キン肉マン
漫画
作者:ゆでたまご,
出版社:集英社,
レーベル:ジャンプ・コミックス,
巻数:既刊83巻,
話数:全387話,
アニメ
原作:ゆでたまご,
シリーズディレクター:今沢哲男,
シリーズ構成:山崎晴哉,
キャラクターデザイン:森利夫,
音楽:風戸慎介,
アニメーション制作:東映動画,
製作:東映,読売広告社,
放送局:日本テレビ,
話数:全137話,
アニメ:キン肉マン 決戦!7人の正義超人vs宇宙野武士
原作:ゆでたまご,
監督:山吉康夫,
キャラクターデザイン:森利夫,
音楽:風戸慎介,
アニメーション制作:東映動画,
製作:東映、読売広告社,
放送局:日本テレビ,
話数:全1話,
アニメ:キン肉マン キン肉星王位争奪編
原作:ゆでたまご,
シリーズ構成:山崎晴哉,
キャラクターデザイン:森利夫,
音楽:吉田明彦,
アニメーション制作:東映動画,
製作:日本テレビ、読売広告社、東映,
放送局:日本テレビほか,
話数:全46話,
アニメ:キン肉マン 完璧超人始祖編
原作:ゆでたまご,
監督:さとう陽,
シリーズ構成:深見真,
キャラクターデザイン:丸藤広貴,
音楽:高梨康治,
アニメーション制作:Production I.G,
以下はWikipediaより引用
要約
『キン肉マン』(キンにくマン)は、ゆでたまごによる日本の漫画作品。およびそれを原作としたアニメ作品であり、作中に登場するヒーローの名前でもある。
作品解説
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1979年22号から1987年21号まで連載された。その後、キン肉マンの第2世代を描いた『キン肉マンII世』の連載を経て、再び舞台を『キン肉マン』の時代に戻し、「キン肉星王位争奪編」のラストシーンの続きから始まる新シリーズが『週プレNEWS』(集英社)にて2011年11月より連載中となっている。2021年7月時点でシリーズ累計発行部数は7700万部を突破している。
日本に住む人間を超越した存在・超人のキン肉マンことキン肉スグルが、仲間の正義超人と共に、次々に立ちはだかる強敵とリング上で戦っていく、プロレス系格闘漫画。ゆでたまごのデビュー作であり、代表作でもある。
基本的に全ての戦いはプロレスを基礎としたリング上で行われる対等(1対1、タッグマッチなど)の戦いによって行われる。残虐超人・悪魔超人などと言われる超人たちであってもこの点は基本的に順守しており、リング外での奇襲や闇討ちなどはごくまれにしかない。
戦うことによって形成される友情の美しさを主眼においており、敵役として登場したキャラクター(ウォーズマン・バッファローマン・アシュラマン)たちが主人公たちとの戦いの末に仲間になるのが一つのパターンとなっている。また当初は「ダメ超人」と人々にバカにされながらも、地球の平和を守りたいと戦い続けた主人公の成長していく姿も描いている。
当初は変身ヒーローを題材としたギャグ漫画(『ウルトラマン』のパロディ)であったが、第28話にて始まった第20回超人オリンピック編から格闘路線にストーリーを変更して人気を博す。格闘ものに転向してからもしばらくはギャグ色の濃い内容だったが、中盤以降はシリアスな戦闘が中心となり、終盤になるとギャグ的要素はほとんど無くなっていった。
本作の特色として、伏線や物語の整合性などを考えず、その場の盛り上がりを重視した荒唐無稽な展開の数々が挙げられる。これは「細かい設定にこだわっていると、結果として内容がつまらなくなる」との作者の考えのためであり、より良い設定を思いつけば、あえて過去の設定は切り捨てるという。そのため、作中には多くの矛盾点があるものの、それが逆に今もなお愛される所以となっており、作者自身も「ツッコミ所が多いほうが読者が親近感を持ってくれる」と語っている。
1978年の第9回赤塚賞に準入選した『キン肉マン』(オカマラスの巻)が『週刊少年ジャンプ』1979年2号に掲載された際に低年齢層より大きな支持を受け、同年14号での読み切り(エラギネスの巻)を経て連載開始へとつながった。当時の『週刊少年ジャンプ』編集長である西村繁男によると、団塊ジュニア世代を低年齢から読者層に取り込み、長期安定読者を確保したいという狙いがあったという。また、ゆでたまごによると当時梶原一騎以外の漫画家が格闘技やプロレスの漫画を描くのは暗黙の掟としてNGとされていた、または描く場合に梶原に挨拶に行かなければならない噂があるということだったが、西村が梶原の弟である真樹日佐夫と昵懇の間柄で、梶原サイドへの筋を通したことで、ゆでたまごは特に挨拶もせずにプロレス漫画として『キン肉マン』を続けることができたという。
キン肉マンの本名「キン肉スグル」は当時読売ジャイアンツに所属していた野球選手である江川卓から名づけられた。兄のキン肉アタル(江川卓の実弟)、父親のキン肉真弓(真弓明信)、祖父のキン肉タツノリ(原辰徳)、祖父の弟のネメシスことキン肉サダハル(王貞治)も同様のルーツがある。
超人募集
作中に登場する超人・怪獣の大多数を読者から募集し、そこから誕生させている。その応募者数は開始から2か月で16万通を超え、そこから300以上の新キャラクターが誕生し、ロビンマスク、ラーメンマン、ウォーズマン、バッファローマンといった重要キャラクターも読者のアイディアを基に考案したもの。初めて掲載された時は、このキャラクターを考えた読者の氏名が発表された。このシステムは読者の側にも好評で、続編『キン肉マンII世』の読切を描いた後には、募集していないにもかかわらず、読者からの新超人投稿が続出したという。
連載初期にゆでたまごの2人は大量のファンレターの返事を一枚一枚書いていたが、それに代わるものとして読者が考えた超人や怪獣を応募してもらい作品に出すというアイデアを初代担当編集者である中野和雄から提案されたのが「超人募集」のきっかけとなっている。アイデアの大元は虫プロダクションによるアニメ『ワンサくん』の、番組の最後に放送される視聴者が考えた犬の絵をアニメーションで動かすコーナー。
読者からのハガキはゆでたまごの原作担当・嶋田隆司の下宿先に積まれていたが、あまりの重さに床が抜けるというアクシデントが起きたこともあった。『週刊少年ジャンプ』時代のハガキは多すぎるため編集部に戻されたが、『週刊プレイボーイ』の『キン肉マンII世』以降のものはゆでたまごの手元で保管されている。
作品展開
- 1983年に『キン肉マン』、1991年に『キン肉マン キン肉星王位争奪編』としてテレビアニメ化された(共に日本テレビ系列)。
- キン肉マンのマスク狩りポスターが付録の『週刊少年ジャンプ』(1984年35号)が発売日の午前中に売り切れる記録を残す。
- 1983年にキャラクターのゴム人形型消しゴム(通称キン消し)が発売されブームとなった。
- 1985年2月に『キン肉マン』が第30回小学館漫画賞 児童漫画部門受賞。
- 1985年11月にバンダイ初のファミリーコンピュータソフト『キン肉マン マッスルタッグマッチ』が発売。
- 1996年には、キン肉マン復活編と題して、『キン肉マン』のその後を描いた読み切り作品『マッスル・リターンズ』が『格闘エース』(角川書店)に掲載された。
- 1998年、『週刊プレイボーイ』(集英社)に読み切りとして『キン肉マンII世』を掲載(全5回の短期連載)、その後連載に至る。
- 2004年には生誕25周年を迎え、公式サイト「キン肉マン Official Site マッスルキングダム」がオープン、また関連本『キン肉マン 超人大全集』やPlayStation 2用ソフト『キン肉マン ジェネレーションズ』が発売された。
- 2008年に生誕29(ニク、肉)周年を迎え、それを記念して各月29日が金曜日の場合はキン肉マンの日と制定。それを皮切りにイベントの開催やDVD-BOXの発売、キン消しの復刻、画集の発売などの様々な企画が実施された(#生誕29周年)。
- 『週刊少年ジャンプ』40周年記念として、『週刊少年ジャンプ』2008年29号には『キン肉マン』が掲載された。
- 2010年1月29日に、22年ぶりのジャンプ・コミックスとなる37巻が刊行され、初版は即日完売となった。あわせて、ジャンプ・コミックス全36巻の復刻BOXが発売されることが決定した。
- 『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』Web連載終了後、2011年11月28日より集英社『週プレNEWS』で24年ぶりとなる(外伝ではない)続編シリーズをWebコミック配信で連載中。
- 2013年にシリーズ通巻100巻プロジェクト「謝肉祭」開催を記念して、超人人気投票が「キン肉マン超人総選挙2013」として行われる。
- 連載40周年記念として、『週刊少年ジャンプ』2019年29号に読み切り『さよなら、キン肉マン!!の巻』が掲載された。
- 2020年8月17日更新の新シリーズ第317話より、『週プレNEWS』でのWeb連載に加え、『週刊プレイボーイ』での同時連載も開始された。
- 2023年10月16発売の『週刊プレイボーイ』より、原作の嶋田の入院による休載のため、スピンオフ小説『ディープオブマッスル!! キン肉マン リアルノベルズ』の「変幻自在! スニゲーターの“悪魔の変身講座”」から作画の中井が描きおろした『キン肉マンディープオブマッスル!! 特別編』の短期集中連載が開始。
あらすじ
怪獣退治編(第1話 - 第27話 全27話)
未開の部族が登場するルーツ島を描いた2話「南からの使者の巻」「伝説の救世主の巻」は、ジャンプ・コミックス以外の単行本には収録されていない。
第20回超人オリンピック編(第28話 - 第51話 全21話)
ジャンプ・コミックス(旧版)では、シリーズ終了後「第一部完」と銘打たれている。
連載時期がモスクワオリンピック開催時期と重なったことから生まれたシリーズ。
アメリカ遠征編(第52話 - 第79話 全28話)
ジャンプ・コミックス(旧版)では、シリーズ終了後「第2部完」と銘打たれている。
この頃はプロレス一本のシリアス路線で、画風もアメコミを意識したものに変わった。しかし団体同士の抗争というテーマは少年誌向きではなく、舞台を日本国外に移したことによる親近感の低下、またタッグ戦も描写が難しかったことにより、読者人気も下がったという。そのためアニメ化の際には、アメリカ遠征編は大幅に短縮、変更されており、タッグリーグ戦は行われていない。最後の敵もスカル・ボーズではなくロビンマスクとキン肉マンの戦いになっており、原作では改心したイヤデスもアニメでは終始黒幕として描かれた。この頃が先述のように連載の中で一番人気がなく、打ち切られるかもしれなかったと後に嶋田が述べている。また、キン肉マンがテリーマンをタッグパートナーにするために説得する話を描いていたが、当時の担当編集者である中野和雄に「人気がないからすっとばそう」と言われカットされた。後の読み切りではこの説得するエピソードが描かれており、短編集に収録されている。
第2次怪獣退治編(第80話 - 第89話 全10話)
アメリカ遠征編の頃に人気が低下していたこともあり、このままでのギャグ路線では難しいと判断され、次からはバトル路線の2度目の超人オリンピックが開始することになる。
第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイト編(第90話 - 第121話 全32話)
7人の悪魔超人編(第122話 - 第159話 全38話)
7人の悪魔超人#概要も参照。
黄金のマスク編(悪魔六騎士編)(第160話 - 第208話 全49話)
悪魔六騎士#概要も参照。
夢の超人タッグ編(第209話 - 第273話 全65話)
ゆでたまごがアドリアン・アドニスとボブ・オートン・ジュニアのタッグによるツープラトンを見て影響を受け、アメリカ遠征編のリベンジの意味も込めて開始したシリーズ。
キン肉星王位争奪編(第274話 - 第387話 全114話)
シングル、タッグときて勝ち抜き方式の団体戦という方式をとったのは、当時新日本プロレスで頻繁に行われていた新日本vsUWFの団体戦からの影響。
完璧超人始祖編(新シリーズ第1話 - 第208話 全208話)
7人の悪魔超人の参戦は陽動であり、その間に悪魔将軍が悪魔六騎士と共に完璧超人の本拠地である超人墓場に侵攻。その後、国立競技場に姿を現した「許されざる世界樹」で勝ち残った完璧超人と正義超人・悪魔超人の戦いが再開される。
テーマは各超人軍間の「イデオロギー闘争」であり、ゆでたまごは『キン肉マンII世』で敵勢力を「悪行超人」として一括りにしたことで、戦う理由を単純化しすぎてキャラクターの深みを消してしまったと反省し、本シリーズではそれぞれに理由をつけることで3属性ごとの正しさを表現したかったと語っている。
オメガ・ケンタウリの六鎗客編(新シリーズ第209話 - 第316話 全108話)
ウルフマン、カナディアンマン、カレクック、ベンキマン、ティーパックマンの5人を出したのは、作画担当の中井義則が今なら彼らをもっと格好よく描けると思い嶋田に直訴したため。
超人の種類
属性による所属分類
正義超人
ミキサー大帝いわく「あまりにも人のことを考えすぎる。そうやって一番大切な自分の体を傷つけることになる」。
開祖であり、源流を作ったのはシルバーマン。主な所属超人は、キン肉マン、テリーマン、ロビンマスク、ウルフマン、プリンス・カメハメ、カナディアンマン、スペシャルマン、ジェロニモ(元人間)など。
残虐超人
悪魔超人
元は残虐超人以上の残虐ファイトを行って対戦相手を殺す危険な超人たちとの定義だったが、次第に上記の設定が明らかにされていった。
悪魔六騎士(あくまろくきし)
完璧超人(パーフェクトちょうじん)
開祖は元超人の神である超人閻魔(ザ・マン)。完璧超人は太古に神々が超人に殲滅の審判を下した際、ザ・マンにより特例で生き残りを許された完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)の系譜を継ぐ者たちとされる。当初は古代超人界最強のネプチューン・キングを始祖とし、彼に師事する超人とされていた。しかしこれは本人が吹聴していただけで、ネプチューン・キングは幹部の一人に過ぎないと完璧超人始祖編で語られている。
本来は正義超人とも異なる理想を求めた集団だが、ネプチューン・キングや『キン肉マンII世』に登場した完璧超人のように、邪悪な心に堕ちた超人も一部に存在するようになる。
運命の5王子
運命の5王子のチームメイト
飛翔チームのホークマンは兵隊超人を自称している。強力チームは世界中から怪力超人ばかりを集めたとされており、『キン肉マンII世』でも超人オリンピックの組み合わせ抽選会にキャノンボーラーの顔が使われたり、時間超人・サンダーの伝説正義超人の回想にレオパルドンのシルエットがある。
ただし、運命の5王子のチームメイトの大半も所属する勢力が不明なだけであり、機械超人・覆面超人などの特徴で区別することは可能。
オメガ・ケンタウリの六鎗客(オメガ・ケンタウリのろくそうかく)
超神(ちょうしん)
- ※1 残虐超人、悪魔超人、完璧超人、時間超人を一括して悪行超人と呼称するのは、続編の『キン肉マンII世』から。本作の段階では、それぞれの派閥は明確に区分されている。ただし『キン肉マンII世』連載中に『キン肉マン』の時代を描いた作品(ジャンプ・コミックス37巻収録作など)では、悪行超人の総称を使用している。また、『キン肉マンII世』では、正義・悪行どちらにも所属しないフリー超人(ケビンマスクが該当)が登場する。
- ※2 ザ・サイコー超人、極悪超人、かくれ超人、朱天超人、戦士超人などテレビアニメ・劇場版オリジナルの超人も存在する。
身体的特徴による分類
以下は集英社の公式本『キン肉マン 77の謎』と学研の図鑑『キン肉マン「超人」』における分類。主に6パターンに分けられるが、その全てを生物学的に体系づけて分類するのは非常に難しい。
人類タイプの超人
ラーメンマン、ブロッケンJr.、ロビンマスク、テリーマン、ジェロニモ、『キン肉マンII世』ではテリー・ザ・キッドなど。
動物タイプの超人
カニベース、アトランティス、スニゲーター、バッファローマン、フィッシャーズ、『キン肉マンII世』ではセイウチンなど。
宇宙人タイプの超人
キン肉スグル、キン骨マン、ジ・オメガマン、ビーンズマンなど。
機械タイプの超人
ステカセキング、ミスター・VTR、ウォッチマン、ミキサー大帝、モーターマン、ウォーズマン、『キン肉マンII世』ではイリューヒンなど。
非生命体タイプの超人
チエの輪マン、パルテノン、ケンダマン、ザ・魔雲天、キューブマン、サンシャイン、『キン肉マンII世』ではレゴックスなど。
その他の超人
悪魔将軍、アシュラマン、プラネットマン、ブラックホール、プヨプヨ、『キン肉マンII世』ではザ・コンステレーションなど。
さらに、人類タイプかその他か判断できないカナディアンマンのような、分類不可能な超人も多数存在する。
作中で言及されたその他の分類
ロボ超人
ウォーズマン、カマーンダス、『キン肉マンII世』ではイリューヒンとその父親など。
読切作品「ウォーズマンビギンズ」にてウォーズマンは、元は生身の超人ながら機械超人への改造手術を受けた父親(ミハイル・ボルコフ)と人間の母親(ナターシャ)の間に生まれたと明かされた。
機械超人
ウォッチマン(時計)、ステカセキング(ラジカセ)、バイクマン(オートバイ)、モーターマン(ドリルと電池)、ミキサー大帝(ミキサー)、ミスター・VTR(ビデオカメラ)など。
化身超人
チエの輪マン、キューブマン、プリズマン、アシュラマンなど。
幽霊超人
悪魔将軍、ゴールドマン、シルバーマンなど。
兵隊超人
合体超人
サタンクロス(サムソン+寄生虫超人サタンクロス)、『キン肉マンII世』ではバリアフリーマン(ニルス+ジージョマン)が該当する。
覆面超人(マスクマン)
古代超人
登場人物
劇中には多くの超人、怪獣、人間が登場する。読者から送られたデザイン案を基にデザインが行われることも多く、連載時は読者参加型の様相があった。人気超人のラーメンマン、ロビンマスク、ウォーズマンも、読者考案のキャラクターである。
用語
※50音順。
アイアン・スエット(鉄の汗)
宇宙超人委員会
宇宙超人タッグ・トーナメント
『キン肉マンII世』では、正義・残虐・悪魔・完璧超人が枝分かれする以前から行われていた、2人1組で闘うタッグトーナメントの原点だったが、1億4000万年の決勝戦の時に天変地異で中止となり、その間忘れ去られていたと語られている。
詳しくはキン肉マンのタッグの項を参照。
黄金のマスク、銀のマスク
オーバーボディ
オメガの民
オメガ・ケンタウルス星団
火事場のクソ力
詳しくは火事場のクソ力の項を参照。
カピラリア七光線
キン肉星
キン肉星人は主な種族としてキン肉族、シュラスコ族(ミート、ミンチなど)、ホルモン族(ビビンバ、ホルモンヤーキなど)、バーベキュー族(シシカバ・ブー、シャミカバ・ブーなど)が4大勢力とされており、それぞれに長老と族長がいる。また、ハラボテ族もキン肉星人の部族のひとつとされる。
キン肉族
正義超人に属する超人の一族。開祖はシルバーマン。主人公であるキン肉マン(キン肉スグル)やキン肉万太郎はこの一族の出身である。キン肉星に住むキン肉星人の一派であり、王家はマッスルガム宮殿にてキン肉星を統治している。その格式は高く、正義超人の中でもトップクラスで、キン肉族は正義超人のリーダー格とされる。名前の通り、発達した筋肉を持ち、力技に長ける。生まれた時からマスクを着ける習慣があり、素顔を他人だけでなく一族に晒すことは厳しく禁じられ、万が一晒した者は王族と言えども自害しなければならない厳しい掟があり、マスクを無くして24時間以内にマスクを見つけられなかった場合も自害しなければならない。かつてはマスクを自由に取り替えられたが、キン肉マンが生まれた時には法律が変わって生まれた時に着けたマスクから変えることはできなくなり、生まれてきた赤ん坊は自身のデータが書かれた紙を基にコンピューターが最も適したと判断して選んだマスクを着けることになった。マスクには「キン肉カッター」と呼ばれるトサカ状の飾りをつけている。王位を継ぐためには超人協会と105人の超人の神の承諾を得なければならず、なおかつ超人族最強の男でないとその資格がないとされる。国歌は吉野屋のテーマ。
キン肉大神殿
黄金のマスクと銀のマスクが置かれている場所で、シルバーマンが遺したフィニッシュホールドの壁画にはキン肉族三大奥義の「マッスル・インフェルノ」「マッスル・スパーク」「マッスル・リベンジャー」が描かれている。正義超人の聖地であり本拠地でもある。大神殿のさらに奥、秘密の地下道を越えた先にある深い森はキン肉星禁制地域になっており、その真下にある地下水脈の最深部にキン肉マンの大叔父・キン肉サダハルが幽閉されていた地下牢がある。
キン肉族超人予言書
キン肉星王位争奪編で登場。キン肉マンの先祖にあたる予言者が未来の運命を予言し、書き記した予言書。キン肉族やそれにかかわる超人たちについても書かれており、その運命には誰も逆らえない。しかも予言書のページを燃やすことは歴史の一部を消すことを意味し、特定の超人のページ(作中では「運命のページ」と呼ばれる)に細工を施せば、その超人の肉体にも影響を与える。燃やせば、その超人はいなかったことにされて、記録も全て消える(人々の記憶には残ったままである)。最初の犠牲者はキン肉アタルで、決勝戦ではフェニックスが運命のページを使った試合を思いついたため、両チームから5人の犠牲者を出す大惨事となった。ただ唯一、王の称号を得たキン肉マンがシリーズ最終話で予言書を燃やされ犠牲となったチームメイトたちを蘇らせた。
KINマーク(キンマーク)
旧JISマークそっくりなキン肉族の証。キン肉マンはもちろん、運命の5王子にもあるが、シュラスコ族のミートにもある。キン肉マンは左尻、5王子は背中、ミートは胸にある。
筋肉の滝(マッスル・フォール)
キン肉星の大王たちは、死期が近付くと何かに導かれるように宮殿の裏山に登り、そこには皆が死を迎える決まった場所がある。その決まった場所にうず高く積まれたキン肉星の代々の大王たちの死体の山がちょうど人の上半身に似ていることからそう呼ばれている。そこから大量の湧き水として噴き出している「知恵の水」は代々の王位継承者の偉大なるパワーが備わるということで、一般の人々は飲むことを禁じられキン肉王家の者だけが飲むことを許されていた。
キン肉族
キン肉大神殿
キン肉族超人予言書
KINマーク(キンマーク)
筋肉の滝(マッスル・フォール)
下天の儀
国立超人博物館
三属性超人不可侵条約
正義の剣
世界超人協会
タムタムの種
ジェロニモはオメガマンとの試合前にタムタムの木で作ったトーテムポールをお守りとし、試合中、石垣リングの水堀を使って、タムタムの木を多く作り出した。
チームワークの入った箱
超人
詳細は超人 (キン肉マン)の項を参照。
超人オリンピック
詳しくは超人オリンピックの項を参照。
超人強度
詳細は超人強度の項を参照。
超人硬度
超人心臓
超人墓場
詳しくは超人墓場の項を参照。
超人レスリング
ルール
反則行為
ディフェンド・スーツ
マジックスクエア
マジックシザース
天上界
バベルの塔
魔界
マグネット・パワー
元々は完璧超人始祖の一人・サイコマンが発見した力で、サイコマンはアポロン・ウィンドウに関係なくマグネット・パワーを使用できる。その力の正体は「地球が持つ超人パワー(生命力)」と呼ぶべきものであり、サイコマンはこれを己の生命パワーと融合させることで自由自在にマグネット・パワーを行使できる。また効果としてブーストがかかったようにパワーそのものが何倍にも増幅される。他の始祖からは「ドーピング」「封印するべき力」と危険視されたが、サイコマン以外に唯一使用に賛同したザ・マンにより、その力の管理はサイコマンに任されることとなった。
キン肉マンとネプチューンマンの間に生まれた友情によって発生したマグネット・パワーはアポロン・ウィンドウの影響は受けない模様。オメガマンとの戦いでは2人のコンビネーションにより優位に立った。
アポロン・ウィンドウ
ミラクルドアー
メディカル・サスペンション
モクテスマ星
友情パワー
前述の通り、新シリーズでは火事場のクソ力と同じものであるとされている。
ラッカ星
霊命木
試合形式
本作には金網デスマッチをはじめ、多くのデスマッチが登場する。ゆでたまごはアントニオ猪木の「邪道」とも言える数々のアイデアを参考にしていると語っている。
氷上デスマッチ
コンクリートデスマッチ
棺桶デスマッチ
覆面はぎデスマッチ
ゆでたまごが山本小鉄に会った際に言われた「キン肉マンってマスクマンでしょ?」という一言からキン肉マンがマスクマンの設定になり、そのアイデアからこの試合方法が考案された。
ランバージャック・ゴンドラ・デスマッチ
バーブド・ワイヤー・フェンス・マッチ
ソード・デスマッチ
モチーフはアントニオ猪木と上田馬之助が行ったネイルデスマッチ。
サンダードーム・デスマッチ
6人タッグ・キャプテン・ギブアップ・マッチ
魔方陣リング装着デス・マッチ
ジャングル・ビッグ・ジム摩天楼デス・マッチ
イリミネーション・ルーレット・マッチ
モチーフは当時新日本プロレスで流行っていた、5対5の闘いで負けた選手から順番に退場していくというイリミネーションマッチ。
超人が使用する技
プロレス技を基本とするが、人間を超えた能力を持つ超人により放たれるため、その破壊力はすさまじいものがある。
個々の技についてはキン肉マンの技一覧を参照。
派生漫画作品
読み切りについてはゆでたまごの読み切り作品一覧も参照。
- キン肉マン オカマラスの巻(1979年、週刊少年ジャンプ)
- キン肉マン エラギネスの巻(1979年、週刊少年ジャンプ)
- 両作品とも、連載前に掲載された読み切り。キン肉マンの設定が異なり、ウルトラの父の愛人の子で、ウルトラ兄弟の腹違いの末弟とされている。後の『キン肉マン 特盛』に収録された際は、ウルトラシリーズの公式設定とは異なることと、円谷プロダクションの許可を得て収録した旨が明記された。
- キン肉マン キン肉フラッシュの巻(1981年、週刊少年ジャンプ1981年9月30日増刊号『キン肉マン 熱闘スペシャル』/『Dr.スランプSpecial 1981★9/30少年ジャンプ特別編集』、集英社)
- 闘将!!拉麵男(1982年 - 1989年、フレッシュジャンプ)
- 作品中に登場するラーメンマンが主人公を凌ぐ人気を持ったため、製作されたスピンオフ作品。
- キン肉マン スペシャル編 ロビン・メモ!!の巻(1984年、週刊少年ジャンプ特別編集編『キン肉マン 熱闘スペシャル』)
- SCRAP三太夫(1989年、週刊少年ジャンプ)
- 作品終盤にウォーズマンが登場し、『キン肉マン』と世界観を共有していることが判明した。
- マッスル・リターンズ(1996年、格闘エース、角川書店)ISBN 4-04-713191-1
- 『キン肉マン』から5年後の世界を描いた読み切り。『キン肉マンII世』の連載に繋がる作品だが、ミートが青年となって登場するなど設定が若干異なっている。後に出たコンビニコミックスなどに収録された際は、『キン肉マンII世』の設定に近くなるよう描き直しがなされた。ジャンプ・コミックス第37巻にも収録。
- キン肉マンII世(1998年 - 2011年、週刊プレイボーイ、集英社)
- キン肉マンII世〜オール超人大進撃〜(2001年 - 2007年、Vジャンプ、集英社)
- キン肉マンの息子、キン肉万太郎が活躍する。テリーマンの息子のテリー・ザ・キッドや、ロビンマスクの息子ケビンマスクも登場。
- こちら葛飾区亀有公園前派出所×キン肉マン 正義超人亀有大集結!!の巻(2006年、こちら葛飾区亀有公園前派出所30周年記念本『超こち亀』、集英社)
- 2006年に連載30周年を迎えた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とのコラボレーション漫画。秋本治・アトリエびーだま×ゆでたまご名義。
- 40周年記念伝説英雄特別読切 キン肉マン キン肉マンの結婚式!!の巻(2008年、週刊少年ジャンプ29号)
- 『週刊少年ジャンプ』40周年記念企画の一環として掲載。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチから半年後を舞台にしている。生誕29周年記念出版『肉萬〜キン肉マン萬之書〜』に収録。
- ウォーズマンビギンズ 仮面の告白!の巻(2008年)
- 生誕29周年記念出版『肉萬〜キン肉マン萬之書〜』掲載、描き下ろし読切。2010年刊行のジャンプ・コミックス第37巻に収録されるにあたって、8Pの加筆がなされている。
- キン肉マン ザ・マシンガンズ 空白の三日間 [前編]テキサスの“マシンガン”!!の巻(2011年10月10日、週プレNEWS)
- キン肉マン ザ・マシンガンズ 空白の三日間 [後編]伝説のはじまり!!の巻(2011年10月17日、週プレNEWS)
- 『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』終了後に前後編読切を配信。WSAタッグ選手権直前のサ・マシンガンズ結成のエピソード。
- キン肉マン外伝 ベンキマン〜失われたインカの記憶〜(週刊プレイボーイ2013年43号、週プレNEWS2013年10月21 - 27日)
- 超人総選挙2013で第29位(ニク)を獲得したベンキマンの読切掲載。
- キン肉マン〜超人血盟軍、結成秘話〜(2013年、ジャンプスクエア12月号)
- 『ジャンプスクエア』創刊6周年記念にちなみ、超人総選挙2013で第6位を獲得したアシュラマンをメインに据えつつ、メンバー全員が総選挙で10位以内にランクインした超人血盟軍をテーマにした読切。
- キン肉マン 〜奇跡の救世主伝説の巻〜(2014年、グランドジャンプPREMIUM5月号)
- 『グランドジャンプPREMIUM』新装刊として特別読切掲載。
- ラーメンマンとブロッケンJr. 〜恩讐の彼方に〜(2014年)
- 短編集『キン肉マン 読切傑作選2011-2014』の描き下ろし作品。
- キン肉マン超人列伝 ウルフマンの巻 -土俵上の士-(2015年、グランドジャンプ新年3号、週プレNEWS2015年2月16 - 3月1日)
- ウルフマンの引退式を描いた読切。週プレNEWSには前後編に分けて掲載。
- キン肉マン超人列伝 カレクック -愛と怒りの聖人-の巻(2016年、グランドジャンプ21号、週プレNEWS2016年11月7 - 20日)
- カレクックが残虐超人になるまでを描いた読切。グランドジャンプ5周年記念読切シリーズ第1弾。週プレNEWSには前後編に分けて掲載。
- さよなら、キン肉マン!!の巻(2019年、週刊少年ジャンプ29号)
- 40周年記念特別読切。引退宣言をするキン肉マンに納得がいかないロビンマスクが挑む。
- 40年前、アメリカからきた男の巻(2019年、キン肉マンジャンプ Vol.3)
- キン肉マンとテリーマンが初めて出会ったエピソード「アメリカからきた男の巻」をリメイクした作品。
- キン肉バスター誕生秘話!!の巻(2023年、キン肉マンジャンプ Vol.4)
- キン肉マンがキン肉バスターを初披露するまでを描いた読切。
- 両作品とも、連載前に掲載された読み切り。キン肉マンの設定が異なり、ウルトラの父の愛人の子で、ウルトラ兄弟の腹違いの末弟とされている。後の『キン肉マン 特盛』に収録された際は、ウルトラシリーズの公式設定とは異なることと、円谷プロダクションの許可を得て収録した旨が明記された。
- 作品中に登場するラーメンマンが主人公を凌ぐ人気を持ったため、製作されたスピンオフ作品。
- 作品終盤にウォーズマンが登場し、『キン肉マン』と世界観を共有していることが判明した。
- 『キン肉マン』から5年後の世界を描いた読み切り。『キン肉マンII世』の連載に繋がる作品だが、ミートが青年となって登場するなど設定が若干異なっている。後に出たコンビニコミックスなどに収録された際は、『キン肉マンII世』の設定に近くなるよう描き直しがなされた。ジャンプ・コミックス第37巻にも収録。
- キン肉マンの息子、キン肉万太郎が活躍する。テリーマンの息子のテリー・ザ・キッドや、ロビンマスクの息子ケビンマスクも登場。
- 2006年に連載30周年を迎えた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とのコラボレーション漫画。秋本治・アトリエびーだま×ゆでたまご名義。
- 『週刊少年ジャンプ』40周年記念企画の一環として掲載。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチから半年後を舞台にしている。生誕29周年記念出版『肉萬〜キン肉マン萬之書〜』に収録。
- 生誕29周年記念出版『肉萬〜キン肉マン萬之書〜』掲載、描き下ろし読切。2010年刊行のジャンプ・コミックス第37巻に収録されるにあたって、8Pの加筆がなされている。
- 『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』終了後に前後編読切を配信。WSAタッグ選手権直前のサ・マシンガンズ結成のエピソード。
- 超人総選挙2013で第29位(ニク)を獲得したベンキマンの読切掲載。
- 『ジャンプスクエア』創刊6周年記念にちなみ、超人総選挙2013で第6位を獲得したアシュラマンをメインに据えつつ、メンバー全員が総選挙で10位以内にランクインした超人血盟軍をテーマにした読切。
- 『グランドジャンプPREMIUM』新装刊として特別読切掲載。
- 短編集『キン肉マン 読切傑作選2011-2014』の描き下ろし作品。
- ウルフマンの引退式を描いた読切。週プレNEWSには前後編に分けて掲載。
- カレクックが残虐超人になるまでを描いた読切。グランドジャンプ5周年記念読切シリーズ第1弾。週プレNEWSには前後編に分けて掲載。
- 40周年記念特別読切。引退宣言をするキン肉マンに納得がいかないロビンマスクが挑む。
- キン肉マンとテリーマンが初めて出会ったエピソード「アメリカからきた男の巻」をリメイクした作品。
- キン肉マンがキン肉バスターを初披露するまでを描いた読切。
ゆでたまご以外による派生漫画作品
- キン肉マンレディー 作画:小川雅史
- 週刊プレイボーイ版
- 『キン肉マンII世』休載の際に載せられた作品。キン肉マンたちが朝起きたら女性化していたことから物語は始まり、後述の『ウルトラジャンプエッグ』版とは若干設定が異なる
- ウルトラジャンプエッグ版
- 2008年から連載開始。キン肉マン生誕29周年記念、原作者公認スピンオフ作品。ミート以外の超人たちが女性化したパラレルワールドが舞台。Webコミック『ウルトラジャンプエッグ』および『ウルトラジャンプ』公式サイトで連載された。『ウルトラジャンプ』2008年9月号にも1&2話掲載。
- THE超人様 作画:石原まこちん
- 2017年から『週プレNEWS』で連載開始。ファミレスを舞台にカナディアンマン、スペシャルマン、プリプリマンの3人が雑談する様子を描いたスピンオフギャグ漫画。石原は2015年に開催された『キン肉マン』のコンピレーション展「マッスル・ギャラリー」においてコラボイラスト「THE キン肉マン様」を描いている。
- 週刊プレイボーイ版
- 『キン肉マンII世』休載の際に載せられた作品。キン肉マンたちが朝起きたら女性化していたことから物語は始まり、後述の『ウルトラジャンプエッグ』版とは若干設定が異なる
- ウルトラジャンプエッグ版
- 2008年から連載開始。キン肉マン生誕29周年記念、原作者公認スピンオフ作品。ミート以外の超人たちが女性化したパラレルワールドが舞台。Webコミック『ウルトラジャンプエッグ』および『ウルトラジャンプ』公式サイトで連載された。『ウルトラジャンプ』2008年9月号にも1&2話掲載。
- 『キン肉マンII世』休載の際に載せられた作品。キン肉マンたちが朝起きたら女性化していたことから物語は始まり、後述の『ウルトラジャンプエッグ』版とは若干設定が異なる
- 2008年から連載開始。キン肉マン生誕29周年記念、原作者公認スピンオフ作品。ミート以外の超人たちが女性化したパラレルワールドが舞台。Webコミック『ウルトラジャンプエッグ』および『ウルトラジャンプ』公式サイトで連載された。『ウルトラジャンプ』2008年9月号にも1&2話掲載。
- 2017年から『週プレNEWS』で連載開始。ファミレスを舞台にカナディアンマン、スペシャルマン、プリプリマンの3人が雑談する様子を描いたスピンオフギャグ漫画。石原は2015年に開催された『キン肉マン』のコンピレーション展「マッスル・ギャラリー」においてコラボイラスト「THE キン肉マン様」を描いている。
テレビアニメ
書誌情報
ジャンプ・コミックス版
本編は1980年から1988年の8年間で全36巻。2010年には、各誌で発表された読切などをまとめた37巻が、22年ぶりに発行された。2011年11月からは続編シリーズを連載開始。新刊は週刊少年ジャンプ(集英社)時代と同じジャンプ・コミックスから発売となり、巻数も38巻から開始している。
旧シリーズの1 - 36巻は長らく絶版状態だったが、2013年6月に新装版となって再版された。新装版は表紙をオリジナル版の構図をそのままにセルフリメイクとして描き下ろし、1 - 10巻の装丁デザインも11巻以降と同一となった。
- ゆでたまご 『キン肉マン』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊82巻(2023年6月2日現在)
- 「キン肉星を救え! の巻」1980年2月15日発行、ISBN 4-08-851131-X
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870725-9
- 「プロレス大決戦の巻」1980年5月15日発行、ISBN 4-08-851132-8
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870726-6
- 「日本代表になりた〜〜いの巻」1980年7月15日発行、ISBN 4-08-851133-6
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870727-3
- 「超人オリンピック決勝の巻」1980年9月15日発行、ISBN 4-08-851134-4
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870728-0
- 「アメリカ超人界の全容の巻」1980年12月15日発行、ISBN 4-08-851135-2
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870729-7
- 「タッグの鉄則の巻」1981年4月15日発行、ISBN 4-08-851136-0
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870730-3
- 「ライバルは日本にいたの巻」1981年9月15日発行、ISBN 4-08-851137-9
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870731-0
- 「魔性のリング!! の巻」1982年2月15日発行、ISBN 4-08-851138-7
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870732-7
- 「幻の秘密兵器!! の巻」1982年7月15日発行、|ISBN 4-08-851139-5
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870733-4
- 「地獄から来た7人の巻」1982年10月15日発行、ISBN 4-08-851140-9
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870734-1
- 「水中大決戦の巻」1983年2月15日発行、ISBN 4-08-851141-7
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870735-8
- 「のこり一日!! の巻」1983年6月15日発行、ISBN 4-08-851142-5
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870736-5
- 「伝説のマスク!! の巻」1983年9月15日発行、ISBN 4-08-851143-3
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870737-2
- 「驚異のリング!! の巻」1983年12月15日発行、ISBN 4-08-851144-1
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870738-9
- 「ジェロニモ絶体絶命! の巻」1984年3月15日発行、ISBN 4-08-851145-X
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870739-6
- 「不沈! 悪魔将軍!! の巻」1984年6月15日発行、ISBN 4-08-851146-8
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870740-2
- 「死闘のかなた…!! の巻」1984年9月15日発行、ISBN 4-08-851147-6
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870741-9
- 「第4勢力の正体!! の巻」1984年12月15日発行、ISBN 4-08-851148-4
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870742-6
- 「2代目グレート誕生!! の巻」1985年2月15日発行、ISBN 4-08-851149-2
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870743-3
- 「悪魔の涙!! の巻」1985年4月15日発行、ISBN 4-08-851150-6
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870744-0
- 「死を賭した友情!! の巻」1985年7月15日発行、ISBN 4-08-851801-2
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870745-7
- 「復活!! マシンガンズの巻」1985年9月15日発行、ISBN 4-08-851802-0
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870746-4
- 「栄光のトロフィー!! の巻」1985年12月15日発行、ISBN 4-08-851803-9
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870747-1
- 「戴冠式の異変!! の巻」1986年2月15日発行、ISBN 4-08-851804-7
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870748-8
- 「涙の超人墓場!! の巻」1986年4月15日発行、ISBN 4-08-851805-5
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870749-5
- 「地獄からの生還の巻」1986年6月15日発行、ISBN 4-08-851806-3
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870750-1
- 「無言の友情!! の巻」1986年8月15日発行、ISBN 4-08-851807-1
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870751-8
- 「恐るべき予言! の巻」1986年10月15日発行、ISBN 4-08-851808-X
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870752-5
- 「幻の必殺技! の巻」1986年12月10日発行、ISBN 4-08-851809-8
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870753-2
- 「真・友情パワー!! の巻」1987年2月15日発行、ISBN 4-08-851810-1
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870754-9
- 「悪魔の棲むリング! の巻」1987年4月15日発行、ISBN 4-08-851811-X
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870755-6
- 「血の伝説!! の巻」1987年6月15日発行、ISBN 4-08-851812-8
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870756-3
- 「謎の超人ハンター!! の巻」1987年8月15日発行、ISBN 4-08-851813-6
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870757-0
- 「サムライ見参!! の巻」1987年10月15日発行、ISBN 4-08-851814-4
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870758-7
- 「めざせ大阪城! の巻」1987年12月9日発行、ISBN 4-08-851815-2
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870759-4
- 「キン肉マンよ永遠に…! の巻」1988年3月15日発行、ISBN 4-08-851816-0
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870760-0
- 「マッスル・リターンズ の巻」2010年1月29日発売、ISBN 978-4-08-874833-7
- 「"完璧・無量大数軍"、襲来!! の巻」2012年4月4日発売、ISBN 978-4-08-870448-7
- 「強襲!悪魔超人軍!! の巻」2012年6月4日発売、ISBN 978-4-08-870567-5
- 「衝突!超人たちのイデオロギー!! の巻」2012年9月4日発売、ISBN 978-4-08-870579-8
- 「復活!アイドル超人軍!! の巻」2012年12月4日発売、ISBN 978-4-08-870699-3
- 「誇り高き"超人拳法"!! の巻」2013年3月4日発売、ISBN 978-4-08-870722-8
- 「四次元からの声!! の巻」2013年7月1日発売、ISBN 978-4-08-870870-6
- 「"超人師弟"、復活!! の巻」2013年10月4日発売、ISBN 978-4-08-870882-9
- 「パロ・スペシャルの真価!! の巻」2014年1月4日発売、ISBN 978-4-08-880093-6
- 「超人墓場の掟!! の巻」2014年4月4日発売、ISBN 978-4-08-880122-3
- 「超人閻魔の正体!! の巻」2014年7月4日発売、ISBN 978-4-08-880244-2
- 「完璧超人繁栄の証!! の巻」2014年10月3日発売、ISBN 978-4-08-880251-0
- 「ザ・ニンジャと血盟軍魂!! の巻」2014年12月29日発売、ISBN 978-4-08-880379-1
- 「アシュラマンの"秘策"!! の巻、2015年4月3日発売、ISBN 978-4-08-880406-4
- 「"許されざる世界樹"決戦、開幕!! の巻」2015年7月3日発売、ISBN 978-4-08-880528-3
- 「ロングホーンVSエルクホルン!! の巻」2015年10月3日発売、ISBN 978-4-08-880545-0
- 「闘将!ラーメンマン!! の巻」2016年1月4日発売、ISBN 978-4-08-880693-8
- 「テリーの左足!! の巻」2016年4月4日発売、ISBN 978-4-08-880694-5
- 「始祖VS始祖!! の巻」2016年7月4日発売、ISBN 978-4-08-880747-8
- 「血みどろの慈悲!! の巻」2016年8月4日発売、ISBN 978-4-08-880772-0
- 「甲子園決戦!! の巻」2016年12月2日発売、ISBN 978-4-08-880820-8
- 「キン肉大王としての矜持! の巻」2017年3月3日発売、ISBN 978-4-08-881044-7
- 「頂上決戦、開幕!! の巻」2017年6月7日発売、ISBN 978-4-08-881119-2
- 「完璧超人始祖よ、永遠に! の巻」2017年9月4日発売、ISBN 978-4-08-881263-2
- 「破滅の6本槍!! の巻」2017年12月29日発売、ISBN 978-4-08-881313-4
- 「紅く燃ゆる楓(カナディアンマン)!! の巻」2018年3月2日発売、ISBN 978-4-08-881376-9
- 「ゼイ肉マンとフンドシ野郎!! の巻」2018年6月4日発売、ISBN 978-4-08-881423-0
- 「五大城決戦、開幕!! の巻」2018年9月4日発売、ISBN 978-4-08-881615-9
- 「劣等王子の雪辱!! の巻」2018年12月4日発売、ISBN 978-4-08-881691-3
- 「黒ゼブラの実力!! の巻」2019年3月4日発売、ISBN 978-4-08-881779-8
- 「希望のクソ力!! の巻」2019年5月2日発売、ISBN 978-4-08-881855-9
- 「終末の奥義!! の巻」2019年6月17日発売、ISBN 978-4-08-881848-1
- 「その男、厚情につき!! の巻」2019年11月29日発売、ISBN 978-4-08-882118-4
- 「業火のスープレックス!! の巻」2020年3月4日発売、ISBN 978-4-08-882271-6
- 「降臨! 大魔王サタン!! の巻」2020年6月4日発売、ISBN 978-4-08-882341-6
- 「超人と"オメガの未来"!! の巻」2020年9月4日発売、ISBN 978-4-08-882414-7
- 「開幕!超人VS超神!! の巻」2021年1月4日発売、ISBN 978-4-08-882499-4
- 「エジプトにかかる虹!! の巻」2021年4月2日発売、ISBN 978-4-08-882621-9
- 「実力伯仲!牙VS角!! の巻」2021年7月2日発売、ISBN 978-4-08-882727-8
- 「バベルの塔への資格!! の巻」2021年10月4日発売、ISBN 978-4-08-882814-5
- 「リアル・ディールズ(真の男たち)の"調和"!! の巻」2022年1月4日発売、ISBN 978-4-08-882894-7
- 「ネプチューンマンという男!! の巻」2022年4月4日発売、ISBN 978-4-08-883094-0
- 「火事場のパロ・スペシャル!! の巻」2022年8月4日発売、ISBN 978-4-08-883216-6
- 「友情色の美砂!! の巻」2022年11月4日発売、ISBN 978-4-08-883308-8
- 「獲物は逃がすな!! の巻」2023年3月17日発売、ISBN 978-4-08-883383-5
- 「最強神!調和の神!! の巻」2023年6月2日発売、ISBN 978-4-08-883625-6
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870725-9
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870726-6
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870727-3
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870728-0
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870729-7
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870730-3
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870731-0
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870732-7
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870733-4
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870734-1
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870735-8
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870736-5
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870737-2
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870738-9
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870739-6
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870740-2
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870741-9
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870742-6
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870743-3
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870744-0
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870745-7
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870746-4
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870747-1
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870748-8
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870749-5
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870750-1
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870751-8
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870752-5
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870753-2
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870754-9
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870755-6
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870756-3
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870757-0
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870758-7
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870759-4
- 新装版(2013年6月6日発売)、ISBN 978-4-08-870760-0
ジャンプコミックスセレクション版
本編では名古屋・姫路両城の合体と技巧チーム戦決着が同じ21巻に収録されている関係上、ジャンプ・コミックス版28巻の巻末付録も同巻に収録され、超人たちのコメントの内容が一部差し替えられている。
- ゆでたまご 『キン肉マン』 ホーム社〈ジャンプコミックスセレクション〉、全26巻
- 「キン肉星を救え! の巻」1994年7月発行、ISBN 4-8342-1351-X
- 「ジャパニーズ・ドリームの巻」1994年8月発行、ISBN 4-8342-1352-8
- 「超人オリンピック決勝の巻」1994年9月発行、ISBN 4-8342-1353-6
- 「ロビンの秘密の巻」1994年10月発行、ISBN 4-8342-1354-4
- 「七人の超人の巻」1994年11月発行、ISBN 4-8342-1355-2
- 「コンピューター超人の巻」1994年12月発行、ISBN 4-8342-1356-0
- 「裂けたミート!! の巻」1995年1月発行、ISBN 4-8342-1357-9
- 「超人強度!! の巻」1995年2月発行、ISBN 4-8342-1358-7
- 「完全無血超人の巻」1995年3月発行、ISBN 4-8342-1359-5
- 「悪魔騎士出現!! の巻」1995年4月発行、ISBN 4-8342-1360-9
- 「超人の使命の巻」1995年5月発行、ISBN 4-8342-1361-7
- 「不滅の魂!! の巻」1995年6月発行、ISBN 4-8342-1362-5
- 「運命のゴング!!の巻」1995年7月発行、ISBN 4-8342-1363-3
- 「友情復活!!の巻」1995年8月発行、ISBN 4-8342-1364-1
- 「傷だらけの最終決戦!! の巻」1995年9月発行、ISBN 4-8342-1365-X
- 「覆面狩り予告!! の巻」1995年10月発行、ISBN 4-8342-1366-8
- 「栄光のトロフィー!! の巻」1995年11月発行、ISBN 4-8342-1367-6
- 「城取り合戦!! の巻」1995年12月発行、ISBN 4-8342-1368-4
- 「ソルジャー登場の巻」1996年1月発行、ISBN 4-8342-1369-2
- 「友情の方程式の巻」1996年2月発行、ISBN 4-8342-1370-6
- 「格闘城燃ゆ! の巻」1996年3月発行、ISBN 4-8342-1371-4
- 「友情の赤いハチマキ! の巻」1996年4月発行、ISBN 4-8342-1372-2
- 「完成!夢のスペシャル・ホールド!! の巻」1994年7月発行、ISBN 4-8342-1373-0
- 「逆転のおたけび!! の巻」1994年7月発行、ISBN 4-8342-1374-9
- 「友情の足音!! の巻」1994年7月発行、ISBN 4-8342-1375-7
- 「甦れ! 火事場のクソ力の巻」1994年7月発行、ISBN 4-8342-1376-5
集英社コミック文庫
1巻あたりにつきジャンプ・コミックス版のほぼ2巻分を(多少の誤差はあるものの)まとめたような構成。
- ゆでたまご 『キン肉マン』 集英社〈集英社コミック文庫〉、全18巻
- 1999年1月14日発売、ISBN 4-08-617432-4
- 1999年1月14日発売、ISBN 4-08-617433-2
- 1999年3月18日発売、ISBN 4-08-617434-0
- 1999年3月18日発売、ISBN 4-08-617435-9
- 1999年4月16日発売、ISBN 4-08-617436-7
- 1999年4月16日発売、ISBN 4-08-617437-5
- 1999年5月18日発売、ISBN 4-08-617438-3
- 1999年5月18日発売、ISBN 4-08-617439-1
- 1999年7月16日発売、ISBN 4-08-617440-5
- 1999年7月16日発売、ISBN 4-08-617441-3
- 1999年8月11日発売、ISBN 4-08-617442-1
- 1999年8月11日発売、ISBN 4-08-617443-X
- 1999年9月17日発売、ISBN 4-08-617444-8
- 1999年9月17日発売、ISBN 4-08-617445-6
- 1999年10月15日発売、ISBN 4-08-617446-4
- 1999年10月15日発売、ISBN 4-08-617447-2
- 1999年11月18日発売、ISBN 4-08-617448-0
- 1999年11月18日発売、ISBN 4-08-617449-9
総集編
集英社リミックス版
- ゆでたまご 『キン肉マン』 集英社〈集英社リミックス〉、全35巻
- 「7人の悪魔超人編 (1)」2001年3月発行、ISBN 4-08-106006-1
- 「7人の悪魔超人編 (2)」2001年4月発行、ISBN 4-08-106012-6
- 「7人の悪魔超人編 (3)」2001年4月発行、ISBN 4-08-106018-5
- 「7人の悪魔超人編 (4)」2001年4月発行、ISBN 4-08-106024-X
- 「黄金のマスク編 (1)」、ISBN 4-08-106135-1
- 「黄金のマスク編 (2)」、ISBN 4-08-106141-6
- 「黄金のマスク編 (3)」、ISBN 4-08-106148-3
- 「黄金のマスク編 (4)」、ISBN 4-08-106156-4
- 「黄金のマスク編 (5)」、ISBN 4-08-106163-7
- 「超人オリンピック ザ・ビッグファイト編 (1)」、ISBN 4-08-106229-3
- 「超人オリンピック ザ・ビッグファイト編 (2)」、ISBN 4-08-106237-4
- 「超人オリンピック ザ・ビッグファイト編 (3)」、ISBN 4-08-106247-1
- 「名勝負スペシャル (1) 〜栄光への道編〜」、ISBNは不明。
- 「名勝負スペシャル (2) 〜友と師と…編〜」、ISBN 4-08-908007-X
- 「名勝負スペシャル (3) 〜正義超人賛歌編〜」、ISBN 4-08-908008-8
- 「夢の超人タッグ編 (1)」、ISBN 4-08-106480-6
- 「夢の超人タッグ編 (2)」、ISBN 4-08-106491-1|
- 「夢の超人タッグ編 (3)」、ISBN 4-08-106502-0
- 「夢の超人タッグ編 (4)」、ISBN 4-08-106545-4
- 「夢の超人タッグ編 (5)」、ISBN 4-08-106564-0
- 「夢の超人タッグ編 (6)」、ISBN 4-08-106578-0
- 「夢の超人タッグ編 (7)」、ISBN 4-08-106588-8
- 「キン肉星王位争奪編 (1)」、ISBN 4-08-106639-6
- 「キン肉星王位争奪編 (2)」、ISBN 4-08-106649-3
- 「キン肉星王位争奪編 (3)」、ISBN 4-08-106661-2
- 「キン肉星王位争奪編 (4)」、ISBN 4-08-106669-8
- 「キン肉星王位争奪編 (5)」、ISBN 4-08-106679-5
- 「キン肉星王位争奪編 (6)」、ISBN 4-08-106736-8
- 「キン肉星王位争奪編 (7)」、ISBN 4-08-106744-9
- 「キン肉星王位争奪編 (8)」、ISBN 4-08-106749-X
- 「キン肉星王位争奪編 (9)」、ISBN 4-08-106759-7
- 「キン肉星王位争奪編 (10)」、ISBN 4-08-106765-1
- 「キン肉星王位争奪編 (11)」、ISBN 4-08-106783-X
- 「キン肉星王位争奪編 (12)」、ISBN 4-08-106791-0
- 「キン肉星王位争奪編 (13)」、ISBN 4-08-106799-6
集英社ジャンプリミックス版(ワイド版)
- ゆでたまご 『キン肉マン』 集英社〈集英社ジャンプリミックス〉、全16巻
- 「第1回超人オリンピック編」、ISBN 4-08-106898-4
- 「アメリカ遠征編」、ISBN 4-08-109007-6
- 「第2回超人オリンピック編」、ISBN 4-08-109016-5
- 「7人の悪魔超人編 1」、ISBN 4-08-109025-4
- 「7人の悪魔超人編 2」、ISBN 4-08-109034-3
- 「悪魔将軍!! 白銀仮面編」、ISBN 4-08-109193-5
- 「悪魔将軍!! 黄金仮面編」、ISBN 4-08-109201-X
- 「夢の超人タッグ1 誕生! キン肉マングレート!! 編」、ISBN 4-08-109252-4
- 「夢の超人タッグ2 戦慄の覆面(マスク)狩り!! 編」、ISBN 4-08-109261-3
- 「夢の超人タッグ3 決着!! 栄光のトロフィー編」、ISBN 4-08-109270-2
- 「キン肉星王位争奪編1 運命の5王子編」、ISBN 4-08-109295-8
- 「キン肉星王位争奪編2 ソルジャー登場&ゼブラ決着編」、ISBN 4-08-109305-9
- 「キン肉星王位争奪編3 壮絶死闘! 超人血盟軍編」、ISBN 4-08-109314-8
- 「キン肉星王位争奪編4 3つの必殺技編」、ISBN 4-08-109323-7
- 「キン肉星王位争奪戦5 最強助っ人サムライの美学! 編」、ISBN 978-4-08-109331-1
- 「キン肉星王位争奪戦6 大団円! キン肉大王即位編」、ISBN 978-4-08-109341-0
コミックアイズ増刊号
- キン肉マン 名勝負総集編1 蘇る超人格闘伝説
- キン肉マン 名勝負総集編2 不滅の超人激烈バトル
- キン肉マン 名勝負総集編3 最強伝説バッファローマン
- キン肉マン 名勝負総集編4 炸裂!!キン肉ドライバー
絵本作品
- ゆでたまご(原作) / 深澤将秀(作画) 『いただき!!キン肉マン』 集英社
- 「さくれつ!ゆうじょうパワーのまき」2009年5月発行、ISBN 978-4-08-780524-6
- 「かるただよ!ちょう人大しゅうごう!!のまき」2010年1月発行、ISBN 978-4-08-780551-2
- 「たいけつ!テンドンかいじゅうテンドーンのまき」2010年1月発行、ISBN 978-4-08-780552-9
- 「だじゃれだよ! ちょう人大しゅうごう!!のまき」2010年4月発行、ISBN 978-4-08-780566-6
- 「さいきょうタッグ! ザ・マシンガンズたんじょうのまき」2010年10月発行、ISBN 978-4-08-780588-8
- 「さくれつ!ゆうじょうパワーのまき」2009年5月発行、ISBN 978-4-08-780524-6
- 「かるただよ!ちょう人大しゅうごう!!のまき」2010年1月発行、ISBN 978-4-08-780551-2
- 「たいけつ!テンドンかいじゅうテンドーンのまき」2010年1月発行、ISBN 978-4-08-780552-9
- 「だじゃれだよ! ちょう人大しゅうごう!!のまき」2010年4月発行、ISBN 978-4-08-780566-6
- 「さいきょうタッグ! ザ・マシンガンズたんじょうのまき」2010年10月発行、ISBN 978-4-08-780588-8
関連書籍
ISBNは判明しているもののみ付与している。
- 『キン肉マン 熱闘スペシャル』1984年、集英社
- 『キン肉マン 闘将!!拉麵男 超人大名鑑』1985年、集英社、ISBN 4-08-858125-3
- 『キン肉マン 超人大全』1998年、集英社、ISBN 4-8342-1677-2
- 『キン肉マン 77の謎」1998年、集英社、ISBN 4-8342-1678-0
- 『キン肉マン 特盛』1999年、集英社、ISBN 4-8342-1679-9
- 『キン肉マン&II世 激闘列伝 〜ザ・ベスト・バウト・オブ・ジェネレーションズ〜』2004年、集英社
- 『キン肉マン 超人大全集』2004年、集英社、ISBN 4-7976-1003-4
- 『「キン肉マン」生誕29周年ビジュアルブック MUSCLE GALLERY〜筋肉画廊〜』2008年6月16日発売、集英社、ISBN 978-4-08-782176-5
- 『生誕29周年記念出版 肉萬 〜キン肉マン萬之書〜』2008年8月29日発売、集英社、ISBN 978-4-08-908081-8
- 普及版、ISBN 978-4-08-782193-2
- 『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』2014年8月4日発売、集英社、ISBN 978-4-08-880249-7
- 『キン肉マン 読切傑作選 2011-2014』2014年8月29日発売、集英社、ISBN 4-08-880250-0
- キン肉マンの単行本(ジャンプコミックス)と同じ装丁の短編集。
- 『キン肉マン新聞』 サンケイスポーツ
- 「祝35周年!へのつっぱりはいらんですよ」2015年2月9日発売
- 「へのつっぱりはいらんですよ!」2015年10月29日発売
- 『キン肉マン 超人考察』2015年10月3日発売、英和出版社、ISBN 978-4-86545-223-5
- 『完全保存版 キン肉マン大解剖』2016年7月29日発売、三栄書房、ISBN 978-4-7796-2929-7
- 『大解剖ベストシリーズ キン肉マン大解剖 新装版』2017年11月29日発売、三栄書房、ISBN 978-4-7796-3463-5
- 『キン肉マンジャンプ』 集英社
- 「ベストバウトTOP10 完璧超人始祖編」2017年12月29日発売、ISBN 978-4-08-102254-0
- 「運命の五王子最強ストーリー列伝!!」2018年12月4日発売、ISBN 978-4-08-102272-4
- 「キン肉マン超人総選挙2019 TOP10超人を振り返る」2019年11月29日発売、ISBN 978-4-08-102402-5
- 「アニメ40周年記念号」、ISBN 978-4-08-102418-6
- 『キン肉マン「超人」』2019年5月21日発売、学研、ISBN 978-4-05-406606-9
- 『キン肉マン 290 クイズブック』2019年11月29日発売、集英社、ISBN 978-4-08-882158-0
- 『るるぶ キン肉マン』2021年11月29日発売、JTBパブリッシング、ISBN 978-4-533-14720-3
- 『キン肉マン「技」』2022年9月25日発売、学研、ISBN 978-4-05-406789-9
- 『完全保存版 キン肉マン アニメ大解剖』2023年12月26日発売、三栄、ISBN 978-4-779-64929-5
- 普及版、ISBN 978-4-08-782193-2
- キン肉マンの単行本(ジャンプコミックス)と同じ装丁の短編集。
ゲーム
※タイトルに『キン肉マンII世』と入っているものは『キン肉マンII世』のゲームとみなし、ここでは紹介していない。キン肉マンII世のゲームを参照。
コンピューターゲーム
特に表記がないものは全てバンダイナムコゲームス(旧バンダイレーベルと旧バンプレスト〈アーケードゲームも含む〉)である。
キン肉マン(PC88、1984年)
キン肉マン コロシアムデスマッチ(MSX、1985年)
キン肉マン マッスルタッグマッチ(ファミリーコンピュータ、1985年11月8日発売)
キン肉マン キン肉星王位争奪戦(ファミリーコンピュータ ディスクシステム、1987年5月1日発売)
ファミコンジャンプ 英雄列伝(ファミリーコンピュータ、1989年2月15日発売)
キン肉マン DIRTY CHALLENGER(スーパーファミコン、1992年8月21日発売、ユタカ)
キン肉マン ザ☆ドリームマッチ(ゲームボーイ、1992年9月12日発売、ユタカ)
キン肉マン☆超人コロシアム(iモード、2001年、集英社)
キン肉マン ジェネレーションズ(PlayStation 2、2004年4月22日発売)
キン肉マン マッスルジェネレーションズ(PlayStation Portable、2006年2月23日発売)
キン肉マン マッスルグランプリ(アーケード、2006年春稼動)
キン肉マン マッスルグランプリMAX(PlayStation 2、2006年7月27日発売)
ジャンプアルティメットスターズ(ニンテンドーDS、2006年11月23日発売、任天堂)
キン肉マン マッスルグランプリ2(アーケード、2007年)
MEDAL FRONTIER キン肉マン 復活!悪魔超人軍団の巻(メダルゲーム、2007年12月稼動)
キン肉マン マッスルグランプリ2 特盛(PlayStation 2、2008年9月25日発売)
キン肉マン超人タッグオールスターズ(Mobage、2011年12月26日開始、Yahoo!モバゲー、2012年3月30日開始)
キン肉マン マッスルコレクション(GREE、2013年1月29日開始)
キン肉マン フィギュア王座決定戦(Mobage、2013年6月20日開始)
キン肉マン超人タッグファイト(dゲーム、2014年9月9日開始)
キン肉マン 〜メモリアル〜(GREE、2014年2月27日開始)
キン肉マン マッスルショット(DeNA、2015年3月開始)
電子ゲーム
アニメ放映時に発売されていた、液晶画面タイプの携帯ゲーム機。
キン肉マン 対決悪魔超人(バンダイ)
キン肉マンIII 黄金のマスク編(バンダイ)
ポケットクラブ キン肉マン 炸裂!マッスルパワー(バンダイ)
LSIバーコードウォーズ キン肉マン(バンダイ)
パチンコ・パチスロ
CRキン肉マン(マルホン)
パチスロキン肉マン(山佐、2008年4月設置開始)
CRぱちんこキン肉マン(京楽産業.、2009年2月設置開始)
パチスロキン肉マン2(山佐、2012年10月設置開始)
CRぱちんこキン肉マン〜夢の超人タッグ編〜(京楽産業.、2014年4月稼働開始)
ぱちんこ キン肉マン3 キン肉星王位争奪編 火事場ゴールド(京楽産業.、2022年3月設置開始)
スマスロキン肉マン〜7人の悪魔超人編〜(セブンリーグ、2023年8月設置開始)
DVD・ビデオ関連
キン肉マン VOL.1 - 12(東映ビデオ)
ビデオ(レンタルのみ)は1999年に東映ビデオからリリースされたが、途中で打ち切られた。全6巻。
キン肉マン キン肉星王位争奪編 VOL.1 - 4(東映ビデオ)
全話収録としては初ソフト化となる。
キン肉マン THE☆MOVIE(東映ビデオ)
ビデオ(セル・レンタル共通)は公開後の1984年12月 - 1987年2月にリリースされた。
キン肉マンDVD-BOX(東映ビデオ、2008年12月20日発売)
既に店頭予約は締切られたが予約数が2万5000セットを超えており、20億円近い売上げが見込まれている。
キン肉マン一挙見Blu-ray(東映ビデオ、第1弾:2019年11月28日発売、第2弾:2023年3月8日発売)
後にアニメ放送40周年記念として、「キン肉マン初の世界制覇&ツアー編」「V2への道! ザ・ビッグファイト編」「キン肉星王位争奪編1」「キン肉星王位争奪編2」が発売された。
小説
ディープオブマッスル!! キン肉マンリアルノベルズ
キン肉マン 四次元殺法殺人事件
超人による殺人事件「超人殺人」にミートとキン骨マンが挑むミステリ小説。
テレビドラマ
キン肉マン THE LOST LEGEND
その他
キン肉マン消しゴム
通称「キン消し」(当初は正式名称として使用されず、後に「キンケシ」としてバンダイにより商標登録される)。『キン肉マン』に登場するキャラクターを模った消しゴムで、1980年代初頭に子供たちの間で爆発的な人気を博した。消しゴムと言われているが、スーパーカー消しゴム同様、実際には消しゴムとしては使用できない。実際には製品の材質から「塩ビ人形」または「超人人形」という表記が用いられていた。元々はガシャポンで発売されたものだったが、菓子のおまけ(食玩)で付けられたものや、大きさなども様々なバリエーションがある。登場から30数年が経過した2017年10月現在でもコレクターがおり、ネットオークションなどで出回っている。その人気からテーマソング「キンケシ子守唄」(歌:いけたけし、セリフ:神谷明)も作られている。
吉野家
キン肉マンの大好物として牛丼が描かれ、作中で主に「吉野屋」の名で頻繁に登場。ゆでたまごの嶋田隆司によるとキン肉星の国歌も吉野家のCMの歌を意識したものであり(実際には当時のCMソングの歌詞がほぼそのまま使われている)、それが変化してアニメ版では「牛丼音頭」になったという。しかし作者によれば、作中の牛丼はなか卯がモデルであり、コミック第1巻に登場する看板やメニューの場面にてうどんがあることをその根拠と説明している。また、作中には養老乃瀧の牛丼も出ており、2017年10月現在、復刻され販売されている。
ゆでたまご・嶋田隆司が2010年4月にTwitterで明かしたところでは、セゾングループで会社更生を開始した吉野家側から東映の担当プロデューサーに連絡があり、アニメ化にあたって牛丼が吉野家のものになったという。その影響により、吉野家にファンの子供を含め客がやってくるようになり、当時会社更生法を受け、苦しい経営状態だった吉野家の復活に貢献したと述べている。嶋田によれば吉野家は同アニメのスポンサーにはなっておらず、「タダで宣伝再建したようなもの」と評した。
『キン肉マンII世』連載中に吉野家は、感謝の意として作者に「名前入り特製どんぶり」および「名前入り特製湯のみ」を贈った。ゆでたまごは「このmyどんぶりを持って行ったら、全国どこの吉野家さんでも牛丼をタダにしてもらえませんかね?」と語っていたが、後にこの発言からの派生かどうかは不明だが、このどんぶりには持参すると牛丼が無料で食べられるという都市伝説ができてしまう。それにあわせ、バラエティ番組『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』(フジテレビ)2003年10月15日放送分において実際にゆでたまご嶋田に実行させるという企画が持たれた。結果は料金を取られている。さらに、嶋田が2010年にブログで語ったところによれば、この企画の後、吉野家社員が菓子折りと牛丼の無料券を持ってお詫びに来たものの、「キン肉マンは牛丼にすごい影響を与えてるんですね?」「(放映当時)キン肉マンを覚えている社員がほとんど残っておらず解からなかった」と発言したことに激怒、菓子折りおよび無料券を叩き返したことを告白している。
2008年晩夏には、モデルとなったなか卯とグループ内のすき家にて「キン肉マン祭り」と称したコラボレーションキャンペーンが行われた(詳細は後述の「キン肉マンの日」参照)。連載開始29周年にあたって、事前に集英社から吉野家に「今こそ恩返しするチャンスです」と連絡がなされたが、「私どもはやる気はありません」と拒否され、なか卯をかかえるゼンショーグループが名乗りを上げたという。
吉野家のライバルであるすき家とのコラボレーションについて、「ゆでたまごが吉野家を裏切った」と批判的に受け取ったファンも少なからずいたといい、ゆでたまごが吉野家との確執をTwitterで明かしたのはそのような経緯もあったという。一方で吉野家は、ゆでたまごが語ったこれらの経緯について「事実と違うと考えています」というコメントを発表している。
森永製菓
作中序盤にはよく森永ポテロング、森永ココア、おっとっとなどの森永製菓(以下森永)製品が登場する。これは当時、森永の社長が『キン肉マン』を非常に気に入っており、作者にタイアップを持ちかけたためである。その縁もあり『キン肉マン』がアニメ化された際にはスポンサーも務めた。しかし1984年にグリコ・森永事件が起こったため、この関連で『キン肉マン』のスポンサーからはやむなく降りたが、再建活動の一環として作成された菓子袋詰商品の外袋にキン肉マンを使用など、その恩恵を受けることとなった。なお、1991年に放送されたアニメ『キン肉マン キン肉星王位争奪編』にはスポンサーに復帰している。
官公庁
1985年に法務省の「日本全国ストップ!ザいじめ」キャンペーンのイメージキャラクターにキン肉マンが起用され、2万枚を超えるポスターが配布された。
プロレスブーム
連載当時はゴールデンタイムでプロレスの生放送が行われており、人気を博していた。そのためプロレスを題材としたこの作品も世間に受け入れられやすかった。1984年には、当時の『キン肉マン』人気を受け新日本プロレスと全日本プロレスが、同じく漫画作品であった『タイガーマスク』から誕生し、大ブームとなった同名のプロレスラー・タイガーマスクに倣って、キン肉マンも実際のプロレスラーとして登場させる予定があった。候補として平田淳嗣と高杉正彦の名が挙がったが、諸事情により中止となり、代わりにスーパー・ストロング・マシーンが誕生した。その他にも、プロレスラーの大仁田厚がFMW在籍時に、キン肉マンのマスクを被って漫画の世界観を再現したプロレスを行う予定であったが、これも都合により中止になった。
プロレス技
作中に出てくる「キン肉バスター」や「パロ・スペシャル」「キャメルクラッチ」などのプロレス技を真似する子供が続出したため、危険であるとPTAが問題視したこともある。後述のように『キン肉マン』オリジナルの技を実際に試合で使用するプロレスラーも多く、モハメド・ヨネが使用する「キン肉バスター」や柴田勝頼の「パロ・スペシャル」は作者公認となっている。なお、ウォーズマンの「パロ・スペシャル」は実在の技とは掛け方が前後逆になっていることから、実在のものと区別するために、「ウォーズマン式」と称している。
『キン肉マン』が影響を与えた人物
主にお笑い芸人や格闘家、漫画家に多く、『キン肉マン』に関連したネタを披露したり、作中の技を再現したりすることもある。
お笑い芸人
- 鉄拳 - キン肉マンのネタを度々披露し、『II世』では自身の考案したキャラクター「阿羅漢」が採用された。また子供の頃にキン消しに夢中になり、一日100円のお小遣いをすべてキン消しに使っていた。
- ネプチューン - ネプチューンマンからの命名。
- タカアンドトシ - タカは、アシュラマンやロビンマスクなど『キン肉マン』に登場する郷里大輔が演じた人物のモノマネを得意とし、2008年7月26日・27日に放映された『FNS27時間テレビ!! みんな笑顔のひょうきん夢列島!!』ではタカがアシュラマン、トシがラーメンマンに扮して登場した。
- キン肉マン芸人 - 『アメトーーク!』で、ケンドーコバヤシが「キン肉マン芸人」のプレゼンを持ち込み、実現させた。以下、番組の「キン肉マン芸人」の回に出演した芸人。
- ケンドーコバヤシ - かつて村越周司と組んでいたコンビ「モストデンジャラスコンビ」は、作中に登場するブロッケンJr.とウルフマンのタッグチーム「モーストデンジャラスコンビ」から命名された。命名者はハリウッドザコシショウ。この頃『キン肉マンII世』の超人募集に応募し、「ザ・ジャック」が採用された。また、ハリウッドザコシショウとユニット漫才「はぐれ悪魔超人コンビ」(サンシャインとアシュラマン)を行うこともある。『キン肉マン』生誕29周年記念イベントにも参加している。
- 濱口優 - 小学校時代からキン消しを集めており、上京した際の荷物はキン消しだけだったという。また、フジテレビCSの番組『よゐこの企画案』でキン消し418体を相方・有野晋哉に解説するというコーナーを行い、後に「よゐことキンケシ」としてDVD化されている。『いきなり!黄金伝説』で発する「ウラーラーラーラーラー」という叫び声もジェロニモの必殺技「アパッチのおたけび」をもとにしたと『アメトーーク』などで明かしている。また濱口が考案した超人「ステップマン」が『II世』で採用されたほか、「Mr.USB」が「キン肉マン キンケシプレミアムVol.3〜感涙の珠玉超人大乱戦の巻〜」収録の1種としてキン消し化された。
- バッファロー吾郎 - 『キン肉マン』ファンであり、『キン肉マン』のネタを用いることがある。
- 小沢一敬 - 『スピードワゴンのキャラメル on the beach』にて超人募集のパロディコーナーを行っていた。
- 塙宣之(ナイツ) - 2016年10月27日放送分で、自ら原稿を作成した『キン肉マン漫才』をVTRにてコンビで披露(本来は20分ほどの内容だが、放送時間の関係で短縮版を披露)。
- サンドウィッチマン - 2016年10月27日放送分。なお、サンドウィッチマンの富澤たけしが考案した超人「ランマー監督」が『キン肉マン』で採用されている。
- 川島明 - 2016年10月27日放送分。
- マリリンジョイ - 2016年10月27日放送分。バッファローマンのコスプレで出演。
- バカリズム(升野英知) - 2016年8月24日放送の『そんなバカなマン』において、オリジナル超人を描く企画で考案した「ザ・ペンシルマシーン」が優秀賞に選ばれ、2016年9月12日配信の『キン肉マン』第183話で採用された。この超人は元々は升野が小学生時代に『キン肉マン』の超人募集に投稿したものの、採用されなかったアイデア。
- オードリー - MCを務める番組『ひらがな推し』で、キン肉マンを用いた例えツッコミを披露し、共演するけやき坂46(現・日向坂46)をポカンとさせている。2019年2月10日の放送分では、けやき坂46メンバーがキン肉マンツッコミを習得する企画が行われた。
- ケンドーコバヤシ - かつて村越周司と組んでいたコンビ「モストデンジャラスコンビ」は、作中に登場するブロッケンJr.とウルフマンのタッグチーム「モーストデンジャラスコンビ」から命名された。命名者はハリウッドザコシショウ。この頃『キン肉マンII世』の超人募集に応募し、「ザ・ジャック」が採用された。また、ハリウッドザコシショウとユニット漫才「はぐれ悪魔超人コンビ」(サンシャインとアシュラマン)を行うこともある。『キン肉マン』生誕29周年記念イベントにも参加している。
- 濱口優 - 小学校時代からキン消しを集めており、上京した際の荷物はキン消しだけだったという。また、フジテレビCSの番組『よゐこの企画案』でキン消し418体を相方・有野晋哉に解説するというコーナーを行い、後に「よゐことキンケシ」としてDVD化されている。『いきなり!黄金伝説』で発する「ウラーラーラーラーラー」という叫び声もジェロニモの必殺技「アパッチのおたけび」をもとにしたと『アメトーーク』などで明かしている。また濱口が考案した超人「ステップマン」が『II世』で採用されたほか、「Mr.USB」が「キン肉マン キンケシプレミアムVol.3〜感涙の珠玉超人大乱戦の巻〜」収録の1種としてキン消し化された。
- バッファロー吾郎 - 『キン肉マン』ファンであり、『キン肉マン』のネタを用いることがある。
- 小沢一敬 - 『スピードワゴンのキャラメル on the beach』にて超人募集のパロディコーナーを行っていた。
- 塙宣之(ナイツ) - 2016年10月27日放送分で、自ら原稿を作成した『キン肉マン漫才』をVTRにてコンビで披露(本来は20分ほどの内容だが、放送時間の関係で短縮版を披露)。
- サンドウィッチマン - 2016年10月27日放送分。なお、サンドウィッチマンの富澤たけしが考案した超人「ランマー監督」が『キン肉マン』で採用されている。
- 川島明 - 2016年10月27日放送分。
- マリリンジョイ - 2016年10月27日放送分。バッファローマンのコスプレで出演。
格闘家
- 美濃輪育久 - 「超人になりたい」と宣言し、リングネームを「ミノワマン」に変更した。ミノワマン#来歴も参照。
- モハメド・ヨネ - ゆでたまご公認のキン肉バスターの使い手である。『キン肉マン特盛』ではキン肉バスター以外にも超人たちの技を次々と披露した。
- KING - モハメド・ヨネと同様にキン肉バスターを使用し、喧嘩スペシャルも得意技にしている。また、目標とする選手はキン肉マンだという。
- KUDO - テリーマンの得意技、テキサス・コンドルキックの使い手。
- タニー・マウス、宮崎有妃 - タッグチーム名をキン肉マンとテリーマンの「ザ・マシンガンズ」から拝借して「NEOマシンガンズ」としている。
- Naoki (リングアナ) - 所属団体ZERO1認定の『キン肉マン』知識王の称号を持つ。
- 長州力 - 『キン肉マン』で自身の考案した超人「グレートサンバイザー」が採用されている。
漫画家・漫画作品
- 尾田栄一郎 - 幼い頃から『キン肉マン』を愛読し、一番好きなジャンプ作品は『キン肉マン』と発言している。漫画家デビュー前は超人投稿の常連だったが、作品は採用されていない。
- 澤井啓夫 - 『ボボボーボ・ボーボボ』では、作中に度々『キン肉マン』に登場する技などが使用されている。
- 若杉公徳 - 愛読していることを公言しており、代表作『デトロイト・メタル・シティ』の作中に『キン肉マン』の超人を模した人物が多数登場する。
- 磨伸映一郎 - 愛読していることを公言しており、代表作『氷室の天地 Fate/school life』やアンソロジーコミック中に度々『キン肉マン』関連のネタを描いている。
- 秋本治 - 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で、両津勘吉が大原部長の家の新年会にキン肉マンとロビンマスクのソフビ人形を持参。『こち亀』生誕30周年記念本『超こち亀』でもコラボレーションした。『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』では中井義則と対談している。
- 小栗かずまた - 『花さか天使テンテンくん』の天使の額マークは「キン肉マーク」をモチーフにしている。『週刊プレイボーイ』では小栗による『キン肉マン』の読み切り作品が掲載された。
- 原泰久 - 『キン肉マン』が漫画家としての原点だと語っている。ジャンプ・コミックス第59巻巻末で嶋田隆司と対談している。
- 石原まこちん - 幼い時に友情の大切さや漫画家になるという目標を与えられたと発言している。
- おぎぬまX - 中学生の時に『キン肉マン』を読み、漫画家を目指すことを決意した。また、『キン肉マン』で自身の考案した超人が採用されている。『週刊プレイボーイ』では『キン肉マン』休載時の月一連載として『おぎぬまXのキン肉マンレビュー』を掲載している。
その他の作品
- TV時代劇『必殺仕事人V』第9話で原作者ゆでたまごがゲスト出演した際、キン肉マンをモデルとしたキャラクターがバッファローマンに類似した悪人を倒す紙芝居を発表した描写があった。
これ以外にも「額に文字を書く(「肉」など)」、「超人(キャラクター)募集」などは様々な作品で使用されている。
- カプコンのオンラインゲーム『モンスターハンターフロンティアG』に登場するモンスター、ロロ・ゴウガルフ、レイ・ゴウガルフは、『キン肉マン』に登場するネプチューンマンとネプチューン・キングが繰り出すクロス・ボンバーのような技を動きに取り入れたいというスタッフの希望を受けて考案された牙獣種である。このモンスターはそれぞれ赤と青の体色で、必ず2頭同時に出現する。また、『モンスターハンター クロス』や『モンスター ダブルクロス』では『キン肉マン』とのコラボTシャツなどのグッズが作られている。
- 水曜日のカンパネラが、『キン肉マン』の登場人物をモチーフとした「二階堂マリ」という曲(2014年発売のアルバム『シネマジャック』に収録)を発表している。
イベント
生誕29周年
2008年に連載開始から29(ニク)周年を迎えたため、キン肉マンの日(29日の金曜日)制定やDVD-BOX発売など、様々な企画が行われた。
『キン肉マン』生誕29周年に因み、「29日が金曜日となる日(金29→キン肉)」を「キン肉マンの日」と集英社が制定し、日本記念日協会に認定された。「キン肉マンの日」は年に1回または2回あるが、月曜日の2月29日が入る年(例:2016年)のみは年に3回ある。
- 初回の「キン肉マンの日」のイベントとして、2008年2月29日に新宿バルト9で「キン肉マン映画祭」を開催。その後も様々なイベントで連載開始29周年を盛り上げた。
- 黄金のマスク編をモチーフにした『パチスロキン肉マン』が2008年4月に山佐から登場。
- ローソンでは、期間限定の「キン肉マン 牛丼風おにぎり大盛」、「ミート君のミートパイ」、中華まん「キン肉まん」を発売。
- 『週刊少年ジャンプ』2008年29号に21年ぶりの本誌復活となる読切漫画を掲載。
- 初のイラスト&原画集『「キン肉マン」生誕29周年ビジュアルブック MUSCLE GALLERY〜筋肉画廊〜』が2008年6月16日に発売。
- 記念本『肉萬 キン肉マン萬之書(よろずのしょ)』が2008年8月29日の「キン肉マンの日」に発売。業界の著名人たちが描き下ろしたキン肉マンのイラストも含まれる内容。
- 2008年夏には、集英社とゼンショーがタッグを組み、すき家となか卯にて2008年8月28日から9月28日の間にキン肉マン祭りが開催され、スクラッチカードによるフィギュアやTシャツプレゼント、肉 (29) 券による牛丼の割引が行われた。
- 完全予約限定生産『キン肉マン コンプリートDVD-BOX』が2008年12月20日に発売。
- 『キン肉マンII世』の主人公・キン肉万太郎が正体不明のレスラーとして、2008年12月31日に行われた『Dynamite!! 〜勇気のチカラ2008〜』に参戦し、DJ OZMAプロデュースのもと、ボブ・サップと対戦した。
キン肉マニア2009
2009年5月29日、JCB HALLで各団体所属レスラーと超人たちがタッグを組む「キン肉マニア2009」が開催された。動員観客数2900人。
- 超人タッグトーナメント準決勝 第1試合
- 超人師弟コンビ(ロビンマスク、ウォーズマン、中西学)
- 2000万パワーズ(バッファローマン、モンゴルマン、大森隆男)
- 超人師弟コンビ(ロビンマスク、ウォーズマン、中西学)
- 2000万パワーズ(バッファローマン、モンゴルマン、大森隆男)
リバースタワーブリッジでロビンマスクの勝利
- 超人タッグトーナメント準決勝 第2試合
- モーストデンジャラスコンビ(ブロッケンJr.、ウルフマン、男色ディーノ)
- ビッグボンバーズ(カナディアンマン、スペシャルマン、永田裕志)
- モーストデンジャラスコンビ(ブロッケンJr.、ウルフマン、男色ディーノ)
- ビッグボンバーズ(カナディアンマン、スペシャルマン、永田裕志)
スクールボーイでスペシャルマンの勝利
- 超人タッグトーナメント決勝
- はぐれ悪魔超人コンビ(アシュラマン、サンシャイン、中西学)
- ビッグボンバーズ(カナディアンマン、スペシャルマン、永田裕志)
- はぐれ悪魔超人コンビ(アシュラマン、サンシャイン、中西学)
- ビッグボンバーズ(カナディアンマン、スペシャルマン、永田裕志)
シューティングスタープレスでカナディアンマンの勝利
- メインイベント
- キン肉マン VS 美濃輪育久
- キン肉マン VS 美濃輪育久
キン肉バスターでキン肉マンの勝利
新世界100周年キン肉マンプロジェクト
- 通天閣(大阪市浪速区新世界)内に、キン肉マンの博物館「キン肉マンミュージアム」が「新世界100周年キン肉マンプロジェクト」の一環として2012年6月29日にオープン。館内ではキン肉マンの黄金のマスク・銀のマスクがメインの展示物で、他にキン肉マンの複製原画やキン肉マングッズなどが展示されている。
- 2014年8月、エースコックから発売されているカップ麺「産経新聞 大阪ラーメン」のパッケージにキン肉マンが登場した。
生誕40周年
2019年に『キン肉マン』連載40周年を記念して、以下の様々な企画が行われた(キン肉マン酒場は2018年12月スタート)。また、2019年11月29日発売の『キン肉マンジャンプ Vol.3』のアンケートはがき内での質問「キン肉マン40周年企画で一番面白かったものを選んでください」をもとに『週プレNEWS』内でランキングが発表され、第1位には『学研の図鑑 キン肉マン「超人」』が選ばれた。
- キン肉マン酒場 - 2018年12月4日から2019年1月29日まで、新宿区歌舞伎町に期間限定でオープンした。
- キン肉マン スタンプラリー - 2019年1月10日から2月27日まで、JR東日本が『キン肉マン』を起用したスタンプラリー「JR東日本 キン肉マンスタンプラリー めざせ全駅制覇!編」を開催。
- 炎のMUSCLE SPRING FESTIVAL 2019 - 2019年3月29日の「キン肉マンの日」に、ヒューリックホール東京で『キン肉マン マッスルショット』4周年を記念したイベントを開催。出演者はゆでたまご(嶋田隆司、中井義則)、串田アキラ、ナイツ、ホリ。
- キン肉マントイフェスティバル2019
- キン肉マンCARNIVAL 2019
- キン肉マン超人総選挙2019
- 南海電鉄ラピート キン肉マンラッピング号 - 泉佐野市とのコラボレーションラッピング電車「友情タッグラピート」(50000系)を運行。
- 『週刊プレイボーイ』キン肉マン号
- 学研の図鑑 キン肉マン「超人」
- 『週刊少年ジャンプ』キン肉マン読切
- ニッポン放送『ゆでたまごのオールナイトニッポンGOLD』
- 集英社ビル「キン肉マン大展示」
- YouTube「キン肉マンストップムービー」
- おとなのジャンプ酒場
- 阪神甲子園球場・中井先生始球式
- 「キン肉マン 友情の40周年展」(大阪会場、東京会場、名古屋会場)
アニメ放送40周年
- 2023年3月18日から4月2日まで、アニメ『キン肉マン』の放送40周年を記念して東京タワー フットタウン B1F タワーホールで「超キン肉マン展」を開催。アデランスの協力により、『キン肉マン』初代担当編集の中野和雄をモデルとしたキャラクター「アデランスの中野さん」の髪を、同社の文化芸能部門「スタジオAD」が人毛と人工毛髪を使用して忠実に再現したものが展示された。東京会場を皮切りに、名古屋、福岡、仙台、大阪でも開催された。
- アニメ放送40周年を記念して、アニメ『キン肉マン』の新シリーズが制作決定。またYouTubeの「東映アニメーションミュージアムチャンネル」で、2023年7月8日から全137話が毎日1話ずつ、各話2週間の期間限定で無料配信が行われた。
エピソード
- 元々『キン肉マン』は、原作担当の嶋田隆司が小学5年生の時に描いた同名作品がルーツで、各クラスに回覧されるほどの人気だったという。『キン肉マン』の「キン」の字がカタカナなのも当時「筋」の字が書けなかったから。当時の設定は『スペクトルマン』をモチーフにしており、ホームレスの青年が、空の円盤に許可を取ってからキン肉マンに変身するといった内容だった。またキン肉マンのデザインも現在のものとは違っており、そのデザインはシシカバ・ブーに流用されている。この顔を週刊ペースでも描けるように単純化して現在のキン肉マンの顔になったが、この時点では額にシンボルマークとしてニンニクが描かれており、「ラッキョウに見える」という理由で最終的に「肉」の文字になった。
- 連載開始となる『週刊少年ジャンプ』1979年22号で表紙を飾るが、当初は表紙専門のイラストレーターによって描かれており、キン肉マンの顔は緑色に塗られていた。
- キン肉星王位争奪編の最中に、原作担当の嶋田が腰痛(椎間板ヘルニア)が悪化し入院したため、3か月ほど連載が中断していた時期があった。休載期間の『週刊少年ジャンプ』1985年40号 - 49号には「熱湯メモリアル・スペシャル」が掲載され、過去の原稿の再掲載や作画担当の中井義則による4コマ漫画や描き下ろしイラストの掲載、人気投票の実施などが行なわれた。休載が明けて復帰した時には、作中でも長期の休載をネタにしていた。また、連載再開した『週刊少年ジャンプ』1985年50号では「王位争奪編PART2」と題されていた。2019年のインタビューで嶋田は、この3か月の休載が響いて休載前のようなアンケートの順位が戻らなかったと振り返っている一方で、ヘルニアがきっかけでようやく休みが取れたとも話している。
- 原作担当の嶋田隆司はキン肉星王位争奪編以降も連載が続いていたら、次シリーズとして「未来超人編」の構想があったことを明かしている。未来の超人界が壊滅状態に陥ったため、キン肉マンたちが未来へと向かい戦いを演じるといった内容だった。
関連カテゴリ
- 漫画作品 き
- 君主を主人公とした漫画作品
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- 王子を主人公としたアニメ作品
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- 大田区を舞台とした漫画作品
- プロレス漫画
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