サバイビー
以下はWikipediaより引用
要約
『サバイビー』は、つの丸による日本の昆虫漫画作品。ギャグ漫画の描写の強かったこれまでのつの丸の作品に比べて、非常にシリアスな内容となっている。
あらすじ
ミツバチのバズーは、長雨が原因で家族や仲間を失ったが、同じ境遇にある虫の仲間達と一緒に気ままな暮らしていた。ある日、いつものように一人早起きして森を飛び回っていたバズーは、負傷しているミツバチを見つけ駆け寄った。上空にスズメバチの大群が飛び交う中、そのミツバチはバズーを引きとめ、意味不明な独り言を残して謎の物体「オーダイ」をバズーに託し、スズメバチの大群の中に消えていった。
バズーは「オーダイ」を抱えて仲間達の待つ住み家に帰るが、そこで仲間から、バズーの仲間のミツバチがスズメバチの大群に大勢殺されたことなど、衝撃の事実を知らされる。「オーダイ」を持って仲間と共にミツバチの生き残りを探し、ミツバチ王国の再建を計画しようと考えるが、そこに「オーダイ」を狙ったスズメバチの一匹が住処に侵入し、次々と仲間達を殺戮する。ゴミムシのイップの捨て身の攻撃でスズメバチを撃退するが、バズー以外は全員死んでしまった。
悲しみに暮れる間もなく、バズーは「オーダイ」を持って一人旅立つ。
登場キャラクター
主要キャラクター
バズー
ライバー
デブリン
みなしごの仲間達
第6コロニー採蜜隊 デッド小隊
デッド
サバイビー
ブレイズ
ミツバチのレジスタンス組織「サバイビー」の切り込み隊隊長。通称「ブル隊長」。常人離れした戦闘力を持ち、一人でスズメバチの羽をもぎ取ることができる。剛直で人情に厚い性格をしている。カリスマ性にも長け、一声で数百のミツバチをまとめる。最期は竹やぶを突破して女王を助け出す作戦の際に戦いに敗れ死亡した。
マシュー
備考
- 連載版に比べて単行本では、物語をより分かりやすくするための描写が加筆されている。また、最終話は連載時のものと単行本のものでは大きな違いがある。
- 蜂球など、昆虫の生態に関する描写が描かれている。ただし、本作での女王蜂以外のミツバチの性別はすべてオスになっている。
書誌情報
- つの丸 『サバイビー』 集英社〈ジャンプコミックス〉、全3巻
- 「バズーと仲間たち」ISBN 4-08-872814-9
- 「希望の光」ISBN 4-08-872829-7
- 「決戦」ISBN 4-08-872853-X