ギャルと恐竜
以下はWikipediaより引用
要約
『ギャルと恐竜』(ギャルときょうりゅう)は、森もり子原作、トミムラコタ作画による日本の漫画作品。講談社の漫画投稿サイト「DAYS NEO」にて2018年4月20日に投稿された後、同社の『週刊ヤングマガジン』にて同年10月15日発売の46号より2022年1月24日発売の8号まで連載。
ギャルの楓と、彼女が酔った勢いで部屋に入れてしまった恐竜との同居生活が描かれる。
制作背景
本作の原作担当者である森はLINEスタンプ『もっと私にかまってよ!』の販売で、作画担当のトミムラはTwitter上で『実録!父さん伝説』という漫画の掲載で、それぞれ知られていた。一方で、森はSNSに投稿した漫画が反響を呼んで書籍化されることを光栄に感じていたが、トミムラとは編集者と一緒に漫画を作りたいという見解で一致していた。ある日、漫画投稿サイトDAYS NEOのベータ版の開設を知った二人は、すぐさま「mug.」という筆名で『イルカは今もあの星で』という漫画を投稿するが、反響の薄さに不安を覚える。
一方、ヤングマガジンの編集者であるスズキは、同作の色味やセンスを評価していたものの、気になっても声をかけにくかったとコミックデイズの公式ブログの対談の中で明らかにしており、反響が薄かった他の原因としてサイトへの作品の投稿量が多くて埋もれてしまったことを挙げている。
その後、2018年4月20日に森とトミムラは本作『ギャルと恐竜』を投稿する。スズキの心には本作への印象が強く残り、担当編集者に名乗りを上げる。また、トミムラはスズキのプロフィールに藤子・F・不二雄の作品を読んでいたとあったことに興味を覚え、スズキを担当編集者に指名する。投稿から1週間後の4月27日、スズキは森とトミムラに出会い、二人がSNS上での有名人だったことを知る。
DAYS NEO投稿時における恐竜にはセリフが存在していたものの、スズキの提案により、コミックDAYS連載版での恐竜は無口な主人公へと変更された。
作画担当のトミムラは元々藤子・F・不二雄のファンで、本作における「人間と人外が共同生活する」という設定は藤子からの影響であるとコミックデイズの公式ブログの対談の中で述べている。
登場人物
声の項はテレビアニメ版の声優、演の項は実写版の演者を示す。
楓
恐竜
山田
先パイ
声 - 工藤夕希
楓のアルバイト先の先輩で大学生。苗字は田口。21歳。実家で両親と暮らしている。ギャルに対して「こわい」というイメージを抱きがち。楓より年下だが、楓にはタメ語で話している。大学の勉強はファミレスでするのが好み。
翔太
翔太の母親
実写パートのみの登場人物
見栄晴
蒼井翔太
トム
書誌情報
- 森もり子(原作)・トミムラコタ(作画)『ギャルと恐竜』講談社〈ヤンマガKC〉、全7巻
- 2019年4月5日発売、ISBN 978-4-06-515203-4
- 2019年9月6日発売、ISBN 978-4-06-516992-6
- 2020年2月6日発売、ISBN 978-4-06-518216-1
- 2020年7月6日発売、ISBN 978-4-06-520204-3
- 2021年2月5日発売、ISBN 978-4-06-522305-5
- 2021年9月6日発売、ISBN 978-4-06-524748-8
- 2022年3月4日発売、ISBN 978-4-06-527063-9
テレビアニメ
2020年4月から12月までTOKYO MXほかで放送された。アニメパートと実写パートで構成される。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い第8話以降の放送および配信延期が発表され、同年10月より放送再開した。放送再開に伴い、第7話までを製作スタッフ陣・アニメパート出演声優陣によるオーディオコメンタリー版として放送した後第8話以降を追加した完全版として放送することが決定した。
スタッフ
- 原作 - 森もり子、トミムラコタ
- シリーズ監督・シリーズ構成・脚本・絵コンテ・演出・キャラクターデザイン・原画・総作画監督・撮影監督・編集・色彩設計 - 青木純
- 音響監督 - 鐘江徹
- 音楽 - 吟
- 音楽制作 - キングレコード
- プロデューサー - 小荒井梨湖、米澤明、橋内敬二・鈴木ちえこ(実写パート)
- チーフプロデューサー - 須藤孝太郎、古川慎
- アニメーションプロデューサー - 佐々木貴之
- アニメーション制作 - スペースネコカンパニー、神風動画
- 実写シリーズ構成・脚本 - 須藤孝太郎
- 実写監督 - 大塚貴彦、須藤孝太郎
- 実写制作 - HALO
- 製作 - キングレコード、講談社
主題歌
「恐竜あげみざわ☆」
「Peaceful Days」
各話リスト
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2020年4月5日 - 5月17日 | 日曜 1:00 - 1:30(土曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 | ||
2020年4月10日 - 5月22日 | 金曜 1:20 - 1:50(木曜深夜) | 北海道テレビ | 北海道 | |
2020年4月5日 - 5月17日 | 日曜 23:30 - 月曜 0:00 | アニマックス | 日本全域 | BS/CS放送 / リピート放送あり / アニマックス特別版のみエンディング後にも実写パート |
2020年4月8日 - 5月20日 | 水曜 23:00 - 23:30 | とちぎテレビ | 栃木県 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2020年4月5日 | 日曜 1:00(土曜深夜) 更新 | ||
日曜 7:00 更新 | YouTube(ボンボンTV・フル☆アニメTV・いちなるTV) | 実写版はダイジェスト | |
2020年4月6日 | 月曜 7:00 更新 | ふらっと動画 | |
2020年4月7日 | 火曜 12:00 更新 |
| |
火曜 19:00 更新 | TSUTAYA TV | ||
2020年4月12日 | 日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜) | ニコニコ生放送 |