オレだよ!ワリオだよ!!
以下はWikipediaより引用
要約
『オレだよ!ワリオだよ!!』は、沢田ユキオによる日本の漫画作品。『コロコロイチバン!』(小学館)にて創刊号から2013年3月号まで連載された。単行本は4巻まで刊行されたが、終盤の数話は未収録となっている。
その前身に当たる『スーパーワリオくん』『怪盗ワリオくん』についてもこの項で述べる。
概要
『月刊コロコロコミック』・『別冊コロコロコミック』で連載されている『スーパーマリオくん』の登場人物、ワリオが主人公の作品で、実質その漫画のスピンオフ作品にあたる。
『スーパーワリオくん』と『怪盗ワリオくん』は『スーパーマリオくん』に収録されている。そのため、冒頭やエンディングにマリオやその他のキャラクターが登場することがある。
『スーパーワリオくん』というタイトルで短期間『小学三年生』で連載されていた作品は、「ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝」、『コロコロイチバン』で連載されていた作品は、「ワリオワールド」、「怪盗ワリオ・ザ・セブン」、「ワリオランドシェイク」が舞台である。なお、『怪盗ワリオくん』は「怪盗ワリオ・ザ・セブン」が舞台で、『コロコロイチバン』で連載されていた作品とは設定などが違い、1話完結の読み切りである。
あらすじ
『スーパーワリオくん』
伝説の黄金のピラミッドにお宝を探しに行ったワリオの話。この時はまだ『スーパーマリオくん』の外伝的扱いであったため各話冒頭にはマリオ達が描かれることもある。
『怪盗ワリオくん』
マリオとルイージが雪合戦をしていたところ、突然ワリオが乱入、主役になったところがストーリーの導入で儲け話を探すワリオがテレビの中の世界に入ることから始まる。最終的に、ループするような話になっている。
『オレだよ!ワリオだよ!!』
ワリオワールド編
怪盗ワリオ編
ワリオランドシェイク編
登場キャラクター
主人公やその周りのキャラ
本作の主人公で世界を股にかけるトレジャーハンター。行動や言動はゲーム以上に下品で卑怯。特にオナラとウンチとおしっこは大抵どの話にも登場する。『怪盗ワリオ編』を除いて変身して戦うということはあまりなく、持ち前の体力とタフさで敵を倒す。好物はニンニクで食べるとパワーアップできる。
性格は傲慢で独善的かつナルシストだが仲間思いな一面もある。敵であろうと改心すれば許し、利用価値があると思えば手を組む事もある。逆に言えば人を信用しやすいのでそこに付け込まれ騙されることも多い。
滅多な事がない限り帽子は脱がない。帽子を取るとハゲになっている。また、取ったとしてもマリオと違いパワーダウンとは関係がない。
少年時代のワリオは母と二人暮らしで極貧生活を送っていたためそこから金や宝に執着するようになり、リッチな暮らしに憧れている。なおヒゲはこの時から生えている。『怪盗ワリオ編』冒頭時点で母は存命している。
『怪盗ワリオ編』では現実世界と温泉回を除き怪盗ワリオの状態で進行する。また、変身取得順も本編とは異なり、7つある変身のうちフライングワリオのみ未登場である。
ワリコ
ワリオの母
ワリコ
ワリオの母
スーパーワリオくん
味方キャラクター
黒猫(ショコラ姫)
キヨブー
敵キャラクター
ヨーキ
ピンキー
フラワナ
シッキー
ワリオワールド編
味方キャラクター
ネッコロ
ブッコロ
漫画オリジナルキャラクターで自称ネッコロの仲間。ネッコロと違い関西弁で喋る。初登場はハラハラワールドのもりもりまんぷくエリアで檻に閉じ込められていたが、自力で脱出した。初めて出会った際はネッコロにも仲間かどうか疑われてしまった。大柄なうえ大食漢であり食事をしただけでまんぷくエリアを滅ぼしてしまうほどだった。武器は大きな腹や体でワリオにその腹を使わせアシストしたこともあった。その正体はネッコロの40人の仲間の集合体で大きく大食いなのもそのせい。なお、1話には助けられずに立ち去られたネッコロの仲間がいたが、彼がブッコロのうちの1人だったのか、それとも別人だったのかは不明。
鏡の中の世界ではかなり細々とした体格になり、一口でお腹がいっぱいになるなどの少食ぶりだった。鏡の世界でのワリオ(ワリコ)に一目惚れしたらしく、外の世界に出てもそのことは覚えていた。
敵キャラクター
黒い宝石
ディナーソア
ベイビーエンジェル
玉のりロージー
ドキドラゴン
カンタロウ
雪だるま軍団
ノッキー
タランチュラス
レッドパンツジョニー
ホライゾン
怪盗ワリオ・ザ・セブン編
味方キャラクター
ステッキオ
アルデンテ
ステッキオの持ち主の子孫。ワリオよりも大ボケ。連載当時は主に敵キャラとして扱われていたが、雪山で協力してから仲間に加わった。しかし、仲間になってもワリオからは認められておらず、濡れ衣を着せたときやアルデンテ顔に変身したラブレシアは殴られたりしていた。また、本人も完全に仲間になったわけではないので、強い敵はワリオに倒させたり濡れ衣を着せたり、マスタージェムや最後の石版を隠し持っていた。
はっきりいって「弱い」ので、戦闘するときはメカに入る。弱い者いじめもよくする。最終決戦時も特に何もすることはなかったが、沢山の種類の水を飲んでパンパンに膨らんでいたところをワリオに利用され悪魔の火を消すのに一役買った。
敵キャラクター
ヒッキーマウス・リッチーマウス
セインシェフ
スフィンクス
スノーマン親子
カルパッチョメタモ
王座の門
ファラオフェイス
ファラオマン
スネークフラワー
ラブレシア
マグマコントローラー
マッスル・ザ・ドルフィン
ドルフィン一族
ベビードルフィンとその父のドルフィン64世、さらに祖父のドルフィン5世で構成されているイルカン帝国の一族。
ベビードルフィンは影で大きく見せていたがパワーがないためすぐにやられる。
ドルフィン64世はボケキャラで力もそんなに無いが、水上でのスピード勝負ではワリオ達に勝っている。
ドルフィン5世はあまり動くことはないが、一度口を開くととてつもないエネルギー弾を発射する。しかし同時に口の中は弱点でもあるため開閉は口チャックになっている。口を以外にも近距離ならヒゲパンチや王冠攻撃もしてくる。ステッキオの策でグラフィティワリオに変身されウンチの匂いに耐えきれず口を開けたところをスペースワリオのレーザーで倒される。キャプテンワリオの船ならただぶつかっただけでも壊せる。
マルゲリータ
眼鏡をかけた謎の少女。病気の母のためウイッシュストーンが欲しいとワリオに近づく。一度はワリオに断られるものの「家が金持ち」と金でワリオを釣る事で協力させる。ドルフィン一族に石版を持ち逃げされそうになった際には眼鏡を外してブサイクな素顔を晒し「マルゲリータタイフーン」を放った事でワリオを追いつかせる。
実はウィッシュストーンに封印されていた悪魔で5つの石版全てが集まったことで復活し食事のためワリオの魂を奪おうとする。炎の姿をしており、火炎弾や火柱、火の輪でワリオを苦しめ、超火炎弾でワリオを一度ダウンさせるも、水を沢山飲んだアルデンテにヒップアタックを食らわせるというワリオ達の合体技に消火される。ワリオとアルデンテというおっさんに消火された事がショックで魔界へと帰っていった。
原作ゲームにおける第3形態で出現している。