グリーン家殺人事件
以下はWikipediaより引用
要約
『グリーン家殺人事件』(グリーンけさつじんじけん、The Greene Murder Case)は、S・S・ヴァン・ダイン作の長編推理小説。1928年発表。
素人探偵ファイロ・ヴァンスが活躍する12長編のうちの3作目にあたる作品であり、ヴァン・ダインの作品の中でも次作『僧正殺人事件』と並んで特に高い評価を受けている。
あらすじ
ニューヨークの街中で、絶えずいがみ合い反目し合っている5人の子供達が住む古邸グリーン家。ある夜、そのグリーン家で2人の娘が何者かによって銃撃される。この事件を皮切りに、一家の皆殺しを企てる姿なき殺人者が跳梁する。
登場人物
- ファイロ・ヴァンス - 素人探偵
- ジョン・F・X・マーカム - 地方検事
- アーネスト・ヒース - 部長刑事
- トバイアス・グリーン夫人 - グリーン家の主人
- ジュリア・グリーン - 長女
- シベラ・グリーン - 次女
- アダ・グリーン - 末娘、養女
- チェスター・グリーン - 長男
- レックス・グリーン - 末弟
- アーサー・フォン・ブロン - グリーン家かかりつけの医師
- スプルート - グリーン家執事
- ゲルトルーデ・マンハイム - 料理女
- ヘミング - 女中頭
- バートン - 女中
- クレーヴン嬢 - グリーン夫人の看護婦
- オブライエン - 警視
- ウィリアム・M・モラン - 刑事課課長
- スニトキン - 殺人課の刑事
- バーク - 殺人課の刑事
日本語訳
- 『世界探偵小説全集24』(平林初之輔訳、博文館) 1929
「グリイン家の惨劇」と「デェヴィス集」(ドロシー・ソールズベリ・デイヴィス)を収載
「グリイン家の惨劇」と「デェヴィス集」(ドロシー・ソールズベリ・デイヴィス)を収載
- 『グリーン家殺人事件』
- (延原謙訳、新樹社、ぶらつく選書07) 1950
- (井上勇訳、東京創元社、世界推理小説全集16) 1956
- (井上勇訳、東京創元社、創元推理文庫) 1959
- (井上勇訳、東京創元社、世界名作推理小説大系 別巻3) 1962
- (延原謙訳、新潮社、探偵小説文庫) 1956
- 『世界推理小説大系17 ヴァン・ダイン』(村上啓夫・田中潤司訳、東都書房) 1963
(延原謙訳、新樹社、ぶらつく選書07) 1950
(井上勇訳、東京創元社、世界推理小説全集16) 1956
(井上勇訳、東京創元社、創元推理文庫) 1959
(井上勇訳、東京創元社、世界名作推理小説大系 別巻3) 1962
(延原謙訳、新潮社、探偵小説文庫) 1956
「僧正殺人事件」と「グリーン家殺人事件」を収載
「僧正殺人事件」と「グリーン家殺人事件」を収載
- 『グリーン家殺人事件』
- (延原謙訳、新潮文庫) 1959、のち新版 1975
- (中島河太郎訳、秋田書店、世界の名作推理全集8) 1973
- (坂下昇訳、講談社文庫) 1975
- (佐藤佐智子訳、春陽堂書店、春陽堂少年少女文庫、推理名作シリーズ) 1979
- (中島河太郎訳、秋田書店、ジュニア版世界の名作推理全集8 1983
- 『グリーン家連続殺人事件』
- (榎林哲訳、ポプラ社、ポプラ社文庫、怪奇・推理シリーズ) 1987
(延原謙訳、新潮文庫) 1959、のち新版 1975
(中島河太郎訳、秋田書店、世界の名作推理全集8) 1973
(坂下昇訳、講談社文庫) 1975
(佐藤佐智子訳、春陽堂書店、春陽堂少年少女文庫、推理名作シリーズ) 1979
(中島河太郎訳、秋田書店、ジュニア版世界の名作推理全集8 1983
(榎林哲訳、ポプラ社、ポプラ社文庫、怪奇・推理シリーズ) 1987