グランマの憂鬱
以下はWikipediaより引用
要約
『グランマの憂鬱』(グランマのゆううつ、英語: Grandmother’s MelancholyEven)は、高口里純による日本の漫画作品。『紅のメリーポピンズ』からのスピンオフ作品でもある。
2023年4月期に東海テレビにてテレビドラマ化された。
概要
『JOURすてきな主婦たち』(双葉社)に2015年5月号より不定期掲載されている、一話完結の読み切り作品である。2022年9月号より毎月連載に変更されている。
毎回登場する新しい登場人物の問題を百目鬼村で解決してゆく。老人・百目鬼ミキの喝を入れる説教と、幼児・亜子の素朴な言い分とが同じ結論を導き、説得力を出している。
キャラクターは常に同じ年齢であり、季節が一巡しても年を取らない。
前作『紅のメリーポピンズ(第10話・第11話-コミックス第3巻、及び第15話-コミックス第4巻)』からのスピンオフ作品であるゆえに、『紅のメリーポピンズ』の主人公・双葉の存在が、第3話、第15話にうかがえる。
あらすじ
4歳の亜子は母と共に、横浜からコンビニもない田舎村・百目鬼村へ引っ越して来た。亜子の祖母・百目鬼ミキ宅に同居し、田舎生活を満喫する。百目鬼村の総領でもある百目鬼ミキは、人々に喝を入れる立派な人物である。百目鬼ミキと亜子はコンビを組み、様々な問題を解決してゆく。
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
第12話
第13話
第14話
第15話
第16話
第17話
第18話
第19話
第20話
第21話
第22話
第23話
第24話
第25話
第26話
第27話
第28話
登場人物
主要人物
百目鬼 ミキ(どうめき ミキ)
百目鬼 亜子(どうめき あこ)
百目鬼 由真(どうめき ゆま)
百目鬼 トオル(どうめき トオル)
その他
第2話
第3話
第4話
百目鬼ミキの旧友達。百目鬼ミキと4人で食事会を開いた。それぞれが亜子と印象的な出会いをする。
ユキちゃん
経団連副会長夫人。亜子に鳥や虫の鳴き声を尋ねる。
第25話 - 百目鬼ミキお手製のパチンコを駐英大使の孫に贈ろうと持って来させた。クニカズに「大人なのだから、その年なりの格好をしなさい。人は見た目。」と説教する。
第5話
第6話
神崎 やよい(かんざき やよい)
吉田 幸吉(よしだ こうきち)
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
第12話
第13話
第14話
第15話
第16話
第17話
第18話
夢二(ゆめじ)
第21話
第22話
第24話
第26話
書誌情報
- 高口里純『グランマの憂鬱』 双葉社 〈JOUR COMICS〉、既刊13巻(2023年10月17日現在)
- 2016年8月17日発売、ISBN 978-4-575-33639-9
- 2017年2月17日発売、ISBN 978-4-575-33655-9
- 2017年10月17日発売、ISBN 978-4-575-33680-1
- 2018年5月17日発売、ISBN 978-4-575-33711-2
- 2019年3月18日発売、ISBN 978-4-575-33763-1
- 2019年10月17日発売、ISBN 978-4-575-33788-4
- 2020年6月17日発売、ISBN 978-4-575-33812-6
- 2021年3月17日発売、ISBN 978-4-575-33845-4
- 2021年11月17日発売、ISBN 978-4-575-33865-2
- 2022年7月14日発売、ISBN 978-4-575-33884-3
- 2023年3月16日発売、ISBN 978-4-575-33912-3
- 2023年5月17日発売、ISBN 978-4-575-33917-8
- 2023年10月17日発売、ISBN 978-4-575-33929-1
テレビドラマ
2023年4月8日から5月27日まで、東海テレビとFCCの共同制作で「土ドラ」枠にて放送された。主演は萬田久子。
毎回の「村人ゲスト」も話題となっている。
キャスト
主要人物
百目鬼ミキ(どうめき ミキ)
本作の主人公。百目鬼村で代々総領職を務める。
百目鬼由真(どうめき ゆま)
ミキの娘・トオルの妻。
百目鬼亜子(どうめき あこ)
由真とトオルの娘。
橋本文五郎(はしもと ぶんごろう)
百目鬼村の村長。
その他
メイ
百目鬼家と関わる「三婆」の一人。真飛聖のファン。
イシ
「三婆」の一人。THE ALFEEのファン。
スイ
「三婆」の一人。韓流スターに夢中になっている。
設楽夢二
百目鬼村への移住者。オーガニックレストランを営んでいる。
一ノ宮竹郎
百目鬼村への移住者。夢二と共にレストランを営んでいる。
ゲスト
第1話
森田達也
「おらだおらだ詐欺」の被害に遭った祖母の支援を村に求める。
森田ヨネ
達也の祖母。「おらだおらだ詐欺」の被害に遭う。
沢口みちる
由真の横浜でのママ友。同居する姑と犬猿の仲。
沢口優斗
亜子と同じ幼稚園に通っていた友達。
沢口松枝
みちるの姑。孫の教育に熱心。
第2話
秀じい
百目鬼村の独居老人。愛車の軽トラで危険運転を起こし、高齢者免許返納を請われる。
卓也
秀じいの息子。百目鬼村出身。今は近郊の町に住む。父が危険運転をしたと連絡を受け、免許返納を促す。
古畑星
女子高生。スマホ依存で、心配した母・夏子が百目鬼村のミキへ預ける。
古畑夏子
星の母。百目鬼村出身。娘のスマホ依存を心配して母に相談し、彼女を連れてミキを訪ねてくる。
第3話
坂下悦子
百目鬼村の住民。村人から「えっちゃん」と呼ばれる。星川翔海のファン。
星川翔海
若手俳優。次期朝ドラの主演に決定し、百目鬼村にやって来る。好青年を演じており、裏の顔は性格が悪い。
坂下義男
悦子の夫。百目鬼村の住民。ハウス野菜作りを営む。
第4話
尾長律子
15年前に村を捨て出ていった百目鬼村出身の女性。突如、村に戻ってくる。
尾長勝二
律子の元夫。百目鬼村の住民。真面目で寡黙な性格。
ナミ
百目鬼村の住民。農業体験型の民宿「あぜみち」を営む。律子とは幼い頃からの友人。
第5話
迫田好美
愛魅の母。シングルマザーだったが、再婚。生まれた子が喘息もちだったことから、都会から百目鬼村に家族4人で越してきた。
迫田慎吾
好美の再婚相手。仕事はリモートワークで、在宅が多い。
迫田愛魅
好美と前の夫との間に生まれた娘。
津田智子
竹郎の姉。長らく会っていない竹郎が倒れたことを聞きつけ、病院へ駆けつける。
第6話
中森初音
百目鬼村の来訪者。不動産業の営業職で働くOL。ひょんなことから百目鬼家にやっかいになることになる。
松岡巧
サラリーマン。中間管理職、初音の上司で、初音を迎えに来る。
正史
百目鬼村に祖父が住む。若くして百目鬼村の林業に携わり、炭焼きを生業にしている。
第7話
ユキちゃん
ミキの学生時からの旧友。華やかな社交の場で経済界を操るが如く世界を飛び回っている。キラーアイテムはピンヒール 。
ケイちゃん
ミキの学生時代からの旧友。国会議員。男社会の中でたくましく生き残る術を身につけている。ワインがお好き。
しーちゃん
ミキの学生時代からの旧友。大学名誉教授。講演会で各地を回っている。お好みはシガー。
嘉川博美
アキと耕吉の娘。母を亡くして間もなく、母が父のせいで苦労して亡くなったのではと、耕吉を責めたい思いがある。
嘉川 真
大学生。博美の息子であり、おじいちゃん・おばあちゃんっ子。本当は家族が思い合っていることを知っている。
井澤アキ
亡くなったミキの学生時代の旧友。年賀状も届かなくなり長らく音信不通だった。ある日ミキの元に訃報が入り、会えていなかった間の人生を知ることなる。
井澤耕吉
アキの夫。床にふせっている。妻を亡くして一人暮らしになった。ミキと初めて対面するも、どうにも口が悪く偏屈な様子。
最終話
百目鬼トオル
ミキの息子。由真の夫であり、亜子の父。長らく単身赴任中だが、由真からの連絡を受けて実家の百目鬼家に赴く。言葉足らずがたたって家族と衝突する。
スタッフ
- 原作 - 高口里純『グランマの憂鬱』(双葉社 JOUR COMICS刊)
- 企画 - 市野直親(東海テレビ)
- 脚本 - 森脇京子、阿久津朋子、遠山絵梨香、的場友見
- 音楽 - 鈴木ヤスヨシ
- 主題歌 - THE ALFEE「鋼の騎士Q」(ユニバーサルミュージック)
- 演出 - 岡野宏信、長尾楽、雨宮由依
- プロデューサー - 中頭千廣(東海テレビ)、小林和紘(FCC)、浅野澄美(FCC)
- 制作 - 東海テレビ、FCC
放送日程
- 第2話は『土曜プレミアム 東京リベンジャーズ』(21時 - 23時30分)の放送に伴う特別編成の関係で20分繰り下げられ、翌0時 - 0時55分に放送された。
東海テレビ制作・フジテレビ系 土ドラ | ||
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自由な女神
-バックステージ・イン・ニューヨーク- (2023年3月4日 - 3月26日) |
グランマの憂鬱
(2023年4月8日 - 5月27日) |
テイオーの長い休日
(2023年6月3日 - 7月29日) |
2010年代後半 |
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2020年代前半 |
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関連項目 |
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「*」…東海テレビ・WOWOW共同製作。 |
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