グーグーだって猫である
以下はWikipediaより引用
要約
『グーグーだって猫である』(グーグーだってねこである)は大島弓子の漫画作品、およびそれを原作とした映画作品およびテレビドラマ作品。
概要
タイトル・ロールとなっているアメリカンショートヘアの猫、「グーグー」を始めとする猫たちと作者との生活を綴ったエッセイ漫画。『ヤングロゼ』1996年11月号から1997年8月号まで連載され、その後『本の旅人』に移籍し2011年6月号まで連載された。全6巻。第12回手塚治虫文化賞短編賞受賞。
2008年に映画化、2014年・2016年にテレビドラマ化されている。
2012年から続編『キャットニップ』が雑誌『きらら』で連載されている。
コミックス
単行本
角川書店
文庫本
角川文庫
映画
2008年9月6日公開。エッセイ漫画を原作としているが、主人公を大島がモデルの「小島麻子」とするオリジナル・ストーリーとなっている。
ストーリー
舞台は吉祥寺。少女漫画家の小島麻子は、愛猫のサバを亡くしてから作品をほとんど発表しなくなっていた。ある日、麻子はペットショップでオスのアメリカンショートヘアの子猫を購入、グーグーと名付ける。元気を取り戻した麻子に周囲は新作を期待する。
麻子は年下の青年・沢村青自と親しくなる。麻子は新作「8月に生まれる子供」の準備に入るが、卵巣がんで倒れる。麻子はグーグーをアシスタントのナオミに預ける。研修医の沢村は実家の小豆島に帰るつもりだという。麻子は手術で卵巣と子宮を摘出し、抗がん剤の副作用に苦しむ。夢の中で麻子は人間の姿になったサバと邂逅する。退院した麻子は新作を発表。ナオミはニューヨークへ旅立つ。
キャスト
- 小島麻子 - 小泉今日子
- ナオミ - 上野樹里
- 沢村青自 - 加瀬亮
- 麻子のアシスタント・加奈子 - 大島美幸(森三中)
- 麻子のアシスタント・咲江 - 村上知子(森三中)
- 麻子のアシスタント・美智子 - 黒沢かずこ(森三中)
- 中央特快・マモル - 林直次郎(平川地一丁目)
- 中央特快・タツヤ - 伊阪達也
- 京子 - 高部あい
- エリカ - 柳英里紗
- 編集長・近藤 - 田中哲司
- 編集者・田中 - 村上大樹
- 梶原 - でんでん
- 小林 - 山本浩司
- UMEZU氏 - 楳図かずお
- 出版社社長 - 井上伸一郎
- 出版社会長 - 角川歴彦
- 映画会社社長 - 椎名保
- ポール・ワインバーグ - マーティ・フリードマン
- 人間のサバ - 大後寿々花
- 高梨 - 江口のりこ
- 占いの老婆 - 鷲尾真知子
- 占いの老婆 - りりィ
- 山本泰助 - 小林亜星
- 麻子の母 - 松原智恵子
- 幼少時の小島麻子 - 小池里奈
- グーグー - 小桜エツ子(声・CMのみ)
- 染谷恵二、小林さり、武内由紀子、松田沙紀、稲葉さおり、みやなおこ、顔田顔彦 ほか
スタッフ
- 監督・脚本 - 犬童一心
- 脚本協力 - 渡辺千穂、佐藤信介
- 原作 - 大島弓子『グーグーだって猫である』(角川書店)
- 音楽 - 細野晴臣
- オリジナルスコア制作・演奏 - 青柳拓次、コシミハル、高田漣、といぼっくす、鈴木惣一朗
- 主題歌 - 小泉今日子 / 細野晴臣「グッド グッド good good」(コロムビアミュージックエンタテインメント)
- アニマルトレーナー - 坂本明里、土田弥生、國立路加、佐々木道広
- 動物出演協力 - フレンドリー・アニマル・プロダクション、市原ぞうの国、佐々木動物プロダクション、ところざわ犬猫支援の会
- アニメーション制作 - IKIF
- 劇中漫画提供 - 大島弓子
- 取材協力 - 槇村さとる、新條まゆ
- スタントコーディネーター - 齋藤應典(ナンバーワンプロモーション)
- 特殊造型 - 松井祐一、三好史洋、佐伯佳世
- 視覚効果 - BIG-X、日本エフェクトセンター
- 現像 - IMAGICA
- スタジオ - 日活撮影所
- ロケ協力 - 武蔵野市、井の頭自然文化園、井の頭恩賜公園、吉祥寺活性化協議会、理化学研究所、常総フィルムコミッション、彩の国本庄拠点フィルムコミッション、ほか
- プロデューサー - 久保田修、小川真司
- 共同プロデューサー - 福島聡司、谷島正之、田中美幸
- エグゼクティブスーパーバイザー - 角川歴彦
- 協賛 - 穴吹工務店
- 製作プロダクション - アスミック・エース、IMJエンタテインメント
- プロダクション協力 - フェローピクチャーズ
- 製作 - 「グーグーだって猫である」フィルム・コミッティ(アスミック・エース、IMJエンタテインメント、住友商事、WOWOW、角川書店、ミュージック・オン・ティーヴィ、CJエンタテインメント、シネマ・インヴェストメント)
- 配給 - アスミック・エース
- オリジナルスコア制作・演奏 - 青柳拓次、コシミハル、高田漣、といぼっくす、鈴木惣一朗
映画ソフト
映画DVD
グーグーだって猫である ニャンダフル・ディスク付き
- DVD2枚組、2009年2月6日発売。発売元:アスミック・エース、販売元:角川映画。
- ディスク1:本編DVD
- 映像特典
- 「グッド グッド good good」ミュージックビデオ
- 予告編集
- 音声特典
- 視覚障がい者用音声ガイド
- ディスク2:特典DVD
- メイキング グーグーだって猫である making special
- 小泉今日子×細野晴臣 スペシャル対談&音楽メイキング
- グーグーが吉祥寺にやってきた!(吉祥寺イベント映像集)
- グーグーだってNGを出す(グーグーのNGシーン集)
- グーグー&チビグーグー親子のプライベート映像集
- Good Sleep(快眠)を応援するボーナス映像「グーグーと一緒にGood Night」
- 舞台挨拶集
- 中央特快ミュージックチャプター&「貝殻」特別編集バージョン
- 初回限定特典
- 『グーグーだって猫である』フォトブック (32P)
- 特製アウターケース(グーグーのおひるね写真入り)
- ディスク1:本編DVD
- 映像特典
- 「グッド グッド good good」ミュージックビデオ
- 予告編集
- 音声特典
- 視覚障がい者用音声ガイド
- ディスク2:特典DVD
- メイキング グーグーだって猫である making special
- 小泉今日子×細野晴臣 スペシャル対談&音楽メイキング
- グーグーが吉祥寺にやってきた!(吉祥寺イベント映像集)
- グーグーだってNGを出す(グーグーのNGシーン集)
- グーグー&チビグーグー親子のプライベート映像集
- Good Sleep(快眠)を応援するボーナス映像「グーグーと一緒にGood Night」
- 舞台挨拶集
- 中央特快ミュージックチャプター&「貝殻」特別編集バージョン
- 初回限定特典
- 『グーグーだって猫である』フォトブック (32P)
- 特製アウターケース(グーグーのおひるね写真入り)
- 映像特典
- 「グッド グッド good good」ミュージックビデオ
- 予告編集
- 音声特典
- 視覚障がい者用音声ガイド
- 「グッド グッド good good」ミュージックビデオ
- 予告編集
- 視覚障がい者用音声ガイド
- メイキング グーグーだって猫である making special
- 小泉今日子×細野晴臣 スペシャル対談&音楽メイキング
- グーグーが吉祥寺にやってきた!(吉祥寺イベント映像集)
- グーグーだってNGを出す(グーグーのNGシーン集)
- グーグー&チビグーグー親子のプライベート映像集
- Good Sleep(快眠)を応援するボーナス映像「グーグーと一緒にGood Night」
- 舞台挨拶集
- 中央特快ミュージックチャプター&「貝殻」特別編集バージョン
- 『グーグーだって猫である』フォトブック (32P)
- 特製アウターケース(グーグーのおひるね写真入り)
映画Blu-ray
グーグーだって猫である ブルーレイ スペシャル・エディション【TCE Blu-ray SELECTION】
- Blu-ray Disc1枚組、2012年9月5日発売。発売元:アスミック・エース、販売元:TCエンタテインメント。
- 映像・音声特典:「中央特快ミュージックチャプター&「貝殻」特別編集バージョン」を除いた全映像・音声特典を収録。
- 映像・音声特典:「中央特快ミュージックチャプター&「貝殻」特別編集バージョン」を除いた全映像・音声特典を収録。
映画CD
グーグーだって猫である オリジナル・サウンドトラック
- CD1枚組、2008年8月27日発売。発売元:デイジーワールド・ディスク、販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント(規格品番:COCP 35115)
- 主題歌「グッド グッド Good Good」をはじめ、劇中で使用された音楽を全23曲収録。細野晴臣、青柳拓次、コシミハルなどが参加。
- 主題歌「グッド グッド Good Good」をはじめ、劇中で使用された音楽を全23曲収録。細野晴臣、青柳拓次、コシミハルなどが参加。
テレビドラマ
WOWOW「連続ドラマW」枠でテレビドラマ化され、2014年10月18日から11月8日まで全4話で放送された。映画版と同じく犬童一心が監督を務めているが、映画とは異なるオリジナルストーリーになっている。
続編の『グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-』が2016年6月11日から7月16日まで全5話で放送された。
ストーリー(テレビドラマ)
ホームレスの男性がグーグーとなるネコを手渡すなど、原作で描かれるネコとの出会いとは状況が異なる。
キャスト(テレビドラマ)
レギュラー
小島麻子
主人公。漫画家。
大森
編集者。
ミナミ
麻子のアシスタント。後に独立する。
飯田千里
独立したミナミに代わる麻子の新しいアシスタント。
第1シリーズ ゲスト
ホームレス
麻子に子猫のグーグーを託す。
三宅
女子高生の占い師。通称・ハーメルン。
立花秀夫
居酒屋「ひがたや」の店主。
立花勝久
秀夫の息子。
石川莉奈
麻子の中学時代の同級生。
千加子
麻子が小学生の時に出会った女性。
第2シリーズ ゲスト
ヒナ
麻子のアシスタント。
藤木
麻子のアシスタント。
小野
飯田に麻子のアシスタントを譲る。
賀川
武蔵野署の刑事。
智子
麻子の大学時代の同級生。
守屋
大学時代に麻子と智子が通っていた古本屋の店員。
サエコ
麻子と智子が行く喫茶店のウェイトレス。
三宅
女子高生の占い師。通称・ハーメルン。
赤間
麻子にグーグーを託した後、姿を消したホームレスによく似た男。
スタッフ(テレビドラマ)
- シリーズ構成・監督 - 犬童一心
- 原作 - 大島弓子
- プロデューサー - 高嶋知美、江川智
- 脚本 - 高田亮
- 音楽 - 高田漣
- 挿入歌 - 高田漣 feat. UA「パレード」(ビクターエンタテインメント / スピードスターレコーズ)
エピソードリスト
シリーズ | 放送回 | 放送日 | サブタイトル |
---|---|---|---|
第1シリーズ | 第1話 | 10月18日 | その恋にはアプローチしない。 |
第2話 | 10月25日 | 占いどおりに生きてみる。 | |
第3話 | 11月 | 1日会いたい気持ちを試してみる。 | |
第4話 | 11月 | 8日運命を味方につける。 |
シリーズ | 放送回 | 放送日 | サブタイトル |
---|---|---|---|
第2シリーズ | 第1話 | 6月11日 | 憧れを仕事にする |
第2話 | 6月18日 | 見晴らしのいい部屋 | |
第3話 | 6月25日 | ガールフレンド・フォーエバー | |
第4話 | 7月9日 | マリッジブルーを乗り越えろ! | |
最終話 | 7月16日 | 自分史上最高の冒険 |
受賞
第1シリーズ
WOWOW 土曜オリジナルドラマ 連続ドラマW | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
枠設立前につき無し
|
グーグーだって猫である
(2014.10.18 - 11.08) |
平成猿蟹合戦図
(2014.11.15 - 12.20) |
きんぴか
(2016.2.13 - 2016.3.12) |
グーグーだって猫である2
-good good the fortune cat- (2016.6.11 - ) |
希望ヶ丘の人びと
(2016.7.16 - ) |
脚注・出典
関連カテゴリ
- 大島弓子の漫画作品
- 漫画作品 く
- 1996年の漫画
- 女性漫画雑誌掲載漫画
- 文芸雑誌掲載漫画作品
- エッセイコミック
- ネコを題材とした漫画作品
- 吉祥寺を舞台とした漫画作品
- 2008年の映画
- 日本のドラマ映画
- WOWOW製作の映画
- アスミック・エース製作の映画
- 角川映画
- 犬童一心の監督映画
- ネコを題材とした映画作品
- 漫画を原作とする映画作品
- 多摩地域を舞台とした映画作品
- 吉祥寺を舞台とした映画作品
- 常総市で製作された映画作品
- 漫画を題材とした映画作品
- 小泉今日子
- 2014年のテレビドラマ
- 連続ドラマW
- 漫画を原作とするテレビドラマ
- 吉祥寺を舞台としたテレビドラマ
- 漫画を題材としたテレビドラマ
- ネコを題材としたテレビドラマ
- 放送文化基金賞奨励賞
- 宮沢りえ