カンタレラ (漫画)
以下はWikipediaより引用
要約
『カンタレラ』は、氷栗優による日本の漫画。ルネサンス期、15世紀から16世紀のイタリアを舞台に、チェーザレ・ボルジアら実在の人物をモチーフに描いた歴史・ファンタジー作品。単行本全12巻が秋田書店から発売されている。海外でも翻訳・刊行されている作者の代表作である。
概要
2000年から『プリンセスGOLD』7・8月合併号にて連載された。2005年7・8月合併号に掲載後、同誌で『CROWN』連載のため長期休載となった。2009年9月号から再開された。
題名は、主人公チェザーレらボルジア家が政敵の暗殺に用いたとされる毒薬のカンタレラに由来する。
単行本全部で12巻(2001年 - 2010年、プリンセスコミックス) - アメリカ、フランス、ドイツ、ポーランド、韓国、タイ、香港などでも翻訳・刊行されている。
あらすじ
ロドリゴ枢機卿が、囲っていた女に産ませた子・チェーザレは、異腹の弟のホアン、妹のルクレツィアとともに美しく優しい未亡人ヴァノッツァ・カタネイに育てられる。やがて彼は、父に愛されていないことを自覚すると同時に、自分の中に魔の気配がひそんでいることに気付く。そしてある日、弟ホアンから、父が法王の座と引き換えに自分を悪魔に売ったこと聞かされる。父の態度でそれが嘘でないことを知ったチェーザレは、生きることに絶望し死の淵をさまようが、魔物との交合によって生き延びる。その代償として、自らを飲み込もうとする魔と戦いながら、自らの野心を満たすために、血塗られた謀略と殺戮を重ねる運命に身を委ねる。
主な登場人物
チェーザレ・ボルジア
ルクレツィア・ボルジア
ロドリゴ枢機卿
キアロ