ゴーゴー♪こちら私立華咲探偵事務所。
主人公の属性:探偵,
以下はWikipediaより引用
要約
『ゴーゴー♪こちら私立華咲探偵事務所。』(ゴーゴーこちらしりつはなさきたんていじむしょ)は、新潮社発行の漫画雑誌『週刊コミックバンチ』にて2006年22・23合併号から2007年16号まで全39回連載された渡辺航の漫画作品である。「ムチャな女所長に新人がふり回される探偵もの」をコンセプトとしたコメディ作品となっている。単行本は全4巻。連載の前に読み切り版が掲載されたが、その際にはタイトルに「こちら」が付いていなかった。
2012年には『はなたん ~華咲探偵事務所~』のタイトルで新装版(全3巻)が刊行されており、『月刊コミック@バンチ』(同社)2012年7月号から9月号までこれを記念した描き下ろしの特別編が掲載された(描き下ろし分についても新装版に収録)。
2023年には上記新装版をベースに『はなたん ーココは華咲探偵事務所ー』として『少年チャンピオン・コミックス』(秋田書店)の電子書籍として刊行、単行本と同じ全3巻のほかに、全39話を1話ずつ分冊した分冊版も展開している。
物語
小さな町にある私立華咲探偵事務所。しかし、事務所局長の華咲サヤはでかい仕事以外は依頼を断るというワガママ者だった。そんな探偵事務所に就職した新人の小金田一耕太郎は、華咲や所員たちに振り回されっぱなし。立派な探偵になることを夢見て就職したのに、探偵らしいことは一切しない華咲に楯突くが、結果的には華咲たちが関わった事件はいつも解決してしまうから、耕太郎は納得してしまうのだった。
登場人物
華咲探偵事務所
華咲サヤ(はなさき さや)
華咲探偵事務所局長。本名、華咲サヤ子(偽名に大した意味はないらしい)。23歳。かつては天才探偵少女と呼ばれていたころもあり、18歳の時に華咲探偵事務所を設立。夢はハードでエキサイティングでモエモエな仕事をこなすこと。エキサイティングじゃない依頼は断っている(そのため事務所は経営難で借金をしており、主な収入は高杉と山田の副業)が最近は耕太郎の説得でたまには引き受けることも。愛読書はジャンプ、英字新聞。回転に弱く飛行機が苦手。整理整頓が苦手だが、本人は出来ていると思っている。奇妙な探偵グッズを通販で買うのが趣味。太ると別人のような容姿になり、ロリ系キャラと化す(性格も多少変わり、子供っぽくなる)。痩せると元に戻った。太りやすい体質らしい。喧嘩っ早く、また凄まじく強い。恋愛や異性に関しては疎く、耕太郎を異性として扱っていない。
小金田一耕太郎(こきんだいち こうたろう)
高杉俊作(たかすぎ しゅんさく)
山田陵善(やまだ)
七瀬しおり(ななせ -)
華咲探偵事務所アルバイト所員。初登場の第2話の時点で19歳。内向的な女性だったが、町の本屋でサヤがジャンプを値切っている姿を見て、自分には出来ないことをしているサヤを理想の女性だと思い、自分を変えて欲しいという依頼をする。サヤは引き受けるが結局は見た目のかわいらしさと店などでサービスを受けやすい特技を利用されているだけだった。しかし結果的にはサヤのおかげで変わることができた。その後アルバイトとして華咲探偵事務所で働くことに。その際サヤに「お得割引娘」と名づけられた。20歳になったら原付を運転してもよいと勘違いし、街中を暴走したことがある。母親(七瀬かるた)は医師で4人兄弟(七瀬たんざく、七瀬こより、七瀬ひしもち)の長女。父親は未登場。巨大ロボ「バンタム」の操縦に意外な才能を見せる。
ジャスティス
野武士銀行取立局
単行本
『ゴーゴー♪こちら私立華咲探偵事務所。』(バンチコミックス、新潮社、全4巻)
『はなたん ~華咲探偵事務所~』(バンチコミックスDX、新潮社、全3巻)
電子書籍
『はなたん ―ココは華咲探偵事務所ー』(少年チャンピオンコミックス、秋田書店、全3巻、分冊版39話)
収録エピソード一覧
新装版である『はなたん ~華咲探偵事務所~』(全3巻、2012年)の収録エピソードを示す。
初出誌は特記なき場合は『週刊コミックバンチ』。
28話・29話は本編とは時間的つながりのない、宇宙空間を舞台にした番外編となっている。