ウルフガイ (ヤングチャンピオン版)
以下はWikipediaより引用
要約
『ウルフガイ』は、脚本:田畑由秋、作監:余湖裕輝、作画:泉谷あゆみによる日本の漫画。『ヤングチャンピオン』(秋田書店)にて、2007年No.6から2012年No.5まで連載された。
概要
平井和正の小説『ウルフガイ』シリーズの漫画化作品で、副題に「狼の紋章」とあるように、シリーズ第1作『狼の紋章』(1971年)が原作となっている。この小説シリーズ自体が元は坂口尚作画による漫画『ウルフガイ』(講談社『ぼくらマガジン』連載、1970年 - 1971年)として世に出ており、再漫画化作品ともいえる。
大筋では小説と同じ内容であるが、舞台を現代(21世紀初頭)に変え、オリジナルキャラクターが登場し独自の展開を見せるなど、より過激になっている。また、小説第2作『狼の怨歌』や『アダルト・ウルフガイ』シリーズからもモチーフが取り入れられていて、ラストでは物語がさらに『狼の怨歌』に当たる内容へ展開していくことを示唆しつつ作品としては完結している。
ストーリー
市立博徳学園中学の美人教師・青鹿晶子は居酒屋から酔っ払って1人で帰ろうとしていたところ、1人の少年とぶつかる。酒の勢いで少年に絡む青鹿。しかし、そこに不良グループが現れ、少年を襲撃する。青鹿はショックで気絶するが、気が付けばグループは壊滅しており、少年の姿は消えていた。翌日学校に出勤すると、そこにあの少年が現れる。
登場人物
犬神 明(いぬがみ あきら)
青鹿 晶子(あおしか あきこ)
羽黒 獰(はぐろ どう)
小沼 竜子(こぬま りゅうこ)
千葉(ちば)
神 明(じん あきら)
書誌情報
- 原作:平井和正、脚本:田畑由秋、作監:余湖裕輝、作画:泉谷あゆみ 『ウルフガイ』 秋田書店〈ヤングチャンピオンコミックス〉、全12巻
- 2007年8月21日発売、ISBN 978-4-253-15051-4
- 2008年1月18日発売、ISBN 978-4-253-15052-1
- 2008年6月20日発売、ISBN 978-4-253-15053-8
- 2008年11月20日発売、ISBN 978-4-253-15054-5
- 2009年5月20日発売、ISBN 978-4-253-93230-1
- 2009年9月18日発売、ISBN 978-4-253-15056-9
- 2010年1月20日発売、ISBN 978-4-253-15057-6
- 2010年6月18日発売、ISBN 978-4-253-15058-3
- 2010年12月20日発売、ISBN 978-4-253-15059-0
- 2011年5月20日発売、ISBN 978-4-253-15060-6
- 2011年10月20日発売、ISBN 978-4-253-15063-7
- 2012年3月19日発売、ISBN 978-4-253-15064-4
単行本の奥付では、「狼の紋章」の副題はなく、代わりに「ウルフガイ・シリーズ」と付記されている。