ガンズ・ハート
以下はWikipediaより引用
要約
『ガンズ・ハート』は、電撃文庫より出版された日本のライトノベル。著者は鷹見一幸。イラストは青色古都 。
概要
本作は架空の惑星を舞台にした、ファンタジー戦記。ただし「剣と魔法」の世界では無く、「銃と獣」の世界であり舞台は近世をモデルにしている。作者がネット上でゴブリンの大群と戦ったらどうなるかという内容に触発されて書かれた。全3部、計5巻で構成されている。最初は猛獣の大量発生によるスタンピードと呼ばれる災害に対処する話だが、3巻以降は人間同士の戦争の話が中心になる。鷹見作品共通の「やせ我慢」と「ええかっこしい」の精神で、普通の人間が知恵と意地で難題を解決する姿が書かれている。
ストーリー
たった一つしか大陸が存在しない星。かつて惑星ドラングと呼ばれたその星に住む人々は、千年前に新天地を求めて外宇宙から移民してきた人達の子孫だった。しかし資源の乏しい星であったため文明を維持できず文化レベルを後退させていた。世界は大陸中央の大河を挟み西域国と東域国、そして失われた科学文明の知識を管理する知の教団の三つに分割されていた。その内のひとつ、西域国で下級士族の少年不良グループのリーダーをしているケリンと、その参謀役D・Dは、ひょんなことから、地方国防軍633銃士隊の100人隊長とその副官に任命される。そして、彼らは西域国に訪れる災厄に立ち向かう事になっていく。
登場人物
用語
上級士族(セック)
世襲制で高い身分と立場を保証されているが、何もしなくてもその地位が手に入る事などから腐敗している者も多い。
下級士族(デミセック)
世襲である事はセックと変わらず、手柄を立てても基本的に一定以上は出世できない。その事もあってセックに取り入ろうとしたり、内心敵視している者も多い。
知の教団
しかし百年前に起こった西域国と東域国の戦争後は知識の代わりに禁忌を突き付け間接的に人々を支配している。
禁忌
銃
この作品に登場する銃は主に先込め式のマスケット銃が主体になっている。しかしスタンピード時に新たに連発銃を開発した事によって歴史は急速に動き出す。
下級士族や猟師は、長銃であり、短銃は上級士族にしか認められない。
マイヤーズ
パッサーズ
エズオル
スタンピード
国と地域
西域国
デメララ
グレンダラン
バンドール川
東域国