クラック・ハウンド
ジャンル:アクション,
以下はWikipediaより引用
要約
『クラック・ハウンド』は、榊一郎の小説、またそれを原作とする漫画である。小説は『クラック・ハウンド 聖人の条件』のタイトルで、2005年に徳間書店のトクマ・ノベルズEdgeから刊行された。前川かずおによる漫画化版は、『ヤングアニマル嵐』にて2007年7月から2009年12月まで連載され、単行本全3巻が白泉社(ジェッツコミックス)から刊行された。
自らを忘れた「存在破綻者(クラッカー)」と、国家公安委員会直属の秘匿機関・対特殊犯罪調査局――通称「クラック・ハウンド」との闘いを描くSFファンタジーである。常識外れの化物と闘うという物語上、凄惨な文章や描写も少なくない。ガンマニアである榊一郎の嗜好が反映され、銃器が頻繁に登場するが、これらはすべて実在するものである。
ストーリー
長野県の人里離れた山中に建つ「私立氷羅坂病院」が焼け落ち、辛うじて保たれていた1つの「均衡」が崩れ去り、世界は終わった。しかし、ほとんどの者がそれに気づくことはなかった。それから数年が経過した西暦2010年・日本。世間では「セイント」という薬が出回っており、常識では考えられない事件や怪現象が頻繁に起こっていた。
登場人物
主要人物
橘 北斗(たちばな ほくと)
本作の主人公でコードネーム「詐欺師(トリックスター)」。触れたものの性質を書き換えられる能力を持つ。愛用のリボルバー銃はトーラス・レイジングブル(44マグナム弾を使用することから、Model 444とうかがえる)。本名は「将人(まさと)」であることが判明したが、自分自身は将人としての記憶を消去している。
強面(漫画版では、指輪やネックレスなどのアクセサリーを多く装着したどこかチャラチャラした遊び人)の青年で、周囲をからかってばかりいる。しかしクラック・ハウンドとしてはかなりの腕前であり、危機に陥ってもパニックを起こさず機転を利かせて逆転する精神的な強さも持っている。危機から脱出した際には「なーんてな」、「俺は詐欺師―― 騙すのが商売さ」が決め台詞。詐欺師の能力で見せた騙しは以下の通り。
紙を鉄板のように硬くする
鉄やクラッカーの肉体をプリンのように柔らかくする
クラッカーの肉体を氷のオブジェに変える
空気に毒性や催眠効果、毒性を浄化する成分、ハーブエキスを付加する
クラッカーの肉体を砂に変える
数十枚の紙幣を刃物に変える
クラッカーの肉体を鉄に変える
拳から炎を発する
車を引き寄せて強度を増す
車を水に変えた直後に凍らせて敵の動きを封じる
水を硫酸に変える
手や足から静電気を発し、スパイダーマンさながらに壁に張り付く
拳銃の銃口を人の顔に変える
竜巻を起こし、クラッカーを切り刻む
車を土にそして土を水に変える
クラッカーの肉体を草花に変える
柘植 克美(つげ かつみ)
「郵便屋(ポストマン)」というコードネームを持つ少年。あらかじめ意識のスタンプを押しておいた物体を空間を飛び越えて瞬時に取り寄せられる能力を持つ。北斗の相棒。
北斗とは対称的に無口・無表情で冷静沈着。相手がクラッカーならば全く容赦なく殺害する冷徹さを持つ。任務を遂行することに忠実で、北斗のバックアップに回ることが多い。ただし、自分の愛車「ロータス・エラン」を傷つけられるとキレる。郵便屋で取り寄せた武器は以下の通り。
狙撃用ライフル
ショットガン(モスバーグM590・ソードオフ・二丁拳銃)
アサルトライフル(AKM)
チェーンソー
ガトリング砲(M134)
グレネードランチャー(M79 グレネードランチャー)
サブマシンガン(H&K MP5・二丁拳銃)
手榴弾
ロケットランチャー(AT-4)
ネットランチャー
神崎 亜麻音(かんざき あまね)
クラック・ハウンド
存在破綻者(クラッカー)
クラック・ハウンド側
亀裂汚染者
メイド喫茶の客(本名不明)
東野(ひがしの)
瑞希(みずき)
篠崎実(しのざき みのる)
富永義昭(とみなが よしあき)
漫画版オリジナルキャラクター。かつての圭吾の戦友で、GT-RのYOSHIの異名を持つ。幼少期のトラウマとバトルに負けたことがきっかけでセイントに手を出してしまう。圭吾を見つけた際に香里をレイプしようとたくらむが、凛が障害物になってくれたおかげで、阻止された。その後、黒衣の未亡人によってセイントの過剰摂取により、完全な怪物車となってしまう。圭吾がわざと負けたことで蟠りが取れ、歯止めを失った殺人マシーンと化し圭吾を殺害を企むが、北斗の能力でつかまってしまうも、映画『ザ・フライ2 二世誕生』の最後(エンディング前)に登場する怪物に姿を変え、圭吾を執拗に追うが、凛の能力で体内に潜り込まれた挙げ句、北斗が全身を柔らかくした後に克美が起こした大量の手榴弾の爆発によって、文字通り「廃車」となってしまった。
西条ゆうすけ(さいじょう ゆうすけ)
その他
ヘレン
圭吾(けいご)
漫画版オリジナルキャラクター。かつての走り屋で、YOSHIの戦友。ランサーエボリューションIXを愛車にしていたことから、「ランエボのKEI」の異名を持っていた。香里と結婚を機に引退をしたが、「怪物・YOSHIを止めて欲しい」という現役の走り屋の依頼を引き受けるが、YOSHIが怪物だと言うことが信じられず一時的に復帰する。しかし、走り屋を困らせている怪物の正体であるYOSHIを見た時に確信し、偽のバトルでわざと負けてしまうが、完全な怪物となったYOSHIの本性を知り、北斗と共に彼を止めるが、北斗の能力の反動で気絶してしまう。その後意識を取り戻すが、北斗からYOSHIはどこかに行ったと伝えられた。
用語
セイント
上述の通り、成分的には麻薬でも覚醒剤でもないため、取り締まることが困難。
存在破綻者(クラッカー)
某ネットゲーム
出版情報
- クラック・ハウンド 聖人の条件(2005年4月16日) ISBN 9784198506643
- クラック・ハウンド(ジェッツコミックス)
- 第1巻(2009年1月29日) ISBN 9784592144465
- 第2巻(2009年7月29日) ISBN 9784592144472
- 第3巻(2010年1月29日) ISBN 9784592144489
- 第1巻(2009年1月29日) ISBN 9784592144465
- 第2巻(2009年7月29日) ISBN 9784592144472
- 第3巻(2010年1月29日) ISBN 9784592144489
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