 | 暴走?怪獣娘!? | たけはらみのる、戸塚ちさと みやひこ、ほんで フジツカ |
2016年11月22日 | ||
第10話 | 飛べ!怪獣娘!? | たけはらみのる、戸塚ちさと | 2016年11月29日 | ||
第11話 | 試験!怪獣娘!? | たけはらみのる 芦名みのる |
たけはらみのる、みやひこ ぬるてま |
2016年12月6日 | |
第12話 | 私たちが!怪獣娘!! | たけはらみのる、戸塚ちさと みやひこ、フジツカ ほんで、のすふぇらとぅ |
2016年12月13日 | ||
第2期 | |||||
第1話 | 登場?怪獣娘!? | たけはらみのる 芦名みのる |
たけはらみのる | たけはらみのる、ほんで みやひこ、渡辺あき |
2018年1月9日 |
第2話 | 衝撃!怪獣娘!? | 2018年1月16日 | |||
第3話 | カフェ!怪獣娘!? | たけはらみのる、DNA みやひこ、渡辺あき のすふぇらとぅ |
2018年1月23日 | ||
第4話 | 特訓!怪獣娘!? | たけはらみのる、DNA みやひこ、渡辺あき |
2018年1月30日 | ||
第5話 | 街ぶら!怪獣娘!? | たけはらみのる、ぬるてま ほんで、渡辺まゆ みやひこ、渡辺あき |
2018年2月6日 | ||
第6話 | お母さん?怪獣娘!? | たけはらみのる、ほんで DNA、のすふぇらとぅ みやひこ、渡辺あき |
2018年2月13日 | ||
第7話 | 成長!怪獣娘!? | たけはらみのる、ほんで みやひこ、渡辺あき |
2018年2月20日 | ||
第8話 | 衝突!怪獣娘!? | たけはらみのる、ほんで DNA、のすふぇらとぅ みやひこ、渡辺あき |
2018年2月27日 | ||
第9話 | 作戦!怪獣娘!? | たけはらみのる、みやひこ DNA、渡辺あき フジツカ |
2018年3月6日 | ||
第10話 | 登場☆怪獣娘!? | たけはらみのる、ほんで みやひこ、渡辺あき |
2018年3月13日 | ||
第11話 | 決着☆怪獣娘!? | たけはらみのる、ほんで ぬるてま、フジツカ DNA、渡辺みゆ みやひこ、渡辺あき |
2018年3月20日 | ||
第12話 | みんなで!怪獣娘!! | たけはらみのる、ほんで ルンパロ・チータ、フジツカ 渡辺みゆ、のすふぇらとぅ みやひこ、渡辺あき |
2018年3月27日 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2017年1月10日 - 3月28日 | 火曜日23:50 - 水曜日0:00 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
2017年10月4日 - 12月20日 | 水曜日1:35 - 1:41 | TOKYO MX | 東京 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2018年1月9日 - 3月27日 | 火曜日21:54 - 22:00 | TOKYO MX | 東京 | |
2018年1月14日 - 4月1日 | 日曜日0:15 - 0:20 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
ボイスアクリルキーホルダー『怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜 ハロウィンVer.』
2016年10月26日に発売されたボイスコンテンツのダウンロードコード付きのアクリルキーホルダー。アクリルキーホルダーの裏面に記載されたコードをスマートフォン端末からアプリ「soloete」で入力するとボイスコンテンツが聞けた。入力は2回で商品1つを2回入力しても存在するが商品2つの組み合わせや順序によって異なり、その数は3キャラ合計して全9種類である。ただし、すでに有効期限は過ぎたため現在は聞くことができない。
ゲームアプリ『怪獣娘〜ウルトラ特訓大作戦〜』
2018年1月にiOSとAndroidで配信された2D横スクロールアクションゲーム。
ミュージックビデオ『Forgive me, kay?』
2017年12月12日からスタートしたクラウドファンディング企画「ノイズラー・カムバック作戦」の成功を記念して、岩船山で特撮映像を交えたミュージックビデオが制作された。2018年6月22日、円谷プロダクション公式YouTubeで配信された。
- 監督 : 田口清隆
- 作詞、作曲、編曲 : やいり
- 歌 : 清都ありさ、湯浅かえで
POP版『ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP』
POPによるデザインを中心としたスタイルで展開している。
擬人化された怪獣と宇宙人(POP版)
怪獣名 | 怪女子図鑑 | 怪女子ドラマCD | Comic code | はいたい七葉 | リング☆ドリーム |
---|---|---|---|---|---|
ケムール人 | ○ | ||||
ゼットン | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ゴモラ | ○ | ○ | |||
レッドキング | ○ | ○ | |||
アントラー | ○ | ○ | |||
ジェロニモン | ○ | ○ | ○ | ||
ジャミラ | ○ | ○ | |||
ピグモン | ○ | ||||
バルタン星人 | ○ | ○ | ○ | ||
メフィラス星人 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
エレキング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
キングジョー | ○ | ○ | ○ | ||
メトロン星人 | ○ | ○ | |||
ゴドラ星人 | ○ | ○ | |||
イカルス星人 | ○ | ○ | |||
ベムスター | ○ | ○ | |||
スノーゴン | ○ | ○ | |||
ツインテール | ○ | ○ | ○ | ||
バキシム | ○ | ○ | |||
エースキラー | ○ | ○ | |||
ヤプール人 | ○ | ○ | |||
テンペラー星人 | ○ | 〇 | ○ | 〇 | |
サラマンドラ | ○ | ○ |
ドラマCD『ウルトラ怪女子』
2014年8月15日から8月17日、『コミックマーケット86』の徳間書店ブースで販売されたPOPの描き下ろしによる擬人化したウルトラ怪獣をまとめたドラマCD付き図鑑。ドラマCDが付属されてないのも同時販売されていた。ドラマCDのジャケットにはバルタン星人が出ているが、ドラマCDには存在について語られるのみで直接登場はしていない。
登場人物(怪女子)
テンペラー星人
平穏なモンストリアに退屈して地球侵略をメフィラス星人に持ち掛けるが、侵略性の違いから口論となり、互いに罵り合う結果になった。
メフィラス星人
プライドの高い淑女。テンペラー星人から地球侵略を持ち掛けられたが、侵略性の違いから口論となり、互いに罵り合う結果になった。
エレキング
ツインテールと共にテンペラー星人とメフィラス星人の喧嘩を止めに入った。
ツインテール
エレキングと共にテンペラー星人とメフィラス星人の喧嘩を止めに入った。
ジェロニモン
怪獣軍団を率いて地球を侵略しようと相談している怪女子たちの近くを偶然通り掛かり、怪獣を蘇らせる能力を見込まれ勧誘された。
ウルトラマンベリアル
光の国で唯一、悪に堕ちたウルトラ戦士。一応、ウルトラ戦士であるため、モンストリアでも姿は変化していない。
再生怪獣を利用した地球侵略を画策する怪女子たちに協力を申し出るが、怪獣扱いされながらもウルトラ戦士のままである点が中途半端と指摘されて、おっさんなどと貶されたことでウルトラの母に泣き付きにモンストリアから去った。
用語(怪女子)
モンストリア
漫画『ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP Comic code』
風上旬によるコミカライズ。『ヤングチャンピオン』で2015年のNo.4から2020年のNo.3まで連載していた。女子高生になった怪獣と宇宙人によるギャグ漫画。著者クレジットは3人で役割が異なり、原作を円谷プロダクション、企画とキャラクター原案をPOPと、ぱすてる、漫画を風上旬。POPのキャラクターを風上旬が漫画にして円谷プロダクションが、チェックを入れるという構成で作られている。大きな分類では萌え漫画ではあるものの原典のネタを、随所に織り交ぜてときにはバトルも描かれるなど、往年の『ウルトラシリーズ』ファンにも十分楽しめる作風になっている。原典にあたる「特撮映像」を漫画上に落とし込んでリアルな絵柄で描くことも特徴で、デフォルメされた萌え擬人化とリアルタッチな怪獣が同居している。ウルトラ怪女子には「擬人化性格」が設定されているが、漫画では一新されて別物にアレンジされている。作者はウルトラ怪女子とドラマCDを参考にしたとインタビューで答えている。初期シーンにはドラマCD版キャラクターのネタを、漫画版キャラクターでアレンジしたものがみられる。第6巻の第99話で全ての擬人化怪獣が出揃っている。
あらすじ
武力によらない地球征服にこだわるメフィラス星人は、地球人代表としてサトル少年を選んで彼が「地球をあげます」と自発的に言うよう穏やかな口調で仕向けるが失敗して、ウルトラマンとの戦いで負けを認めて地球から去った。しかし、目覚めた時に怪獣墓場で女子高校生になっていた。エレキングから「ピット星人は地球人の男性はかわいい女の子に弱いと言っていた」という情報を伝えられて、自身の「地球人の心を奪う」という侵略方針とも合致していたことで、仲間たちと共に学園を抜け出して地球に潜伏してアイドルグループとしての成り上がりを目指す。しかし、イカルス星人の介入によってステージを台無しにされてしまい、侵略は失敗して怪獣墓場に帰還している。怪獣墓場にはバルタン星人が侵略を仕掛けてきて、居住権をかけた3対3の試合はバルタン星人とゼットンの大将戦に委ねられるも、ゼットンが勝利して防衛に成功している。メフィラス星人とエレキングは外出中に落雷に打たれてしまう。そこでメフィラス星人は擬人化が内包する綻びに勘付く。メフィラス星人は真相を知り、エレキングには伏せる。侵略をあきらめていなかったイカルス星人は神戸港からキングジョーを蘇らせる。キングジョーは暴走を始めて地球入りしていたテンペラー隊とヤプール隊を倒す。足止めをくらっていた怪獣墓場の本隊も遅ればせながらも宇宙船を手に入れ地球へ向かう。東京ではメフィラス星人が地球を守るために戦う。
登場人物(feat.POP Comic code)
擬人化怪獣
メフィラス星人
モデルは『ウルトラマン』第33話「禁じられた言葉」に登場した「メフィラス星人」。主人公で初登場は第1話「禁じられたこ・と・ば☆」(第1巻)。
ウルトラ兄弟分析部の討伐部長でダークネスブラックのプロデューサー(裏での侵略担当)。 怪獣墓場に来ているが「私はウルトラマンに負けていないぞ」と主張している。
当初は「怪獣墓場で女子高生」という事実に戸惑っていたが、なじむことができてエレキングと一緒にスイーツを楽しんだり、少女らしい振る舞いが多くなった。自分の少女姿もなかなか気に入っており、鏡の前でかわいいポーズをとったりもする。プライドが高く自信家なぶんだけ短気で負けず嫌い。
暴力を嫌い紳士を称するがゆえに、「悪質宇宙人」という異名で呼ばれたくない。暴力的な解決を嫌い、破壊工作を「古いタイプの侵略」と否定して地球人の心を、奪うことを狙ってアイドルグループを立ち上げる。
ウルトラマンとの戦闘終了時に呟いた「よそう…」というセリフを、紳士が争いを避けた名文句として気に入っており多用している。サトル少年とのやり取りで発した「そうだろうねえ…」という紳士的振る舞いのセリフが、怪獣墓場学園では茶化されてしまっている。コミカル路線のメフィラス星人二代目の存在は黒歴史扱いで触れられたくない。
ルームメイトのエレキングに対しては好意を抱いているようで、レッドキングとの仲の良さに嫉妬することがある。敵対したイカルス星人からは「他の擬人化怪獣たちとは違う」、「半溶解種だな」と言われた。
「禁じられた言葉」での地球侵略時に配下としていたバルタン星人三代目、ザラブ星人二代目、ケムール人二代目はハッタリ映像であった。このことについて、バルタン星人からは「お前の手下になった覚えなどない」と完全否定されてしまい、逆ギレして怪獣デュエルへの参戦を名乗りを上げる(バルタン星人の対戦相手はゼットンとなり、直接対決は実現していない)。ケムール人とは口裏を合わせることに成功している。丸の内を訪れた際には逆の立場で、この3宇宙人の姿をビル群に幻視している。
夢で小鳥を飼う少女の姿を見るなど記憶に混乱が生じている。エレキングに「りんちゃん」と呼ばれて、自分でもわからないまま「エリちゃん」と呼び返す。擬人化が内包する綻びに勘付き、真相を探ろうとする。
原典同様にグリップビームやワープなどの能力を使用できる。
テンペラー星人
モデルは『ウルトラマンタロウ』第33話「ウルトラの国大爆発5秒前!」、『ウルトラマンタロウ』第34話「ウルトラ6兄弟最後の日!」に登場した「テンペラー星人」。初登場は第5話「怪獣墓場学園だいばくはつ5秒前」(第1巻)。
ウルトラ兄弟分析部の必殺部長でダークネスブラックのプロデューサー(裏での侵略担当)。怪獣墓場に来てから腑抜けてしまった怪獣達にはよく怒っており活動的。「怪獣は暴れるのが仕事」、「宇宙人は侵略するのが仕事」、「ウルトラ兄弟を必殺」を掲げて同志を募る。
侵略方針は破壊活動路線と考えていたが、地球への遠足にて擬人化少女の姿が持つ力を認めてアイドル活動による侵略方針を選ぶようになる。メフィラス星人とは共同で地球侵略の計画を、進めてケンカすることも多いが良き相棒関係を築いている。
アントラーからは「お姉様」と呼ばれて懐かれており、本人も満更ではない。メフィラス星人とエレキングが一時行方不明になり、安否がわかったときには涙ぐむなど仲間想い。新たな侵略方針としてアントラー、スノーゴン、サラマンドラを配下している。
作者いわく「怒ると足を上げる癖があり」、シリアスギャグを問わず怒りに伴って足や膝を上げるアクションが描写されている。
原点同様にビームウィップやウルトラ兄弟必殺光線などの能力が使用できる。終盤ではキングジョー対策にウルトラ兄弟以外必殺光線も使用していた。
強怪獣ゆえにウルトラ6兄弟から徹底的にやっつけられた最期を迎えているためにトラウマが多い。
レッドキング
モデルは『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」に登場した「レッドキング」。第1話で顔見せして第2話「湖のひ・み・つ☆」(第1巻)で本格登場している。
ウルトラ兄弟分析部の部員でダークネスブラックのアイドル。怪獣寮に住んでいる。原典では凶暴で手のつけられない暴れん坊だったが、擬人化されたことでかなり性格が丸くなった。
無鉄砲な言動はあるが、常識的で友達思いな気っ風のいい性格になっている。頭を使わず細かいことは気にせずおおざっぱ。手先が器用で部屋は片付いている。
身体能力は屈指で怪力は健在である。脳筋なので、たとえ物理法則の通じない異次元空間内だろうが、「バカには法則が通用せず」強引に行動する。元が地球生まれの怪獣であるため、宇宙船に乗るのは苦手で途端にしおらしくなり、しかも乗り物酔いで生前に飲み込んでいた水爆を吐き出す危険がある。
遠足の際に円盤に乗り遅れそうになったエレキングを投げ上げて円盤へ送り届けるが、そのせいで地球に取り残されてしまう。その後、野生化して富士山付近の湖で魚を取りながら生活をしていた際に大工である棟梁の夫婦と知り合い、東京へ移住して怪獣墓場からの迎えを待ちながら建設現場で働いていた。棟梁夫妻とは親子のような関係を築いており、怪獣墓場に帰還せざるを得ない状況に追い込まれた際には別れを悲しみ涙を流していた。
怪獣墓場学園に帰還後、ジェロニモンに擬人化計画の真相を明かされて、自分の正体と棟梁夫妻から迎えられた理由に気付いている。
エレキング
ウルトラ兄弟分析部の部員でダークネスブラックのアイドル。メインヒロイン的存在。元々水中で生まれ育ったためか風呂が大好き。ほんわかかつおっとりした天真爛漫な明るい性格。天然気味でマイペースな所もある。
面倒見がよく誰に対しても優しく接して、学園での交友関係が広い。相手に感謝を表すときにキスをしたり、抱き着くようなかたちで尻尾を巻き付ける。料理が得意でスイーツも自作している。
地球でのアイドル活動中はメンバーで最も精力的に働く。しかし、グループの進退をかけた大舞台でイカルス星人に操られて暴走して、図らずも作戦失敗の原因となってしまう。強制的に操作された弊害で、その間の記憶は失っており、怪獣墓場に帰還する船内で目を覚ます。外出中に落雷に打たれて混濁した意識で、メフィラス星人を「りんちゃん」と呼んだ。後になってもそのことは思い出せない。
原点同様に強力な発電能力は健在である。頭部の角は電話アンテナの機能がある。体を巨大化縮小することが可能で、もし本人が意識を失っていたとしても角を決められた手順で回したり、電力を供給することで調整ができて細かい手順はピット星人監修の「エレキング取扱説明書」に記載されている。
メトロン星人
ダークネスブラックのアイドルで事実上の参謀。マイペースかつつかみ所のない性格。物知りだが校内では不思議ちゃんとして見られている。遠回しな策略や無駄に凝った仕込みを好む。
独自のこだわりを優先させるも、詰めが甘く隙だらけになりがちである。宇宙船を私有しているが性格面での隙が、不備を生んでまともに着地したためしがない。
自宅アパートと怪獣墓場学園内の部屋を茶室に改造して、ちゃぶ台と冷蔵庫を完備している。茶室を訪れた者には「狙われた街」の「ようこそ君の来るのを待っていたのだ」の口上を、かけて「狙われない街」の眼兎龍茶でもてなすというパターンに持ち込む。
メンバー内では地球に潜伏していた期間が、最も長いことから侵略計画の知恵袋として頼りにされているが、その知識は若干オタク方面に偏っている。
アイドル活動中はアイドル部隊でありながら計画立案も担当して実質的に参謀を務めて、ビラ配りからライブ会場やバイト先の手配まで幅広く作戦を支えた。レッドキングが世話になっている建設現場の棟梁とは侵略当時からの知り合い。
生前から「モロボシ・ダン=ウルトラセブン」に好意を抱いており、ウルトラセブンへ好意を抱く、ゴドラ星人とは非常に仲がいい。
ゴドラ星人
ダークネスブラックのアイドル。学園にはほとんど通わず、カジノを兼ねた豪邸に住み優雅な暮らしを送っている。
捕獲カプセルと変身能力を持ち、特に変身は擬人化怪獣の真似からモルフォ蝶にいたるまでどんな生物でも自由自在。空中を自由自在に飛行できるが鈍い。性格的には詰めが甘いと言われ隙も大きい。
生前の才能、残忍性、高い変身能力をメフィラス星人に評価されて、ダークネスブラックへの勧誘を受けて、最初は乗り気ではなかったが、生前から「モロボシ・ダン=ウルトラセブン」に好意を抱いており、「地球に行ったらダンに会わせる」という条件でダークネスブラックに加入している。ウルトラセブンへ好意を抱く、メトロン星人とは非常に仲がいい。
アントラー
ダークネスブラックのアイドル。人懐っこい性格。自分同様にハサミを持つテンペラー星人を懐いており、抱き着いてくることもあるが、ハサミ(大顎)が相手の喉元に突き付けられる姿勢となり危険である。
テンペラー星人の仲間になりたいと言い、メフィラス星人からもウルトラマンのスペシウム光線に耐えたタフさと、見た目の可愛らしさを気に入られてダークネスブラックに加入している。
かなり天然なうえに致命的なまでに記憶力がない(ゼットンに記憶を消されたのかと思われたが素の記憶力も虫並であった)。好物は蟻で屋外で蟻を見つけるとすぐに食べようとする。玉葱が嫌い。
原点同様に強力な磁力で物を引き寄せる能力を持つが、強弱の調節が出来ないため、機械類を引き寄せると生身の体にぶつかって負傷してしまう。
ジャミラ
ダークネスブラックのアイドル候補だが、地球に行けなかったため幽霊メンバー状態である。擬人化怪獣になるのではなく、人間に戻りたかったと嘆いている。気弱な性格で生前の記憶やトラウマに引きずられた行動が多い。水を浴びると死んでしまうという弱点は克服されているが、未だに水への恐怖心が根強い。基本的に温厚な性格だがネガティブかつ泣き虫。
実はかなり戦闘能力が高く、口から高温の炎を吐くことができる。人間時代の宇宙飛行士の訓練で強烈なGを受けていたため、遠心力にはかなり強い。ときたま宇宙飛行士時代の記憶を、思い出すことがあるが人間の記憶としてではなく、「変な映画を思い出した」と認識している。
地球に戻りたいという強い思いからメフィラス星人たちの侵略計画に加わったが、地球行きのチャンスがあるたびにトラブルに遭っては怪獣墓場に取り残されてしまうという展開がパターン化している。とにかく登場する度に不幸な目に見舞われるが、めげずに地球行きに備えてトレーニングを続けている。アイドル活動で怪獣墓場学園を不在にしていた期間中に新しくやって来たゴモラと仲良くなる。
バルタン星人襲来時にはよく話を聞かないまま怪獣デュエルに参加することになってしまい、2回戦でスノーゴンと対戦して逃げてばかりだったが、地球行きをダシにされて奮起して水攻撃にも耐えて火球の一撃でスノーゴンを撃破している。その後、イカルス星人の円盤で地球に行けることになったが、浮かれて脱出ポッドに乗り込んでしまい誤って怪獣墓場へ帰還してしまう。その後、ケムール人と共に地球に向かうが、宇宙船が墜落して他の星に行ってしまう。
最終的には努力が実り、地球への帰還に成功して同時に仲間たちを、対キングジョー戦の舞台たる地球に連れていくという大役を担う。あとがきでは地球に戻った彼女の後日談が示唆されており、『ウルトラマンパワード』第6話「宇宙からの帰還」に登場した「パワードジャミラ」の設定を踏まえた内容が想定されている模様である。
彼女が登場する度に災難に見舞われるのは作者曰く「好きすぎてついイジメてしまう」からだと語っている。
ゼットン
目的など一緒不明の謎めいた少女で本作のキーパーソン。校長から直接命令を受けて行動しており、能力を使って怪獣墓場にやってきたばかりの怪獣と宇宙人を怪獣墓場学園へと誘導している。シリアスな性格。
学校に通っている様子は無く、怪獣墓場霊園でほとんど待機か昼寝をしている。怪獣墓場学園最初の1人らしい。
無口で感情表現も貧しく、空気が読めず言葉による意志疎通に難がある。殺気立っており、戦闘の際には何のためらいもなく、冷酷な攻撃を行う。怪獣墓場における自分の使命を強く自覚しており、校長に対してのみ敬語で接している。霊園の秘密を探っていたテンペラー星人を倒して、続いてメフィラス星人をも撃退している。
バルタン星人とは因縁があり、擬人化して怪獣墓場にやって来たバルタン星人が半溶解種であったため、誘導に失敗して取り逃がしてしまい、侵略のために再来したバルタン星人と再会を果たす。怪獣墓場の墓守としての使命感を抱いてバルタン星人と試合を行い、ルール無用の猛攻を受けるも反撃して勝利している。
学園の秘密を探るメフィラス星人を気絶させて記憶を消している。最終章ではメフィラス星人らと共に地球へキングジョーを倒しに赴く。
その正体はかつてウルトラマンを殺害したゼットンと、ゼットンに殺害された孤児の少女、沙織の魂が融合した存在。ウルトラマンが両者の命を救いたいと考えたことが怪獣墓場学園誕生のきっかけになった。
校長に恋心を抱いており、復活した校長にカラータイマーを手渡した際に劇中初めての笑顔を見せた。
原点同様に一兆度の火球を胸部分から放出して、テレポーテーション、バリヤー、光線を吸収して打ち返す能力の他に、「ピポポポポポポ」という音で相手を洗脳したり、手のひらから波状の光線を放つことができる。
キングジョー
最強最悪の擬人化怪獣で心を持たない。戦闘力は突出して強く、単独でどの擬人化怪獣をも上回る。ペダニウム装甲で防御して全身の武装と怪力で攻撃する。
とっくに滅んだペダン星人侵略部隊の旧コマンドに忠実に則り、地球の各都市を破壊するためだけに行動している。
ケムール人
怪獣墓場学園に来たばかりのころに生徒数名を消失させてしまったため、危険人物として昔ゾーンの自宅で勉強することになった。時折学園に忍び込んでは、擬人化怪獣たちの絡みをこっそり観察しては百合妄想を蓄えて新作小説の構想を練っている。
地球でメフィラス星人が配下としていたケムール人二代目はハッタリ映像だったため、メフィラス星人から「かつて主従だった」と口裏を合わせて欲しいと言われて、独自の腐女子思考で承諾している。その後、学園に復帰している。
GLやTLにもどっぷりハマった雑食系の重度の腐女子。癖のあるヲタ口調と腐乙(ふおっ)という奇妙な笑い声があり、特徴的な走り方をする。興奮すると頭部の触角からゼリー状の「消去エネルギー源」を噴射する。
宇宙船を手に入れてジャミラと共に地球に向かうが、宇宙船が墜落して他の星に行ってしまう。
バルタン星人
普段は冷静で時代がかった口調の魂(バルタン星人)が表に出ているが、穏健派や歴代バルタン星人を多重人格として持っている。
怪獣墓場に初めて現れた際に半溶解種だったことでゼットンからの洗脳を免れて、そのまま怪獣墓場を後にしていた。宇宙船6隻に40億6千万の同胞を引き連れ怪獣墓場に降り立ち侵略を宣言している。
校長の提案で3対3の怪獣デュエルに臨むこととなり、3回戦で因縁のゼットンと対戦して劣勢に陥ると『ウルトラマンマックス』第33話「ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学」、第34話「ようこそ!地球へ 後編 さらば! バルタン星人」 に登場した「ダークバルタン」の魂に入れ替わり、ルール無用の猛攻を加えるも攻撃を跳ね返されて敗北している。
同胞をバクテリアサイズで金魚鉢の中に入れるという形で移住が認められたため、新たに発見した80億1万2千の同胞の元へ旅立った。
地球でメフィラス星人が配下としていたバルタン星人三代目はメフィラス星人が独断で流したハッタリ映像であり、そのことを振られかけると「メフィラスの手下になった覚えなどない」とバッサリ否定していた。
原点同様に分身、ハサミからの破壊光線、光波バリヤーなどの能力が使用できる。アリと同じ多数の個体からなる組織生命体のため、生命という概念が理解できず、複数の魂が入れ替わり代表者が行動している。
ゴモラ
切り替えが早く押しが強い性格でゼットン、ジャミラ、イカルス星人など誰に対しても物おじせずに話しかける。
ジャミラと親しくなり、地球への帰還を切望する彼女の手助けをすることになる。怪獣デュエルの褒賞で地球行きが決まったジャミラと一緒にイカルスの宇宙船で地球に向かうが、道中のミスでジャミラが怪獣墓場に戻ってしまったため、1人で地球に到着している。
地球ではイカルス星人の家に押しかけて同居している。イカルス星人と共に万博記念公園を訪れてゴモラの剥製を観光している。
ジェロニモン
異次元空間の研究所で擬人化怪獣を作っている。
原点同様に蘇生能力が擬人化計画に応用されており、擬人化怪獣たちの「おかあさん」を自称している。
ピグモン
容姿端麗の美少女。レッドキングとは生前から因縁があり、怪獣墓場に来てからは気にかけられているも、近づかれただけで死ぬ。他にもちょっとしたことですぐ死ぬ。メンタルが曇るとすぐ死にたいとつぶやくが、その本心は構って欲しい乙女心なのでめんどくさい。
イカルス星人
メフィラス星人たちが間借りすることになったアパートの隣家の住人。元々は怪獣墓場学園の生徒だったが、密かに学園から脱走して地球に侵入して異次元からの地球侵略を企てていた。
原典同様に四次元コントロールマシンを使って都心部で、破壊活動を行って東京タワーを破壊したが、基地に乗り込んだメフィラス星人とレッドキングの妨害を受けて計画を台無しにさせられる。逆上から巨大化してメフィラス星人たちを踏み潰そうとしたが、巨大化したメフィラス星人に妨害され乱戦となり、放ったアロー光線を自分自身で浴びて敗北している。
彼女らの「アイドルで地球人の心を奪う」という侵略方針を「侵略ごっこ」と否定して逃走している。それからは隣家に住みながら彼女たちの隙をうかがい、ついに一世一代のデビューステージでエレキングを操り巨大化暴走させる。ダークネスブラックのチームワークに最終的には負けるも、アイドル計画を頓挫させることには成功している。
メトロン星人から対話という名の脅迫を受けてダークネスブラックの帰還用に自分の宇宙船を貸し出す羽目になる。帰ってきた宇宙船に乗り込んでいたゴモラと同居することになる。ゴモラと共に万博記念公園を訪れて、ひかりの塔(太陽の塔がモデル)にある生命の樹を目にして、「懐かしい何か」を感じとっていた。侵略をあきらめておらず、神戸港からキングジョーを蘇らせる。
ベムスター
生まれたての擬人化怪獣。自分が死んだことすら理解しておらず、イヤイヤ期の幼女の性格が強く出ており、帰らせろと暴れだす。レッドキングに抱き止められて落ち着いて眠りにつく。
ツインテール
ダークネスブラックが地球侵略で不在中に怪獣墓場学園に来ていたらしいが、暗すぎてずっと気づかれていなかった。グドン犬に襲われていたところをメフィラス星人、エレキング、ピグモンに発見されて友人となる。笑顔になるとツインテール美少女ということもあり映える。エビの味がするらしく、グドン犬のみならずガッツ鳥にも狙われている。
スノーゴン
バルタン星人の部下になっており、サラマンドラとは対抗意識からケンカばかりしている。宇宙船の操縦を担当していたが、着陸に失敗して校舎に衝突させてしまった。
怪獣墓場をかけた怪獣デュエルでは2番手で出場して華麗な勝利を予告するも、逃げ回るジャミラにペースを乱されて、サラマンドラに兆発されたこともあって、冷酷に変貌して勝負を決めるためにジャミラにとっては凶器となる水を使用するも、地球行きの許可で奮起したジャミラに火球を浴びせられて敗北している。
バルタン星人が旅立つ際には怪獣墓場学園に残された。その後、テンペラー星人の部下になる。
原点同様に口や両手から出す冷凍ガスで吹雪を起こす。
ヤプール人
『ウルトラマンエース』第23話「逆転! ゾフィ只今参上」と第24話「見よ! 真夜中の大変身」に登場した「ヤプール老人」の「信じなさい」を口癖としている。不思議ゾーンにビルを持ち歯医者(『ウルトラマンエース』第48話「ベロクロンの復讐」に登場した「女ヤプール」の設定)を営んでいる。
生前から「北斗星司=ウルトラマンエース」に憎悪と好意を抱いており、超獣製造器にもウルトラマンエースへの執着が反映されて、超獣を作ろうとしてもウルトラマンエースにそっくりな人形が出来てしまう。
バキシムとエースキラーを連れて、ウルトラマンエースを倒すべく地球を訪れている。那須川にあるウルトラマンのモニュメントや『ウルトラマンフェスティバル』を観光していた。
巨大ヤプールの三日月型の鎌を用いて切断技を得意としている。
バキシム
ヤプール人に生み出された超獣で、怪獣墓場に来てからも小間使いのように従っている。細かいことは気にしない大ざっぱな性格。
空間を割って登場する能力を持つことで、普通に部屋に入るときにさえ窓ガラスを割りまくるという悪癖になっている。
イモムシをベースに作られた超獣で、ヤプール人からは「イモムシ界の出世頭だぞ」と褒められるも、本人はもっとかっこいい素材がよかったとショックを受けていた。
エースキラー
ヤプール人が作ったカンオケ型の超獣製造機「γ」から出現している。原料にイモムシは使われず、ヤプール人のウルトラマンエースを憎む心の具現化である。殺意の塊で語彙も乏しく話が通じない。
ヤプール人、バキシムと共に地球を訪れるも独り歩きを始めて、「A(エース)の文字」、鉄道博物館で展示されていた北斗星」、「須賀川にあるウルトラマンエースのモニュメント」など、とにかくウルトラマンエースらしき反応を見つけては反射的に攻撃している。
サラマンドラ
鼻から出す1300℃の火炎が武器で、高い再生能力を持っている。バルタン星人の部下になっており、スノーゴンとは対抗意識からケンカばかりしている。バルタン宇宙船から怪獣墓場学園に伝令に遣わされたが、宇宙語がヘタなため意図を伝えることに失敗している。
怪獣墓場をかけた怪獣デュエルでは1番手で出場している。メフィラス星人を相手に2回大ダメージを受けたが再生して立ち上がる。なおも生前からの弱点である「喉」を狙って攻撃されるも、あらかじめ固い首輪で防御するという対策をしており、反撃にメフィラス星人の弱点である腹部に強烈な蹴りを浴びせて勝利している。
バルタン星人が旅立つ際には怪獣墓場学園に残された。その後、テンペラーの部下になっている。
怪獣墓場関係者
校長
メフィラス星人の発言をおちょくったりとお茶目な一面がある。校則違反には厳しく、地球侵略を厳禁としている。
裏ではきな臭く、ゼットンを配下に置き、怪獣たちを集めて何かしらの計画を企んでいる。邪魔者は制裁しても良いとゼットンに命令している。
バルタン星人の侵略に際しては怪獣デュエルによる代表者同士の試合で解決することを提案している。
終盤、その正体はゼットンとの戦いで死亡したウルトラマンであり、怪獣被害で亡くなった少女たちと自らが倒した怪獣たちを供養するために怪獣墓場学園を作ったことが明らかになる。
メフィラス星人二代目
第63話(第4巻)で実は初代より、先に怪獣墓場に来ていたが、ケムール人の能力でどこかへと消されていたことが判明している。真相を知った初代からもなかったこと扱いにされて、いまだに行方不明状態になっている。
言及されているシーンでは生前の怪獣姿で描かれており、登場シーンでは作劇上の「黒いシルエット」になった。
モチロン
擬人化されておらずシルエットのみの登場。給食担当で生徒か職員かは不明。給食はモチばかりである。
ダークネスブラックの協力者で彼女たちが、地球侵略へ向かった際には学園の情報をリークする大役を任されており、隠蔽工作の限界が来たことを連絡している。
主役の特別編(第6巻)があり、『ウルトラマンタロウ』に登場した怪獣だが『ウルトラマンエース』に登場した南夕子とは縁があることで、ヤプール人から言及されている。
エース超獣
エースロボット
シルエット怪獣たち
作中での理由付けは怪女子であるが、校則を破った罰で校長によって影に変えられたというためである。作劇上では擬人化イラストの無い怪獣を登場させるためである。
生物
ガッツ鳥
ガッツ星に生息している鳥類。怪獣墓場学園で飼育されており、メフィラス星人が飼育を担当している。本来は食用でから揚げなどに調理されている。
ウルトラ兄弟分析部の部員1人枠としてカウントされている。
「いかなる戦いにも負けたことのない」ガッツ星人と同等の能力を持っており、優れた分析能力で女子生徒のスリーサイズを測定している。他にもほぼ無制限の分身能力、メフィラス星人でも抜け出せないガッツ十字架を作ってはりつけにする能力を持っている。
メフィラス星人はかわいらしい見た目やもふもふの触り心地から初見で虜になった。ギャグ的によく死ぬが全滅する様子はなく、間を置いてはひょっこり再登場している。
モルフォ蝶
怪獣墓場の天然記念物。
グドン犬
怪獣墓場の山奥にいる危険な野犬で、ツインテールをエサと狙って学園敷地内に群れで現れるようになった。グドンが犬になったようなトゲトゲした容貌をしている。天敵はガッツ鳥。
ギマイラ蚊
怪獣墓場の自然ゾーンに生息している巨大なヤブ蚊。
ギエロン鳥
シャール星座に生息している巨大鳥。ギエロン星の生物だが星の爆発で隣星へと避難移住している。
その他(feat.POP Comic code)
シーボーズ
擬人化されておらずロケットを抱き枕にして怪獣墓場上空の宇宙空間を漂っている。
4番目のカプセル怪獣
かつてモロボシ・ダン(ウルトラセブン)が使用していたが四次元空間内だったため、不発だったカプセルをイカルス星人に回収された。その中身はイカルス星人も知らない。その後、ゴドラ星人にカプセルを奪い取られた。
地球の関係者
ウルトラマン
ウルトラマンとメフィラス星人の対話、戦闘シーンが回想の形で頻出している。
バルタン星人、バルタン星人二代目、レッドキング、レッドキング二代目、ゴモラ、アントラー、ベムラー、ジェロニモン、ジャミラを倒して、メフィラス星人と引き分け、バルタン星人三代目、ケムール人二代目、ピグモンとは戦わず、シーボーズを怪獣墓場へと送り返して、ゼットンに敗れた。客演でエースキラーやテンペラー星人とも縁がある。
森次晃嗣
江の島でカフェレストラン「JOLI CHAPEAU」を経営している。初登場は第29話(第2巻)。
ダークネスブラックが店を訪れた際にマナーの悪さを見かねて厳しく注意したが、帰り際には彼女たちに優しく道理を説いた。彼女たちが異星人であることを承知していたような発言をしている。
『ウルトラセブン』に登場したダークネスブラックのメンバーである怪獣と宇宙人で唯一、店に飾っていなかったゴドラ星人のフィギュアを購入してメトロン星人とエレキングの隣に並べている。
店を訪れたダークネスブラックのメンバーはテンペラー星人、メトロン星人、ゴドラ星人、アントラー。これにエレキングを加えた5種の怪獣とウルトラセブンは戦ったことがある(直接対決ではない変則パターンも含む)。
単行本1巻帯の推薦文は森次晃嗣によるものである。
銀河アイドルULTRA78(ぎんがアイドルウルトラセブンティエイト)
メンバーは流星マークをはじめとする歴代防衛チームのエンブレムを象ったヘアピンを付けている。
メトロン星人がイチオシと語っている通り、ライブ会場は超満員でファンが着ているTシャツの背中には「ゼットンは倒した」という一文が書かれている。
日高凛子
望月エリと仲が良く「りんちゃん」と呼ばれているようである。
メフィラス星人の夢の中に出てきた少女。擬人化したメフィラス星人そっくりの幼い容姿をしている。メフィラス星人と共通点が多い。
チロルという小鳥を飼っていたが、マンションの崩壊に巻き込まれて離ればなれになってしまう。かろうじてチロルを助ける事には成功したが、バルタン星人(3代目)の幻影に遭遇。その直後に死亡したことが示唆されている。
第80話でメフィラス星人と対話して両者の魂が融合している事が明かされた。
棟梁
趣味の釣りで富士山を訪れた際に、野生化したレッドキングに遭遇して宇宙人だと分かった上で保護し職を与えた。その後、彼女を探して地球にやってきたダークネスブラックのことも受け入れて、彼女たちに月々1万円の家賃で生活拠点となる部屋を貸していた。
娘は怪獣による被害のために幼くして死亡しているが、怪獣たちとの相互理解が出来ないせいでしかないと考えているために悪感情はなく、いつの日かわかり合える日が来ることを願っている。
実は擬人化したレッドキングを一目見た瞬間に彼女が麻里子の生まれ変わりだと気づいていた模様。
望月エリ
第93話「case.エリ」(第6巻)の主役で「湖のひみつ」のサブエピソードにあたる。彼女は「怪彗星ツイフォン」、「禁じられた言葉」、「湖のひみつ」の3エピソードに関わっている。
写真家の娘で親の転勤が多いため、何度も転校を重ねている。
エレキングが湖から現れた際の濁流にのみ込まれて溺死。
麻里子
日本アルプスに旅行へ訪れた際にエリと出会うが、その直後にレッドキングの出現時の被害に巻き込まれて死亡。
用語(feat.POP Comic code)
怪獣墓場
怪獣墓場学園を中心に東北西南に未来ゾーン、昔ゾーン、自然ゾーン、不思議ゾーンの4つのエリアが存在する。エリアの外がどうなっているかは誰も知らない。
メフィラス星人、モチロン、アギラなど死亡していない怪獣と宇宙人でも来ている。
怪獣墓場学園
擬人化怪獣の「服に見える部分」は服ではないらしく、入浴時にも脱がない。怪獣の原型パーツを隠す効果のある指定制服も存在するが、地球への遠足などあえて隠す必要がある場合以外では着用することはない。
大部分の生徒は侵略や破壊活動には興味がなく、殺されたトラウマから現在のような穏やかな生活が気に入っている者が多い。侵略の意思を持つ不良は「半溶解種」と呼ばれているらしいが詳細は不明。
高校ではあるが校長以外の教員の姿がなく(モチロンさんの肩書は不明)、授業よりも自習時間が長かったり、代返やガッツ鳥を用いた人数水増しにも確認を行わないなど、いい加減な点が多い。
生徒が生活するための立派な寮がある。生徒たちの生前の様子を記録した映像を見ることができる資料室があるなど、環境面ではかなり恵まれている。校長は侵略を厳禁としているが抜け穴も多い。
校則を破ると罰則により、「一定期間影の状態にされる」。擬人化されていない怪獣がシルエットの姿で登場しているのは、このためである。
怪獣ランド
怪獣墓場霊園
正確には異次元の研究所でジェロニモンが、擬人化怪獣を作って霊園に送っている。
霊園に現れたところをゼットンが催眠をかけて学園の校長室に連れていく。ゼットンの催眠によって研究所と霊園の記憶が消されている。
怪獣デュエル
相手を殺害するのは厳禁。10カウント中にダウンから立ち上がれなかった場合やリングアウトして10カウントで戻れなかった場合が敗北条件。対戦相手や順番はオーブカリバーに似たルーレットで自動的に決められる。
ウルトラ兄弟分析部
部員は討伐部長のメフィラス星人、必殺部長のテンペラー星人、レッドキング、エレキング、ガッツ鳥。
部活動には5人以上必要というルールをなんとか満たすべく、ガッツ鳥を1人枠としてカウントしている。
メフィラス星人たちの目的が打倒ウルトラ兄弟からアイドル侵略にシフトしてからは主な活動は行っていない。
ダークネスブラック
メンバーはメフィラス星人、テンペラー星人、メトロン星人、ゴドラ星人、レッドキング、エレキング、アントラー。
メフィラス星人とテンペラー星人が影で暗躍する侵略実行部隊兼プロデューサーで、残りの5名が地球人の心を掌握するためのアイドル部隊。中でも参謀役としてのメトロン星人の影響度が大きい。
実はジャミラもアイドル候補メンバーなのだが、地球行きに失敗して幽霊状態となる。
地球で3ヶ月ほどかけて徐々に知名度を上げていたが、イカルス星人の策略によって乾坤一擲の大舞台で失敗して地球人から武力を用いる侵略者ではないかと、疑われ厳しく追及されることになる。
学園協力者であるモチロンから隠蔽に限界が来たと報告を受けたことで、地球から一時撤退することになる。
元ネタは『ウルトラゼロファイト』に登場するダークネスファイブ(メフィラス星人 魔導のスライ、テンペラー星人 極悪のヴィラニアス、ヒッポリト星人 地獄のジャタール、デスレ星雲人 炎上のデスローグ、グローザ星系人 氷結のグロッケン)。
チームバーベキュー
メンバーはテンペラー星人、サラマンドラ、スノーゴン、アントラー。
元ネタはテンペラー星人が登場した『ウルトラマンタロウ』第33話「ウルトラの国 大爆発5秒前!」でハヤタ(ウルトラマン)、モロボシ・ダン(ウルトラセブン)、郷秀樹(ウルトラマンジャック)、北斗星司(ウルトラマンエース)、東光太郎(ウルトラマンタロウ)がバーベキューをするというエピソードをパロディ化している。
地球
メフィラス星人たちは遠足と侵略で2度訪れている。メフィラス星人たちの怪獣墓場に帰還後はゴモラやヤプール人が訪れている。
日本万国博覧会
本作品連載中に2025年に再び大阪で万博が開催されることが決定された。
テレビアニメ『はいたい七葉』
POPが『はいたい七葉』のキャラクター原案を務めていたことから実現された。2013年5月18日、琉球朝日で放送された第2期の第20話「はいたい!ウルトラ怪獣?!」。
登場人物(はいたい七葉)
テンペラー星人
イーナを対ウルトラ兄弟の切り札となる最強の生命体として担ぎ上げる。
メフィラス星人
テンペラー星人にゼットンを見せて彼女こそ宇宙最強の生命体であると説明している。
エレキング
テンペラー星人の配下。
キングジョー
テンペラー星人の配下。帰る際にはイーナを踏んづけて足跡をつけており、踏まれたイーナの「ちぶるやみぃー(頭が痛い)」のセリフの背景には、チブル星人(非擬人化)が描かれていた。
ゼットン
真の宇宙最強の生命体。バリヤーと一兆度の火球でイーナを一蹴している。
ブラウザゲーム『リング☆ドリーム 女子プロレス大戦』
2015年7月1日から7月10日、『リング☆ドリーム 女子プロレス大戦』に登場する、きぐるみファイター「なめこぐるみ」(本名「榎木くるみ」)が着ている、なめこに変わる新たな衣装の投票が行われてエレキングに決まった。2016年1月21日、エレキングの衣装を着た「エレキンぐるみ」が実装された。ボイスを演じているのは日笠陽子。
講談社版
講談社が漫画を中心にフィギュアなどの連動企画を展開している。
漫画『ウルトラジャーニー ツインテール少女とツインテールな僕』
閃凡人による漫画。『月刊少年シリウス』で2017年の3月号から12月号まで連載していた。その後、『水曜日のシリウス』に移籍して2017年12月27日から2018年4月11日まで連載していた。
登場人物(ウルトラジャーニー)
メインキャラクター
ヒナ / 双舞ひなた
ナタ / 海老原太陽
お嬢 / JO-007
ミク
ガラ子
サバト
パルゴ
ブウス子
ちゃめゴン
サブキャラクター
ブラック
キングエレトカゲ
ジェロニモン
ラコ
テレス
グリシーヌ
グリシーヌの父(名前不明)
火と毒の怪鳥
呪いの薔薇
ダダ兵
威圧の者
舞台
地球
ペダンシティー
ミクの出身世界(名称不明)
神樹マルス
エメラルド城
グリシーヌの世界(名称不明)
ドーム
用語(ウルトラジャーニー)
砕けた世界
ジャーニー(彷徨う者)
赤い靴
光の巨人
プレックス版
プレックスによるフィギュア化を中心としたグッズをメインに展開している。
擬人化された怪獣と宇宙人(プレックス版)
カネゴン
ガラモン
ダダ
レッドキング
ゼットン
エレキング
キングジョー
メトロン星人
Tokyo Otaku Mode版
Tokyo Otaku Modeによるコラボレーショングッズを展開している。
擬人化された怪獣と宇宙人(Tokyo Otaku Mode版)
アントラー
ウインダム
バキシム
ガタノゾーア
リドリアス
ザムシャー
THINKR版
2018年1月26日、THINKRの運営による『ウルトラ怪獣擬人化計画』が、お届けする新感覚エンターテイメントレストラン「KAIJU MUSUME 6」が東京都港区六本木にある朝日生命六本木ビルB1階に1年間の期間限定でオープン。2019年2月28日に閉店。
書誌情報
- 爆天童『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』 KADOKAWA、アスキー・メディアワークス(電撃コミックス) 全5巻
- 風上旬『ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP Comic code』 秋田書店(ヤングチャンピオンコミックス) 全7巻
- 作:閃凡人、脚本:トオノキョウジ『ウルトラジャーニー ツインテール少女とツインテールな僕』 講談社(シリウスKC) 全3巻