カレーマン
ジャンル:料理・グルメ,
漫画
原作・原案など:宮崎克,
作画:はしもとみつお,
出版社:小学館,
掲載誌:ビッグコミックオリジナル,
レーベル:ビッグコミックス,
発表期間:2022年7月20日 - 2023年12月20日,
巻数:既刊3巻,
話数:全35話,
以下はWikipediaより引用
要約
『カレーマン』は、原作:宮崎克、漫画:はしもとみつおによる日本の漫画作品。『ビッグコミックオリジナル』(小学館)にて、2022年15号より2024年1号まで連載。
内容は、食品会社に勤務する女性社員が、名門中華店の息子ながらカレーマニアになっていた男と出会い、おいしいカレーを本気で模索するというもの。
あらすじ
食品会社に勤務するメイは、自ら勤務する会社の(上位4位である)カレールーのシェアを上げようと、「ごほうびカレー」企画を立ち上げるが、引き受けてくれるアドバイザーに苦心していた処…カレーオタクな中華店の息子・神谷正人と出会い、カレーを探求するストーリー。
登場人物
主要人物
カレー好きの2人が「仕事」と称して、探求する。メイは学校給食の調理員になること、正人はカレーで多くの人を幸せにするのが夢であった。そういう意味で二人はある意味夢を実現している。
岬美恵(みさき みえ)
神谷正人(かみや まさと)
東京神保町の名門中華店「歓天楼」の次男。小学時代からカレーにはまり、家業そっちのけでカレーを探求、自ら実践して調理することもある(自称であったが、メイなどにもカレーマンと思われるようになる)。神田明神で助けたメイに「人さらいの変態」と勘違いされる。メイに「台湾式牛バラカレー」をつくり、感心される。メイが彼をアドバイザーにすべく、「歓天楼」に来店すると(正人手製のまかない)カレーの香りに引き込まれてしまい、メイにまかないを食べさせる。だが、メイのスカウトに(メイ自身のカレーに対する思慮が足りないと思い)なかなか応じないが、メイのカレーがらみの仕事に助け舟を出す。坂口、宏美の接近には気づいていないが(気づいていないふりをしているだけで、彼なりのフォローもしているところもあるのだが)、坂口に対しては、「同じ老舗料理店の跡継ぎ息子としての葛藤及び現在はカレー道を究めている事を共感している」のを理由として親近感を持つようになった。
サンダー食品、HD堂
メイの勤務する食品会社「サンダー食品」は製菓・加工品(即席カレー含める)が主な製品でかなりの大手。メイの友人・宏美の勤務する大手広告代理店「HD堂」とアニメ「チャンドラの懐刀」でコラボ商品を企画するのだが…
小菅(こすげ)
坂口卓(さかぐち すぐる)
小早川(こばやかわ)
南宏美(みなみ ひろみ)
メイの大学時代の先輩、大手広告代理店HD堂に勤務(ライセンス事業課所属)。2巻(10話)で初めて名前が出てきた。「カレーの祖国論」をめぐって正人と衝突(して、メイは彼女に加勢)するが、林の話で正人の言い分を理解した。最初は坂口とも気が合わなかったが、メイに言わせると「最近は距離が縮まったように思える」とのこと。彼女が中野、大貫のせいで「チャンドラ」企画が窮地に陥った際、坂口のフォローが大きかったこと、坂口が母に「料亭の跡継ぎの為に早く結婚をしてつげ」と云われたことなどがきっかけで(坂口の)母公認で男女の関係となった(そのつながりで、正人とも友人として親近感を持つようになっていて、カレーオタクとしても尊敬)。家族は母がシンママで外働きしていて、二つの妹(10歳年下及び一回り下)相手に料理を毎日つくっていた。
中野(なかの)
歓天楼
正人の実家が営む千代田区神保町の中華料理店。正人はよくこの店で賄いと称して料理実験をするが、父兄以外のスタッフには好評である。
若旦那
大旦那
ゴン助(ゴンすけ)
料理長
その他
メイ、正人を取り巻く人々など。
英人(ひでと)
林明(はやし あきら)
越野(こしの)
丸山圭太(まるやま けいた)
第1巻
メイ、正人が第1巻で訪問した店。
橋本羅名(はしもと らな)
志賀弘唯(しが ひろただ)
第2巻
メイたちが第2巻で訪問した店。
宮﨑陽(みやざき ひろし)
アミット・クマール
なつみ
諸橋(もろはし)カムイ
鮎田信二(あゆた しんじ)
小池秀弘(こいけ ひでひろ)
第3巻
第19~27話で、宏美が訪問した店及び登場した人物。
よぎ
長濱ションチータ(ながはま -)
宏美が中野にプランを横取りされて落胆したときに「三月の水」で正人、坂口と鉢合わせ。正人は「坂口君、宏美さんを東インド(のカレー店)に連れて行ってあげて。」というので、坂口が正人に教えられたとおりに宏美を連れて来店した、町屋にあるベンガル料理店「プージャー」の店主。2005年開業時は総合インド料理店であったが、2011年にベンガル料理のみにメニューを合理化。宏美と坂口に料理を運び、説明してくれたのがベンガル出身の店主夫人、彼女の日本人夫(店主)はキッチン担当。ベンガル料理店になってからは「自分たちのやりたいことをやる、一人でも多くの人に本格ベンガル料理を食べさせたい」と徹底して、ナン(インドのパン)をメニューから外している。それを聞いた宏美は大貫に「私のプランです」と毅然と対応した。
Prajjesh・Oli(パラジェス オリ)
ラミ
金森(かなもり)
坂口の母
洋子(ようこ)
第4巻(予定)
第28~35話で登場。
高田勇二(たかだ ゆうじ)
書誌情報
- 宮﨑克(原作)・はしもとみつお(漫画)『カレーマン』小学館〈ビッグコミックス〉、既刊3巻(2023年11月30日現在)
- 2022年12月28日発売、ISBN 978-4-09-861487-5
- 2023年5月30日発売、ISBN 978-4-09-861718-0
- 2023年11月30日発売、ISBN 978-4-09-862608-3