グルメを料理する十の方法
以下はWikipediaより引用
要約
『グルメを料理する十の方法』(グルメをりょうりするじゅうのほうほう)は、栗本薫によるミステリ小説。
概要
レストランを舞台として起こった殺人事件の謎に、驚異の胃袋を持つ大食の女性コンビが挑むミステリ。1987年にはテレビドラマ化された。
『EQ』1986年11月号に一挙掲載されたのち、同年12月25日にカッパ・ノベルス(光文社)(ISBN 4-334-02678-8)から刊行された。のち、1996年5月20日に光文社文庫版(ISBN 4-334-72224-5)が刊行されている。表紙は、ノベルズ版を杉本典巳、文庫版を石倉ヒロユキが担当している。
あらすじ
美人で細身のテキスタイル・デザイナー鮎川えりかと、百キロをゆうに超える巨体を誇る女性・小林アザミは、グルメにしてグルマンであるという親友同士。二人は最低でも週に二回はともに高級レストランに出かけては、美食と大食と赤裸々な会話を楽しんでいた。
そんなある夜、いつものように二人で訪れたイタリアレストランで、男が毒殺されるという事件を目撃した。同時に、その男とともに食事をしていた美食評論家・沢崎豊の姿が消えていたことに二人は気づいた。
その奇妙な謎に好奇心をかきたてられた二人は、せっかくの食事を邪魔された腹立ちもあって、にわか探偵として事件の謎を追い始めた。
主要な登場人物
テレビドラマ
1987年7月28日に日本テレビ系列「火曜サスペンス劇場」枠にて放送。
キャスト
- 浅野ゆう子
- 春川ますみ
- 羽賀研二
- なべおさみ
スタッフ
- 脚本:金子裕
- 監督:西村昭五郎
- 製作:日本テレビ、円谷プロダクション
- テーマ曲:岩崎宏美『夜のてのひら』