コープスパーティー
ゲーム
ゲームジャンル:ホラー,アドベンチャーゲーム,
キャラクターデザイン:祁答院慎,
音楽:濱本麻央,
発売日:1996年4月22日,
ゲーム:コープスパーティー New Chapter
ゲームジャンル:ホラーアドベンチャーゲーム,
発売日:2006年10月3日 - 2007年12月26日,
ゲーム:コープスパーティー ブラッドカバー
ゲームジャンル:ホラーアドベンチャーゲーム,
キャラクターデザイン:祁答院慎,
音楽:濱本麻央,
発売日:2008年3月8日 - 2011年7月28日,
ゲーム:コープスパーティー ブラッドカバーリピーティッドフィアー
ゲームジャンル:ホラーアドベンチャーゲーム,
発売日:2010年,8月12日,2015年,7月30日,2021年,2月18日,2021年,10月20日,
ゲーム:コープスパーティー Book of Shadows
ゲームジャンル:ホラーアドベンチャーゲーム,
発売日:2011年,9月1日,
ゲーム:コープスパーティー -THE ANTHOLOGY-サチコの恋愛遊戯♥Hysteric Birthday 2U
ゲームジャンル:廃校監禁アドベンチャー,
発売日:2012年,8月2日,
ゲーム:コープスパーティー BLOOD DRIVE
ゲームジャンル:ホラーアドベンチャーゲーム,
発売日:2014年,7月24日,2017年,2月1日,2019年,10月11日,2020年,8月6日,
ゲーム:コープスパーティー2 DEAD PATIENT
ゲームジャンル:監禁ホラーアドベンチャーゲーム,
音楽:濱本麻央,
発売日:2013年,
漫画:コープスパーティー BloodCovered
原作・原案など:祁答院慎,
作画:篠宮トシミ,
出版社:スクウェア・エニックス,
掲載誌:ガンガンパワード,月刊ガンガンJOKER,
レーベル:ガンガンコミックスJOKER,
発表期間:9月22日,10月22日,
巻数:全10巻,
話数:全47話,
漫画:コープスパーティー;娘
原作・原案など:祁答院慎,
作画:織衣美歌,
出版社:メディアファクトリー,
掲載誌:月刊コミックアライブ,
レーベル:MFコミックス アライブシリーズ,
発表期間:8月27日,7月27日,
巻数:全3巻,
話数:全20話,
漫画:コープスパーティー Another Child
原作・原案など:祁答院慎,
作画:緒方俊輔,
出版社:マッグガーデン,
掲載誌:月刊コミックブレイド,
レーベル:ブレイドコミックス,
発表期間:7月30日,12月28日,
巻数:全3巻,
話数:全18話,
漫画:コープスパーティー Book of Shadows
原作・原案など:5pb.,
作画:織衣美歌,
出版社:メディアファクトリー,
掲載誌:月刊コミックアライブ,
レーベル:MFコミックス アライブシリーズ,
巻数:全3巻,
漫画:コープスパーティーCEMETERY0〜開闢のアルス・モリエンディ〜
原作・原案など:祁答院慎,
作画:いちはや,
出版社:竹書房,
掲載サイト:まんがライフWIN,WEBコミックガンマ,
レーベル:バンブーコミックス,
発表期間:6月30日,
巻数:全2巻,
漫画:コープスパーティー サチコの恋愛遊戯♥Hysteric Birthday 2U
作画:柴田燕ウ,
出版社:エンターブレイン,
掲載サイト:ファミ通コミッククリア,
レーベル:ファミ通クリアコミックス,
発表期間:9月14日,11月14日,
巻数:全2巻,
漫画:コープスパーティー
原作・原案など:映画「コープスパーティー」製作委員会,
出版社:スクウェア・エニックス,
掲載誌:月刊ガンガンJOKER,
レーベル:ガンガンコミックスJOKER,
発表期間:2015年6月号 - 2016年2月号,
巻数:全2巻,
ドラマCD:コープスパーティー ブラッドカバー
原作:チームグリグリ,
レーベル:フロンティアワークス,
発表期間:2008年,1月28日,2009年,1月27日,
話数:2巻,
枚数:各巻にCD1枚,
ドラマCD:コープスパーティー Book of Shadowsプロジェクト・ドーリーズ
レーベル:5pb.Records,
発売日:2011年9月28日,
話数:前編、後編,
枚数:各巻にCD1枚,
ドラマCD:コープスパーティー嵐を呼ぶ!廃旅館一泊二日の旅
レーベル:Symphony No.5,
発売日:2014年8月27日,
ドラマCD:コープスパーティー2 DEAD PATIENT
レーベル:フロンティアワークス,
発表期間:2013年6月26日 -,
話数:1巻,
OVA:コープスパーティー Missing Footage
原作:祁答院慎,
監督:岩永彰,
キャラクターデザイン:田中誠輝,
アニメーション制作:アスリード,
製作:MAGES.,
話数:1話,
OVA:コープスパーティー Tortured Souls―暴虐された魂の呪叫―
原作:祁答院慎,
監督:岩永彰,
キャラクターデザイン:田中誠輝,
アニメーション制作:アスリード,
製作:MAGES.,
発売日:2013年7月24日,
話数:全4話,
以下はWikipediaより引用
要約
『コープスパーティー』は、日本のホラーアドベンチャーゲーム。「チームグリグリ」制作によるインディーゲームであり、シナリオやキャラクターデザインは祁答院慎。「RPGツクール Dante98」を使用したPC-9800シリーズ専用のPCゲームである。また、それを元に制作された日本のアニメ(OVA)および実写映画である。
概要
第1作目「コープスパーティー」は、PC98用ソフトのRPGツクールDante98で制作され、1996年に開催された第2回アスキーエンタテインメントソフトウェアコンテストで最優秀賞を受賞した作品。ログインソフコン6号(1996年4月)にコンテストパーク入賞作として収録されたほか、フリーウェア形態でオンライン頒布されている。RPGツクールで作成されているが戦闘シーンは僅かで、ジャンルはホラーアドベンチャーゲームである。キャラクターはアニメ調のデザインであるが、演出に血や臓物を多用し、猟奇的なホラー作風としている。
2008年シナリオ・グラフィック・音楽すべてをパワーアップさせた、「コープスパーティー ブラッドカバー(以下『BC』)」シリーズが開発され、同人誌即売会や同人ショップやネットショップで販売されている。
猟奇的な内容からコンシューマー機への移植が危ぶまれていたが、5pb.よりPSPに移植した初のコンシューマー版「コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー(Corpse party BloodCovered: ...Repeated Fear:以下『BR』)」が2010年8月に発売された。
その後は続編や外伝のゲームが発売され、コミカライズ、小説、OVA、実写映画化などのメディア展開を行っている。
本作品の数年後が舞台のゲーム『コープスパーティー2 DEAD PATIENT』Chapter 1が2012年8月より同人ソフトとして販売している。
ゲーム作品一覧
各作品の詳細については当該項目を参照。
なお、携帯アプリ版・Windows版は物語が「Chapter」という単位で区切られているが、Windows版の場合は最新版ディスクにそれまでの全てのChapterが収録されるという形式になっており、「ブラッドカバー5」のディスクがあれば最新の「Chapter5」まで全てプレイすることが可能である。
RPGツクールDante98(PC98用ソフト)版
コープスパーティー
携帯アプリ版
コープスパーティー NewChapter
Windows版 - コープスパーティー BloodCovered シリーズ
コープスパーティー ブラッドカバー1・2
コープスパーティー ブラッドカバー3
コープスパーティー ブラッドカバー3 アペンドディスク版
コープスパーティー ブラッドカバー1・2・3 リミテッドエディション
コープスパーティー ブラッドカバー4
同人版(コミックマーケット76にて頒布)と一般流通版の2種類がある。違いはジャケットイラストのみ。
コープスパーティー ブラッドカバー5
Chapter5は、PSP版の内容に3つのバッドエンディング(完全新規のものが一つと、Dante98版のB・Dランクのエンディングからそれぞれ1つをリメイクしたもの)が追加されている。
コンシューマー版
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
実写映画放映に合わせ、ニンテンドー3DS版が2015年7月30日に発売。
2021年2月18日、PlayStation 4版、Nintendo Switch版が発売。
コープスパーティー Book of Shadows
コープスパーティー -THE ANTHOLOGY- サチコの恋愛遊戯♥Hysteric Birthday 2U
コープスパーティ BLOOD DRIVE
iOS版とAndroid版が2017年2月1日に、Steam版が2019年10月11日に、Nintendo Switch版が2020年8月6日に発売。
Dante98版
1996年に『LOGIN Sofcom』(アスキー刊)にて発表された作品。
後述のWindows版やPSP版の元となった作品だが、ストーリーや舞台となる廃校舎(Windows版・PSP版における「天神小学校」)の設定などに大きな違いがある。
ストーリー
ある雨の日の夜、学園祭の準備のために学校に残っていた如月学園の2年生、持田哲志・中嶋直美・岸沼良樹の3人は、クラス委員長の篠崎あゆみからこの学校に伝わる怪談を聞かされていた。
あゆみが怪談を話し終えたその時、突然停電が起こり、どこからか不気味な声とオルガンの音が聞こえてくる。哲志に傘を届けに来た哲志の妹・由香も加えてオルガンの音の出所を確かめに行こうとした途端、5人は強い閃光に包まれ、見知らぬボロボロの校舎へと飛ばされてしまった。
哲志たちは元の世界へ戻るために探索を開始するが、やがて数々の怪奇現象が5人に襲い掛かる。
システム
主人公たちは異なる2つの行動エリアに分断され、2グループに分かれて探索していく。様々なところでアイテムを入手し、それらを使って障害や謎を解いていく。一部のアイテムは、もう片方の探索グループへ渡すことができ、そうしないと先に進めない場所がある。行動によっては仲間が死んでしまったり、ストーリーやエンディングに影響を及ぼしたりする。
エンディングはキャラクターの死亡状況などによりランクA、B(3パターン)、C、D(2パターン)の計7種類存在しているが、2パターンあるランクDのエンディングはバグにより通常プレイでは見ることが不可能となっている(ファン有志作成による修正パッチが配布されており、それを適用することで見ることができる)。
制作(Dante98版)
作者の祁答院慎は制作当時大阪芸術大学の学生であり、大半の部分は自分が作ったが、音楽については同じサークルに所属していた濱本麻央が担当したと2011年のインタビューの中で話している。
元々祁答院は「リトルチェイサー」や「サバトの女王」といったファンタジー作品を作ってきたため、今度は原題を舞台とした学園ホラーを作りたいと考えていた。このジャンルを選択した背景として、祁答院はディスクシステム用ソフト『ファミコン探偵倶楽部』を挙げており、「かわいい絵柄」と「怖い物語」という落差が本作に通ずると話している。
なお、祁答院は2011年のインタビューの中で、ホラー映画や楳図かずおに親しんだとしつつも、作品の類似性が指摘される『漂流教室』についてはきちんと読んだわけではないと述べている。また、シナリオ制作にあたっては物語の始めと終わりを設定した後、その間の出来事を詰めていったと祁答院は話しており、最初からハッピーエンドにするつもりはなかったとしている。祁答院は「サバトの女王」で知り合ったアスキーの編集者から「Dante98」を紹介され、「第2回 アスキー エンタテインメント ソフトウェア コンテスト」への応募を誘われたことから、このコンテストへの参加を決めた。
携帯アプリ版・Windows版
オリジナル版の主要人物を引き継ぎつつ、設定・ストーリーを一新、グラフィック・音楽・演出を向上させた、現行最新シリーズ。
2007年に「コープスパーティー NewChapter(以下NC)」のタイトルで携帯アプリ版が配信され、ファンからの要望を受け、2008年にグラフィックとイベントをPC用に変更・追加したWindows版が「コープスパーティー BloodCovered」というタイトルで発売された。
ストーリーは5つの「Chapter」に区切られており、2011年現在、『NC』はChapter 4まで、『BC』は最終章であるChapter 5まで発表されているが、『NC』は実質的に開発中止状態になっている。
また、『BC』では各Chapterのストーリーから離れたサブシナリオ・「Extra Chapter」が追加パッチ(公式ホームページでダウンロード可能)や最新版ディスクへの追加の形で発表されており、Extra Chapter 3まで発表されている。
年齢制限は無いが惨劇シーンでは、ドット絵ながらグロテスク・残酷な描写や、リアルな効果音がところどころ含まれており、それを理解した上でプレイする必要がある。
ストーリー(携帯アプリ版・Windows版)
哲志たちは学園の文化祭の片付けの途中、クラス委員長のあゆみから如月学園にまつわる怪談を聞かされる。
偶然そこにやってきた副担任の宍戸結衣や哲志に傘を届けに来た哲志の妹・由香も加わって片付けを終えた哲志たちは、あゆみの提案で明日転校してしまうクラスメイト・鈴本繭のために「幸せのサチコさん」というおまじないを行うことにした。あゆみによると、このおまじないは「みんながいつまでも一緒にいられるおまじない」なのだという。
ところが、おまじないが終わった直後に突然地震が起こり、哲志たちは見知らぬ古びた校舎に飛ばされ、全員離れ離れになってしまう。元の世界に帰るためにそれぞれ行動を開始した9人だったが、かつてこの校舎で起こった事件で犠牲になった子供たちの怨霊が彼らに襲い掛かってくる。
9人は探索を続けるうちに、古びた校舎が如月学園が建つ前に存在していた「天神小学校」であることを知り、天神小学校で起きた事件の真相に迫っていくことになる。
システム(携帯アプリ版・Windows版)
廃校の中を探索し、キャラクター同士の会話やイベントを見ていき、謎や危機を突破していくのが基本となる。
主人公たちが飛ばされた「天神小学校」は位相のずれた空間が重なり合った多重空間であるため、同じ校舎にいても存在する空間が違うために出会うことができない場合がある。また、時空が歪んでいるため、ある空間の現在で起こった出来事が他の空間の過去・未来に影響を及ぼすこともあり、それが大きなヒント・情報になり、また障害ともなっている。
各Chapterごとに操作できるキャラクターが異なり、それぞれが置かれている状況に沿ったストーリーが展開していき、謎も異なる。特定の1キャラクターが操作の中心ではなく、事件に巻き込まれた中心人物をそれぞれ1人ずつ操作していく。
舞台となる廃校には主人公たちより前に監禁された犠牲者の名札が散らばっており、名札を取得するごとにメニューの犠牲者リストが埋まっていく仕組みになっている。なお、名札に記されている名前の一部は、「天神小学校監禁ツアー」と題した公式HPのイベント(全3回)にて、ファンから本名・ハンドルネーム・創作名を問わずに公募したものである。
各Chapterごとのエンディングとして、複数のWRONG ENDと1つのTRUE ENDが存在しているが、Chapter4は特定のイベントの成否によってストーリー展開が若干変わり、TRUE ENDとは違うEXTRA ENDに到達することができる。エンディングの数はタイトル画面に星型のアイコンで表示され、到達したエンディングのアイコンは灰色から薄く色の付いた状態になり、TRUE ENDはイエロー、WRONG ENDはグリーン、EXTRA ENDはブルーになる。
主題歌
Chapter 5 エンディングテーマ「Crimson Sign」
制作(携帯アプリ版・Windows版)
リメイクにあたっては、Dante98版の公開から10年までの間に新しく浮かんだアイデアが採用された。たとえば、追加キャラクターの一人である人間の殺人鬼・刻命裕也は、物語をかく乱させ、プレイヤーへ新たな恐怖をもたらす存在として導入された。なお、「意識はさえているのに、精神的なダメージによって体を動かせず、ろくな選択肢がない」という状況を表現するための「精神汚染度」というシステムも考案されていたが、大規模な仕様変更を伴うことから見送られた。なお、このシステムは『クトゥルフの呼び声』におけるSAN値と似ているが、祁答院本人は否定している。
反響(携帯アプリ版・Windows版)
祁答院は2011年のインタビューの中で、発売前は追加要素に対するファンの反応が心配だったが、予想以上にすんなりと受け入れられ、逆に「世以子を殺すな」という手紙が寄せられるほど、キャラクターへ感情移入をする者もいてうれしかったと話している。
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
『BC(Windows版)』のコンシューマー移植作。
通常版と初回限定版を2010年8月12日に同時発売。CEROレーティング「D」(17歳以上対象)。
チームグリグリ全面協力の下で開発が行われ、キャラクターの立ち絵や背景をコンシューマー用に一新、イベントスチルを挿入するなど、演出面をグレードアップ。
さらに当時『BC』では未発表であった最終章「Chapter5」を収録し、『BR』のみの「Extra Chapter」も大量に追加した。
ただしメインシナリオについては、「天神小学校からの脱出」を目的とした哲志たちの物語には決着がついているものの、当時はまだ『BC』が完結していなかったこともあり、含みのある終わり方に留まっている。
メニューデザインはコンシューマー用に変更されているが、犠牲者リストなどのシステムや星型のアイコンによるエンディング数の表示などは『BC』から受け継がれている。
なお本作品は、ダミーヘッドマイクを使用したバイノーラル録音を一部台詞にて行っているため、プレイの際にはヘッドホン使用を推奨している。
キャラクターのキャストは、基本的にPSP版発表前に発売されたドラマCD版と同じだが、一部キャラクターのキャストが変更された。
収録エピソード
Chapter1 - Chapter5
Extra Chapter1 - Extra Chapter10
主題歌
オープニングテーマ「シャングリラ」
エンディングテーマ「Confutatisの祈り」
挿入歌「闇に濡れたCatastrophe」
制作(BR)
祁答院自身もコンシューマ化が無理だと思って5pb.に持ち込んだら、二つ返事で受け入れられたと2011年のインタビューの中で話しており、インディーズならではの過激な描写を積極的に取り入れるというコンセプトだったため、コンシューマ化企画が始まった当初は不安だったが、結果がついてきて安心したと話している。
なお、祁答院によると、レーティングについてはいろいろと融通を聞かせ、かつ5pb.の協力により、なんとかCERO-Dに落ち着いたという。
かなり余裕をもったうえで移植作業が行われたものの、コンシューマ向けのベースプログラムは外注であり、細かい部分までチェックが行き届かず、やや大変だったと祁答院は2011年のインタビューの中で話している。インタビューアーのマフィア梶田から細かな不具合の原因がそれかと尋ねられた際、祁答院は「そうですね……。声が行き届かず不具合が開発終盤に発覚し,大混乱だったという感じです。」と振り返っている。
また、開発時点ではまだWindows版の第5弾と第6弾が続く予定であり、Chapter5はそれらをまとめた内容となった。
初回限定版特典
CD「厄払い音楽盤」
資料集「裏天神小連絡通紙」
反響(BR)
『BR』は、祁答院の予想を超える大きな売り上げを記録し、全国で品薄になる店が相次いだ。ニュースサイト「アスキー」の伊藤真広は秋葉原の販売店から聞いた話として、予約受付開始の時点ではあまり伸びなかったものの、体験版の配信直後から予約が急増したという。
祁答院は、豪華なキャスティングや、インディーズならではのゴア表現、そして、マフィア梶田による紹介記事がヒットの理由ではないかと分析している。また、祁答院はコミカルで明るく見えるデザインにしたことで、本来ならホラーを敬遠する者たちも興味を持ったことや、無国籍な恐怖が魅力となったとみている。
評価(BR)
ライターのマフィア梶田は4Gamer.netに寄せた体験版の記事の中で、ドット絵で描かれたフィールドやグラフィックは温かみがあり、一見すると怖そうに見えないが、実際にプレイしてみると、情報量が制限されている分想像力を刺激してくるので非常に怖いと述べており、いきなりきしむ床や施錠されたドアをガチャつかせる音といった音響効果も恐怖を倍増させているという。
コープスパーティー Book of Shadows
『BR』の前日譚および後日譚など、『BR』本編から派生した7つのエピソードからなる作品。
通常版と初回限定版を2011年9月1日に同時発売。CEROレーティング「D」(17歳以上対象)。
『BR』およびその原作である『BC』とは違い、キャラクターを操作してフィールドを探索するのではなく、テキストを読み進めるタイプのアドベンチャーゲームとなっている。ただし、画面をカーソル移動して気になる場所を調べたり、MAPから移動先を選択して移動する「探索モード」、および値が増えるにしたがって、幻覚・幻聴に悩まされ、さらに最大値になることで“黒化”ゲームオーバーとなる「精神汚染度(Mental pollutionシステム)」を合わせて導入しており、単純にテキストを読み進み、2択程度の選択肢を選ぶだけではクリアできないようになっている。
前作同様、バイノーラル録音を採用している。
前作には無かった、CGモード「心霊写真館」・BGMモード「電動演奏機」・バイノーラル録音音声を聞ける「心霊音声劇場」・出演声優コメント「言霊集」といったモードを「Bonus」メニューにて提供。「心霊写真館」には、前作のセーブファイルを自動ロードすることによって、前作のCGが追加される。
収録エピソード (Book of Shadows)
第一章・刻印
『BC』・『BR』のChapter5におけるBAD ENDの一つ、Loop END(天神小学校脱出直後に文化祭当日へと時間が戻り、哲志のみが天神小学校の記憶を持った状態で再び「幸せのサチコさん」が行われてしまう結末)から繋がる物語。
第二章・夭逝
第一章と同じく、Loop ENDから繋がる物語。
第三章・邂逅
BRの前日譚。如月学園の生徒であった結衣が、高校3年生のとある秋の雨の日に、夜の校舎で体験した恐怖の物語。
第四章・煉獄
BRの前日譚。七星が天神小学校へ向かうまでの日常と、七星と一緒に天神小学校へ飛ばされたさやかの運命を描く。
第五章・理想郷
第一章と同じく、Loop ENDから繋がる物語。
第六章・泥濘
第一章と同じく、Loop ENDから繋がる物語(エンディングで「THE World after Loop END」と表示される)だが、Chapter5のその他のBAD ENDの一つ(哲志が撲殺された由香の死体の写真を発見し黒化してしまう結末)において由香に何が起こっていたかが明かされている。
第七章・歯
BRの前日譚。刻命たち白檀高等学校の生徒が天神小学校へ飛ばされる直前、飛ばされた直後の様子と、刻命が暴走を始めるきっかけとなった出来事を描く。
なお、『BC』のChapter5にダウンロードキーが収録された「tooth (Extra Preview)」と、ゲームシステムを除いて全く同じ内容である(「tooth」は、『BC (BR)』準拠のフィールド探索型のゲームとなっている)。
第八章・BLOOD DRIVE
『BR』のセーブデータがある場合は第七章までのそれぞれのTrue Endを、無い以外は第七章までの全てのエンディングを見ることで登場する隠しストーリーである。
『BC』・『BR』のTrue Endから繋がる物語。『Book of Shadows』のタイトルの理由もここで明らかになる。
命からがら天神小学校から脱出した哲志ら5人であったが、校内で死亡した世以子・繭・森繁・結衣は、現実世界において存在そのものが消滅しており、誰にも信じてもらえず苦しんでいた。そんな中、あゆみが直美を誘い、手がかりを求めて、県内にある篠崎ヨシヱ・サチコ親子の自宅へ調査に向かう。
タイトル画面では「#8」ではなく「#Prologue」となっている上、物語も佳境で突然中断、謎を多く残したまま終了しており、その後の画面表示を含めて続編を示唆する終わり方となっており、2013年に同名のタイトルにて、続編の制作が発表された。
主題歌(BSシリーズ)
Book of Shadows
オープニングテーマ「花の咲く場所」
エンディングテーマ「パンドラの夜」
挿入歌(第四章)「☆Twinkle☆Girls☆」
BLOOD DRIVE
オープニングテーマ1「In the rain」
オープニングテーマ2「化身」
エンディングテーマ「Translucent days」
挿入歌「シャングリラ -ballad ver.-」
制作(BSシリーズ)
企画の時点では本編内で死亡するキャラクターたちに焦点を当てたファンディスクを作ろうというものだったが、祁答院から「前作(『BR』)の続きとなるシナリオや、前日譚を追加してほしい」という要望を受けた結果、ファンディスクどころかフルボリュームの作品となった。また、死んだキャラクターが復活して救われるという描き方をすると命の軽視になって考えて執筆した結果、悲劇だらけになってしまったと祁答院は振り返っている。
同作はテキストアドベンチャーに変更されたものの、「コープスパーティーらしさ」を保つ工夫が配慮され、天神小学校を探索する感覚を残したいという祁答院の要望から、マップ移動シーンが追加された。また、Windows版で見送られた「精神汚染度」が新システムとして採用された。
最初の審査では(18歳未満の購入が禁じられる)CERO-Zに指定されたため、修正が大変だったと祁答院は2011年のインタビューの中で振り返る一方、前作『BC』と合わせて表現の度合いの感覚がつかめたのは大きかったとも話している。
反響(BS)
祁答院は2011年のインタビューの中で、テキストアドベンチャーになったことでグロテスクさが強調され、従来作が平気だったのに、同作はきついという意見もあった一方、むしろ「もっとやれ」という反応が多かったと述べている。
評価(BS)
ライターのマフィア梶田は、各章のベストエンディングがハッピーエンドとは限らず、むしろどのバッドエンドよりも悲惨なことになるのがコープスパーティーらしいと評価している。
初回特典
SPECIAL CD
直美&世以子デフォルメフィギュア
コープスパーティー -THE ANTHOLOGY- サチコの恋愛遊戯♥Hysteric Birthday 2U
番外編で、原作者である祁答院を含む、9人のシナリオライターによるアンソロジー作品。通常版と初回限定版を2012年8月2日に同時発売。CEROレーティングは、限定版「Z」(18才以上のみ対象)、通常版は「D」(17歳以上対象)。これまで同様、ダミーヘッドマイクによる音声収録が行われている。
哲志ら既存メンバーの他、小説版でのみ登場しているキャラクター、今作からの新キャラクターも登場する。サチコの呪いが弱まる『サチコの誕生日』、一同を集め、「ラブコメ」をテーマとした文化祭を行うとサチコが宣言するところからストーリーが始まる。
収録エピソード(サチコの恋愛遊戯)
Hysteric Birthday!
戦場に架ける恥
テンジン座の怪人
私情最大!地下防空壕縦断ウルトラクイズ
天神小の中心で、愛を叫ぶ?
王様とわたしたち
料理の凡人
懺悔リア充爆発しろ
今日の日よ、さようなら
死線流し
主題歌(サチコの恋愛遊戯)
オープニングテーマ「Limited Love」
エンディングテーマ1「HANABI」
エンディングテーマ2「月幻」
挿入歌「天ノ紅」
コープスパーティー BLOOD DRIVE
ダウンロード版、限定版と通常版を2014年7月24日に同時発売。
登場人物
ここでは主要人物のみ簡単に紹介する。
Dante98版より登場
中嶋 直美(なかしま なおみ)
篠崎 あゆみ(しのざき あゆみ)
携帯アプリ版・Windows版より登場
鈴本 繭(すずもと まゆ)
森繁 朔太郎(もりしげ さくたろう)
コープスパーティー2 DEAD PATIENT
アナザージャケット版と通常版を2013年5月29日に同時発売。主題歌CDを2013年8月12日に発売。
STAFF
- 「コープスパーティー」原作:祁答院慎
- 脚本/演出:祁答院慎
- 協力:「監禁ツアー」応募者様
- 制作:グラインドハウス
- キャラクターデザイン:神城咲弥、祁答院慎
- キャラクターグラフィック:神城咲弥
- イベントグラフィック:神城咲弥
- 3Dキャラクター:オガワコウサク
- システムグラフィック:オガワコウサク
- 3D背景:オガワコウサク、濱本麻央
- BGM:濱本麻央
- 効果音:濱本麻央、神城咲弥
- プログラミング/スクリプト:オガワコウサク
- ゲームデザイン:オガワコウサク
- PV制作:濱本麻央
- キャスティング:神城咲弥
- 音声演出/編集:神城咲弥
- HP制作/広報:神城咲弥
登場人物(コープスパーティー2)
- 伊藤あやめ (CV:上月魅空)
- 氷海真里 (CV:村上和也)
- 里見律子 (CV:磯村知美)
- 穂村千代美 (CV:渡瀬柚子)
- 島崎竜司 (CV:日野あたる)
- 手清水くらら (CV:浅倉小春)
- 司馬狗智久 (CV:美藤秀吉)
- 芳仲雅巳 (CV:竜門)
- 氏度聖羅 (CV:Full-Go-Ri)
Chapter 1
エンディングテーマ「穢しの森」
悪いエンディングテーマ「The end of slaughter」
反響
「ひぐらしのなく頃に」などで知られる07th expantionの竜騎士07は「奈須きのこから自分に渡されたバトンをコープスパーティーと車輪の国、向日葵の少女に渡した」と語っている。なお、前述の通り本作品('96年)は「ひぐらしのなく頃に」('02年)よりも前の作品である。ただし、その記事では同人ゲームの話をしているので、『BC』('08年)のみの話であるなら、「ひぐらしのなく頃に」の方が先である。
メディア展開・関連商品
小説
- コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー 絆の虚実(著者 - 村田治 / 発行元 - ジャイブ) 2011年6月20日発売
- コープスパーティー Book of Shadows(著者 - 恵莉ひなこ / 発行元 - 富士見ドラゴンブック) 2011年8月20日発売
- コープスパーティー Cemetery0 〜冴之木七星の霊界調査ファイル#01【惨月夜話】〜(著者 - 祁答院慎 / 発行元 - 竹書房文庫) 2011年9月22日発売
- コープスパーティー Cemetery0 〜冴之木七星の秘密〜 (著者 - 祁答院慎 / 発行元 - 竹書房文庫)
- コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー(上)(著者 - 都築由浩 / 発行元 - 講談社ラノベ文庫) 2011年12月28日発売
- コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー(下)(著者 - 都築由浩 / 発行元 - 講談社ラノベ文庫) 2012年3月30日発売
漫画
2015年5月現在、コミカライズシリーズ100万部以上である。
コープスパーティー BloodCovered(作画 - 篠宮トシミ)
コープスパーティー;娘 (Corpseparty; Musume) (作画 - 織衣美歌)
Dante98版の初代コープスパーティーをベースに、『NC』以降のリメイクシリーズの登場人物である冴之木七星や新キャラクター・篠原深雪が登場するなどアレンジが加えられた作品。赤い服の少女の名前が篠崎サチコであるなど、『NC』以降の設定も取り入れられている。
なお、本作品のタイトル中のセミコロン(;)は、コロン(:)と誤記されることが多い。また、タイトルロゴでは「;」は省かれている。
第1巻 2010年12月22日発売 ISBN 978-4-8401-3720-1
第2巻 2011年8月23日発売 ISBN 978-4-8401-4027-0
第3巻 2012年8月23日発売 ISBN 978-4-8401-4706-4
コープスパーティー Another Child(作画 - 緒方俊輔)
今までの登場人物たちの学校である如月学園とは別の学校の新キャラクターが登場する新しい作品。
隣町との合併で廃校になってしまう皐月山学園。環は、町の高校にはいかず、田舎に残ることになっており、勇馬と離れることを恐れた環は、同級生に焚き付けられ、ある呪いを実行してしまい、天神小学校に飛ばされ物語は始まる。
第1巻 2012年3月10日発売 ISBN 978-4-86127-958-4
第2巻 2012年8月10日発売 ISBN 978-4-8000-0032-3
第3巻 2013年2月9日発売 ISBN 978-4-8000-0090-3
コープスパーティー Book of Shadows(作画 - 織衣美歌)
タイトルの通り、『BS』をベースにした作品である。作画が『コープスパーティー;娘』と同じく織衣美歌であるため、同時連載のカタチで掛け持ちしていた。予告編は単行本では第7話として劇中に組み込まれている。長崎県で粗暴・残虐な表現を理由に有害図書に指定された。
第1巻 2012年8月23日発売 ISBN 978-4-8401-4707-1
第2巻 2013年6月22日発売 ISBN 978-4-8401-5070-5
第3巻 2014年3月22日発売 ISBN 978-4-0406-6503-0
コープスパーティーCEMETERY0 〜開闢のアルス・モリエンディ〜(作画 - いちはや)
コープスパーティー サチコの恋愛遊戯♥Hysteric Birthday 2U(作画 - 柴田燕ウ)
コープスパーティー(作画 - 肝匠)
マジキュー4コマ コープスパーティー
コープスパーティー カップリング×アンソロジー
OVA
コープスパーティー Missing Footage
『コープスパーティー -THE ANTHOLOGY- サチコの恋愛遊戯♥Hysteric Birthday 2U』数量限定版特典のOVA(OAD)。このOVAにより、限定版は、CERO Zとなっている。CEROの倫理規定により、一部シーンが修正されている。
キャスト (Missing Footage)
- 持田哲志 - 下野紘
- 持田由香 - 喜多村英梨
- 中嶋直美 - 佐藤利奈
- 篠原世以子 - 新井里美
- 篠崎あゆみ - 今井麻美
- 岸沼良樹 - 中村悠一
- 鈴本繭 - 南里侑香
- 森繁朔太郎 - 柿原徹也
- 吉沢遼 - 森谷里美
- 辻時子 - 大原桃子
- 管乃雪 - 五十嵐裕美
スタッフ (Missing Footage)
- 原作 - 祁答院慎
- 監督・コンテ・演出 - 岩永彰
- 構成・脚本 - 佐藤勝一
- キャラクターデザイン・作画監督 - 田中誠輝
- ゼネラルプロデューサー - 市川和弘
- エグゼクティブプロデューサー - 志倉千代丸
- プロデューサー - 野村泰彦、正岡篤、平松巨規
- 美術監督 - 緒続学
- 美術設定 - 綱頭瑛子
- 色彩設計 - 佐藤裕子
- 撮影監督 - 藤田智史
- 編集 - 瀬山武司
- 音響監督 - 清水勝則
- 音楽 - 濱本麻央
- アニメーション制作 - アスリード
- 製作 - MAGES.
コープスパーティー Tortured Souls -暴虐された魂の呪叫-
2013年7月24日にDVD上下巻、Blu-rayBOXセットで発売されたOVA。大阪市内の映画館で行われたODS先行上映の際、映倫の審査によりR15+指定。シナリオの内容は『コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー』を下敷きにしているが、一部人物が更に死亡するなどのオリジナルの展開となっている。
OVA「コープスパーティー Missing Footage」無修正DVDが当たるキャンペーンを実施。
なお同年8月よりニコニコチャンネルにて第1話が無料でネット配信されているが、年齢制限を「R15+」に指定した上で、「残虐な表現が含まれていますが、権利者の意向によりそのまま配信します」という注意書きが表示されている。同年10月18日にニコニコ生放送で全話一挙放送を行い、放送終了後に第2話以降もニコニコチャンネルにて有料配信されている。
キャスト (Tortured Souls)
- 持田哲志 - 下野紘
- 持田由香 - 喜多村英梨
- 中嶋直美 - 佐藤利奈
- 篠原世以子 - 新井里美
- 篠崎あゆみ - 今井麻美
- 岸沼良樹 - 中村悠一
- 鈴本繭 - 南里侑香
- 森繁朔太郎 - 柿原徹也
- 宍戸結衣 - 沢城みゆき
- 篠崎ヨシヱ / 篠崎サチコ - 大谷育江
- 吉沢遼 - 森谷里美
- 辻時子 - 大原桃子
- 管乃雪 - 五十嵐裕美
- 冴之木七星 - 山本彩乃
- 刻命裕也 - 杉田智和
- 柳堀ヨシカズ - 松尾大亮
- 中嶋夏海 - 押山沙織
- 柳堀隆峰 - 菊本平
スタッフ (Tortured Souls)
- 監督 - 岩永彰
- 原作 - 祁答院慎(チームグリグリ「コープスパーティーブラッドカバー」)
- 企画 - 志倉千代丸、松本浩、納谷光枝、太布尚弘、平松巨規
- プロデューサー - 野村泰彦、田中信作、納谷僚介、金庭こず恵、正岡篤
- 脚本 - 佐藤勝一
- キャラクターデザイン - 田中誠輝
- 美術監督 - 緒続学(草薙)
- 美術設定 - 綱頭瑛子(草薙)
- 色彩設定 - 佐藤裕子(アルビオン)
- 撮影監督 - 藤田智史(スタジオトゥインクル)
- 編集 - 佐々木タケシ
- 音楽 - 濱本麻央(チームグリグリ)、濱田貴司
- 音響監督 - 清水勝則(ザック・プロモーション)
- アニメーション制作 - アスリード
- 製作 - MAGES.
主題歌 (Tortured Souls)
オープニングテーマ「星屑のリング」
エンディングテーマ「蛍火」
挿入歌「白い風景」(第4話)
各話リスト (Tortured Souls)
巻数 | 話数 | サブタイトル | コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
上巻 | 1話 | 多重的別離 | 岩永彰 | 田中誠輝 | - | |
2話 | 壊れる蝶番 | 福島利規 | 小島智加、津熊健徳 | 小島智加 | ||
下巻 | 3話 | 届かぬ想い | 岩永彰 | 石田暢 | 高原修司 | 田中誠輝 |
4話 | 哀しき真実 | 福世孝明、小島智加 津熊健徳、竹森由加 竹谷今日子、田中誠輝 古澤貴文 |
関連書籍
- コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー 真相解析ファイル(発行元 - ジャイブ)2010年11月1日初版 ISBN 978-4-86176-798-2
- コープスパーティー Book of Shadows 真相解析ファンブック(発行元 - ジャイブ)2011年10月26日初版 ISBN 978-4-86176-867-5
CD
ドラマCD
ブラッドカバー関連
ドラマCD「コープスパーティーブラッドカバー」
イメージソングとして「Crimson Sign」(歌:みとせのりこ)の1コーラスバージョンが収録されている。
通常版の他に、ボーナストラックとして杉田智和、下野紘、佐藤利奈、矢作紗友里の4名によるラジオ番組風キャストトークと全キャストによるテーマトークを収録した豪華版が同時発売された。
初回封入特典(通常版・豪華版共通):お呪いの解説付き『幸せのサチコさん降霊人形』。
ドラマCD「コープスパーティーブラッドカバー」第2巻
初回封入特典:作中に登場したものを再現した全5枚組の『犠牲者の手記』。
Book of Shadows関連
コープスパーティー Book of Shadows ドラマCD『プロジェクト・ドーリーズ』【前編】 / 【後編】
ゲームと同様にバイノーラル録音を採用している。
ボーナストラックとしてRADIOコープスパーティー番外編(前編は今井麻美と喜多村英梨による、後編はMAKOと山本彩乃による)を収録。
BR(・BC)よりも前(後編ブックレットより)に起きた事件を描く。哲志が司のことを知っていたことから、BR前日譚であるBS第三章とBR本編の間に位置することがわかる。
サウンドトラック
コープスパーティー ブラッドカバー SOUND COLLECTION Vol.1
コープスパーティー ブラッドカバー SOUND COLLECTION Vol.2
アトラクション
ナムコ・ナンジャタウン
アミューズメントパークナムコ・ナンジャタウンとのコラボレーションイベントが、2010年より2013年まで夏季に開催されている。
- コープスパーティー in ナムコ・ナンジャタウン(2010年)
- コープスパーティー Book of Shadows in ナムコ・ナンジャタウン(2011年)
- コープスパーティー –THE ANTHOLOGY- サチコの恋愛遊戯♥Hysteric Birthday 2U in ナムコ・ナンジャタウン(2012年)
- コープスパーティー Tortured Souls ―暴虐された魂の呪叫― in ナンジャタウン(2013年)
コープスパーティー地獄便所
シナリオは祁答院慎による書き下ろし。シナリオはいくつかの種類に分かれており個室別になっている。
コープスパーティー地獄便所(2010年5月29日 - 8月31日)
コープスパーティー地獄便所II(2011年6月25日 - 9月30日)
コープスパーティー地獄便所III(2012年6月25日 - 9月30日)
コープスパーティー地獄便所IV(2013年7月11日 - 9月30日)
コープスパーティー地獄便所(2010年5月29日 - 8月31日)
コープスパーティー地獄便所II(2011年6月25日 - 9月30日)
コープスパーティー地獄便所III(2012年6月25日 - 9月30日)
コープスパーティー地獄便所IV(2013年7月11日 - 9月30日)
もののけ番外地
文化人形を探せ! in もののけ番外地(2010年5月29日 - 7月11日)
「消えた名札を探せ!」もののけ番外地(2011年6月25日 - 8月31日)
「サチコのお使い遊戯」in もののけ番外地(2012年6月25日 - 8月31日)
全員脱出!「生徒手帳を探せ」(2013年7月11日 - 9月30日)
台場怪奇学校
アトラクションクリエイターいわたかの監修で、お化け屋敷台場怪奇学校とのコラボレーションイベントが、2015年夏季に開催された。
コープスパーティー史上初となるウォークスルー型アトラクションとなった。
アトラクション内では声優によるキャラクターボイスが大量に使用されており、これはすべて録り下ろしとなっている。
なお、アトラクションクリエイター(監修者)のいわたかは二次元コンテンツへの造詣が深く、圧倒的な再現度とクオリティ、アトラクションとしてのゲーム性を実現させた。これは実際に体験した原作者の祁答院慎も評価している。
好評により2015年9月14日から第2弾が開催された。
- 台場怪奇学校〜死逢せのサチコさん〜(2015年7月11日 - 8月11日)
台場怪奇学校へ肝試しに訪れたゲストは、興味本位でネットで知ったおまじない「しあわせのサチコさん」をおこなってしまい、台場怪奇学校ではなく天神小学校へ迷い込んでしまう。
コープスパーティーのキャラクターの助けを得ながら、天神小学校から脱出するべく校内を彷徨い歩くこととなる。
ミッション:校内の祠へ行き、冴之木七星の指示に従って逆打ちをしてくる。
- 台場怪奇学校〜舌切りのサチコさん〜(2015年9月14日 - 10月4日)
サチコの呪いの力はますます強力になり、台場怪奇学校と天神小学校が空間融合をし始めている。
訪れたゲストはこの状況をなんとかするべく、「しあわせのサチコさん」をおこなって天神小学校へ潜入する。
ミッション:校内のどこかにある「切り取られた舌」を探しだし、被害者児童の霊に返してくる。
実写映画
コープスパーティー
2015年8月1日公開。監督は山田雅史、主演は乃木坂46(当時)の生駒里奈。『コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー』を基にしているが、アニメと同じく一部人物が更に死亡するほか、一部人物の死亡順序が異なるなどのオリジナルの展開となっている。
また、アニメでも登場した刻命裕也や辻時子、冴之木七星などいくつかの人物は登場しない。
通常公開版はPG12指定。アンリミテッド版は劇場公開でR18+、レンタル用およびネット配信ではR15+。
キャスト(映画)
- 中嶋直美 - 生駒里奈
- 持田哲志 - 池岡亮介
- 篠崎あゆみ - 前田希美
- 岸沼良樹 - JUN (BEE SHUFFLE)
- 篠原世以子 - 喜多陽子
- 鈴本繭 - 美沙玲奈
- 森繁朔太郎 - 諒太郎
- 持田由香 - 松浦愛弓
- 鬼碑忌コウ - 金山一彦
- 宍戸結衣 - 小坂温子
- 篠崎ヨシエ - 竹内えり
- 校長 - 大川ヒロキ
- 柳堀ヨシカズ - 真山俊作
- 菅乃雪 - 内田さや
- 吉沢遼 - 佐竹遥人
- 篠崎サチコ - 内藤穂之香
スタッフ(映画)
- 原作 - Team GrisGris/MAGES./5pb.
- 監督 - 山田雅史
- 脚本 - 赤松義正
- 配給 - ツインピークス、キャンター
主題歌(映画)
「BABYLON 〜before the daybreak」
コープスパーティー Book of Shadows(映画)
2016年7月30日公開。主演は乃木坂46(当時)の生駒里奈。前作では登場しなかった刻命裕也を含めて、いくつかの人物が登場する。BR版やOVAアニメ「コープスパーティー Tortured Souls -暴虐された魂の呪叫-」で刻命裕也、PCゲーム「コープスパーティー ブラッドカバー5」で謎の紳士・下田を担当した杉田智和は本作品の序盤(映画開始4分ごろ)に生徒の死体役で友情出演している。前作と同様、通常公開版はPG12指定。アンリミテッド版は劇場公開でR18+、レンタル用およびネット配信ではR15+。
キャスト(映画第2作)
- 中嶋直美 - 生駒里奈
- 篠崎あゆみ - 前田希美
- 持田哲志 - 池岡亮介
- 霧崎凍孤 - 石川恋
- 黒崎健介 - 水石亜飛夢
- 岸沼良樹 - JUN (BEE SHUFFLE)
- 篠原世以子 - 喜多陽子
- 持田由香 - 松浦愛弓
- 篠崎サチコ - 内藤穂之香
- 篠崎ひのえ - 石森虹花(欅坂46)
- 刻命裕也 - 青木玄徳
- 市島琳香
- 井出和樹
- 野田仁美
- 生徒役 - 杉田智和 (友情出演)
スタッフ(映画第2作)
- 原作: Team GrisGris /5pb./MAGES.
- 監督:山田雅史
- 脚本:赤松義正
- 製作 = 余田光隆・小玉滋彦
- 脚本監修:祁答院 慎
- 音樂:濱本麻央
主題歌(映画第2作)
「砂漠の雨」
Webラジオ
今井麻美・喜多村英梨のRADIO コープスパーティー!
PSP版の発売発表に合わせて開始されたWebラジオ番組。
第1回は2010年3月21日に萌え博2010の「5pb.+マリン。エンタテインメント+ダイスネットワークスブース」にて、第6回は6月5日にナムコ・ナンジャタウンにてそれぞれ公開録音が行われた。
概要
コーナー
教えて! コープスパーティー博士!
最近おこった怖い話
ふつおた
ゲスト
山本彩乃とMAKOのラジオ コープスパーティー
「今井麻美と喜多村英梨のRADIO コープスパーティー」の後継番組。
概要
コーナー
ふつおた
ARTERY VEINの小部屋
教えて! コープスパーティー博士!
最近おこった怖い話
ゲスト
今井麻美と原由実のRADIOコープスパーティー
「山本彩乃とMAKOのラジオ コープスパーティー」の後継番組。全7回。
第5回は2012年7月8日にナムコ・ナンジャタウンにて公開録音が行われ、ニコニコ生放送でもその模様が配信された。
概要
コーナー
ふつおたのコーナー
教えて! コープスパーティー博士!
Surprise Birthdayのコーナー
最近おこった怖い話
ゲスト
今井麻美と原由実のラジオ『コープスパーティーR』
「今井麻美と原由実のRADIOコープスパーティー」の後継番組。第7回(2013年8月2日)より番組名を、今井麻美と原由実のラジオ『コープスパーティーR+』に改題した。全28回。
概要
コーナー
ふつおたのコーナー
教えて! コープスパーティー博士!
最近おこった怖い話
天神小を脱出せよ!
さつきの開運相談室
アンソロジーノート
ゲスト
ラジオ コープスパーティー season 5
ニンテンドー3DS版『BR』を紹介するラジオ。全4回。
概要
ゲスト
コープスパーティーゼロ
Dante98版発表後、ファン有志によってRPGツクールXPで製作された二次創作作品。以下、『ゼロ』と略記。
Dante98版の、名もなき犠牲者の1人が残した姉への書き置きを元に、その書き置きの主である少女と、その姉の生前を描いた作品。
後に発表された公式作品『BC』・『BR』にも、Dante98版と同様に姉への書き置きを残した犠牲者が登場しており、さらに『BR』では、その姉妹の名前として、本作品の主人公・長谷川姉妹の名前が採用された。
さらに、本作品においては構想のみで、本編に登場することのなかったサブキャラクターも、『BR』では彼女たちのクラスメイトの名前として採用されており、漫画『;娘』にも長谷川姉妹と思われる人物が登場するなど、公式作品にも組み込まれている。
ストーリー(ゼロ)
ある雨の日の放課後、生徒会の会議で遅くなった姉・香織と一緒に帰宅しようと廊下を歩いていた長谷川志穂は、香織が人づてに聞いた、この学校の近くにある別の学園に伝わるという怪談を聞かされる。
怖がる志穂をからかいながら香織は話を終えるが、2人は再び廊下を歩き始めた直後、不気味な声と共に急に強い閃光に包まれ、見知らぬボロボロの校舎へと飛ばされてしまった。
そして、元の世界へ戻る術を探して彷徨う2人を、数々の怪奇現象が襲う。
登場人物(ゼロ)
ここでは主要人物のみ簡単に紹介する。
長谷川 志穂(はせがわ しほ)
長谷川 香織(はせがわ かおり)