サバエとヤッたら終わる
以下はWikipediaより引用
要約
『サバエとヤッたら終わる』(サバエとヤッたらおわる)は、早坂啓吾による日本の漫画。新潮社のWEBアプリである『くらげバンチ』にて、2019年9月より連載中。
原則、毎週火曜日(当初は金曜日)正午に最新話が更新される。なお、最新話の閲覧は会員登録の上ポイントを購入・消費する必要があり、その最新話については更に最新話に更新された時点(基本は公開から1週間後)より2週間のみ無料で閲覧できる(ほか、第1話から第3話に限り、常時無料で閲覧できる)。
単行本・電子書籍では、巻末で登場人物たちが本編とは異なるシチュエーションで登場する番外編も掲載されていることがある。
あらすじ
とある、東京から電車で1時間ほどの場所にある大学の経済学部2年生である宇治は、同じフットサルサークル仲間で美人の桜井美波と親密になりたいと思い、桜井の友人で同じサークル仲間である鯖江レイカ(サバエ)に仲を取り持ってもらうよう相談をもちかける。ともに酒好きの二人は居酒屋で酒を飲みつつ、宇治は真剣に相談をするのだが、サバエは酒ばかり飲んでおり、まともに相手してくれているのかどうか分からない。
サバエは酒好きだけでなく、特に宇治の前では平気で下ネタを言うなどデリカシーの欠片もない女だが、意外とスタイルは良く、宇治は時々サバエの(わざと見せているのかは分からないが)エロっぽい姿を見ては、ついムラムラとしてくるのであった。
だが、サバエに手を出しそうになった宇治は、理性を保つため、我に返って常に心の中でこう呟くのであった。「サバエとヤッたら終わる、ヤッたら終わる、ヤッたら終わる………」
宇治は、桜井さんのため、理性を保つことができるのか!?それともサバエと……!?
登場人物
各人の学年、年齢は初登場時。のち全員が1年進級している。なお、登場人物で下の名前が判明しているのは女子のみで、宇治を含めて男子は全員下の名前は不明。
宇治(うじ)
主人公。本作で唯一と言っていいほどのツッコミ役だが、珍しくボケをかますこともあり、その時はサバエからツッコミを入れられる。東京から少し離れたところにあるとある大学の経済学部に在籍する2年生で20歳。三白眼である。安アパートで一人暮らしをしており、普段はコンビニでアルバイトしている。
大学ではフットサルサークル「ファンタジスタ」に入っており、サークル仲間の桜井を狙っている。自身も酒が飲めるため、当初は恋愛相談の相手であったサバエとはなんだかんだで飲み友達となってしまっている。サバエからはよく童貞だと言われているが、自身は「高校3年生の時に彼女がいた」と言って否定している。サバエにヘッドロックをされたり相合傘をしているときなどで胸が当たったりするなどするとついついムラムラしてしまい、何回か危うく一線を越えそうになったこともある。ちなみに好きなブラの色は水色。
鯖江レイカ(さばえ レイカ)
もう一人の主人公。作中では「サバエ」と表記される。基本はボケ役だが、たまにツッコミも入れる。20歳で、宇治や桜井とは同じ学年、学部、サークルに所属している。髪はショートで、アホ毛がある(ただし連載開始当初はなかった)。社交的な性格で、桜井のほか勝木などとも仲が良く友人は多い。基本スカートは穿かずズボンもしくはショートパンツを穿いているが、宇治と一緒に服を買いに行った時の試着やハンバーガーショップでのバイト中などで、まれにスカート姿が見られることもある。
酒に目がなく、昼間でも講義中であってもスキあらば酒を飲んでいるほか、講義が終わって帰宅する宇治を見つけてはそのまま一緒に居酒屋で飲んだりしている。おまけにガサツで部屋の片付けも満足にできないズボラさもあるが、学園祭でのサークルの出し物でモツ煮込みを作ったり、風邪を引いた宇治のためにお粥を作ったりするなど、料理は結構上手。宇治に対しては平気で下ネタを言うほか、堂々と放屁をしたり、居酒屋で酔ってトイレに行くときも「ションベン…」と言うなど男女の仲というよりは友達の仲だが、時に思わせぶりに誘惑っぽいことをして宇治を困惑させている。
実家は東京で、電車に乗って1時間の距離。自宅から通える距離ながらオートロック・モニター付きインターホンを備えたマンションで一人暮らしをしており、実家はそこそこ裕福な模様。時々自身の様子を見に来る母親と、雷が苦手。
4月23日生まれ、血液型0型。身長152センチ、体重46キロと小柄だがスタイルは悪くなく、スリーサイズは92-61-82で自称Hカップの巨乳である。作中には登場しないが兄、姉がおり、三人きょうだいの末っ子である。
桜井美波(さくらい みなみ)
田村(たむら)
小呂田(おろた)
勝木凛(かちき りん)
サークルの仲間で、宇治らと同級生のメガネ女子。根は真面目だが、ちょっとズレているところがあり、宇治が自分を狙っていると勝手に思い込んだり、宇治を目の前にして全くタイプではないと言い張る(逆に宇治にもそのケはない)。サークルには体を動かすつもりで入ったのと、酒には弱いので飲み会などのイベントには滅多に顔を出さない方であったが、のちによく顔を出すようになった。
父が大阪出身ということもあり、たこ焼き器を持っているだけでなくたこ焼き作りも上手く、たこ焼きを見ずノールックで素早く両手で焼き上げるという得意技を持つ。そのため、たこ焼きが絡むとアツくなり、サークル仲間でタコパをしていた時に油を挽かずいきなり焼こうとした宇治に対しては、(本人曰く)エセ大阪弁でツッコミをいれてしまう。一方、オバケが苦手。
10月1日生まれ、血液型A型。身長160センチ、体重50キロで、スリーサイズは80-59-82。作中では登場しないが、妹がいる。
鯖江遥(さばえ はるか)
サバエこと鯖江レイカの母親。親バカであり、月イチの頻度で娘であるレイカの様子を伺いに来ては遠目で娘を観察しているが、娘同様に巨乳なため物陰に隠れても気付いてしまう。レイカに対しては、来るたびに部屋が散らかっていることを咎めて目の前で片づけをさせようとしているため、さすがのレイカも彼女は苦手にしている。また、親の立場として不純異性交遊は認めていないため、レイカだけでなくレイカが彼氏(ウソ)だと紹介した宇治に対しても、不健全な交際をしていないか直接“圧”をかけるため、宇治は内心怯えている。表向き態度には出さないものの、娘と同じく大の酒好き。だが、酒に酔うと下着姿を宇治に見られても平気で絡んでくるほど弱くなってしまうため、レイカによるとそこが付けこみどころらしい。
1月20日生まれ、血液型O型。身長158センチ、体重50キロで、スリーサイズは93-63-90。レイカを含めた1男2女の子供がいる。
保脇芽依(ほわき めい)
尾楽みゆき(おらく みゆき)
サークル仲間の女子で、宇治やサバエらと同学年で経済学部の所属。巨乳であり、学内も含めて常にボディコン姿。宇治やサバエほどではないが、酒も飲める。元々は高校の時の上下ジャージで大学に通うくらい地味な格好で目立たなかったが、モテたい一心で1年かけて宇治曰く「エッチなギャル」に変身し「まさかの大学途中デビュー」を果たした上に、そこからはサークルによく顔を出すようになった。宇治は最初は誰だか分からなかったが、以前から親交のあったサバエは久しぶりの姿でも一目で尾楽だと見抜いた。口調はキツめだが、単に強がっているだけで根は「いい人」である。
10月8日生まれ、血液型A型。身長168センチ、体重55キロで、スリーサイズは95-54-91。作中には登場しないが、弟がいる。
書誌情報
- 早坂啓吾『サバエとヤッたら終わる』 新潮社 〈BUNCH COMICS〉、既刊13巻(2024年1月9日現在)
- 2020年5月9日発売、ISBN 978-4-10-772279-9
- 2020年11月9日発売、ISBN 978-4-10-772335-2
- 2021年4月9日発売、ISBN 978-4-10-772377-2
- 2021年8月6日発売、ISBN 978-4-10-772414-4
- 2021年11月9日発売、ISBN 978-4-10-772442-7
- 2022年3月9日発売
- 2022年6月9日発売
- 2022年9月8日発売
- 2022年12月8日発売
- 2023年3月9日発売
- 2023年6月8日発売
- 2023年9月8日発売
- 2024年1月9日発売
第6巻以降は電子書籍のみの発行となっている。
第6巻以降は電子書籍のみの発行となっている。