ガラスの仮面
漫画
作者:美内すずえ,
出版社:白泉社,
レーベル:花とゆめコミックス,
発表期間:1. 『花とゆめ』1976年1月5日号 - 1997年10月5日号2. 『別冊花とゆめ』2008年9月号 - 2012年7月号,
巻数:既刊49巻,
アニメ
原作:美内すずえ,
監督:浜津守,
シリーズ構成:佐伯俊道,
キャラクターデザイン:平山智,
音楽:寺嶋民哉,
アニメーション制作:東京ムービー,
製作:MEDIANET,トムス・エンタテインメント,
放送局:テレビ東京,
話数:全51話,
OVA:ガラスの仮面 千の仮面を持つ少女
原作:美内すずえ,
監督:小林常夫,
キャラクターデザイン:平山智後藤真砂子,
アニメーション制作:東京ムービー,
発表期間:1998年 - 1999年,
ドラマ
制作:テレビ朝日,
放送局:テレビ朝日,
話数:第1期:全11話 / 第2期:全12話,
ラジオドラマ
放送局:ニッポン放送,
発表期間:1982年 - 1982年,
以下はWikipediaより引用
要約
『ガラスの仮面』(ガラスのかめん)は、美内すずえによる日本の少女漫画作品。略称は「ガラかめ」。1975年12月5日から連載が始まり、長期休載を何度も挟みながら「未完」となっている。2021年3月時点で累計発行部数は5000万部を記録している。平凡な一人の少女が、ライバルとの葛藤を通して眠れる芝居の才能を開花させ、成長していく過程を描いた作品である。
概要
連載の経緯
「ガラスの仮面」は隔週誌『花とゆめ』(白泉社)に1975年12月5日発売の1976年1号から40年以上連載されている。長期連載となった本作だが、美内すずえは2巻程度で終わらせる構想であった。
1982年頃(劇中劇「ふたりの王女」の前後)より、雑誌版から単行本にする際に大幅な改稿を行なうようになった。単行本の巻末にも雑誌掲載原稿を改稿した旨記載されているが、特に単行本38巻以降は、雑誌版原稿を使用せず、全面改稿されている。実際に、1989年以降『花とゆめ』誌に掲載されたストーリーの大部分が単行本に収録されず(いわゆる未刊行部分)、単行本版・『花とゆめ』連載版・短期集中連載及びプラチナ増刊版という、3種類のストーリーが展開されるようになった。例えば、第13章の題名は『花とゆめ』連載版では「生命」であったが、単行本版では「ふたりの阿古夜」となっている。
1995年から翌年まで二年の長期休載を経て、1997年の1997年20号、連載351回をもって『花とゆめ』における連載は事実上終了した。1998年に1989年11号までの内容で構成された41巻が、2004年12月16日に完全書き下ろしで42巻が発売された。
そして、2008年7月26日発売の月刊誌『別冊花とゆめ』9月号より、コミックス42巻の続きから連載が再開された。1970年代に始まった作品であるためいわゆる「黒電話」しか描かれることがなかったが、時代背景の変化により42巻で初めて携帯電話が登場した。普遍的な作品となることを目指しモチーフなどに同時代性を持たせないようにしていた美内には葛藤があったという。また、『別冊花とゆめ』再連載以降には、『花とゆめ』連載版の未刊行部分の内容が再構成されて登場している。
2012年5月26日発売の月刊誌『別冊花とゆめ(略称:別花)』7月号にて連載を中断。その際別花誌面では「コミックス発行準備」と告知され、当初の予定から多少の遅れは発生したもののコミックス49巻を2012年10月5日に発売。翌春にはその続きとなるコミックス50巻の発売予定を白泉社公式サイトにて発表したが二転三転し、「発売延期」が発表されたままとなっている。また休刊前の別花2016年7月号の別冊特別付録(小冊子)にて、コミックス50巻の一部を大公開として18ページ程の漫画が発表されたが、その内容は速水真澄が鷹宮邸を訪問し正式に婚約破棄を申し入れ、精神を病んだ婚約者の鷹宮紫織の治療をすべく山の療養所に連れて行くと宣言する迄で大きな進展は無かった。その後連載の再開は全く無いままとなっている(2023年7月現在)。
2018年5月26日発売の7月号をもって掲載誌『別冊花とゆめ』が休刊。連載作品や常連作家などの今後の掲載予定のリストの中に本作の名がなかったため危惧の声が上がり、美内が公式ツイッターで「必ず最終巻まで描き続けます。」とコメントしている。
内容
演劇を題材にしており、実際に劇が作中で演じられるといういわば劇中劇の形式をとった作品である。『嵐が丘』『奇跡の人』などの著名な作品を除けば、作品中で登場人物たちが演じる劇およびその題材は、そのほとんどが美内すずえ自身の手によるオリジナルの劇であり、なかにはまったく別の漫画として独立させる予定だったものも含まれている。予定初期には単に公演したことが示されるだけで、その筋立てなどはあまり詳細に語られなかったが、マヤが一人芝居をするようになってからは、劇中劇がストーリー性を持ち、また詳細に描写されるようになった。
発想の原点について美内は映画『王将』(三國連太郎主演)を挙げており、普段の生活では目立たない主人公の天才性やライバルの存在という共通点が認められる。
解題
美内すずえは本作以前にもいくつかの作品を発表しているが、いずれも短編である。長期連載作品であり、またたいへんな人気を博した「ガラスの仮面」は彼女の代表作といえる。しかし彼女はこの作品を書くまで演劇にはまったく親しんだことがなかったどころか、事前取材もほとんどしていない、と繰り返しインタビュー等で述べている。米澤嘉博はこの漫画を戦後から続く「少女漫画史」の流れにおいて分析した。米澤はまず、「ガラスの仮面」の連載開始前後に、少女漫画がひとつの理想形を迎えていたことを指摘する。樹村みのりや倉多江美、大島弓子といった1980年代の少女漫画家たち(あるいは24年組)は、たわいもない日々の暮らしや会話、あるいは幻想やナンセンスを重ね、物語を解体することで作品世界を構築していった。その最中に登場した美内すずえの「ガラスの仮面」を、米澤は「ロマンの復権」として位置づける。1980年代で最も面白い連載作品の一つとして本作を挙げる彼は、北島マヤの成長や、伝統に立ち向かう姿勢にみるドラマツルギーに、少女漫画が失いかけていた「物語の力」を見出している。呉智英も少女漫画に新たな流れが生まれた中で、「ガラスの仮面」が「完全に少女漫画の文法」で描かれており、実は時代と逆行していたことを指摘している。
またしばしば指摘されるのは、きわめて「少女漫画」的である本作にいわゆる「スポ根」のジャンルが持ち込まれていることだ。たとえば北島マヤは役を掴むために「滝に打たれ」たり、「ギプス」をつける。いしかわじゅんや呉智英はこのギプスがそのまま「巨人の星」の大リーグボール養成ギプスにつながると指摘している。彼女はまさに「闘いのドラマツルギー」をものにする。
評価
「ガラスの仮面」を「空前絶後の作品」と評する呉は、一方でこの作品が「徹底したご都合主義」に立脚するとしている。一例としてマヤがヘレン・ケラーの役を掴むために耳につめる「ねんど」を探す場面が挙げられる。マヤが「ねんど」はないかと家の中を探した次のコマで、なぜかいきなり「ねんど」は見つかってしまう。しかし、呉によればそれはまったく欠点ではない。またこれは、米澤の評価とも呼応するものでもある。呉によれば、これこそが既存の(文学さえ含めた)作品にはない「物語」(米澤のいう「ロマン」)の力の源泉であるからだ。またこれはご都合主義というよりも、読者の欲望を先回りする作者の手腕そのものではないかとも述べている。竹熊健太郎もこの漫画で繰り返されるきわめて古典的で少女漫画的な「パターン」や「紋切り型」に注目している。例えば北島マヤが舞台上で食べるはずだった饅頭が泥団子に摩り替えられるというエピソードがある。竹熊によれば、これはきわめて典型的なヒロインの受難であるところの「いじめ」の構図である。しかし美内すずえはむしろこの出来事の「紋切り型」ぶりを強調し、マヤが美味しそうに泥団子を食べる姿を描いた。竹熊も呉と同様に、そこに宿っている人の心を揺さぶる古典的なパターンの力強さ、そしてそれを正面から描く作者の力量をみている。
ガラスの仮面のモチーフ
象徴的なタイトルにもかかわらず、「ガラスの仮面」という言葉が作中に登場するのは単行本第9巻のことである。この「ガラスの仮面」というたいへん印象深いモチーフにはいくつもの解釈がなされている。たとえば中村保雄や蜷川幸雄は、「ガラス」の壊れやすさ、危うさに着目する。彼らによれば、「ガラスの仮面」とは舞台のたびに構築されながら、舞台が終えられるたびに壊されなければならない北島マヤの役作りの象徴である。
「 | そうだよマヤ わたし達はガラスのようにもろくてこわれやすい仮面をかぶって演技しているんだ どんなにみごとにその役になりきってすばらしい演技をしているつもりでも どうにかすればすぐにこわれて素顔がのぞく なんてあぶなっかしいんだろう… このガラスの仮面をかぶりつづけられるかどうかで役者の才能がきまる… そんな気がする… |
」 |
—青木麗(白泉社文庫第5巻 p.270より) |
—青木麗(白泉社文庫第5巻 p.270より)
米澤嘉博はさらに踏み込んでいる。米澤によれば、ガラスの仮面をつけた北島マヤは日常を飛び越えた「夢を生きる瞬間」にあり、また「ガラスの仮面」は彼女に自分の夢を重ねようとする読者とのインターフェイスなのである。そこには劇中劇という本作の形式をそのまま具現化したような、主人公の夢と読者の夢が二重写しになっている。ガラス、とは北島マヤと読者との結びつきの透明さ、純粋さの象徴でもある。
あらすじ
かつて、一世を風靡した劇作家・尾崎一蓮作の舞台『紅天女』で主役を演じ、大女優と謳われた月影千草も今は芸能界を引退し、横浜で静かな生活を送っていた。大都の社長令息・速水真澄と演出家の小野寺一は、『紅天女』の上演権を持つ月影から上演許可を得て、女優'姫川歌子'主演で『紅天女』の上演を目論むが、月影は、『紅天女』の主演は自分もしくは自分が育てた女優にしか演じることはできないと言い、彼らの申し出を拒絶する。そして、10年待って自分が育てた女優が大成しなければ、上演権を譲ると言い放つのだった。
そんな矢先、月影は貧しい家庭で育った少女の北島マヤと出会う。マヤは一見「何の取り柄もない」平凡な少女だったが、一度見た芝居や映画のセリフや役者の動作を正確に記憶するという特技、本能的に役を理解し、役に憑かれたかの如く演じるという、底知れぬ才能があった。そんなマヤの資質を月影は見抜き、マヤもまた、次第に演劇の面白さに目覚めていく。そして、演劇を本格的に勉強しようと、マヤは「劇団オンディーヌ」の入団試験を受けに行く。授業料の高さに入団を諦めたマヤだったが、ふとしたことから、パントマイムの試験を受けることになる。そこに居合わせた姫川歌子の娘・姫川亜弓は、マヤの演技に衝撃を受ける。父は有名映画監督、母は大女優という両親の一粒種である亜弓は、美貌と才能と卓越した演技力で、芸能界においてサラブレッドと謳われており、それまで脅威を感じる相手に出会ったことはなかった。
月影はやがて後継者育成のために「劇団つきかげ」を旗揚げし、女優を目指すために家出をしたマヤは、そこの奨学生として月影のもとで演劇の勉強を始める。やがて、劇団つきかげで頭角を現したマヤを亜弓はライバルとして認め、2人は互いに切磋琢磨しながら演技を磨いていく。
一方、速水と小野寺は『紅天女』の上演権を手に入れるべく、劇団つきかげを潰そうと画策する。しかしどんな嫌がらせにもめげず、ひたむきに演劇に打ち込むマヤの姿に、速水は次第に心魅かれていく。露骨な汚い手を使わないよう小野寺を牽制する一方で、速水はあしながおじさんのように匿名でマヤを支える内に、マヤもまだ見ぬ庇護者「紫のバラの人」に対して感謝と親愛の情を募らせ、いつか会いたいと願うようになる。だがその人が、時に憎み、時にその優しさに触れて戸惑う相手、速水であるとはなかなか気付かない。
紆余曲折経て大都芸能と契約することになったマヤは、高校生女優として一躍スターになるが、母親の壮絶な死や芸能界の魔の手によってどん底に叩き落される。ショックと絶望で呆然自失となったマヤは演技をする場を失い、また演技すること自体が出来なくなってしまう。だがその間、陰ながら見守り続ける速水や、ライバルでありながらマヤの演技への情熱を信じて待つ亜弓の存在に励まされて立ち直り、高校での自主公演、劇団の仲間たちと共に挑んだI公園でのチャリティ公演を経て、演技者としてさらに大きく成長していく。
自信を取り戻したマヤは、「ふたりの王女」のオーディションを勝ち上がり亜弓・月影と共演。芸能界へ完全復帰した。次いで、月影から掲示された「紅天女の後継者として認められるための条件」を満たすべく、厳しさに定評ある演出家・黒沼龍三の下で「忘れられた荒野」の狼少女ジェーン役という難役に挑み、相手役としてかつてのボーイフレンドであった桜小路優と再会する。マヤの狼少女の演技は高く評価され、月影は『紅天女』を演劇協会の管理下に委ね、ついに志を同じくする2人の少女・マヤと亜弓を紅天女の主演候補に認定する。マヤはふとしたことから速水が「紫のバラの人」であることに気がつき、急速に速水を意識しはじめる。
演劇協会は出演候補者をマヤ・桜小路らの黒沼チームと、亜弓らの小野寺チームに分け、各チームによる『紅天女』の試演によって正式な出演者を決定することを発表する。マヤと亜弓は『紅天女』のモデルとなった梅の谷で月影による指導を受ける。最後に月影は自ら『紅天女』を演じるが、その山場は演じず2人に新たな課題を与えた。東京へ戻った2人はそれぞれのチームで試演に向けた稽古を始める。亜弓はこの稽古の最中事故により視力をほぼ失うが、母親の歌子との特訓で試演への出演を強行しようとする。
一方、鷹通グループの令嬢・鷹宮紫織と速水の結婚も急速に準備が進められ、速水はマヤへの想いを抱きながらも会社の利益のためと紫織への同情からこれを受け入れようとする。マヤと速水の想いは紫織の嫉妬もあってすれ違っていくが、マヤは速水が「紫のバラの人」であることを知っていることを速水に明かさないまま、速水は自分が「紫のバラの人」であることをマヤに明かさないまま、2人は互いの想いを分かち合い、速水は紫織との縁談を破談にする。紫織は速水に拒絶されたショックで精神を病み、自宅に放火、度重なる自殺未遂などを行い、これらを見た速水は再び紫織との結婚を受け入れるが、速水は周囲の説得を受けて速水の家を出て、マヤに会うことを決意する。これを告げられたマヤは速水がついに「紫のバラの人」として自分に会ってくれるのだと考える。
登場人物
劇団つきかげ
北島マヤ(きたじま マヤ)
月影千草(つきかげ ちぐさ)
青木麗(あおき れい)
水無月さやか(みなづき さやか)
沢渡美奈(さわたり みな)
春日泰子(かすが たいこ)
小林源造(こばやし げんぞう)
月影千草の(元)付き人。月光座に在籍していた頃は大部屋俳優だった。月影が没落した後も、彼女の世話役を務めていた。ドラマでは小林姓で出演したが、本編では名前だけで呼ばれている。演技力は相当なもので、梅の里で関係者を前に上演された『紅天女』では、見事な鼓の演奏と演技で関係者一同を感嘆させた。
劇団オンディーヌ
姫川亜弓(ひめかわ あゆみ)
桜小路優(さくらこうじ ゆう)
劇団オンディーヌ所属の俳優(青年部まで在籍していたが、『紅天女』以前に退団している)。マヤより2歳上。劇団オンディーヌの入団試験を受験しに来たマヤに一目惚れし、彼女のためにいろいろと世話を焼く。朗らかで責任感も強い好青年。麻生舞の面倒を見つつ、俳優としてのキャリアを着実に積んでいる。『忘れられた荒野』の舞台でマヤと共演したことを機に、彼女への恋心を再燃させる。黒沼脚本の『紅天女』では、一真役である。家族は両親(父親のほうは登場していないが、『紅天女』試演稽古期間中の時点で台詞のなかで登場していることが伺える。)と祖母、妹の玉美がいる。紅天女の試演稽古期間中では、自分の気持ちに正直になろうと決めて舞と別れる。それでもマヤの気持ちを待ち続けるが、マヤの気持ちが真澄にあると知る。その後は動揺を隠せないままバイクを走らせているうちに交通事故を起こし、全身打撲と全治2ヶ月の左足首骨折をしてしまう。それを機に役を下されそうになったが、黒沼の許可とアドバイスにより、骨折した左足の不自由な歩き方を(一真役そのもののハンディとして)利用して引き続き演じることとなった。7月7日生まれ。
小野寺一(おのでら はじめ)
大都芸能
速水真澄(はやみ ますみ)
速水英介(はやみ えいすけ)
大都芸能会長。大都グループの創設者。真澄の継父。岡山県出身。
有名な資産家・速水家の妾腹であり、正妻である継母や異母兄弟達からは冷酷な仕打ちを受けて育つ。14歳のときに岡山を飛び出し東京に来てから色々な仕事に就く。その後は運輸業で身を起こし、『紅天女』に惚れ込んで以降は大都芸能を創設し芸能界にも進出する。自身の望む形で『紅天女』を公演することに血道を上げており、『紅天女』の上演権を手に入れようとやっきになるあまり尾崎一蓮を自殺に追い込んでしまったために月影に対して負い目を感じている。
住み込みの家政婦の息子であった真澄を後継者と定め、再婚の上で養子として迎え入れ、徹底した帝王学を叩きこみながら厳しく育て上げた。徹底した能力主義を貫き、自分にとって不要と思えば兄弟や妻子であっても切り捨てる非情な性格のため、養子である真澄からは憎まれている。
往来で見かけた月影を追跡中に交通事故に遭い、それ以来足が不自由になる(原作・アニメは車椅子、ドラマでは杖をついている)。以来、後継者の真澄に会社の運営と『紅天女』公演の夢を託し、自身は一線から退く。
自分の正体を隠し、マヤの前に何度か姿を現している。マヤの人柄や演技に対するひたむきな情熱に往年の月影の面影を見出し、本人と気づかなかったとはいえ、臆面もなく自分たち親子のことをゴキブリ呼ばわりまでした彼女のことを気に入った様子を見せている。
一方、真澄がマヤに好意を持っていることにも薄々感づいているようで、彼女の存在を大都芸能と紅天女をものにする上での障害とみなしている。
水城冴子(みずき さえこ)
真澄の秘書。芸能界入りしたマヤのマネージャーも一時兼任していた。知的な佇まいとクールな雰囲気の美女だが、性格は温かく親身で、マヤと真澄の関係を否定することなく二人の行く末を心から心配し、共に自分の気持ちに素直になることを願っている。
真澄のことは世間の評判を気にすることなく心から敬愛しているが、彼がマヤの母を非道なやり口の末に死に追いやったことにはさすがにショックを受け、非難している。
大学時代、大都芸能でアルバイトをしていたときに速水会長に仕事の才能を認められ、卒業後入社を勧められた。趣味は、仕事&ゴルフ&映画鑑賞。本編では下の名前は出てこない。千葉県出身。父親の仕事の関係で6歳から東京で育ち、15〜20歳までアメリカに留学していた。2月13日生まれ。
若干だが真澄よりも年上である。(具体的な年齢については不明)
芸能関係者
尾崎一蓮(おざき いちれん)
『紅天女』の作者。月光座の演出家兼座長。孤児だった千津を引き取り、女優へと育て上げた彼女の最愛の人。「月影千草」の名付け親。東京大空襲で焼けだされた後、故郷の「梅の谷」で『紅天女』を執筆。やがて月光座は熱烈なファンだった速水英介の助力を得るが、次第に英介と対立するようになり、助力を拒絶。
その後、月光座の経営難や大都芸能の嫌がらせに遭い、ついには自分が持っていた劇場を手放す。月光座の座員達や客演の役者達との摩擦、大都芸能側の男に勧められた相場での失敗と借金(相場を利用しての詐欺被害だった)に続いて、妻・清乃と子供2人が自分の元を去るなど経済的・精神的に追いつめられる。千草と結ばれた後、『紅天女』の上演権を彼女に遺して自殺する。彼の死後も千草とは魂の片割れで結ばれている。
乙部のりえ(おとべ のりえ)
熊本県出身の美少女。いくつものスカウトの手が伸びていた。郷里で演技の天才と謳われた素性を隠し、マヤに付き人として接近、罠を仕掛けてその地位を奪うも、その策略が亜弓の逆鱗に触れ、舞台上で彼女によって制裁を受ける。結果、演技の未熟さが露呈することとなり、瞬く間に凋落する。
その後は、事務所を変えて雑誌のモデルとなったが、本気になれず断念。現在はアルバイトをしながらニューヨークのダンススタジオに通っている。
ドラマ版では、本名の田代鈴子として『奇蹟の人』のオーディション時から登場。第1シリーズのラストで、亜弓によって不正告発の形で制裁される。
なお、スピンオフ『ガラスの仮面ですが』のTwitterの担当者や番組広報の名前にこの名前が流用されている。
黒沼龍三(くろぬま りゅうぞう)
劇団一角獣(げきだんいっかくじゅう)
北海道出身の劇団。アクロバティックな演技で観客を魅了する実力派集団。演劇コンクールで小野寺の妨害に遭い、上演の危機に追い込まれたつきかげを援助したことがあり、以来月影に好意的で、しばしば合同公演も行っている。団長の掘田太一(ほった たいち)、細川悟(ほそかわ さとる)、田部はじめ(たべ はじめ)、紅一点の二の宮恵子(にのみや けいこ)の4人が中核メンバー。劇団鳥獣戯画がモデル。
里美茂(さとみ しげる)
原田菊子(はらだ きくこ)
姫川歌子(ひめかわ うたこ)
姫川貢(ひめかわ みつぐ)
一般人
北島春(きたじま はる)
マヤの母親。未亡人であり、中華料理店の住み込み店員をしながら、女手ひとつでマヤを育てた。芸術は生活の役に立たないと考えており、一人娘の女優への道に猛反対する。よく店の出前を手伝わせた。
マヤの家出後、結核に罹ったため職を失うが、勤め先の好意で山梨のサナトリウムに入ることになった。しかしマヤが舞台に出て好評を博していることを知ってか、自らサナトリウムから出て行方不明となり、その間の栄養失調により失明する。その後行き倒れて長野の病院に保護されていたが、折しもマヤは芸能界で活躍するようになっており、そのイメージアップのために「感動の母娘対面」の演出を目論む真澄によって軟禁状態におかれるようになった。院長と結託した大都芸能の所行によりマヤに関するあらゆる情報がシャットアウトされるも、大都のエージェントと院長との会話を偶然耳にして自分が軟禁状態にあったことを知り、マヤに会うために身一つでサナトリウムを脱走する。だが東京への道中で財布を紛失した上、轢き逃げに遭い、映画館でマヤが主演する『白いジャングル』で娘の声を耳にしながら息を引き取る。
ドラマ版ではサナトリウムを脱走するという流れは原作と同じだが、料理店のテレビでマヤが出演していたドラマ「天の輝き」を見終えた後に亡くなる。
杉子(すぎこ)
鷹宮紫織(たかみや しおり)
世界有数の広告代理店鷹通グループ会長の孫娘、父親もグループの中央テレビ社長。生来病弱の箱入りであり、他人と触れ合ったことが殆どなかった。速水真澄に一目惚れ、彼を愛している。真澄がマヤをからかうとそれをたしなめ、マヤのことを心配する心優しい性格だったが、真澄のマヤに対する思いに気づいてからは、マヤに陰湿ないやがらせをする。そのことを知った真澄から破談を告げられると、自殺未遂を起こした末に発狂して暗い部屋に引きこもってしまうが、真澄の療法で外に連れ出されて日の光を浴びることで意識を取り戻す。その後は卵がゆを残さず食べるほど順調に回復していく。自分を見舞い体調回復を見守る真澄に喜びつつも、一方で、マヤが好きなのに自分を見舞って気遣う真澄の行動が理解できず、内心困惑している。
ドラマ版では行動が原作よりもかなり攻撃的であり、マヤにあらゆる罠を仕掛けたり、完結編では錯乱しながらナイフを振り回し、真澄を刺傷させた。
吉沢ひろし(よしざわ ひろし)
ピーター・ハミル
風間拓矢(かざま たくや)
書誌情報
単行本(漫画)
- 美内すずえ 『ガラスの仮面』 白泉社〈花とゆめコミックス〉、既刊49巻(2012年10月5日現在)
- 1976年3月19日発売、ISBN 4-592-11091-9
- 1976年6月19日発売、ISBN 4-592-11092-7
- 1977年1月20日発売、ISBN 4-592-11093-5
- 1977年4月20日発売、ISBN 4-592-11094-3
- 1977年7月20日発売、ISBN 4-592-11095-1
- 1977年9月20日発売、ISBN 4-592-11096-X
- 1978年1月20日発売、ISBN 4-592-11097-8
- 1978年5月20日発売、ISBN 4-592-11098-6
- 1978年8月19日発売、ISBN 4-592-11099-4
- 1978年12月20日発売、ISBN 4-592-11100-1
- 1979年3月20日発売、ISBN 4-592-11101-X
- 1979年7月20日発売、ISBN 4-592-11102-8
- 1979年11月20日発売、ISBN 4-592-11103-6
- 1980年4月19日発売、ISBN 4-592-11104-4
- 1980年6月20日発売、ISBN 4-592-11105-2
- 1980年8月20日発売、ISBN 4-592-11106-0
- 1980年11月20日発売、ISBN 4-592-11107-9
- 1981年2月20日発売、ISBN 4-592-11108-7
- 1981年5月20日発売、ISBN 4-592-11109-5
- 1981年9月19日発売、ISBN 4-592-11110-9
- 1981年12月16日発売、ISBN 4-592-11111-7
- 1982年3月20日発売、ISBN 4-592-11112-5
- 1982年7月20日発売、ISBN 4-592-11113-3
- 1982年10月20日発売、ISBN 4-592-11114-1
- 1983年4月20日発売、ISBN 4-592-11115-X
- 1983年6月18日発売、ISBN 4-592-11116-8
- 1983年11月19日発売、ISBN 4-592-11117-6
- 1984年3月19日発売、ISBN 4-592-11118-4
- 1984年8月17日発売、ISBN 4-592-11119-2
- 1985年2月19日発売、ISBN 4-592-11120-6
- 1985年8月19日発売、ISBN 4-592-11121-4
- 1986年6月19日発売、ISBN 4-592-11122-2
- 1987年3月19日発売、ISBN 4-592-11123-0
- 1987年11月19日発売、ISBN 4-592-11124-9
- 1988年8月26日発売、ISBN 4-592-11125-7
- 1989年9月26日発売、ISBN 4-592-11126-5
- 1990年10月19日発売、ISBN 4-592-11127-3
- 1992年3月30日発売、ISBN 4-592-11128-1
- 1992年10月19日発売、ISBN 4-592-11129-X
- 1993年9月17日発売、ISBN 4-592-11130-3
- 1998年12月22日発売、ISBN 4-592-17001-6
- 2004年12月16日発売、ISBN 4-592-17002-4
- 2009年1月26日発売、ISBN 978-4-592-17003-7
- 2009年8月26日発売、ISBN 978-4-592-17004-4
- 2010年9月30日発売、ISBN 978-4-592-17005-1
- 2010年10月29日発売、ISBN 978-4-592-17006-8
- 2011年7月26日発売、ISBN 978-4-592-17007-5
- 2012年2月25日発売、ISBN 978-4-592-17008-2
- 2012年10月5日発売、ISBN 978-4-592-17009-9
文庫版(漫画)
- 美内すずえ 『ガラスの仮面』 白泉社〈白泉社文庫〉、既刊27巻(2016年9月16日現在)
- 「千の仮面を持つ少女」1994年3月17日発売、ISBN 4-592-88001-3
- 「炎の階段」1994年3月17日発売、ISBN 4-592-88002-1
- 「風の中を行く」1994年3月17日発売、ISBN 4-592-88003-X
- 「あした草」1994年3月17日発売、ISBN 4-592-88004-8
- 「舞台あらし①」1994年3月17日発売、ISBN 4-592-88005-6
- 「舞台あらし②」1994年3月17日発売、ISBN 4-592-88006-4
- 「炎のエチュード①」1994年6月17日発売、ISBN 4-592-88007-2
- 「炎のエチュード②」1994年6月17日発売、ISBN 4-592-88008-0
- 「華やかな迷路①」1994年6月17日発売、ISBN 4-592-88009-9
- 「華やかな迷路②」1994年6月17日発売、ISBN 4-592-88010-2
- 「100万の虹①」1994年9月16日発売、ISBN 4-592-88011-0
- 「100万の虹②」1994年9月16日発売、ISBN 4-592-88012-9
- 「100万の虹③」1994年9月16日発売、ISBN 4-592-88013-7
- 「冬の星座①」1994年9月16日発売、ISBN 4-592-88014-5
- 「冬の星座②」1994年12月13日発売、ISBN 4-592-88015-3
- 「冬の星座③」1994年12月13日発売、ISBN 4-592-88016-1
- 「紫の影①」1994年12月13日発売、ISBN 4-592-88017-X
- 「紫の影②」1995年3月17日発売、ISBN 4-592-88018-8
- 「紫の影③」1995年3月17日発売、ISBN 4-592-88019-6
- 「紅天女①」1995年6月16日発売、ISBN 4-592-88020-X
- 「紅天女②」1995年6月16日発売、ISBN 4-592-88021-8
- 「紅天女③」1995年9月14日発売、ISBN 4-592-88022-6
- 「紅天女④」1999年9月14日発売、ISBN 4-592-88023-4
- 「ふたりの阿古夜①」2010年1月15日発売、ISBN 978-4-592-88024-0
- 「ふたりの阿古夜②」2013年9月13日発売、ISBN 978-4-592-88025-7
- 「ふたりの阿古夜③」2014年3月14日発売、ISBN 978-4-592-88026-4
- 「めぐりあう魂①」2016年9月16日発売、ISBN 978-4-592-88027-1
小説
- 『小説ガラスの仮面 1』 若桜木虔(著)、ISBN 4-592-73013-5
- 『小説ガラスの仮面 2』 若桜木虔(著)、ISBN 4-592-73018-6
- 『ガラスの仮面殺人事件』 辻真先(著)、ISBN 4-592-86001-2
劇中劇
作者オリジナル
- 国一番の花嫁
- 運命
- 灰の城
- ジーナと5つの青い壺
- 白い青春譜
- 古城の愛
- おんな河
- 石の微笑
- 夢宴桜
- 天の輝き
- 白いジャングル
- シャングリラ
- 黄金の実
- 夜叉姫物語
- 女海賊ビアンカ
- 通り雨
- わが作品No.707 いとしのオランピア - 『コッペリア』がモチーフになっている。
- ふたりの王女 - 16世紀のイギリス女王エリザベス1世とスコットランド女王メアリーからインスピレーションを得ている。
- 忘れられた荒野 - アマラとカマラからインスピレーションを得ている。
- 紅天女 - 山形県の民話阿古耶姫を元にしている。
原作あり
- 椿姫 - アレクサンドル・デュマ・フィス作
- 若草物語 - ルイーザ・メイ・オルコット作
- たけくらべ - 樋口一葉作
- 王子とこじき - マーク・トウェイン作
- 嵐が丘 - エミリー・ブロンテ作
- 奇跡の人 - ウィリアム・ギブソン作
- カーミラの肖像 - シェリダン・レ・ファニュ作
- ジュリエット - ウィリアム・シェイクスピア作
- 真夏の夜の夢 - ウィリアム・シェイクスピア作
- 水のエチュード(姫川亜弓) - ハンス・クリスチャン・アンデルセン作
舞台
1979年
ミュージカル ガラスの仮面
出演
演出
1988年
ガラスの仮面 三幕
出演
演出
音楽
製作
2008年
音楽劇『ガラスの仮面』
出演
脚本
演出
作曲
脚本
演出
作曲
2010年
音楽劇『ガラスの仮面〜二人のヘレン〜』
出演
脚本
演出
作曲
2014年
8月に青山劇場で上演。全22公演。
脚本・演出
配役
脚本・演出
配役
2016年
9月1日から11日まで17公演を大阪松竹座で、9月16日から26日まで16公演を新橋演舞場で上演。2014年版の脚本・演出は一新され、前回同様、マヤと亜弓が演じる「ふたりの王女」のストーリーのほか、新しいエピソードも追加された。
脚本・演出
配役
脚本・演出
配役
|
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|
北島マヤ - 貫地谷しほり
姫川亜弓 - マイコ
桜小路優 - 浜中文一(関西ジャニーズJr.)
速水真澄 - 小西遼生
水城冴子 - 東風万智子
月影千草 - 一路真輝
速水英介 - たかお鷹
尾崎一蓮 - 小林大介
鷹宮紫織 - 中山由香
トラックの運転手 - 津嘉山寿穂
源蔵 - 齊藤裕亮
小野寺 - 篠原正志
北島マヤ - 貫地谷しほり
姫川亜弓 - マイコ
桜小路優 - 浜中文一(関西ジャニーズJr.)
速水真澄 - 小西遼生
水城冴子 - 東風万智子
月影千草 - 一路真輝
速水英介 - たかお鷹
尾崎一蓮 - 小林大介
鷹宮紫織 - 中山由香
トラックの運転手 - 津嘉山寿穂
源蔵 - 齊藤裕亮
小野寺 - 篠原正志
(オーディション)
江川ルリ - 松永玲子
兼平 - 林田一高
みちる - 小林可奈
みどり - 春花きらら
(オーディション)
江川ルリ - 松永玲子
兼平 - 林田一高
みちる - 小林可奈
みどり - 春花きらら
(ふたりの王女)
アシオ王子 - 西ノ園達大
演出家 - 横山敬
北白川藤子 - 九里みほ
国王 - 三原玄也
ビエナ - 鹿野真央
エギィーユ - 長谷川直紀
ばあや - 中丸シオン
(ふたりの王女)
アシオ王子 - 西ノ園達大
演出家 - 横山敬
北白川藤子 - 九里みほ
国王 - 三原玄也
ビエナ - 鹿野真央
エギィーユ - 長谷川直紀
ばあや - 中丸シオン
協力
協力
紅天女 (舞台)
能
『紅天女』(くれないてんにょ)
オペラ
2020年1月11日 - 15日、Bunkamuraオーチャードホールにおいて『紅天女』のオペラが公演された。
女海賊ビアンカ (舞台)
2007年
「女海賊ビアンカ」を取り入れたオリジナル劇
「美内すずえとガラスの仮面展」が世田谷文学館で開催された折りに公演された。公演日は2007年8月11日、18日、25日。
出演者は公募され、約200人の応募があり、男性2人を含む13歳から52歳の12人が選ばれた。
出演
脚本・演出
2013年
劇団つきかげ『女海賊ビアンカ』
11月27日から12月1日にAiiA Theater Tokyoにて上演された。キャストはオーディション公募。
2014年4月19日・20日に森ノ宮ピロティホールにて大阪公演が行われた。
監修
脚色・演出
配役
監修
脚色・演出
配役
2015年
美内すずえ×ガラスの仮面劇場『女海賊ビアンカ』
原作・脚本
演出・上演台本
配役
原作・脚本
演出・上演台本
配役
愛のメソッド (舞台)
元々の「愛のメソッド」とは、2016年2月に高島屋のバレンタインフェア「アムール・デュ・ショコラ」のカタログのために描き下ろされた特別番外編の漫画で、劇中作「紅天女」をめぐり演技を競うマヤと亜弓に、月影千草から「愛の演技表現を得るための方法」として、バレンタインチョコレートを作って表現する課題「愛のメソッド」を与えられるというエピソード。舞台版はそのスピンオフ公演として、劇中劇団「劇団つきかげ」関西支部の10年後に劇団主催公演の主演女優を決めるオーディションで5人の新人女優(2019年からは男優も)たちに、かつてマヤと亜弓が挑んだ「愛のメソッド」を最終課題として与えられたというあらすじで、それぞれが一体どうやって課題をクリアするのかが見所となっている。 チョコレートを渡す人物や状況は5人に委ねられており、選んだ方法は劇のワンシーンを演じながら課題を達成することだったというシチュエーションで、5人がそれぞれ演じるワンシーンは漫画でマヤが演じた「嵐が丘」「通り雨」「夏の夜の夢」「奇跡の人」等から選ばれる。愛の物語のオムニバス形式の内容である。
勝者は観客の投票によって選出され、その結果によって毎公演結末が変わる。
2016年(愛のメソッド)
高島屋×「ガラスの仮面」×アカルスタジオ バレンタインスタジオ公演『愛のメソッド』
脚本
杉山恵
演出
山内直哉、兵頭祐香
テーマ曲
大垣知哉
出演者
原案
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大谷葉月
阪上仁美
詫間麻彩
田中李佳
福田てれさ恵
大谷葉月
阪上仁美
詫間麻彩
田中李佳
福田てれさ恵
佐川真由
佐田奈央
勝賀瀬彩莉
庄司伊織
髙倉響
高安智美
佐川真由
佐田奈央
勝賀瀬彩莉
庄司伊織
髙倉響
高安智美
中島菜摘
橋本美璃
山口瑠奈
藤屋江里
橋本佳恋
泉大士
中島菜摘
橋本美璃
山口瑠奈
藤屋江里
橋本佳恋
泉大士
宇野進之介
川畑亮人
土井達也
野口湧生
広瀬翔
山崎大喜
宇野進之介
川畑亮人
土井達也
野口湧生
広瀬翔
山崎大喜
ゲスト
兵頭祐香
尾崎潤
吉村駿作
岩村幸音
ゲスト
兵頭祐香
尾崎潤
吉村駿作
岩村幸音
2017年(愛のメソッド)
バレンタインスペシャル公演2017 新人女優対決『ガラスの仮面・愛のメソッド』
脚本
杉山恵
演出
兵頭祐香
テーマ曲
「愛の定義」「チョコレート」大垣知哉
出演者
原案
|
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|
安東利香
一ノ瀬あかり
恵梨華
梶井思初
近野なあこ
崎本紗衣
橘ゆい
安東利香
一ノ瀬あかり
恵梨華
梶井思初
近野なあこ
崎本紗衣
橘ゆい
橘祐里
栃尾海佑
中田麻妃帆
林穂乃花
樋口みどりこ
三田みらの
泉大士
橘祐里
栃尾海佑
中田麻妃帆
林穂乃花
樋口みどりこ
三田みらの
泉大士
宇野進之介
川畑亮人
広瀬翔
宮本弘佑
岩村幸音
大谷葉月
大屋穂波
宇野進之介
川畑亮人
広瀬翔
宮本弘佑
岩村幸音
大谷葉月
大屋穂波
篠原希来李
島林祈星
勝賀瀬彩莉
庄司伊織
橋本佳恋
松本和花
篠原希来李
島林祈星
勝賀瀬彩莉
庄司伊織
橋本佳恋
松本和花
ゲスト
兵頭祐香
尾崎潤
ゲスト
兵頭祐香
尾崎潤
2018年(愛のメソッド)
バレンタインスペシャル公演2018 新人女優対決『ガラスの仮面・愛のメソッド』
脚本
杉山恵
演出
兵頭祐香
テーマ曲
大垣知哉
出演者
原案
|
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|
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|
安藤心愛
板野仁美
岩村幸音
大谷葉月
梶谷唯
小林美樹
安藤心愛
板野仁美
岩村幸音
大谷葉月
梶谷唯
小林美樹
崎本紗衣
田岡心菜
田村明未流
中尾彩絵
中村まな
仲又佳子
和ほのか
崎本紗衣
田岡心菜
田村明未流
中尾彩絵
中村まな
仲又佳子
和ほのか
則本七海
橋本佳恋
畑野美佳
葉山未来
藤﨑優希
本田清佳
桝谷朱莉
則本七海
橋本佳恋
畑野美佳
葉山未来
藤﨑優希
本田清佳
桝谷朱莉
マーヤ
宇野進之介
川畑亮人
河本孝哉
清水剛
山﨑大喜
福留徹
マーヤ
宇野進之介
川畑亮人
河本孝哉
清水剛
山﨑大喜
福留徹
ゲスト
兵頭祐香
伊藤梢
ゲスト
兵頭祐香
伊藤梢
2019年春(愛のメソッド)
ガラスの仮面・愛のメソッド2019
新人女優対決だった2016年から2018年の公演を、若手男優対決としてリメイク。シングルキャストの他に、AキャストとBキャストの2チーム制で上演した。
脚本
杉山恵
演出
渡部寛隆
出演者
原案
|
|
|
|
笹森裕貴
渡部大稀
櫻井孝之
野邊遼太
笹森裕貴
渡部大稀
櫻井孝之
野邊遼太
内田隼人
多賀航太
網井俊輝
高木優太郎
内田隼人
多賀航太
網井俊輝
高木優太郎
Aキャスト
小田龍哉
二平壮悟
牧亮佑
川畑亮人
内田健太
Aキャスト
小田龍哉
二平壮悟
牧亮佑
川畑亮人
内田健太
Bキャスト
大崎捺希
坂下陽春
工藤大貴
村越亮太
神越将
Bキャスト
大崎捺希
坂下陽春
工藤大貴
村越亮太
神越将
2019年夏(愛のメソッド)
夏のスペシャル公演・男女混合対決『ガラスの仮面・愛のメソッド』
男女混合対決とあるように、性差なく新人・若手の男女俳優対決としてリメイク。シングルキャストの他に、メインキャストはAチーム・Bチーム・Cチームの3チーム制で上演した。
脚本
杉山恵
脚色・演出
中村暁
監修
仙堂花歩
出演者
原案
|
|
|
|
Aチーム
芳本紗良
しんえな
片山朝斗
松野愛華
笠井那綺
Aチーム
芳本紗良
しんえな
片山朝斗
松野愛華
笠井那綺
Bチーム
朝霧友莉花
樋口龍
成瀬大渡
朝比奈愛恵
坪井愛莉
Bチーム
朝霧友莉花
樋口龍
成瀬大渡
朝比奈愛恵
坪井愛莉
Cチーム
尾尻愛
鍋本佳織
山崎誠人
朝倉ひなか
あいかビンギラ
Cチーム
尾尻愛
鍋本佳織
山崎誠人
朝倉ひなか
あいかビンギラ
シングルキャスト
泉大士
園田真里愛
佐野大貴
立塚卓海
吉田有希
シングルキャスト
泉大士
園田真里愛
佐野大貴
立塚卓海
吉田有希
2020年冬(愛のメソッド)
ガラスの仮面・愛のメソッド2020
2019年春の公演と同様に、若手男優対決。シングルキャストの他に、メインキャストはAチーム・Bチームの2チーム制で上演した。
脚本
江頭美智留
演出
内田達也
出演者
原作
|
|
|
Aチーム
杉崎陸
てっちゃん
長尾亮佑
藤原向希
悠木基義
Aチーム
杉崎陸
てっちゃん
長尾亮佑
藤原向希
悠木基義
Bチーム
四ヶ浦央空
中崎颯人
羽瀬渉
峯新史
Ricky
Bチーム
四ヶ浦央空
中崎颯人
羽瀬渉
峯新史
Ricky
シングルキャスト
勝又諒平
河本孝哉
佐野大貴
立塚卓海
シングルキャスト
勝又諒平
河本孝哉
佐野大貴
立塚卓海
2020年秋(愛のメソッド)
アカルスタジオ2020公演 若手女優対決『ガラスの仮面・愛のメソッド』
女優のみの対決としては2年ぶりになる。メインキャストはAチーム・Bチーム・Cチームの3チーム制で上演した。
脚本
江頭美智留
演出
坂田大地
出演者
原案
|
|
|
|
Aチーム
池原彩桜
笠井那綺
佐藤綾香
柴山花百
中野心菜
Aチーム
池原彩桜
笠井那綺
佐藤綾香
柴山花百
中野心菜
Bチーム
斎藤春香
朝比奈愛恵
木下麦
久保沙有希
山口真央
Bチーム
斎藤春香
朝比奈愛恵
木下麦
久保沙有希
山口真央
Cチーム
あみ
荒木利心
河奈凜桜
中島千智
山本彩葉
Cチーム
あみ
荒木利心
河奈凜桜
中島千智
山本彩葉
ゲスト
和泉
金世玲
山崎ひな
南園みちな
ゲスト
和泉
金世玲
山崎ひな
南園みちな
2023年(愛のメソッド)
アカルスタジオプロデュース 少女漫画『ガラスの仮面』より 朗読劇『愛のメソッド』
原案
|
|
チーム花火
小山瑞希
三栖満菜加
嶋愛莉
花籠ひまり
石原美礼
田中麗佳
安藤しずく
松本千乃
宮永かな
寺川美咲
チーム花火
小山瑞希
三栖満菜加
嶋愛莉
花籠ひまり
石原美礼
田中麗佳
安藤しずく
松本千乃
宮永かな
寺川美咲
チーム肝試し
ムゲン
辰巳大和
インディゴ藤田
徳永彪人
遠藤輝希
佐々木健
小田拓海
藤井天音
北河孝規
其田知之
チーム肝試し
ムゲン
辰巳大和
インディゴ藤田
徳永彪人
遠藤輝希
佐々木健
小田拓海
藤井天音
北河孝規
其田知之
テレビアニメ
エイケン版(1984年)
1984年4月9日から同年9月24日、日本テレビ系列ほかにて放送。全23話(ただし第23話は総集編であり、実質的には全22話)。制作はエイケン。2021年にはtvkでも放送していた。
内容は、ヘレン・ケラーの助演女優賞受賞後〜テレビの大河ドラマに出演決定するまでである。第23話の総集編は、月影千草視点であり第1話から第22話までを振り返っている。
連載40周年となる2016年には、HDネガテレシネによりオリジナルでは見えなかった左右の映像が引き伸ばされた、フルHD画角のデジタルリマスター版が制作された。
声優
- 北島 マヤ - 勝生真沙子(パイロット版 - 鶴ひろみ)
- 姫川 亜弓 - 松島みのり(パイロット版 - 小山茉美)
- 速水 真澄 - 野沢那智→森功至(第19話〜)
- 桜小路 優 - 三ツ矢雄二
- 月影 千草 - 中西妙子
- 青木 麗 - 戸田恵子
- 水無月 さやか - 佐々木るん
- 春日 泰子 - 羽村京子
- 沢渡 美奈 - 菊池星子
- (小林)源造 - 緒方賢一
- 小野寺 一 - 藤本譲
- 水城(冴子) - 滝沢久美子
- ナレーター / 姫川歌子 - 北浜晴子
スタッフ
- 総監督、OP&ED演出 - 杉井ギサブロー
- 監督 - 坂本雄作、角田利隆
- 制作 - 村田英憲
- プロデューサー - 武井英彦(日本テレビ)、霜田正信、小野辰雄(エイケン)
- 音楽 - 大谷和夫
- 作画総監督 - 進藤満尾
- 美術監督 - 金村勝義
- 美術デザイン - 遠藤守俊
- キャラクターデザイン - 国保誠
- 色彩設定 - 鬼沢富士男
- 撮影監督 - 高橋照治
- 録音監督 - 山田悦司
- 音楽監督 - 東上別符精
- 編集 - 西出栄子、平田光宏
- 効果 - 東洋音響
- 録音 - 東北新社
- 現像 - 東洋現像所(現・品川プロダクションセンター)
- アニメーションコーディネーター - 鷺巣政安
- 調整 - 丹波晴道
- 制作担当 - 小林征史郎、近藤栄三
- 制作協力 - AIC、タマプロダクション、スタジオじゃっく、キティ・フィルム、マジックバス
- 製作 - エイケン
主題歌
オープニングテーマ - 『ガラスの仮面』
エンディングテーマ - 『パープル・ライト』
上記2曲を収録したEPレコードは、東芝EMIから発売された。後に関連会社のユーメックスや発売元でもある東芝EMIより、上記2曲やBGMなどが収録されたCDも発売されている。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 春の嵐 | 篠崎好 | 奥田誠治 | 西牧秀夫 | 大武正枝 | 1984年 4月9日 |
2 | 紫のバラの人 | 中村亮之介 | 冨永恒雄 | 清水恵蔵 | 4月16日 | |
3 | 美しいライバル | 奥田誠治 | 中村喜則 | 津野二朗 | 4月23日 | |
4 | 孤独な戦い | 藤川桂介 | 狭山太郎 | 西牧秀夫 | 劉輝久 | 4月30日 |
5 | ふたりの美登利 | 金春智子 | 坂本雄作 角田利隆 |
五月女有作 | 奥田万里 | 5月7日 |
6 | 全国大会のワナ | 出崎哲 | 富永恒雄 | 小林ゆかり | 5月14日 | |
7 | たったひとりの舞台 | 西牧秀夫 | 大武正枝 | 5月21日 | ||
8 | 真澄の熱い想い | 篠崎好 | 奥田誠治 | 中村喜則 | 畑良子 | 5月28日 |
9 | 初めての映画出演 | 加瀬充子 | 小林ゆかり | 6月4日 | ||
10 | 新しい試練 | 奥田誠治 | 奥田誠治 | 大鹿日出明 | 6月11日 | |
11 | 舞台あらし | 金春智子 | 五月女有作 | 長島正徳 劉輝久 |
6月18日 | |
12 | わたしはキャサリン | ときたひろこ | 峰尾藍 | 6月25日 | ||
13 | 恋はモザイクもよう | 三沢もと子 | 奥田誠治 | 中村喜則 | 畑良子 | 7月2日 |
14 | 新しい役は人形 | 朝倉千筆 | 日下部光雄 | 富永恒雄 | 小林ゆかり | 7月9日 |
15 | ようこそ! 地下劇場へ!! | 坂田純一 | 利間拓生 | 7月16日 | ||
16 | 母の面影 | 奥田誠治 | 大鹿日出明 アベ正己 |
7月23日 | ||
17 | 紫のバラの人はどこに | ときたひろこ | 咲坂るう | 7月30日 | ||
18 | ヘレンへの挑戦 | 金春智子 | 奥田誠治 | 山野哲夫 | 水村十司 | 8月6日 |
19 | 白熱のオーディション | 日下部光雄 | 富永恒雄 | 小林ゆかり | 8月20日 | |
20 | 二人のヘレン | 坂田純一 | 中村喜則 | 畑良子 | 9月3日 | |
21 | 助演女優賞候補!! | 篠崎好 | 坂田純一 | 利間拓生 | 9月10日 | |
22 | 新しい扉 | 奥田誠治 | 角田利隆 坂本雄作 |
大鹿日出明 | 9月17日 | |
23 | わたしのマヤ | 総集編 | 9月24日 |
放送局
※放送日時は1984年9月終了時点(秋田テレビ、山口放送、琉球放送については本放送終了後に放映された日時)、放送系列は放送当時のものとする。
放送地域 | 放送局 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | 日本テレビ | 月曜 19:00 - 19:30 | 日本テレビ系列 | 制作局 |
北海道 | 札幌テレビ | |||
宮城県 | ミヤギテレビ | |||
福島県 | 福島中央テレビ | |||
新潟県 | テレビ新潟 | |||
長野県 | テレビ信州 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
||
静岡県 | 静岡第一テレビ | 日本テレビ系列 | ||
中京広域圏 | 中京テレビ | |||
近畿広域圏 | 読売テレビ | |||
広島県 | 広島テレビ | |||
香川県・岡山県 | 西日本放送 | |||
福岡県 | 福岡放送 | |||
長崎県 | テレビ長崎 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 |
||
熊本県 | 熊本県民テレビ | 日本テレビ系列 | ||
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | フジテレビ系列 日本テレビ系列 |
||
秋田県 | 秋田テレビ | 不明 | フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
1984年9月終了時点では放映無し。 本来の系列局である秋田放送ではなく、競合局の秋田テレビでの放送となった。 |
山形県 | 山形放送 | 金曜 16:30 - 17:00 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
山口県 | 山口放送 | 月曜 - 金曜 16:45 - 17:15 | 本放送終了後、1986年に放送。 | |
大分県 | テレビ大分 | 月曜 17:30 - 18:00 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
沖縄県 | 琉球放送 | 水曜 17:15 - 17:45 | TBS系列 | 本放送終了後、1984年 - 1985年頃に放映。 |
東京ムービー版(2005年 - 2006年)
2005年4月6日未明(4月5日深夜)から2006年3月29日未明(3月28日深夜)にかけて、テレビ東京系列地上波数局およびAT-Xにて放送。全51話で、深夜アニメとしては珍しく4クール放送であった。制作は東京ムービー(現・トムス・エンタテインメント)。放送時間は、毎週火曜日の深夜1時30分から2時00分(テレビ東京の場合)。後に群馬テレビ、テレビ埼玉、TOKYO MX、アニマックスなどでも放送されている。
第1話から紅天女編直前(41巻)までのエピソードを忠実にアニメ化。“ふたりの王女”などの人気劇中劇は、(内容を)長めに放映している。時代設定は明確ではないが登場人物の衣装・劇場の外観、携帯電話やパソコンなどが登場、随所に現代風デザインが採用されている。ラストはアニメ独自の解釈で(一応)終わらせている。
2020年にはこの東京ムービー版を基準にしたぱちんこ版が出ているが、一部のメインキャラクター以外は別の声優が演じている。また、小林源造や速水英介も登場するが声はない。他にもアニメで出てこなかったキャラクター尾崎一蓮が登場する(声は間宮康弘が演じる)。
声優(第2作)
括弧内はぱちんこ版での代役。
- 北島 マヤ - 小林沙苗(同左)
- 姫川 亜弓 - 矢島晶子(同左)
- 月影 千草 - 藤田淑子(小山茉美)
- 速水 真澄 - 森川智之(幼少:日髙のり子)(同左)
- 桜小路 優 - 福山潤(同左)
- 姫川 歌子 - 勝生真沙子(片貝薫)
- 北島 春 - 宗形智子(ふじたりほ)
- 青木 麗 - 木下あゆ美(木下紗華)
- 沢渡 美奈 - 本名陽子(早瀬莉花)
- 春日 泰子 - 豊口めぐみ(武田華)
- 水無月 さやか - 折笠富美子(朝日奈丸佳)
- 小野寺 一 - 大林隆介(間宮康弘)
- 姫川 貢 - 中尾隆聖
- 水城 冴子 - 佐久間レイ(武田華)
- 堀田 太一 - 坂口候一
- 二の宮 恵子 - 恒松あゆみ
- 田淵 エミ - 榎本温子
- 真島 良 - 浪川大輔
- 乙部 のりえ - 伊藤静(青山吉能)
- 山崎 竜子 - 滝沢久美子
- 金谷 英美 - 皆川純子
- 里美 茂 - 三木眞一郎
- 麻生 舞 - 飯塚雅弓
- 仏師海慶(山本清二) - 関俊彦
- 聖唐人 - 佐々木望(橋本晃太朗)
- 鷹宮 紫織 - 岡本麻弥
- 黒沼 龍三 - 梁田清之
- 速水 英介 - 家弓家正(なし)
- 風魔 鬼平 - いずみ尚
- (小林)源造 / ナレーション - 中江真司(なし)
- ビエナ - きのしたゆうこ
- 尾崎一蓮 - 登場なし(間宮康弘)
スタッフ(第2作)
- 監督 - 浜津守
- シリーズ構成 - 佐伯俊道
- キャラクターデザイン - 平山智
- デザインワークス - 森木靖泰
- 美術監督 - 吉原俊一郎
- 色彩設計 - 手嶋明美
- 撮影監督 - 土田栄司
- 編集 - 長坂智樹
- 音響監督 - なかのとおる
- 音楽 - 寺嶋民哉
- 選曲 - 合田豊→合田麻衣子
- 音楽プロデューサー - 藤田雅章
- プロデューサー - 八田紳作、松元理人
- アニメーションプロデューサー - 鶴木洋介
- アニメーション制作 - 東京ムービー
- 製作 - テレビ東京メディアネットトムス・エンタテインメント
主題歌(第2作)
オープニングテーマ
「Promise」(第1話 - 第26話)
「zero」(第27話 - 第51話)
エンディングテーマ
「やさしいさよなら」(第1話 - 第13話)
「Step One」(第14話 - 第26話)
「素直になれなくて」(第27話 - 第39話)
「HELLO HELLO〜another star〜」(第40話 - 第51話)
各話リスト(第2作)
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 千の仮面をもつ少女 | 佐伯俊道 | 浜津守 | 平山智 | 2005年 4月6日 | |
2 | ビビの仮面 | 浜津守 | のがみかずお | 岩佐裕子 | 4月13日 | |
3 | 逃げた小鳥 | 香川豊 | 浜津守 | 秋山由樹子 | 4月20日 | |
4 | 炎の階段 | 三原武憲 | 原田奈奈 | 秦野好紹 | 4月27日 | |
5 | 限られたセリフ | 佐伯俊道 山田立 |
宮原秀二 | 及川ひろみ | 5月4日 | |
6 | あたしのベス | 佐伯俊道 角田美和 |
香川豊 | のがみかずお | 岩佐裕子 | 5月11日 |
7 | 紫のバラ | 本多康之 | 岡田宇啓 | 本木久年 | 5月18日 | |
8 | 風の中を行く | 佐伯俊道 山田立 |
三原武憲 | 南伸一郎 | 5月25日 | |
9 | 新しい美登利 | 宮原秀二 | 及川ひろみ | 6月1日 | ||
10 | たけくらべ 二人の美登利 | 浜津守 | 高木茂樹 | 秦野好紹 | 6月8日 | |
11 | 春の嵐 | 佐伯俊道 五十嵐暁美 |
三原武憲 | のがみかずお | 岩佐裕子 | 6月15日 |
12 | 一人きりの舞台 | 本多康之 | 岡田宇啓 | 本木久年 | 6月22日 | |
13 | あした草 | 佐伯俊道 角田美和 |
小坂春女 | 南伸一郎 | 6月29日 | |
14 | 宿命のライバル | 宮原秀二 | 及川ひろみ | 7月6日 | ||
15 | 罠 | 佐伯俊道 山田立 |
浜津守 | 篠崎康行 | 秦野好紹 | 7月13日 |
16 | 舞台あらし | 佐伯俊道 五十嵐暁美 |
本多康之 | 本木久年 | 7月20日 | |
17 | 嵐が丘 | 三原武憲 | 岩佐裕子 | 7月27日 | ||
18 | 人形の役 | 佐伯俊道 山田立 |
宮原秀二 | 及川ひろみ | 8月3日 | |
19 | 外れた仮面 | 小坂春女 | 薄谷栄之 | 8月10日 | ||
20 | すり替えられた台本 | 奥田誠治 | 岡田宇啓 | 大河内忍 | 8月17日 | |
21 | 炎のエチュード | 佐伯俊道 角田美和 |
高木茂樹 | 篠崎康行 | 南伸一郎 | 8月24日 |
22 | 奇跡の人 最終審査 | 浜津守 | のがみかずお | しまだひであき | 9月1日 | |
23 | 対決! 二人のヘレン | 佐伯俊道 五十嵐暁美 |
香川豊 | 篠崎康行 | 平山智 | 9月7日 |
24 | 華やかな迷路 | 宮原秀二 | 及川ひろみ | 9月14日 | ||
25 | 天の輝き | 佐伯俊道 山田立 |
小坂春女 | 薄谷栄之 | 9月21日 | |
26 | マヤを狙う影 | 本多康之 | 本木久年 | 9月28日 | ||
27 | 見えない落とし穴 | 三原武憲 | 南伸一郎 | 10月5日 | ||
28 | 女優失格 | 佐伯俊道 角田美和 |
香川豊 | 篠崎康行 | しまだひであき | 10月12日 |
29 | カーミラの肖像 | 浜津守 | のがみかずお | 岩佐裕子 | 10月19日 | |
30 | 100万の虹 | 佐伯俊道 山田立 |
奥田誠治 | 岡田宇啓 | 大河内忍 | 10月26日 |
31 | 一人芝居 | 小坂春女 | 平山智 | 11月2日 | ||
32 | 真夏の夜の夢 | 宮原秀二 | 及川ひろみ | 11月9日 | ||
33 | 野外劇場の奇跡 | 佐伯俊道 五十嵐暁美 |
浜津守 | 高木茂樹 | 岩佐裕子 | 11月16日 |
34 | マヤの挑戦 | 山本郷 | 辻太輔 | 日置正志 | 11月23日 | |
35 | アルディスとオリゲルド | 佐伯俊道 角田美和 |
三原武憲 | 剛田隼人 | 崎山知明 | 11月30日 |
36 | 冬の星座 | 宮原秀二 | しまだひであき | 12月7日 | ||
37 | ふたりの王女(前編) | 佐伯俊道 山田立 |
小坂春女 | 平山智 村谷貴志 |
12月14日 | |
38 | ふたりの王女(後編) | 平山智 椛島洋介 |
12月21日 | |||
39 | 紫の影 | 宮原秀二 | 平山智 | 12月28日 | ||
40 | 狼少女ジェーン | 佐伯俊道 五十嵐暁美 |
香川豊 | 篠崎康行 | 南伸一郎 | 2006年 1月11日 |
41 | 野生の心 | 高木茂樹 | しまだひであき | 1月18日 | ||
42 | 芸術祭への賭け | 佐伯俊道 角田美和 |
香川豊 | 篠崎康行 | 南伸一郎 | 1月25日 |
43 | 忘れられた荒野 | 浜津守 | 宮原秀二 | しまだひであき | 2月1日 | |
44 | 無限の舞台 | 高木茂樹 | 平山智 小松香苗 |
2月8日 | ||
45 | 都会の星 | 佐伯俊道 山田立 |
岡田正和 | 辻太輔 | 中野彰子 | 2月15日 |
46 | 梅の谷へ | 四谷光宏 | 篠崎康行 | 村谷貴志 | 2月22日 | |
47 | 恋の炎 | 佐伯俊道 五十嵐暁美 |
小坂春女 | 南伸一郎 | 3月1日 | |
48 | 夢の一夜 | 高木茂樹 | 原田奈奈 | 平山智 | 3月8日 | |
49 | 魂の半身 | 佐伯俊道 角田美和 |
浜津守 岡田正和 |
宮原秀二 | しまだひであき | 3月15日 |
50 | 女神の仮面 | 佐伯俊道 | 香川豊 | 本多康之 | 松田寛 小松香苗 |
3月22日 |
51 | 紅天女 | 高木茂樹 | 平山智 | 3月29日 |
スピンオフアニメ
ガラスの仮面ですが
第1期『ガラスの仮面ですが』および第2期『ガラスの仮面ですがZ』が、2013年4月より放送。2014年8月、ブラウザゲーム化。
3ねんDぐみガラスの仮面
『3ねんDぐみガラスの仮面』が2016年10月3日から12月26日までTOKYO MXほかで放送。登場人物は3Dアニメーションのミニキャラクターとなっている。
OVA
1998年から1999年にかけて『ガラスの仮面 千の仮面を持つ少女』(全3巻)としてOVA化され、ポリグラムから発売された。 内容は、「たけくらべ」まで。
- 第1部 女優への旅立ち
- 第2部 炎の階段
- 第3部 嵐の中を行く
声優
- 北島 マヤ - 緒方恵美
- 姫川 亜弓 - 松井菜桜子
- 速水 真澄 - 小杉十郎太
- 月影 千草 - 戸田恵子
- 桜小路 優 - 置鮎龍太郎
- 姫川 歌子- 鈴木弘子
- 水城 冴子 - 島津冴子
- 水無月 さやか - 飯塚雅弓
- 青木 麗 - 高乃麗
- 沢渡 美奈 - 中村尚子
- 春日 泰子 - 松谷彼哉
- 田代 - 菅原正志
- 北島 春 - 叶木翔子
- 萬福軒 店主 - 堀部隆一
- 萬福軒 女将 - 片岡富枝
- 山下 杉子 - 伊藤美紀
スタッフ(OVA)
- 監督・絵コンテ・演出 - 小林常夫
- 脚本 - 岸間信明、菅良幸、金春智子
- キャラクターデザイン - 平山智、後藤真砂子
- 総作画監督 - 平山智
- 美術監督 - 光元博行
- 音楽 - 寺嶋民哉
- アニメーション制作 - 東京ムービー
テレビドラマ
1997年テレビ朝日系列の月曜ドラマ・イン枠でテレビドラマ化され放映、1998年には続編も製作された。完結篇は『花とゆめ』連載版をアレンジして一応の決着をつけている。
出演人物
主要人物
第1シリーズより
- 北島 マヤ - 安達祐実
- 速水 真澄 - 田辺誠一
- 姫川 亜弓 - 松本恵(完結編のみ中村愛美)
- 桜小路 優 - 小橋賢児
- 小野寺 一 - 佐戸井けん太
- 鷹宮 紫織 - 佐伯伽耶
- 青木 麗 - 植松香
- 水無月 さやか - 斉藤のぞみ
- 春日 泰子 - 安斎恵吏
- 沢渡 美奈 - 有坂来瞳
- 田代 鈴子(乙部 のりえ) - 佐伯日菜子
- 小林 源造 - 六平直政
- 水城 冴子 - 戸川京子
- 姫川 歌子 - かとうかずこ
- 北島 春 - 藤真利子
- 月影 千草 - 野際陽子
第2シリーズより
- 速水 英介 - 筒井康隆
- 黒沼 龍三 - 羽場裕一
- 風間 拓矢 - 河相我聞
ゲスト
第1シリーズより
第1話
第2話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
最終話
第2シリーズより
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
最終話
- その他の出演者 - 手島美紗子
主題歌(テレビドラマ)
テーマソング
「Calling」
エンディングテーマ
「ポーラスター 〜君だけ信じて〜」 (第1シリーズ)
「ハピネス」 (第2シリーズ)
スタッフ(テレビドラマ)
- 脚本 - 水橋文美江(第1シリーズ:#1)、野依美幸(第1シリーズ:#2〜11、第2シリーズ:#4,6〜12)、江頭美智留(第2シリーズ:#1〜3,5)
- 演出 - 西前俊典(第1シリーズ:#1,2,5,6,10、第2シリーズ:#1,2,7,9,11)、今井和久(第1シリーズ:#3,4,7〜9,11、第2シリーズ:#4,5)、杉山登(第2シリーズ:#3,6,8,10,12)
- 音楽 - TEAM B'z
- 第2シリーズタイトルバックスチール - 岡田貴之
- 技術協力 - テイクシステムズ
- プロデューサー補 - 佐々木基(第1シリーズ)、白倉伸一郎(第2シリーズ)
- プロデューサー - 佐藤凉一、内山聖子(テレビ朝日)、見留多佳城、元信克則(G・カンパニー)
- 制作 - テレビ朝日、G・カンパニー
受賞歴
- 第14回ザテレビジョンドラマアカデミー賞
- ザテレビジョン特別賞
- ザテレビジョン特別賞
サブタイトル
第1シリーズ
各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
第一章 | 1997年7月7日 | 千の仮面を持つ少女 | 水橋文美江 | 西前俊典 | 11.0% |
第二章 | 1997年7月14日 | 孤独な戦いが今始まる! | 野依美幸 | 10.5% | |
第三章 | 1997年7月21日 | 全てを賭けた運命の7日間 | 今井和久 | 9.5% | |
第四章 | 1997年7月28日 | 紫のバラの人! 命がけのヒロイン | 11.7% | ||
第五章 | 1997年8月4日 | 特訓! 女優養成竹ギプス | 西前俊典 | 9.6% | |
第六章 | 1997年8月11日 | 激突!! 三重苦の二人は永遠のライバル | 8.9% | ||
第七章 | 1997年8月18日 | 奇跡の瞬間! 奇跡の少女!! | 今井和久 | 12.1% | |
第八章 | 1997年8月25日 | 未来の紅天女を脅かす黒い影 | 14.8% | ||
第九章 | 1997年9月1日 | 切なすぎる初恋…誰かが私を狙ってる!? | 13.4% | ||
第十章 | 1997年9月8日 | さよなら初恋…永遠にさよなら母さん | 西前俊典 | 11.7% | |
最終章 | 1997年9月15日 | 月影死す…!? ついに紫のバラの人の正体が!? 女優失踪マヤの運命は!? 奇跡はもう一度起こるのか!? |
今井和久 | 14.9% | |
平均視聴率 11.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区) |
第2シリーズ
各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
第一章 | 1998年4月13日 | 奇跡の復活をかけて…闘いの幕開け!! | 江頭美智留 | 西前俊典 | 12.8% |
第二章 | 1998年4月20日 | 蘇る情熱運命の出会い!! | 10.8% | ||
第三章 | 1998年4月27日 | 再起を賭けた舞台! 危険な兄の秘密…!? | 杉山登 | 10.5% | |
第四章 | 1998年5月4日 | さよなら劇団つきかげ! 紅天女の後継者は!? | 野依美幸 | 今井和久 | 10.7% |
第五章 | 1998年5月11日 | 仕組まれた罠!? あなたを許さない!! | 江頭美智留 | 9.9% | |
第六章 | 1998年5月18日 | 運命のライバル激突! ふたりの王女!! | 野依美幸 | 杉山登 | 12.5% |
第七章 | 1998年5月25日 | 紫のバラの人…やっと会える大切な人 | 西前俊典 | 11.0% | |
第八章 | 1998年6月1日 | 切ないキス…奇跡! 3人の紅天女誕生!! | 杉山登 | 10.7% | |
第九章 | 1998年6月8日 | 死なないで! 命の叫び!! 狼少女ジェーン | 西前俊典 | 11.5% | |
第十章 | 1998年6月15日 | ライバルの殺意!? 私は狼 野生の狼 | 杉山登 | 11.2% | |
第十一章 | 1998年6月22日 | 求め合う魂…!? 紫のバラの人衝撃の告白 | 10.8% | ||
最終章 | 1998年6月29日 | 紫のバラの真実!! 感動と奇跡の最終章 | 西前俊典 | 13.6% | |
平均視聴率 11.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区) |
完結編『ガラスの仮面スペシャル』
ラジオドラマ
1982年、キングレコードから発売されたオリジナルアルバム(K25G-7103)発売とのタイアップで、ニッポン放送の「夜のドラマハウス」にて放送された。
- 主な出演
- 北島 マヤ - 信沢三恵子
- 姫川 亜弓 - 小山茉美
- 月影 千草 - 平井道子
- 速水 真澄 - 野沢那智
- 青木 麗 - 戸田恵子 ほか
- 語り - 白坂道子
- 北島 マヤ - 信沢三恵子
- 姫川 亜弓 - 小山茉美
- 月影 千草 - 平井道子
- 速水 真澄 - 野沢那智
- 青木 麗 - 戸田恵子 ほか
- 語り - 白坂道子
NHKラジオ第1放送で 1982年11月にラジオコミックスとして単発放送された。
- 主な出演
- 北島 マヤ - 高坂真琴
- 姫川 亜弓 - 榊原良子
- 月影 千草 - 小原乃梨子
- 北島 マヤ - 高坂真琴
- 姫川 亜弓 - 榊原良子
- 月影 千草 - 小原乃梨子
コラボレーション作品
- 1977年『花とゆめ』12号に和田慎二とのコラボレーション作品『スケバン刑事番外編 <ガラスの仮面編>』が掲載された。「ジーナと5つの青い壷」の公演内に凶行が繰り広げられる、10ページほどの短編で『スケバン刑事』コミックス第6巻に収録されている。なお、マヤを襲った事件の犯人は魅槌すずえこと美内すずえ(共犯は和田慎二)である。
また、本編でもコラボレーションしており、速水真澄と神恭一郎とが大学時代の親友という設定になっている。ある組織を調査していた神恭一郎が、疑惑を感じた芸能プロダクションの調査を業界最大手の大都芸能の社長である速水真澄に電話で依頼するというエピソードがそれぞれの本編で描かれている(1982年『花とゆめ』10号に同時に掲載された)。このエピソードは『ガラスの仮面』コミックス24巻、『スケバン刑事』コミックス20巻にそれぞれ収録されている。
- 2012年に発売されたニンテンドー3DS専用ゲームソフト『ガールズRPG シンデレライフ』に、速水真澄がコラボレーションキャラクターとして登場している。プレイヤーはネオジェンヌ(キャバ嬢)となり、ある事情によりプレイヤーの働く店に訪れた速水真澄を接客することができる。接客回数は2回だが、原作に沿ったセリフがあったり、白目になったりするのを見ることができる。声優は2005年のアニメ版で速水真澄役を演じた森川智之が担当している。なお、『ガラスの仮面』のキャラクターがゲームソフトに登場したのは、このゲームが初めてである。
トピックス
- コミックス第47巻発売記念として2011年7月8日より速水真澄似のメイクをした人物を当てるという「速水真澄は誰だ!?」クイズキャンペーンが行われ、7月26日に正体がデーブ・スペクターであることが明かされた。また、原作とのコラボレーションで速水真澄のプライベートルームを再現したという東京プリンスホテルロイヤルスイートルーム(1日1組、一泊2万6000円)も登場し、賞金A賞はロイヤルスイートルーム招待であった。
- コミックス第49巻発売と同時に「ガラスの仮面名台詞カルタ」が白泉社から発売されている。付録CDには以下のキャストによる札読みが収録されている。なお、マヤと千草のキャストはテレビドラマ版と同一である。
- 清水ミチコ(メイン札読み)
- ゲスト:安達祐実(北島マヤ)、杏(姫川亜弓)、野際陽子(月影千草)、京本政樹(速水真澄・聖唐人)、松本幸四郎(速水英介)、ケンドー・コバヤシ(小林源造)、川平慈英(ピーター・ハミル)
- 連載開始40周年を記念し、2016年6月1日より参天製薬の目薬「サンテ40シリーズ」とのコラボレーションで、『ガラスの仮面検定キャンペーン』がスタートした。キャンペーンの特設サイトでは「全国統一 ガラスの仮面検定」を実施。参加者の「ガラスの仮面」に関する知識を試す問題が用意され、検定に合格した人には美内のサイン入り認定証が授与される。
- 連載開始40周年記念として2017年、「ガラスの仮面展」が2か所で開催された。東京会場:8月23日 - 9月4日、京都会場:12月1日 - 同25日。
- 2016年8月2日からMSソリューションズのオリジナルブランドのLEPLUSから発売されている液晶保護ガラスフィルム「GLASS PREMIUM FILM」とのコラボレーションCMが福岡地方限定で放送された。さらに同年9月15日より、同CMの第2・第3弾がMSソリューションズの公式YouTubeチャンネルで配信。これらのCMは同年10月20日より関東エリアでも放送された。
- 2016年8月26日、一心堂本舗から北島マヤと月影千草をモチーフにしたフェイスシートが発売。
- バンホーテンココアとコラボレートし、特設サイトにてWeb限定の動画が、2017年11月15日に「バンホーテン主演女優賞」編と「いつでも美味しくリラックス」編が公開。2018年11月1日に「ココアの元祖」編と「美味しくなって新登場」編と「俺のガウン」編が公開された。2018年版ではバンホーテンの190周年を記念してコラボグッズも抽選でプレゼントされた。
- ファミリーマートのキャンペーン「払込票で“スマホくじ祭り”その場で当たる総額5億円!」のくじの演出画面に、2022年9月6日から10月31日まで、名場面やセリフを「あたり」「はずれ」合計50通りを起用した
- 清水ミチコ(メイン札読み)
- ゲスト:安達祐実(北島マヤ)、杏(姫川亜弓)、野際陽子(月影千草)、京本政樹(速水真澄・聖唐人)、松本幸四郎(速水英介)、ケンドー・コバヤシ(小林源造)、川平慈英(ピーター・ハミル)
参考文献
- 米澤嘉博「戦後少女マンガ史」ちくま文庫、2007年
- キネ旬ムック「マンガ夜話」キネマ旬報社、2000年
- 別冊宝島235「いきなり最終回!」宝島社、1995年
- 美内すずえ「ガラスの仮面 第1章 千の仮面をもつ少女(第1回)」『花とゆめ(1976年1月5日号)』1976年1号、白泉社、77-112頁、1975年12月5日。
- 美内すずえ「ガラスの仮面 第13章 生命(第351回)」『花とゆめ(1997年10月5日号)』1997年20号、白泉社、311-339頁、1997年9月20日。
- 美内すずえ「ガラスの仮面 第13章 ふたりの阿古夜(2)」『別冊花とゆめ』2008年9月号、白泉社、206-252頁、2008年7月26日。
- 美内すずえ「ガラスの仮面 第14章 めぐりあう魂」『別冊花とゆめ』2012年7月号、白泉社、139-170頁、2012年5月26日。
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