サイボーグ009
漫画
作者:石ノ森章太郎,
出版社:秋田書店,メディアファクトリー,角川書店,講談社,小学館,
掲載誌:週刊少年キング,週刊少年マガジン,冒険王,週刊少年サンデー,
レーベル:サンデーコミックス,MFコミックス,コンビニコミック,
巻数:サンデーコミックス:全15巻豪華版:全23巻文庫版:全23巻MFコミックス:全36巻石ノ森章太郎 萬画大全集:全26巻コンプリートコレクション:全11巻,
映画:サイボーグ009
監督:芹川有吾,
制作:東映動画,
映画:サイボーグ009 怪獣戦争
監督:芹川有吾,
制作:東映動画,
アニメ:サイボーグ009(第1作)
原作:石ノ森章太郎,
キャラクターデザイン:木村圭市郎,
音楽:小杉太一郎,
アニメーション制作:東映動画,
話数:全26話,
アニメ:サイボーグ009(第2作)
原作:石ノ森章太郎,
監督:高橋良輔,
キャラクターデザイン:芦田豊雄,
メカニックデザイン:サブマリン,
音楽:すぎやまこういち,
アニメーション制作:日本サンライズ,
製作:東映,
放送局:テレビ朝日系列,
話数:全50話,
映画:サイボーグ009 超銀河伝説
監督:明比正行,
制作:東映動画,
アニメ:サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER
原作:石ノ森章太郎,
監督:川越淳,
シリーズ構成:大西信介,
キャラクターデザイン:紺野直幸,
メカニックデザイン:紺野直幸,
音楽:小室哲哉,
アニメーション制作:ジャパンヴィステック,
製作:テレビ東京,
放送局:テレビ東京系列,
話数:全51話,
以下はWikipediaより引用
要約
『サイボーグ009』(サイボーグ ゼロゼロナイン)は、石ノ森章太郎による日本のSF漫画。
1964年7月19日の『週刊少年キング』にて連載開始。その後、『週刊少年マガジン』、『月刊少年ジャンプ』、『COM』、『週刊少年サンデー』、『マンガ少年』、『少年ビッグコミック』、『SFアニメディア』など、複数の出版社、複数の雑誌で連載された。2012年10月時点で累計発行部数は1000万部を突破している。
概要
『仮面ライダー』と並ぶ石ノ森の代表作。それぞれ特殊能力を持つ9人のサイボーグ戦士の活躍や日常を描く長・中・短編の作品群からなる。ただし完結編にあたるシリーズの完成前に作者が死去したため、作者自身による漫画作品は未完に終わっている。
当時の石ノ森(当時のペンネームは石森章太郎)は、上京しマンガ家生活を送っていたもののスランプに陥り、3か月間の世界一周旅行ののちに本作を執筆。旅行のため出版社から200万円の借金をしており、そのためにやむなく描き出したものである。それまでのマニアックな作品でなくもっと一般読者を対象にエンターテインメントに徹しようとした初の作品が本作だった。石ノ森自身はこれを「まんが家としての(プロ意識を持って描いた)第一作」と表している。
石ノ森の本作に対する思い入れは相当強く、仮面ライダーシリーズなどでは作画を他人に任せたことが多いのに対し、本作は雑誌掲載作品のほとんどを自ら描いている。ただし例外として、映画『サイボーグ009超銀河伝説』のコミカライズ作品にシュガー佐藤や桜多吾作などの作画によるものが存在する。
石ノ森作品に多く見られる「力を授けた者(=親・同族)を裏切り、その野望に対し唯一対抗し得る存在として孤独な戦いを続ける」というテーマを持つ。1960年代の米ソ東西冷戦が背景になり、ベトナム戦争を舞台にするなど反戦色のあるテーマが色濃く出ているのが特徴である。それらと並び、世界各地の神話や古代文明に題材をとったシリーズ、人種問題や異文化同士の軋轢、文明社会の抱える問題について考えさせられるエピソードも多い。主人公たちが出会った人々の内面の葛藤や、人間と機械の狭間での悩みなどもテーマとして取り上げられるが、基本的には石ノ森作品に共通する、正義を守るヒーローの姿に哲学的な重みを持たせたシリーズである。
サイボーグという題材は、石ノ森が海外旅行の際に見た雑誌『LIFE』に掲載されたサイボーグの特集に触発されたものである。
執筆が石ノ森が世界旅行をした直後ということもあって、9人の戦士の出身国は世界の国々となった。9人という人数設定は、野球の“ナイン”から構想を得たもので、制作ノートで、それぞれ該当のポジションを当てキャラクター像を練っていた。
初出の1960年代から断続的に50年以上メディア展開されており、掲載誌やメディアの事情、石ノ森自身の構想の変更、時代や社会の変化などによって、設定について多くの揺らぎが存在している。
009の各編
掲載 | 収録巻数 | タイトル名 | 備考 | |||
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雑誌 | 開始 | 終了 | 単行本 | 文庫版 | ||
少年画報社 『週刊少年キング』 |
1964年30号 | 1965年39号 | 『誕生編』『暗殺者編』『放浪編』 『ベトナム編』『ミュートス・サイボーグ編』 |
|||
少年画報社 『別冊少年キング』 |
1965年1月号 | 1966年2月号 | 『誕生編』『真空戦争の巻』『オーロラ作戦の巻』 『黄金のライオン編』『まぼろしの犬編』 |
|||
少年画報社 『週刊少年キング』 |
1966年4号 | 『高い城の男編』 | ||||
講談社 『週刊少年マガジン』 |
1966年27号 | 『プロローグ』 | ||||
1966年30号 | 1967年13号 | 『地下帝国ヨミ編』 | ||||
講談社 『別冊少年マガジン』 |
1966年初秋特大号 | 『新型爆弾「電電」』 | ||||
秋田書店 『冒険王』 |
1967年5月号 | 1969年6月号 | 『地下帝国ヨミ編』(8章「地下帝国ヨミ」以降)『怪物島編』 『中東編』『移民編』『ローレライの歌編』『海の底編』『天使編』 |
|||
虫プロ商事 『COM』 |
1969年10月号 | 1970年12月号 | 『神々との戦い編』 | |||
『中一時代』 | 1971年1月号 | 『サイボーグ009対三億円犯人』 | ||||
『たのしい幼稚園』 | 1972年3月号 | 『きょうりゅうサイボーグ編』 | ||||
小学館 『週刊少女コミック』 |
1975年38号 | 『風の都編』 | ||||
1976年8号 | 『雪のカーニバル編』 | |||||
集英社 『月刊少年ジャンプ』 |
1976年6月号 | 『ディノニクス編』 | ||||
小学館 『週刊少女コミック』 |
1976年31号 | 1976年33号 | 『エッダ編』 | |||
秋田書店 『プレイコミック』 |
1976年8月12日号 | 『グリーンホール編』 | ||||
秋田書店 『冒険王』 |
1977年お正月増刊号 | 『怪奇星編』 | ||||
朝日ソノラマ 『月刊マンガ少年』 |
1977年7月号 | 1979年9月号 | 『海底ピラミッド編』 | 1978年11月号、 12月号は休載 | ||
単行本書き下ろし | 1979年書き下ろし | 『サンジェルマン伯爵考』 | ||||
講談社 『少年マガジン』 |
1978年2号 | 『幻影島』 | ||||
小学館 『週刊少年サンデー』 |
1979年9号 | 1981年11号 | ||||
小学館 『少年ビッグコミック』 |
1979年7号 | 1980年6号 | 『サルガッソー異次元海編(7号)』『眼と耳編(11号)』『誘拐編(14号)』 『父と子編(17号)』『走れ!兄ちゃん編(22号)』 『機械仕掛けの心臓編(24号)』『動物園にて……編(1980年6号)』 | |||
学習研究社 『SFアニメディア』 |
1985年2月号 | 1986年9月号 | 『時空間漂流民編』 | |||
産経新聞 | 1992年1月1日 | 『緊急シミュレーション1992編』 |
執筆された作品
第1期(1964年 - 1965年)
当初は石ノ森が売り込んだ出版社には見向きされずお蔵入りになりかけたが、『キング』から連載を打診されたことで本作品の発表に至った。
編集長の交代時に、設定が複雑で登場人物が多すぎて、単行本向けであり、雑誌連載で読むには分かりにくいということを理由に打ち切りになった。そのため『ミュートス・サイボーグ編』は消化不良のまま終了せざるを得なかった。1966年7月に刊行を開始した秋田書店のサンデーコミックスは編集者の秋田君夫が『サイボーグ009』を出したいとして企画。第1弾にも選ばれて、100万部が売れるベストセラーになった。ミュートス編の終章は、単行本では約20ページに及ぶ大幅な加筆が施され、連載時の2倍以上の長さになっている。2012年、未収録カラー24Pが見つかり「サイボーグ009 [カラー完全版]」第3巻に収録された。
第2期(1966年)
『少年マガジン』編集者の宮原照夫によれば、『少年キング』での連載が不本意な終わり方だったため、『少年マガジン』側から石森に執筆依頼をして、最初から長期連載でなく真の結末を描くために実現した連載だったとのこと。そして、ブラックゴースト団との最後の戦いが描かれており、ストーリー的には完結している。
ラストシーンがアメリカのファンタジー・SF作家レイ・ブラッドベリの『万華鏡』(短編集『刺青の男』所収)に触発されたものとしばしば語られる。
002=ジェットと009=ジョーが死亡したとも捉えられる結末に、読者から抗議や「ジョーを生き返らせて」との要望が殺到したため、その後も掲載誌を変えて新作が発表され続けることになる。しかし、『地下帝国ヨミ編』を真の完結編と考えているファンもおり、前出の宮原照夫も第2期で完結せずに続編が描かれたことを残念だと述べている。
第3期(1967年 - 1969年)
第2期『地下帝国ヨミ編』で死亡したと思われていた002=ジェットと009=ジョーが助かっていたという設定で、『ヨミ編』直後から続く物語として連載された。敵としてブラックゴーストの残存勢力が登場するエピソードもあるが、独立したエピソードもあり、次第にその影は薄くなっていく。
中編『移民編』では、未来の地球で滅亡の危機に瀕し、現代への移民を試みる未来人たちとの対立を描く。なお、連載時に副題が付くようになったのは『移民編』からである。
中編『天使編』では、背に翼を生やした人類の創造主“神”が人類を粛清し始め、009たちはこれに従うべきか抵抗すべきか苦悩する。
『天使編』はシリーズを完結させる意気込みで開始されたが、序章的な部分を描いたのみで中断した。
以上の『少年キング』『少年マガジン』『冒険王』掲載分がサンデーコミックス(秋田書店)の第1巻から第10巻として出版された後、長らく新刊が発売されなかった。
第4期(1970年 - 1972年)
中断した『天使編』の構想を改め描き直したもの。『COM』に石森が連載していた野心的な実験漫画『ファンタジーワールド ジュン』の後継作だったが、『ジュン』と同様に表現に凝った難解な作品となったことや、009と003のベッドシーンを描いたことなどが読者の不評を買って中断となった。物語の全容は明かされずに終わり、この後しばらくの間、『サイボーグ009』は特別企画を除いて描かれなくなる。
『神々との闘い編』はサンデーコミックスには収録されず、朝日ソノラマより1978年に発売された箱入りハードカバー本『サイボーグ009 その世界』に、『地下帝国ヨミ編』までのダイジェスト版とともに収録された。
1971年、『中一時代』1月号付録に『サイボーグ009対三億円犯』が掲載(特別企画)。
1972年、『たのしい幼稚園』3月号に『きょうりゅうサイボーグ編』が掲載(特別企画)。
第5期(1975年 - 1976年)
これを機に、『天使編』『神々との闘い編』の続編ではない新作が多く執筆されるようになった。
第6期(1976年 - 1979年)
1977年には、『月刊マンガ少年』(朝日ソノラマ)7月号より長編『海底ピラミッド編』が連載開始され、1979年9月号まで続いた。謎の海底ピラミッドからの襲撃を契機に、ブラック・ピラミッドと「サンジェルマン伯爵」を名乗る存在との争いに巻き込まれる。
『海底ピラミッド編』の総集編が『マンガ少年別冊』全2巻という形で1978年12月(第1巻)と1979年9月(第2巻)に発行され、後者の巻末には『サンジェルマン伯爵』という描き下ろし作品も収録された。
また、第5期と第6期の作品は、サンデーコミックスの第11巻から第15巻として発売された。
第7期(1979年 - 1981年)
これらの作品は、少年サンデーコミックス(小学館)として連載中に順次発行され、全12巻が発売された。上記の秋田書店版サンデーコミックス全15巻とは一切、重複がない。このうち「裸足のザンジバル編」は、元々『009』とは無関係な作品であったが、単行本収録の際に加筆修正されて『009』のストーリーとして組み込まれている。
連載時のキャッチコピーは、新昭和版アニメの主題歌の一節から取られた「サイボーグ戦士、誰がために戦う!」。短編『サイボーグ戦士、誰がために戦う!編』は掲載時にはタイトルがなく、単行本化の際にコピーがそのままタイトルとして使われた。
時間軸は第2期『地下帝国ヨミ編』の約20年後であり、ゼロゼロナンバーの行動も他シリーズと比べると大人の側面が強い。
新昭和版アニメにもネオ・ブラックゴースト団は登場するが、原作とは内容が異なるアニメ独自のストーリーが作られた。
第8期(1985年)
作者の死去(1998年1月28日)により、これが連載された最後の編となった。
サンジェルマン伯爵を名乗る人物が登場するが、第6期『海底ピラミッド編』とはデザインや設定が異なる。
『時空間漂流民編』はノーラコミックス(学習研究社)全1巻として、1987年に発売された。
執筆されなかった作品
第9期(2006年 - )
さらにそのプロットを、石ノ森の長男で俳優・演出家である小野寺丈が再構成し、本当の完結編となる小説『2012 009 conclusion GOD'S WAR』を執筆、全3巻が角川書店および角川文庫より発売、うち数編は石ノ森本人の遺稿がそのまま収録されている。
サイボーグ戦士が21世紀の人間という設定に変更され、それに合わせて改造される経緯も新解釈になっている。
2012年4月13日より2014年2月4日まで、小学館のウェブコミックサイト『クラブサンデー』で『サイボーグ009 完結編 conclusion GOD’S WAR』(原作:石ノ森章太郎、小野寺丈 漫画:早瀬マサト〈第1話 - 第9話〉、シュガー佐藤〈第10話 - 第30話〉)が配信された。
あらすじ
主人公の少年・島村ジョーは、少年鑑別所からの脱走中、謎の男たちに捕らえられサイボーグに改造された。世界の影で暗躍する死の商人「黒い幽霊団(ブラックゴースト)」は画期的な新商品・サイボーグ兵士の試作品を作るために世界各国から素材となる人間を秘密裏に拉致しており、素材集めの場に偶然居合わせたジョーをも素材として選んだのだった。しかし、彼よりも前に世界各国から強制的に集められ改造されていた8名のサイボーグや、そして自分たちを改造したギルモア博士からブラックゴースト団の真の野望を教えられたジョーは、彼らと共にブラックゴーストを脱走する。
ブラックゴーストの野望を知り彼らを阻止できるのは、彼らと同じ力を持つサイボーグ戦士たちしかいない。人の心を持ちながらヒトでも機械でもない存在となった悲しみを胸に、サイボーグ戦士たちはブラックゴーストの野望を打ち砕くために戦い続ける。
登場人物
※ ゼロゼロナンバーサイボーグたちの見た目の印象は漫画初期のイメージに基づいたもの。作品展開の長期化に伴う画風の変化により、丸みを帯びたデフォルメの強い画風から徐々に劇画風のリアル寄りな絵柄に変遷していった。
登場メカ
潜水艦101号
ドルフィン号
朝顔形円盤
イワンのバカ号
ドルフィン2世号
ドルフィン号(平成アニメ版)
石ノ森以外による漫画作品
テレビアニメ第2作のコミカライズ
- 『テレビランド』1979年連載 - 作画:土山よしき
- 『てれびくん』1979年連載 - 作画:シュガー佐藤
サイボーグ009 超銀河伝説のコミカライズ
- 『月刊マンガ少年』別冊 - 作画:シュガー佐藤
- 『100てんコミック』 - 作画:桜多吾作
サイボーグ009 完結編 conclusion GOD'S WAR
『クラブサンデー』2012年 - 2014年 - 作画:早瀬マサト(第1話 - 第9話)→シュガー佐藤(第10話 - 第30話)
CYBORG009 CALL OF JUSTICEのコミカライズ
『コミッククリア』連載 - 作画:木村明広、脚本:神山健治・檜垣亮・砂山蔵澄・土城温美
その他
- サイボーグ009 - 『ヒーローズ・カムバック』所収、2012年 - 島本和彦・石森プロ
- サイボーグ009VSデビルマン BREAKDOWN - 『水曜日のシリウス』2015年 - 2016年配信、作画:吉富昭仁
- サイボーグ009 BGOOPARTS DELETE - 『チャンピオンRED』2019年 - 2022年、作画:岡崎つぐお
- 21世紀を舞台としたミュートスサイボーグ編の続編。タイトルはBG(ブラックゴースト)のOOPARTSの意で、「神々との闘い」に勝利するためサイボーグ戦士たちは並行世界におけるBGの痕跡を消して回っている。
- 8マンVSサイボーグ009 - 『チャンピオンRED』2020年 - 2023年、脚本:七月鏡一、作画:早瀬マサト・石森プロ
- 『8マン』(原作:平井和正、桑田二郎)とのクロスオーバー。
21世紀を舞台としたミュートスサイボーグ編の続編。タイトルはBG(ブラックゴースト)のOOPARTSの意で、「神々との闘い」に勝利するためサイボーグ戦士たちは並行世界におけるBGの痕跡を消して回っている。
『8マン』(原作:平井和正、桑田二郎)とのクロスオーバー。
サイボーグ009まんが賞
2010年1月26日に小学館は『サイボーグ009まんが賞』を設立。009のキャラクターおよび世界観をモチーフにした漫画やシナリオを募集しており、WEBコミックサイト「クラブサンデー」や小学館発行の媒体に掲載される予定。
書誌情報
単行本
- 石ノ森章太郎 『サイボーグ009』 秋田書店〈サンデーコミックス〉、全15巻
- 1966年7月1日発売、ISBN 4-253-06001-3
- 1966年8月3日発売、ISBN 4-253-06002-1
- 1966年9月24日発売、ISBN 4-253-06003-X
- 1966年10月31日発売、ISBN 4-253-06004-8
- 1967年1月31日発売、ISBN 4-253-06005-6
- 1967年4月21日発売、ISBN 4-253-06006-4
- 1967年8月31日発売、ISBN 4-253-06007-2
- 1968年4月13日発売、ISBN 4-253-06008-0
- 1968年11月16日発売、ISBN 4-253-06009-9
- 1970年3月27日発売、ISBN 4-253-06010-2
- 1976年10月7日発売、ISBN 4-253-06011-0
- 1977年8月11日発売、ISBN 4-253-06012-9
- 1980年8月2日発売、ISBN 4-253-06013-7
- 1980年10月3日発売、ISBN 4-253-06014-5
- 1980年12月31日発売、ISBN 4-253-06015-3
- 石ノ森章太郎 『サイボーグ009』 メディアファクトリー〈MFコミックス〉、全36巻
- 2001年10月23日発売、ISBN 4-88991-794-2
- 2001年10月23日発売、ISBN 4-88991-795-0
- 2001年10月23日発売、ISBN 4-88991-796-9
- 2001年11月23日発売、ISBN 4-8401-0411-5
- 2001年11月23日発売、ISBN 4-8401-0412-3
- 2001年11月23日発売、ISBN 4-8401-0413-1
- 2001年12月24日発売、ISBN 4-8401-0421-2
- 2001年12月24日発売、ISBN 4-8401-0422-0
- 2001年12月24日発売、ISBN 4-8401-0423-9
- 2001年12月24日発売、ISBN 4-8401-0424-7
- 「怪物島編」2002年1月23日発売、ISBN 4-8401-0426-3
- 「中東編」2002年1月23日発売、ISBN 4-8401-0427-1
- 「移民編」2002年2月23日発売、ISBN 4-8401-0429-8
- 「海の底編」2002年2月23日発売、ISBN 4-8401-0430-1
- 「天使編」2002年3月23日発売、ISBN 4-8401-0435-2
- 「神々との闘い編」2002年3月23日発売、ISBN 4-8401-0436-0
- 「エッダ[北欧神話]編」2002年4月23日発売、ISBN 4-8401-0442-5
- 「雪のカーニバル編」2002年4月23日発売、ISBN 4-8401-0443-3
- 「海底ピラミッド編 1」2002年5月23日発売、ISBN 4-8401-0446-8
- 「海底ピラミッド編 2」2002年5月23日発売、ISBN 4-8401-0447-6
- 「海底ピラミッド編 3」2002年6月23日発売、ISBN 4-8401-0448-4
- 「黄金の三角地帯編」2002年6月23日発売、ISBN 4-8401-0449-2
- 「極北の幽霊編」2002年7月23日発売、ISBN 4-8401-0452-2
- 「アステカ編」2002年7月23日発売、ISBN 4-8401-0453-0
- 「未来都市編」2002年8月23日発売、ISBN 4-8401-0457-3
- 「裸足のザンジバル編」2002年8月23日発売、ISBN 4-8401-0458-1
- 「イシュタルの竜編」2002年9月21日発売、ISBN 4-8401-0461-1
- 「結晶時間編」2002年9月21日発売、ISBN 4-8401-0462-X
- 「ファラオ・ウイルス編」2002年11月20日発売、ISBN 4-8401-0469-7
- 「コスモチャイルド編」2002年11月20日発売、ISBN 4-8401-0470-0
- 「アフロディーテ編」2002年12月21日発売、ISBN 4-8401-0471-9
- 「変身編」2002年12月21日発売、ISBN 4-8401-0472-7
- 「スターマーメイド伝説編」2003年1月23日発売、ISBN 4-8401-0475-1
- 「ザ・ディープスペース編」2003年1月23日発売、ISBN 4-8401-0476-X
- 「時空間漂流民編 1」2003年2月22日発売、ISBN 4-8401-0479-4
- 「時空間漂流民編 2」2003年2月22日発売、ISBN 4-8401-0480-8
豪華版
- 石ノ森章太郎 『豪華版 サイボーグ009』 秋田書店〈豪華版シリーズ〉、全23巻
- 「神話・伝説編」1989年10月12日発売、ISBN 4-253-10278-6
- 「海の底編」1989年11月13日発売、ISBN 4-253-10279-4
- 「海底ピラミッド編 Part-1」1989年12月18日発売、ISBN 4-253-10280-8
- 「海底ピラミッド編 Part-2」1990年2月16日発売、ISBN 4-253-10281-6
- 「誕生編 Part-1」1990年4月2日発売、ISBN 4-253-10282-4
- 「誕生編 Part-2」1990年6月14日発売、ISBN 4-253-10283-2
- 「誕生編 Part-3」1990年7月26日発売、ISBN 4-253-10284-0
- 「誕生編 Part-4」1990年9月28日発売、ISBN 4-253-10285-9
- 「地下帝国ヨミ編 Part-1」1990年10月18日発売、ISBN 4-253-10286-7
- 「地下帝国ヨミ編 Part-2」1990年11月26日発売、ISBN 4-253-10287-5
- 「怪物島&砂漠のモーゼ編」1990年12月17日発売、ISBN 4-253-10288-3
- 「移民編」1991年1月24日発売、ISBN 4-253-10289-1
- 「甦る黒い幽霊団編」1991年6月27日発売、ISBN 4-253-10290-5
- 「宇宙からの伝言編」1991年9月27日発売、ISBN 4-253-10291-3
- 「失われし伝説編」1991年12月16日発売、ISBN 4-253-10292-1
- 「新・黒い幽霊団 NEW PROJECT編」1992年4月24日発売、ISBN 4-253-10368-5
- 「ザ・ディープ・スペース編」1992年6月29日発売、ISBN 4-253-10369-3
- 「スター・マーメイド伝説編」1992年8月27日発売、ISBN 4-253-10370-7
- 「時空間漂流民編」1993年9月28日発売、ISBN 4-253-10371-5
- 「未来都市編」1993年12月15日発売、ISBN 4-253-10372-3
- 「神々との闘い編」1996年3月29日発売、ISBN 4-253-10373-1
- 「雪割草交響曲編」2001年10月25日発売、ISBN 4-253-10398-7
- 「天使編」2003年5月29日発売、ISBN 4-253-10399-5
文庫版
- 石ノ森章太郎 『サイボーグ009』 秋田書店〈秋田文庫〉、全23巻
- 「神話・伝説編」1994年7月14日発売、ISBN 4-253-17020-X
- 「海の底編」1994年7月14日発売、ISBN 4-253-17021-8
- 「海底ピラミッド編 Part-1」1994年7月14日発売、ISBN 4-253-17022-6
- 「海底ピラミッド編 Part-2」1994年10月28日発売、ISBN 4-253-17023-4
- 「誕生編 Part-1」1994年10月28日発売、ISBN 4-253-17024-2
- 「誕生編 Part-2」1994年10月28日発売、ISBN 4-253-17025-0
- 「誕生編 Part-3」1995年1月26日発売、ISBN 4-253-17026-9
- 「誕生編 Part-4」1995年1月26日発売、ISBN 4-253-17027-7
- 「地下帝国ヨミ編 Part-1」1995年1月26日発売、ISBN 4-253-17028-5
- 「地下帝国ヨミ編 Part-2」1995年3月10日発売、ISBN 4-253-17029-3
- 「怪物島&砂漠のモーゼ編」1995年3月10日発売、ISBN 4-253-17030-7
- 「移民編」1995年3月10日発売、ISBN 4-253-17031-5
- 「甦る黒い幽霊団編」1995年5月10日発売、ISBN 4-253-17032-3
- 「宇宙からの伝言編」1995年5月10日発売、ISBN 4-253-17033-1
- 「失われし伝説編」1995年7月10日発売、ISBN 4-253-17034-X
- 「新・黒い幽霊団 NEW PROJECT編」1995年7月10日発売、ISBN 4-253-17035-8
- 「ザ・ディープ・スペース編」1995年9月9日発売、ISBN 4-253-17036-6
- 「スター・マーメイド伝説編」1995年9月9日発売、ISBN 4-253-17037-4
- 「時空間漂流民編」1995年11月10日発売、ISBN 4-253-17038-2
- 「未来都市編」1996年1月10日発売、ISBN 4-253-17039-0
- 「神々との闘い編」1998年5月9日発売、ISBN 4-253-17040-4
- 「雪割草交響曲編」2002年7月10日発売、ISBN 4-253-17207-5
- 「天使編」2004年3月10日発売、ISBN 4-253-17208-3
- 石ノ森章太郎 『サイボーグ009別巻 009 a la "cult"』 秋田書店〈秋田文庫〉、2004年7月9日発売、ISBN 4-253-17209-1
アニメ作品
テレビアニメシリーズはこれまでに1966年 - 1968年(旧昭和版)、1979年 - 1980年(新昭和版)、2001年 - 2002年(平成版)の3回にわたり製作・放送。さらに「サイボーグ009」と題された劇場版アニメーション作品が3つ、1966年・1967年・1980年に公開されている。
21世紀以降は原典を大幅にアレンジしている作品がいくつか作られ、それらの作品は「009」の部分はそのままにしつつも、題名にもアレンジが加えられている。
ラジオドラマ
- キリンラジオ劇場『サイボーグ009』
- 1979年1月29日 - 2月23日 ニッポン放送
- 「誕生編」と「ミュートスサイボーグ編」が放送された。
- 声の出演
- 001:千々松幸子
- 002:曽我部和行
- 003:杉山佳寿子
- 004:嶋俊介
- 005:塩見竜介
- 006:湯原昌幸
- 007:肝付兼太
- 008:三波豊和
- 009:神谷明
- ギルモア:高木均
- 青山二丁目劇場『サイボーグ009誕生編』
- 2009年9月21日(前編)
- 声の出演
- 001:三輪勝恵
- 002:堀秀行
- 003:豊嶋真千子
- 004:神奈延年
- 005:大友龍三郎
- 006:塩屋浩三
- 007:難波圭一
- 008:古川登志夫
- 009:草尾毅
- ギルモア:青野武
- ブラックゴーストのボス:柴田秀勝
- ガモ・ウィスキー博士:掛川裕彦
- エリカ:寺瀬今日子
- 科学者A:麻生智久
- 科学者B:今村直樹
- 舞踏団の男:寺本勲
- ヒルダ:関根明子
- 奴隷商人:山本圭一郎
- 部下の男:中尾良平
- 少年:根本幸多
- 看守:鈴木賢
- ナレーション:野田圭一
- 2009年9月28日(後編)文化放送
- 声の出演
- 001:三輪勝恵
- 002:堀秀行
- 003:豊嶋真千子
- 004:神奈延年
- 005:大友龍三郎
- 006:塩屋浩三
- 007:難波圭一
- 008:古川登志夫
- 009:草尾毅
- ギルモア:青野武
- ブラックゴーストのボス:柴田秀勝
- 部下の男:中尾良平
- 科学者A:麻生智久
- 科学者B:今村直樹
- 科学者C:徳山靖彦
- 乗組員A:鈴木賢
- 乗組員B:根本幸多
- 乗組員C:山本圭一郎
- ロボット:寺本勲
- ナレーション:野田圭一
- 1979年1月29日 - 2月23日 ニッポン放送
- 「誕生編」と「ミュートスサイボーグ編」が放送された。
- 声の出演
- 001:千々松幸子
- 002:曽我部和行
- 003:杉山佳寿子
- 004:嶋俊介
- 005:塩見竜介
- 006:湯原昌幸
- 007:肝付兼太
- 008:三波豊和
- 009:神谷明
- ギルモア:高木均
- 001:千々松幸子
- 002:曽我部和行
- 003:杉山佳寿子
- 004:嶋俊介
- 005:塩見竜介
- 006:湯原昌幸
- 007:肝付兼太
- 008:三波豊和
- 009:神谷明
- ギルモア:高木均
- 2009年9月21日(前編)
- 声の出演
- 001:三輪勝恵
- 002:堀秀行
- 003:豊嶋真千子
- 004:神奈延年
- 005:大友龍三郎
- 006:塩屋浩三
- 007:難波圭一
- 008:古川登志夫
- 009:草尾毅
- ギルモア:青野武
- ブラックゴーストのボス:柴田秀勝
- ガモ・ウィスキー博士:掛川裕彦
- エリカ:寺瀬今日子
- 科学者A:麻生智久
- 科学者B:今村直樹
- 舞踏団の男:寺本勲
- ヒルダ:関根明子
- 奴隷商人:山本圭一郎
- 部下の男:中尾良平
- 少年:根本幸多
- 看守:鈴木賢
- ナレーション:野田圭一
- 2009年9月28日(後編)文化放送
- 声の出演
- 001:三輪勝恵
- 002:堀秀行
- 003:豊嶋真千子
- 004:神奈延年
- 005:大友龍三郎
- 006:塩屋浩三
- 007:難波圭一
- 008:古川登志夫
- 009:草尾毅
- ギルモア:青野武
- ブラックゴーストのボス:柴田秀勝
- 部下の男:中尾良平
- 科学者A:麻生智久
- 科学者B:今村直樹
- 科学者C:徳山靖彦
- 乗組員A:鈴木賢
- 乗組員B:根本幸多
- 乗組員C:山本圭一郎
- ロボット:寺本勲
- ナレーション:野田圭一
- 001:三輪勝恵
- 002:堀秀行
- 003:豊嶋真千子
- 004:神奈延年
- 005:大友龍三郎
- 006:塩屋浩三
- 007:難波圭一
- 008:古川登志夫
- 009:草尾毅
- ギルモア:青野武
- ブラックゴーストのボス:柴田秀勝
- ガモ・ウィスキー博士:掛川裕彦
- エリカ:寺瀬今日子
- 科学者A:麻生智久
- 科学者B:今村直樹
- 舞踏団の男:寺本勲
- ヒルダ:関根明子
- 奴隷商人:山本圭一郎
- 部下の男:中尾良平
- 少年:根本幸多
- 看守:鈴木賢
- ナレーション:野田圭一
- 001:三輪勝恵
- 002:堀秀行
- 003:豊嶋真千子
- 004:神奈延年
- 005:大友龍三郎
- 006:塩屋浩三
- 007:難波圭一
- 008:古川登志夫
- 009:草尾毅
- ギルモア:青野武
- ブラックゴーストのボス:柴田秀勝
- 部下の男:中尾良平
- 科学者A:麻生智久
- 科学者B:今村直樹
- 科学者C:徳山靖彦
- 乗組員A:鈴木賢
- 乗組員B:根本幸多
- 乗組員C:山本圭一郎
- ロボット:寺本勲
- ナレーション:野田圭一
小説
- 神々との闘い(一) 第一章 風の島にて - 石ノ森章太郎 (秋田書店サイボーグ009別巻a la“cult”所収)(秋田文庫)
- SFロマン サイボーグ009(後に『ロマンノヴェルズ編』と改題) - 酒井あきよし、監修:石森プロ(秋田書店サイボーグ009 第23巻所収)(秋田文庫)
- サイボーグ009 超銀河伝説 - 金春智子(少年画報社)
- サイボーグ009 超銀河伝説 - 杉山卓(集英社 コバルト文庫)
- サイボーグ009 超銀河伝説 - 若桜木虔(文化出版局 ポケットメイツ)
- サイボーグ009 超銀河伝説 - はやしたかし(少年少女集英社文庫 モンキー文庫)
- サイボーグ009 超銀河伝説 - 酒井あきよし(朝日ソノラマ)
- 2012 009 conclusion GOD'S WAR - 石ノ森章太郎、小野寺丈(角川書店)
- 009 RE:CYBORG - 神山健治、福島直浩(角川書店)
ゲーム
家庭用ゲーム
サイボーグ009(メガドライブ・メガCD版)
声の出演
001、ヘレナ:白石冬美
002:野田圭一
003:杉山佳寿子
004:キートン山田
ギルモア博士:八奈見乗児
アポロン:広中雅志
バン=ボグート:掛川裕彦
スカール:塩屋翼
ブラックゴースト:佐藤浩之
姉:関根明子
カズ:萩森侚子
スタッフ
脚本・キャラクターデザイン・監督:牧由尚
音楽:湯浅稔、高野豪、甲斐浩昭
メインテーマ:小杉太一郎
レコーディング:タバック
エンディングテーマ:「戦いおわって」(作詞:石森章太郎 / 作曲・編曲:小杉太一郎 / 歌:ボーカル・ショップ(日本コロムビア))
サイボーグ009(スーパーファミコン版)
SIMPLEキャラクター2000シリーズ Vol.15 サイボーグ009THEブロックくずし(PlayStation版)
パチンコ・パチスロ
いずれも映像、音楽、声は2001年版。
パチンコ
CR CYBORG009 CALL OF JUSTICE(2019年)
アニメCYBORG009 CALL OF JUSTICEのパチンコ化
パチスロ
音楽ゲーム
- pop'n music - コナミデジタルエンタテインメントの音楽ゲーム。版権曲として「誰がために」が収録されていた。現在は削除。
2009年のイベント
2009年は、009が西暦に含まれる1000年に一度の年ということで、様々なイベントや企画が催された。この2009年のイベントは009イヤーの一環とされ、『神々との戦い』が2012年を舞台としているため、2012年まで各種イベントが続いた。
- 2008年12月30日には新しいウェブサイトが登場し、2009年1月1日午前0時までカウントダウンされ、新サイトがオープン。
- 元旦には読売新聞と朝日新聞の一面カラー広告が実施。5月12日には、5月16日の島村ジョーの誕生日を記念して、3つのテレビシリーズでジョーを演じた森功至(1968年版)、井上和彦(1979年版)、櫻井孝宏(2001年版)を招いてのイベントが実施。
- 5月16日にはその3つのテレビシリーズの第1話を集めたDVDが発売。
- 「サイボーグ009 コンプリートコレクション」と題した全11巻のコンビニコミックが秋田書店、角川書店、講談社、小学館の4社連動で4月より毎月下旬に1冊ずつ刊行された。
朗読劇
10月11日に東京・渋谷C.C.LEMONホールで『原画と朗読で綴るサイボーグ009の世界 〜海底ピラミッドの謎を追え!〜』が行われた。アニバーサリーイヤーと声優プロダクションの青二プロ40周年を記念した合同制作であり、歴代のアニメや映画と声優陣は異なる。映像や音楽と一体となり、単なるマンガや純粋な朗読ではない新しいイベントとなった。また2009年12月にはDVDが発売され同時にラジオドラマCD『青山二丁目劇場 サイボーグ009 誕生編』も収録される。
出演
- 001:藤田淑子
- 002:置鮎龍太郎
- 003:桑島法子
- 004:中井和哉
- 005:江川央生
- 006:龍田直樹
- 007:小野坂昌也
- 008:緑川光
- 009:神谷浩史
- ギルモア博士:大塚周夫
- レメル星人めいむ:久川綾
- スエーデンボルグ伯爵:田中秀幸
- リングアナ:レニー・ハート
- コロスNO1:三宅淳一
- コロスNO2:宮原弘和
- コロスNO3:日比愛子
- コロスNO4:平尾陽子
USAエディション
「誕生編」「暗殺者編」「地下帝国ヨミ編」を基にアメリカン・コミックスとしてリライトしたもの。2013年7月19日、小学館集英社プロダクションより日米同時発売。
- 脚本:F.J.デサント、ブラッドリー・クランプ
- 作画:マーカス・トゥ
その他
- 石ノ森の「マンガ家入門」の文庫版(ISBN 4-253-17250-4)P237-P244に、モデルのFくんによるフィクション・マンガという形態で、本作のアイディアを推敲する経過が描かれている。それによると、主人公を含む9人の戦いとは、元々は野球チームへのオマージュであり、009は4番サード(長島茂雄と推測される)のイメージだったという。3番ファーストが004、ピッチャーは002。
- 2008年に本作品が初掲載された『週刊少年キング』の発売号数である7月19日が「サイボーグ009の日」として日本記念日協会に認定された。
パロディ
- ファンがイベント用に作成したスライド上映のパロディ作品『サイボーグ009(マンマルク)』が、『月刊ファンロード』に漫画の形で掲載された。
- 永井豪が『けっこう仮面』の作中で、けっこう仮面と戦うゲストキャラクターとして「裁縫部009(009の名前は「島村お嬢」)」とオリジナルをもじったキャラクターを登場させている。
- 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』にて009=ジョーが両津勘吉と一緒にマラソンをしている描写があった。また、コミックス70巻の巻末に石ノ森章太郎がメッセージを寄稿している。
関連作品
- 009ノ1
- ジャッカー電撃隊
- 氷河戦士ガイスラッガー - 本作品のリメイク要素を含む作品。
- スカルマン - 複数の形で本作と関連づけられた描写がある。
- 島本和彦版 - 第36話のサブタイトルが「誰がために」であり、ジョーが登場する。ただし、無許可だったため、戦闘服を着た姿はシルエットで描かれている。
- アニメ版 - 最終話で主人公が改造された姿は、字幕放送でスカールという名前が明かされている。
- 本作のUSAエディションでは、背景の中に「スカルマンとは誰だ?」と書かれた看板が登場する場面がある。
- 仮面ライダーアギト - 「神々との戦い編」が原案。
- ストリートファイター オンライン マウスジェネレーション - オンライン対戦型格闘ゲーム。使用可能キャラクターとして004・009・005・006がゲスト参戦している。
- ヒーローズ・カムバック - 漫画家細野不二彦の呼びかけで始まった、東日本大震災の復興支援を目的とした企画。『サイボーグ009』は石森プロが快諾し、島本和彦の作画で描かれた。一話完結のエピソードでなく、「天使編」の続きとして描かれている。『ゲッサン』2012年12月号に掲載され、2013年4月30日に発売された単行本『ヒーローズ・カムバック』に他の8人の作家の新作と共に収録された。
- 幻魔大戦 Rebirth - 石ノ森と平井和正(原作)による漫画『幻魔大戦』の続編として描かれているが、クロスオーバーの一環で超能力者イワン・ウイスキーが主要人物として登場する。父ガモ・ウイスキーによる脳改造からある組織のスカウトで父子ともに組織の秘密基地へ連れて行かれるまでがイワンの視点で語られるが、本作では基地へ到着する寸前でイワンが超能力を暴発させて組織は壊滅し、その後イワンは幻魔の存在を知らされて彼らとの戦いに身を投じる。なお、イワンは『幻魔大戦』のラストにも1シーンだけ登場している。また、他にもカメオ出演的に張々湖が登場している。
- 島本和彦版 - 第36話のサブタイトルが「誰がために」であり、ジョーが登場する。ただし、無許可だったため、戦闘服を着た姿はシルエットで描かれている。
- アニメ版 - 最終話で主人公が改造された姿は、字幕放送でスカールという名前が明かされている。
- 本作のUSAエディションでは、背景の中に「スカルマンとは誰だ?」と書かれた看板が登場する場面がある。
参考文献
- ゼロゼロナンバープロジェクト(編集)『サイボーグ009コンプリートブック』メディアファクトリー、2001年。ISBN 4-8401-0346-1。
- ゼロゼロナンバープロジェクト(編集)『サイボーグ009コンプリートブック NEW EDITION』メディアファクトリー、2012年。ISBN 978-4-8401-4841-2。
- 石ノ森章太郎『石ノ森章太郎のマンガ家入門』秋田書店〈秋田文庫〉、1998年。ISBN 4-253-17250-4。
- 学研パブリッシング(編集)、石森プロ(監修)『甦る!石ノ森ヒーローファイル』Gakken〈Gakken Mook〉、2013年9月10日。ISBN 978-4-05-610166-9。
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- 石ノ森章太郎の漫画作品
- 少年キング
- 漫画を原作とするアニメ作品
- アニメ作品 さ
- 講談社児童まんが賞の受賞作品
- テレビ朝日系アニメ
- サイボーグを主人公にした作品
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