サムライスピリッツ
ジャンル:格闘技,
以下はWikipediaより引用
要約
『サムライスピリッツ』(SAMURAI SPIRITS、侍魂)は、1993年にSNK(旧社)が制作した江戸時代の天明〜寛政期(『剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃 サムライスピリッツ新章』のみ文化期)を舞台とした対戦型格闘ゲーム、およびそのシリーズの総称である。『サムスピ』とも略されることもある。日本国外では『SAMURAI SHODOWN』(サムライショーダウン)というタイトルになっており、シリーズのほとんどはナンバリングタイトルに変更されている。
概要
素手を中心とした従来の格闘ゲームと異なり、武器を用いて戦う。
強攻撃の斬りである通称「大斬り」は、隙は大きいものの通常時でも一撃で3割ほどの体力を奪っていくほど攻撃力が高い。さらにダメージを蓄積されると「怒り状態」となり、攻撃力はさらに上昇する。ただし一気に体力ゲージの半分以上を奪うような連続技はほとんどない。よってこのゲームでは大斬りを受けずにいかにこちらの攻撃を当てていくかという駆け引きが要求される、まさに一撃がとても重いゲーム性になっている。また、真剣勝負による「負け=死」という演出でのシビアさが緊張感を作り出している。『天下一剣客伝』などでは必ずしも「負け=死」ではなく、勝負後に会話のやり取りがあるなどマイルドな表現になっていることもある。
ストーリーや一部キャラクターの設定に山田風太郎の伝奇小説『魔界転生(の主に映像化作品)』のパロディ、オマージュ要素が多々含まれており、『魔界武芸帖 サムライスピリッツ』原作者の七月鏡一は、『魔界武芸帳』を『新幻魔大戦』と『魔界転生』のオマージュ作品と語っている。
1994年9月には、『サムライスピリッツ 〜破天降魔の章〜』というタイトルでフジテレビ系によりテレビスペシャルアニメとして放送された。
本シリーズでは登場人物のナコルルが人気を博し、他のSNK作品にもゲスト出演することが多い。シリーズ関連としては1999年にはナコルルを主人公として、ゲーム版『SAMURAI SPIRITS 2 アスラ斬魔伝』の世界観をベースに製作された、OVA版『SAMURAI SPIRITS 2 アスラ斬魔伝』(全2巻)が発売された。
また、派生作品として、ナコルルがヒロインのアドベンチャーゲーム『ナコルル 〜あのひとからのおくりもの〜』とそれをOVA化した『ナコルル 〜あのひとからのおくりもの〜 郷里之畏友編』(OVAは前後編予定であったが、発売元の倒産の影響で前編のみしか出ていない)がある。
業務用作品
1993 | SAMURAI SPIRITS |
---|---|
1994 | 真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変 |
1995 | サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣 |
1996 | サムライスピリッツ 天草降臨 |
1997 | SAMURAI SPIRITS 〜侍魂〜 |
1998 | SAMURAI SPIRITS 2 〜アスラ斬魔伝〜 |
1999 | |
2000 | |
2001 | |
2002 | |
2003 | サムライスピリッツ零 |
2004 | サムライスピリッツ零SPECIAL |
2005 | サムライスピリッツ 天下一剣客伝 |
2006 | |
2007 | |
2008 | サムライスピリッツ閃 |
2009 | |
2010 | |
2011 | |
2012 | |
2013 | |
2014 | |
2015 | |
2016 | |
2017 | |
2018 | |
2019 | SAMURAI SPIRITS (2019年版) |
2020 | |
2021 | |
2022 | サムライスピリッツ零SPECIAL完全版 |
SAMURAI SPIRITS
1993年7月7日稼働。シリーズ1作目。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN』。
真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変
1994年10月28日稼働。シリーズ2作目。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN II』。
サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣
1995年11月27日稼働。シリーズ3作目。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN III』。前2作とシステムが大幅に変更された。
サムライスピリッツ 天草降臨
1996年10月25日稼働。シリーズ4作目。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN IV AMAKUSA'S REVENGE』。前作のシステムと世界観を受け継いでいる。
SAMURAI SPIRITS 〜侍魂〜
1997年12月19日稼働。シリーズ5作目。1997年にSNK自社開発の新筐体ハイパーネオジオ64向けに製作された。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN 64』。グラフィックがこれまでの2Dから3Dポリゴンとなった。家庭用移植版は無い。時系列は『真』からの一年後となる。
この作品および、これを筆頭とした3Dシリーズは「3Dポリゴンのサムライスピリッツ」を略してしばしば「ポリサム」と通称される。
「修羅」・「羅刹」でナコルルのキャラクターグラフィックがさらに変化し、「修羅」はこれまで通りロングヘアにリボン、「羅刹」はボブヘアにヘアバンドになった。キャラクターの表情の違いに伴い、より別人格のナコルルというキャラクター付けがされるようになった。羅刹ナコルルの髪型が変化した理由は、羅刹ナコルルがシクルゥと共に戦うため、『侍魂』制作時の当時の3Dでは大きな狼であるシクルゥに取られ容量がオーバーになってしまったため、やむを得なくナコルルのロングヘアが削られ、ボブヘアになったという逸話がある。
システムは『天草降臨』のものを継承した形になっている。また、3Dゲームらしくステージ間移動などのフィーチャーも盛り込まれた。
勝利時や一閃時などに墨絵のキャラクターイラストが挿入される。
従来のシリーズからは10名の既存キャラクターが参戦。今作からの新キャラクターとして「色」「柳生磐馬」、その他CPU専用中ボスの「巖陀羅」「木偶♂」「木偶♀」が追加。ボスキャラクターは「壊帝ユガ」。
キャラクターイラストは北千里が担当(続編の『アスラ斬魔伝』も同様)。
SAMURAI SPIRITS 2 〜アスラ斬魔伝〜
1998年10月16日稼働。シリーズ6作目。1998年にハイパーネオジオ64向けに制作された。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN 64 WARRIORS RAGE』。前作と同様に3D格闘ゲーム。また、家庭用移植版は無い。時系列はポリサムから続く第二部にあたる。前作までは、怒りゲージがMAXの状態でないと「怒り爆発」を発動できなかったが、本作の発動条件はキャラクターが着地しており、操作可能な状態のみとなった。また、相手の攻撃を弾いて隙を作る「弾き返し」などのシステムが追加された。
前作とは異なり、システムのみ2D作品のようなシステムに戻っている。
今作からの新キャラクターは「アスラ」と「八角泰山」の2名が追加。ボスキャラクターは前作に引き続き「壊帝ユガ」。前作に登場したキャラクターは「黒子」「木偶♂」「木偶♀」を除き全て続投され、「巖陀羅」と「壊帝ユガ」は前作同様にCPU専用のまま。
これまで「修羅」と「羅刹」ではキャラクターグラフィックの細分化が「ナコルル」のみであったが、今作では全キャラクターが修羅・羅刹で設定が区別された。修羅と羅刹で名前まで大きく異なるキャラクターは「アスラ」の羅刹は「反面のアスラ」、「色」の羅刹は「半陰となりし色」、「柳生磐馬」の羅刹は「柳生カラクリ磐馬」、「風間火月」の羅刹は「炎邪火月」、「風間蒼月」の羅刹は「水邪蒼月」などがいる。他に今作で明確にデザインの描き分けのあるキャラクターは「覇王丸」、「ナコルル」、「リムルル」、「服部半蔵」、「ガルフォード」がいる。
サムライスピリッツ零
2003年10月10日稼働。シリーズ7作目。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN V』。再び2Dで制作されている。
今作から株式会社SNKプレイモア(旧SNKの後継会社、のち旧社と同じSNKに社名変更)がリリースしている。
サムライスピリッツ零SPECIAL
2004年4月22日稼働。シリーズ8作目。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN V SPECIAL』。『サムライスピリッツ零』の対戦バランスを調整したバージョンアップ版であるが、オープニングやキャラクターセレクト画面の変更、演出の新規追加、2Dシリーズ歴代のボスがプレイアブルキャラクターに追加されている。また、イラストレーターを変更し、全キャラクターイラストは新規に描き下ろされている。
家庭用ネオジオで発売された最後の作品となった。
サムライスピリッツ 天下一剣客伝
2005年9月14日稼働。シリーズ9作目。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN VI』。現時点では2Dシリーズ最終作と言われている。過去の2D作品に登場したキャラクターほぼ全てが出演。本作独自のストーリーを持ち、一連の作品と直接の繋がりはなく、パラレルワールドとなっている。
サムライスピリッツ閃
2008年4月18日稼働。シリーズ10作目。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN EDGE OF DESTINY』もしくは『SAMURAI SHODOWN SEN』。タイトーの新基板TAITO Type X2でリリースされた、PS作品『蒼紅の刃』以来の3D作品。製作動機は細谷壮一郎(SNKプレイモアのコンテンツ事業本部の本部長)によると「『SAMURAI SPIRITS 〜侍魂〜』で散ったリベンジ」とのこと。
時系列は『アスラ斬魔伝』の1年後だが、ポリサム関連の設定と一部矛盾が見られる。
既存キャラクターの声の出演は『零SPECIAL』より以前のキャスティングに戻っている。日本版では残虐描写は一切ないが、日本国外版では胴体切断や出血描写などがある。
2009年12月10日にはXbox 360版が発売された。
2011年10月5日からはネットワーク型業務用ビデオゲーム筐体NESiCAxLiveにてダウンロード配信されている。
SAMURAI SPIRITS(2019)
2019年10月24日にNESiCAxLive2で配信。シリーズ11作目。サブタイトルは無く『SAMURAI SPIRITS』が正式タイトルとなっている。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN』。以下、シリーズ第1作目と区別するために本稿では便宜上『SAMURAI SPIRITS(2019)』と年号を明記する。
ゲームエンジンはアンリアルエンジン4を採用。グラフィックは『閃』と同じく3DCGで描かれた3D対戦型格闘ゲームであるが、システムは『ザ・キング・オブ・ファイターズXIV』などと同様に従来の2D対戦型格闘ゲームに準拠した内容になっている。
家庭用版はアーケードでの稼働に先駆けて、PlayStation 4、Xbox One版が2019年6月27日発売。その後、PC(Google Stadia)版が2019年11月19日発売。Nintendo Switch版が2019年12月12日発売。
サムライスピリッツ零SPECIAL完全版
2022年9月29日にexA-Arcadiaで配信予定。2004年10月にあるゲームセンターでロケテストが短期間行われたのが目撃されたものの、SNKプレイモア公式サイトで「同人ソフト」と存在を否定され幻となっていた作品。2020年発売の家庭用オムニパスソフト『サムライスピリッツ ネオジオコレクション』に収録され、公認ソフトに加えられることになった。さらに2022年にアーケード版が稼働した。
家庭用オリジナル作品
真説サムライスピリッツ 武士道烈伝
1997年6月27日に家庭用ゲーム機ソフトとして開発され、ネオジオCD、セガサターン(SS)、PlayStation(PS)で発売されたRPG。いずれも日本国内のみ発売。
日本を舞台とした「邪天降臨之章」(『サムライスピリッツ』を題材としている)と全世界を舞台とする「妖花慟哭之章」(『真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変』を題材としている)の2本立て。なお、当初はこの2つのシナリオと江戸を舞台にした「魔都封滅之章」の計3つのシナリオの中からハード別に2つの組み合わせとする予定であったが、最終的にどのハードも前述の2つの収録となっている。
主人公は覇王丸、牙神幻十郎、ナコルル、ガルフォード、橘右京、チャムチャムの6人の中から1人を選択。各キャラクターのプロローグの後に、仲間となるキャラクター(幻十郎以外で主人公に選択したキャラクターを除いた4人とリムルル、千両狂死郎、シャルロット)とパーティーを組んで旅をすることになる。なお、幻十郎のみ「邪天降臨之章」ではパーティを組めない(「妖花慟哭之章」では「疾風の鈴音」との2人パーティ)。
各機種ごとにそれぞれ別々の隠し要素があり、ネオジオCD版には「緋雨閑丸」を主人公にしたおまけ短編シナリオ、PS版には各サブキャラクターのショートストーリー、SS版には黒子の質問コーナーがある。
キャラクターイラストは漫画家のしろー大野が担当。
エンディングテーマ「天空(そら)へ」の歌をKEN(錦織健)が担当。
サムライスピリッツ!
1998年12月25日にネオジオポケットで発売。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN!』。
『天草降臨』をベースとしたアレンジ作品で、デフォルメキャラクターが画面狭しと剣を交える。ネオジオポケットカラー発売前の作品であるため、カラー本体で遊んだ場合でも画像は白黒表示である。
『天草降臨』と異なりタイムアタック要素はなく、登場キャラクターは「シャルロット」、「千両狂死郎」、「タムタム」、「首斬り破沙羅」、「花諷院骸羅」が削除されているが、独自の隠しキャラクターとして「色」が2D作品では初めて登場する。
サムライスピリッツ!2
1999年6月10日にネオジオポケットで発売。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN! 2』。2019年12月19日発売のNintendo Switch版『SAMURAI SPIRITS』(2019年版)の早期購入特典として初移植版となるNintendo Switch版が配信された。その後、2020年8月6日に一般配信された。 レイティングはCERO:A(全年齢対象)。
『アスラ斬魔伝』をベースとしたアレンジ作品だが、前作の続編という位置づけでもあるため、引き続き2Dのデフォルメキャラクターとなっている。モノクロ本体でも遊べるが、今作ではカラー表示にも対応している。
『アスラ斬魔伝』と異なり、修羅と羅刹でのグラフィック変化が無い他、「柳生磐馬」が削除され、使用キャラクターに「シャルロット」と「柳生十兵衛」、ランダムセレクトキャラクターとして「黒子」が追加されている。また、最終ボスである「壊帝ユガ」を隠しコマンドで使用できる唯一の作品。
各種条件で入手できるアイテムによりキャラクターの強化が可能。壊帝ユガはこれを使用しないと秘奥義が使用できない。
剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃 サムライスピリッツ新章
1999年12月22日にPlayStationで発売された家庭用完全オリジナルの3D格闘ゲーム。英語版タイトルは『SAMURAI SHODOWN WARRIORS RAGE』。本作は『サムライスピリッツ新章』の部分が従来と逆順でサブタイトル扱いとなっており、公式サイトでは単に『剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃』とも表記される。
ストーリーは『アスラ斬魔伝』から約20年後の設定で、主人公は新キャラクターの「九葵蒼志狼」。ボスキャラクターは使用キャラクターによって異なる。次世代を描いた作品であるため、登場キャラクターがこれまでのシリーズから一新されており、過去作から続けてプレイヤーキャラクターとして登場するのは、年を経た覇王丸、服部半蔵(実際には半蔵の名を受け継いだ息子・真蔵であるため別人)、「幽堕」(正体は記憶を失ったアスラで、性能は全く異なる)のみ。ナコルルとリムルルはプレイヤーキャラクターではなく、ストーリー上の重要サブキャラクターおよびミニゲームの主役となっている。
現時点での「時系列順」によるストーリーはこの作品が一番後年となっている。
登場キャラクターは23人で、初期ではプレイできるキャラクターが少人数に限られているが、ストーリーモードで対応キャラクターでクリアすると、プレイできるキャラクターが増えてゆく。これまでのような「修羅・羅刹」設定は廃止されているが、使用技のモーションや性能を一部共有する別キャラクターが複数存在する。また、追加キャラクターの「ゴロツキ」と「朧衆」と「伊賀忍軍」と「お侍」は必殺技などを持たず特殊技しか使用できない。
ストーリーモードを進めるとギャラリーモードにイラストやムービー(歴代シリーズの多数のキャラクターイラスト、本作に挿入されたムービーが場面別に見られる)が追加されていく。
PocketStationの連動で、ナコルルと遊べるミニゲーム「ナコPG」、「サムライウォッチ」が存在する。
キャラクターイラストは『アスラ斬魔伝』から引き続き、北千里が担当。
ポリゴン化された3Dキャラクターの作り込みが甘い、武器が相手にヒットする過程の表現が2D的であり、3D作品であるはずが視覚的に違和感を抱いてしまう、などのような点からゲームとしての完成度はあまり高くないという評価が下されている。
2007年4月26日にはゲームアーカイブスでも配信開始されている。レイティングはCERO:C(15才以上対象)。
株式会社SNKが2001年に倒産したため、旧SNKが手がけた『サムライスピリッツ』シリーズ最後の作品となった。その後発売されたサムライスピリッツシリーズのソフトは、後継会社のSNKプレイモア(現SNK)からリリースされることになる。
カップリング作品
サムライスピリッツ 剣客指南パック
2007年5月31日にはゲームアーカイブスで配信。レイティングはCERO:B(12才以上対象)。
サムライスピリッツ 六番勝負
PS2版、Wii版ともに初代と『真』に加えて、『斬紅郎無双剣』、『天草降臨』、『零』(以上5作品はネオジオ版準拠)、『天下一剣客伝』(本作のみPS2版の改良版)の6作品が収録されている。
アーケードおよび単体ソフトの『天下一剣客伝』では声優が一新されていたが、このソフトに入っている『天下一剣客伝』では『零』まで務めていた声優の声が新たに収録されており、「オプション」設定でゲーム内のキャラクターの声をどちらかに設定することができる。
サムライスピリッツ ネオジオコレクション
上記のほか、セガサターン版『斬紅郎無双剣』と『天草降臨』を2枚組でカップリング収録した『サムライスピリッツ ベストコレクション』もあるが、そちらは各単体版と同内容となっている。
家庭用移植版
家庭用のみで発売されたものも含む。括弧内は発売元。
SAMURAI SPIRITS
真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変
サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣
サムライスピリッツ 天草降臨
真説サムライスピリッツ 武士道烈伝
サムライスピリッツ剣客指南パック
サムライスピリッツ!
サムライスピリッツ!2
剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃 サムライスピリッツ新章
サムライスピリッツ零
サムライスピリッツ零SPECIAL
サムライスピリッツ 天下一剣客伝
サムライスピリッツ 六番勝負
サムライスピリッツ閃
SAMURAI SPIRITS(2019)
主な用語
つばぜり合い
怒りゲージ
なお、『天下一剣客伝』では「スピリッツゲージ」という名称が使われており、剣スピリッツ(および魔スピリッツ)ではMAXになっても怒り状態にはならない(武器飛ばし技・武器破壊技は使用可能)。
黒子
後述する武器破壊技で破壊された武器を投げ込むが、これはこの黒子が修復しているとのこと。
飛脚
また、黒子や飛脚にも詳細なプロフィール(流派や嗜好など)が存在する。
武器破壊技
なお、これとは別に、初代『サムライスピリッツ』でもお互いの武器同士が何度かかち合う(ガードではない)と武器が壊れる場合がある。キャラクター毎に設定されている武器耐久値がかち合うたびに減少していき、0になると武器が破壊される。武器が破壊されるとそのラウンド中は武器を使用できない。
武器飛ばし技
コマンドは武器破壊技を含めて『斬紅郎無双剣』までは各キャラクター個別のものだが、『天草降臨』から共通のコマンドに変更されている。
秘奥義
ポリサムでは2Dシリーズでの武器飛ばし技が置き換えられたもので、同様の条件で使える。
『剣客異聞録 蘇りし蒼紅の刃』では、体力ゲージが最後の段階(赤い1ブロックで、総体力の1/6以下)になると1回だけ使える技。
『天下一剣客伝』では真スピリッツと剣スピリッツで使用可能だが、双方で使用条件やコマンドが異なる。真スピリッツでは体力に関係なく1戦につき1回のみ使用可能で、コマンドも複雑なものとなっている。一方、剣スピリッツでは体力が一定レベル以下(残り体力が全て緑で表示されている状態)になると使用可能となり、使用した後もしばらくするとゲージが緑色に戻り再使用可能。このしきい値(秘奥義ゲージ)は後述するミキリスライドにより増やすことが可能。またコマンドは各キャラクター共通の簡素なものとなっている。
ぬいぐるみ
修羅、羅刹(剣質選択)
剣客、剣豪、剣聖(レベル選択)
不意打ち
怒り爆発
一閃
なお、『ネオジオバトルコロシアム』での覇王丸と牙神幻十郎のアナザーダブルアサルトにもなっている。ただしいきなり突進はせず、その場での始動攻撃を決めることでさらに2人が同時に一閃を繰り出す。
連斬
ポリサムでは「S.C.S.」(Samurai Combination System)という名称になっている。なおPS2版『天下一剣客伝』の獣スピリッツにも同名のシステム(ただし正式名称はSamurai Combination Slash)が搭載されているが、こちらはいわゆるチェーンコンボである。
武器捨て挑発
自決
断末奥義
無の境地
剣気
絶命奥義
スピリッツ
「怒」ではMAX時に使える技がないが、攻撃力の上昇率が高いほか、動作は非常に重いが威力も大きい「超斬り」が常時使える。「真」はゲージMAX後一定時間内は武器破壊技が使用可能、「斬」、「天」、「零」、「獣」ではMAX後一定時間内、「剣」ではMAX後1回武器飛ばし技が使える。「魔」ではMAX後1回武器破壊技が使用可能。
デフォルトの6つの内、「剣」以外の特殊動作は元作品に準じる。また、「獣」のみガードができないという特徴がある。
祭スピリッツで選択できるものには連続ミキリ、開幕行動、サムライドライブ(いわゆるスーパーキャンセル)といった専用のものもある。
ミキリスライド
登場キャラクター
SAMURAI SPIRITS
- 覇王丸:臼井雅基 / 中村大樹(『侍魂』〜『新章』、『2019』) / 古賀寛之(『剣客伝』)
- ナコルル:生駒治美 / 高橋美佳子(『剣客伝』) / 中原麻衣(『2019』)
- 橘右京:や乃えいじ / 石井一貴(『剣客伝』) / 櫻井慎二朗(『2019』)
- シャルロット:生駒治美 / 新堂真弓(『剣客伝』) / 土師亜文(『2019』)
- 服部半蔵:臼井雅基 / 新居利光(『真』〜『零SPECIAL』) / 古賀寛之(『剣客伝』) / 西前忠久(『2019』)
- ガルフォード:Kay稲毛 / 小市慢太郎(『天草降臨』〜『零SPECIAL』) / 間島淳司(『剣客伝』) / 駒田航(『2019』)
- 王虎:坂井貴行 / 西村寿一(『真』) / 中まさる(『武士道烈伝』) / 岡崎雅紘(『剣客伝』) / 堂坂晃三(『2019』)
- 千両狂死郎:稲毛一弘 / 前塚あつし(『真』〜『零SPECIAL』、『閃』、『2019』) / 増岡太郎(『剣客伝』)
- 柳生十兵衛:坂井貴行 / 小林清志(『真』〜『零SPECIAL』) / 大川透(『剣客伝』) / 中博史(『2019』)
- 不知火幻庵:や乃えいじ / 岡崎雅紘(『剣客伝』)
- タムタム: Kay稲毛 / 西村寿一(『天草降臨』〜『零SPECIAL』) / 石井一貴(『剣客伝』) / 森田了介(『2019』)
- アースクェイク:臼井雅基 / 菅原正志(『武士道列伝』) / 佐藤巧(『剣客伝』) / 利根健太朗(『2019』)
- 天草四郎時貞:や乃えいじ / 真殿光昭(『武士道烈伝』) / 大原崇(『零SPECIAL』) / 間島淳司(『剣客伝』)/ 白川周作(『2019』)
真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変(以降は新キャラクターのみを記述)
- 牙神幻十郎:コング桑田 / 大川透(『剣客伝』)
- チャムチャム:千葉麗子 / 大沢つむぎ(『剣客伝』)
- 花諷院和狆:モンスター前塚 / 矢薙直樹(『剣客伝』)
- ナインハルト・ズィーガー:コング桑田 / 石井康嗣(『武士道烈伝』) / 古賀寛之(『剣客伝』)
- 黒子:臼井雅基(初代、『斬紅郎無双剣』) / や乃えいじ(『真』・判定時) / 西村寿一(『真』・戦闘時) / 南かおり(『侍魂』) / 佐藤巧(『剣客伝』) / 中博史(『2019』)
- 羅将神ミヅキ:生駒治美 / 松本梨香(『武士道烈伝』) / 伊藤静(『零SPECIAL』) / 大沢つむぎ(『剣客伝』)
サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣
- 緋雨閑丸:金田美穂 / 高城元気(『剣客伝』) / 小市眞琴(『2019』)
- リムルル:桜井智 / 松本恵(『天草降臨』、『武士道烈伝』) / 神谷けいこ(『侍魂』〜) / 生天目仁美(『零』〜) / 釘宮理恵(『剣客伝』) / 大野柚布子(『2019』)
- 花諷院骸羅(金雄載):水津光司 / 渡辺健(『天草降臨』〜) / 佐藤巧(『剣客伝』)
- 首斬り破沙羅:野中政宏 / 高城元気(『剣客伝』) / 村井雄治(『2019』)
- 壬無月斬紅郎:有田洋之 / 伊藤えん魔(『天草降臨』) / 中多和宏(『零SPECIAL』) / 大塚明夫(『剣客伝』)
サムライスピリッツ 天草降臨
- 風間火月:山西惇 / 岡崎雅紘(『剣客伝』)/ 政木まさき(『2019』)
- 風間蒼月:及川直紀 / 間島淳司(『剣客伝』)/ 長谷川芳明(『2019』)
SAMURAI SPIRITS 〜侍魂〜
- 色 / 半陰となりし色:南かおり(『侍魂』、『斬魔伝』) / 森永千才(『2019』)
- 柳生磐馬 / カラクリ磐馬:渡辺健
- 巌陀羅:真砂勝美(『斬魔伝』)
- 木偶:中村大樹、南かおり
- 壊帝ユガ:中村大樹、南かおり / 中谷さとみ(『斬魔伝』)
SAMURAI SPIRITS 2 〜アスラ斬魔伝〜
- アスラ / 反面のアスラ:一条和矢
- 八角泰山:山内圭哉
- 炎邪(炎邪火月):山西惇 / 大畑伸太郎(『零』〜)
- 水邪(水邪蒼月):及川直紀 / 野瀬育二(『零』〜)
剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃 サムライスピリッツ新章
- 九葵蒼志狼 / 九皇蒼志狼:及川直紀
- 九鬼刀馬:酒井哲也
- 花房迅衛門:花田光
- 服部半蔵:小西克幸 ※他シリーズの服部半蔵とは別人
- 榊銃士浪:安井邦彦
- 沙耶:氷上恭子
- 吉野凛花:浅田葉子
- 七坐灰人:西村朋紘
- 十六薙夜血:野田晋市
- 乱鳳:葛西美香
- 眠兎:葛西美香
- 陀流磨:野田晋市
- つむじ風の臥龍:伊藤えん魔
- 命:かかずゆみ
- 朧:上田敏也
- 大熊猫:及川直紀
- 無限示:伊藤えん魔
- ゴロツキ:水津浩志
- 朧衆:西川葉月
- 伊賀忍軍:岩本義幸
- お侍:浅川博貴
- 幽堕:一条和矢
サムライスピリッツ零 / サムライスピリッツ零SPECIAL
- 徳川慶寅:結城比呂 / 矢薙直樹(『剣客伝』) / 古川慎(『2019』)
- 真鏡名ミナ:雪野五月 / 大沢つむぎ(『剣客伝』) / 石川由依(『2019』)
- チャンプル:生天目仁美 / 釘宮理恵(『剣客伝』)
- レラ:氷上恭子 / 高橋美佳子(『剣客伝』)
- 劉雲飛:滝知史 / 大川透(『剣客伝』)
- 羅刹丸:最上嗣生 / 福井信介(『剣客伝』)
- 妖怪腐れ外道:四宮豪 / 増岡太郎(『剣客伝』)
- 萬三九六:志村知幸 / 福井信介(『剣客伝』)
- 黒河内夢路:斎賀みつき
- 兇國日輪守我旺 / 魔界を統べし我旺:内海賢二 / 大塚明夫(『剣客伝』)
- チャンプル:生天目仁美 / 釘宮理恵(『剣客伝』)
サムライスピリッツ 天下一剣客伝
- アンドリュー:石井一貴
- いろは:新堂真弓 / ミルノ純(『2019』)
- 機巧おちゃ麻呂:新堂真弓
- 祭囃子双六:増岡太郎
サムライスピリッツ閃
- 猛千代
- 鈴姫:荒木香恵
- キリアン
- クロード:脇田竜蔵
- アンジェリカ:松川奈央
- ガロス
- ブラック・ホーク
- キム・ヘリョン
- ヴァルター
- 菅又刃兵衛
- J.:高橋祐斗
- ドラコ
- ゴルバ:若本規夫
SAMURAI SPIRITS(2019)
- ダーリィ・ダガー:小林ゆう
- 呉瑞香:劉セイラ
- 鞍馬夜叉丸:天﨑滉平
- 静御前:上田純子
派生作品
ナコルル 〜あのひとからのおくりもの〜
2001年に発表されたナコルルがヒロインのアドベンチャーゲーム。制作会社は『サムライスピリッツ』シリーズの「SNK」ではなく、「インターレッツ」の「ナコルル制作委員会」である。「サムライスピリッツ」でナコルルを作った企画(セイウチ)など、SNKのスタッフが参加している。Windows版とドリームキャスト(DC)版がある。
初代『サムライスピリッツ』から『真サムライスピリッツ』へと続く話で、戦いを終えてカムイコタンに帰ってきたナコルルたちの生活を、ナコルルの従者である主人公の「ミカト」の視点から描いている。ただし、サムライスピリッツのシリーズとは設定に矛盾があるため(ナコルルの祖父母の設定や、リムルルの血縁関係、本作で語られる結末部分)パラレルワールドに位置する。
紫ナコルルの設定を元にした「レラ」が初登場した作品。本作のオリジナルキャラクターの「マナリ」は『CAPCOM vs SNK 2』にもナコルルの試合前のデモなどで登場する。
- 声の出演
- ナコルル / レラ:生駒治美
- マナリ:川澄綾子
- リムルル:神谷けいこ
- ヤンタムゥ:子安武人
- ナコルルの母 / ウババ:氷上恭子
- ミババ:モンスター前塚(現:前塚あつし)
- ヒババ:や乃えいじ
- ホクテ:蓮池拓也
- オユダタ:重塚利弘
- ミカト:矢野裕紀子
- 羅将神ミヅキ:土屋実紀
- ナコルル / レラ:生駒治美
- マナリ:川澄綾子
- リムルル:神谷けいこ
- ヤンタムゥ:子安武人
- ナコルルの母 / ウババ:氷上恭子
- ミババ:モンスター前塚(現:前塚あつし)
- ヒババ:や乃えいじ
- ホクテ:蓮池拓也
- オユダタ:重塚利弘
- ミカト:矢野裕紀子
- 羅将神ミヅキ:土屋実紀
Days of Memories
携帯電話アプリゲームとして配信されている恋愛ゲーム『Days of Memories』シリーズの一部作品にて本作のキャラクターが登場する。特にシリーズ3作目となる『Days of Memories 〜大江戸恋愛絵巻〜』は、ほぼすべての登場人物が『サムライスピリッツ』のキャラクターで占められており、世界観もそれに合わせたものとなっている。なお、タイトルに「大江戸」とあるが舞台は大坂の江坂である。また、7作目『Days of Memories 〜僕と彼女と古都の恋〜』、8作目『Days of Memories 〜風舞う都でつかまえて!〜 』、9作目『Days of Memories 〜世界で一番熱い冬〜』にも本作のキャラクターが多数登場する。
これらの4作品は、後にニンテンドーDS用ソフト『Day of Memories』(『大江戸恋愛絵巻』を収録)、『Days of Memories 3』(『僕と彼女と古都の恋』から『世界で一番熱い冬』までの3作品を収録)に移植されている。
メイドbyいろは
2007年よりi-mode用アプリゲームとして配信されている育成シミュレーションゲーム。『天下一剣客伝』から参戦した「いろは」を最高のメイドにすることを目的とする。
恋のいろは
2008年より携帯電話アプリゲームとして配信されているビジュアルノベルのシリーズ。ヒロインは「いろは」で、舞台は現代。サブタイトルは1作目が『〜さくら咲く春〜』、2作目が『〜ひまわり輝く夏〜』、3作目が『〜もみじ色づく秋〜』、4作目が『〜さざんか散る冬〜』。
タイトルロゴが『電子メイド手帖 恋のいろは』(発売中止作品)の「恋のいろは」の部分と共通している。
他メディア作品
アニメ
SAMURAI SPIRITS 〜破天降魔の章〜
1994年9月18日にフジテレビ系で放送された単発のテレビアニメ作品。ゲームとは異なるオリジナルストーリーである。DVDと小説(著・岸間信明)が発売されている。覇王丸の声をSMAPの香取慎吾が当て、『真サムライスピリッツ』における覇王丸の隠し技である「天覇封神斬」のコマンドが番組中で公開された。覇王丸が天覇封神斬を出す瞬間に閃光がコマンド型に走るという演出であった。右京は本編中に登場せず、エンディングのスタッフロールのバックに彼の映像が流れるのみとなっている。
覇王丸が主人公。本作ではシャルロットがストーリーのヒロインを務めている。
本作では覇王丸とシャルロットは「前世で恋人同志」というゲーム版には無い設定がされている。また、天草四郎時貞はゲーム版とは別の武器を使用している。
- ストーリー
- 時は寛永15年、島原の乱。善神アニスレイザに選ばれた聖剣士たちは、天草四郎時貞と対峙していた。天草も聖剣士の1人だったが、仲間を裏切り暗黒神アンブロジァの封印を解いていた。アンブロジァの力を得た天草は聖剣士たちを亡き者とするが、アニスレイザによってその魂は100年後の未来へ転生される。
- そして100年後、徳川吉宗の治世。天草は吉宗を屈服させ転生した聖剣士たちの行方を捜していた。一方転生した聖剣士の王虎、ナコルル、タムタム、ガルフォード、シャルロットの5人も最後の1人を探しに日本へ。その最後の1人である覇王丸は未覚醒で前世の記憶もなく、自慢の剣術で道場破りをして暮らしていた。しかし、ある日彼の暮らす村が謎の兵士たちによって襲われる。
- スタッフ
- 企画:清水賢治(フジテレビ)、片岡義朗(NAS)
- 監督:石踊宏
- 脚本:岸間信明
- キャラクターデザイン・総作画監督:岩倉和憲
- 色彩設計:佐藤和子
- 美術監督:西川淳一郎
- 撮影監督:森下成一
- 編集:岡安肇
- 音響監督:三間雅文
- 音楽:和田薫
- プロデューサー:鈴木吉弘(フジテレビ)、山崎立士(NAS)、茂垣弘道(コメット)
- 制作協力(アニメーション制作):スタジオコメット
- 制作:フジテレビ、NAS
- 主題歌
- ED「"大好き"という嘘をついた」(作詞:橙育琉 作曲・編曲:岩崎文紀 歌:GWINKO)
- イメージソング「BRAND-NEW SPIRITS」(作詞:原真弓 作曲:新世界楽曲雑技団 歌:千葉麗子)
- 声の出演
- 覇王丸:香取慎吾
- 天草四郎時貞:大輝ゆう
- ナコルル:千葉麗子
- シャルロット:玉川紗己子(現:玉川砂記子)
- 王虎:玄田哲章
- ガルフォード:高木渉
- タムタム:子安武人
- 服部半蔵:青野武
- アースクェイク:笹岡繁蔵
- 不知火幻庵:北村弘一
- 千両狂死郎:三ツ矢雄二
- 徳川吉宗:岸野一彦
- 千代:寺瀬めぐみ(現:寺瀬今日子)
- 吾郎の母:巴菁子
- 子供A:柏倉つとむ(現:カシワクラツトム)
- 子供B:丸尾知子(現:Chiko)
- 子供C:松下美由紀
- 吾郎:麻生智久
- 従者:泉類亨(現:センルイトオル)
- 子供: 瀧本富士子
- 柳生十兵衛:地井武男(特別出演)
時は寛永15年、島原の乱。善神アニスレイザに選ばれた聖剣士たちは、天草四郎時貞と対峙していた。天草も聖剣士の1人だったが、仲間を裏切り暗黒神アンブロジァの封印を解いていた。アンブロジァの力を得た天草は聖剣士たちを亡き者とするが、アニスレイザによってその魂は100年後の未来へ転生される。
そして100年後、徳川吉宗の治世。天草は吉宗を屈服させ転生した聖剣士たちの行方を捜していた。一方転生した聖剣士の王虎、ナコルル、タムタム、ガルフォード、シャルロットの5人も最後の1人を探しに日本へ。その最後の1人である覇王丸は未覚醒で前世の記憶もなく、自慢の剣術で道場破りをして暮らしていた。しかし、ある日彼の暮らす村が謎の兵士たちによって襲われる。
- 企画:清水賢治(フジテレビ)、片岡義朗(NAS)
- 監督:石踊宏
- 脚本:岸間信明
- キャラクターデザイン・総作画監督:岩倉和憲
- 色彩設計:佐藤和子
- 美術監督:西川淳一郎
- 撮影監督:森下成一
- 編集:岡安肇
- 音響監督:三間雅文
- 音楽:和田薫
- プロデューサー:鈴木吉弘(フジテレビ)、山崎立士(NAS)、茂垣弘道(コメット)
- 制作協力(アニメーション制作):スタジオコメット
- 制作:フジテレビ、NAS
- ED「"大好き"という嘘をついた」(作詞:橙育琉 作曲・編曲:岩崎文紀 歌:GWINKO)
- イメージソング「BRAND-NEW SPIRITS」(作詞:原真弓 作曲:新世界楽曲雑技団 歌:千葉麗子)
- 覇王丸:香取慎吾
- 天草四郎時貞:大輝ゆう
- ナコルル:千葉麗子
- シャルロット:玉川紗己子(現:玉川砂記子)
- 王虎:玄田哲章
- ガルフォード:高木渉
- タムタム:子安武人
- 服部半蔵:青野武
- アースクェイク:笹岡繁蔵
- 不知火幻庵:北村弘一
- 千両狂死郎:三ツ矢雄二
- 徳川吉宗:岸野一彦
- 千代:寺瀬めぐみ(現:寺瀬今日子)
- 吾郎の母:巴菁子
- 子供A:柏倉つとむ(現:カシワクラツトム)
- 子供B:丸尾知子(現:Chiko)
- 子供C:松下美由紀
- 吾郎:麻生智久
- 従者:泉類亨(現:センルイトオル)
- 子供: 瀧本富士子
- 柳生十兵衛:地井武男(特別出演)
SAMURAI SPIRITS 2 〜アスラ斬魔伝〜
1999年にOVAとして発表された作品(全2巻)。「DVD」版と「VHS」版で発売された。声を当てている声優はゲーム版と同一である。当時、同人誌や雑誌のコラムなどでナコルルのファンであることを強烈にアピールしていた七瀬葵をキャラクターデザインに起用している。
本作ではナコルルが主人公。ナコルルとは別人格のキャラクターとして羅刹ナコルルも登場している。
ストーリーはゲーム版『アスラ斬魔伝』の前日譚となっている。
- スタッフ
- 監督:佐々木和宏
- キャラクターデザイン:七瀬葵
- 声の出演
- ナコルル:生駒治美
- 覇王丸:中村大樹
- リムルル:神谷けいこ
- 色:南かおり
- ガルフォード:小市慢太郎
- 牙神幻十郎:コング桑田
- アスラ:一条和矢
- 監督:佐々木和宏
- キャラクターデザイン:七瀬葵
- ナコルル:生駒治美
- 覇王丸:中村大樹
- リムルル:神谷けいこ
- 色:南かおり
- ガルフォード:小市慢太郎
- 牙神幻十郎:コング桑田
- アスラ:一条和矢
ナコルル 〜あのひとからのおくりもの〜 郷里之畏友編
『ナコルル 〜あのひとからのおくりもの〜』のアニメ版。2002年にOVAとして発表。主人公はミカトからナコルルに変更されている。声優はアドベンチャーゲーム版とほぼ一緒であるが、レラの声優が生駒治美から氷上恭子に変更された。その影響から『サムライスピリッツ零』でも氷上がレラの声優を務めた。一応時代設定としては初代と『斬紅郎無双剣』の間となる。
前編・後編の2巻発売予定であったが、発売元のグルーヴコーポレーションが倒産した影響で続編の製作は中止になったらしく、ストーリーは中途半端に終わってしまっている。
- スタッフ
- 原作:有限会社インターレッツ
- 製作:成澤章
- 企画:尾川匠
- プロデューサー:野崎慎太郎
- スーパーバイザー:Dr.POCHI
- 監督:金澤勝眞
- 脚本:たきもとまさし、松川しゅうさく
- キャラクター原案:44
- キャラクターデザイン:梅津泰臣
- 作画監督、絵コンテ:宮澤努
- 演出:草川啓造
- 美術監督:池田繁美
- 色彩設定:北沢希美子
- 撮影監督:森口洋輔
- 音響監督:本田保則
- 音楽:山手安生
- 制作:ARMS
- 製作:グルーヴコーポレーション
- 主題歌
- エンディングテーマ「巫女の伝承唄」(作詞:たきもとまさし 作曲、編曲:山手安生 歌:生駒治美)
- 挿入歌「二番目の奇跡」(作詞:松川しゅうさく 作曲、編曲:山手安生 歌:川澄綾子)
- 声の出演
- ナコルル:生駒治美
- マナリ:川澄綾子
- ヤンタムゥ:子安武人
- リムルル:神谷けいこ
- レラ、ナコルルの母:氷上恭子
- ミババ:福島七菜子
- ウババ:藤井あさこ
- ヒババ:津野田なるみ
- ミカト:松来未祐
- ホクテ:森田チアキ
- 長老:麻生智久
- 子供A:桃森すもも
- 子供C:小林恵美(現:亜城めぐ)
- 村人:藤原泰浩
- 原作:有限会社インターレッツ
- 製作:成澤章
- 企画:尾川匠
- プロデューサー:野崎慎太郎
- スーパーバイザー:Dr.POCHI
- 監督:金澤勝眞
- 脚本:たきもとまさし、松川しゅうさく
- キャラクター原案:44
- キャラクターデザイン:梅津泰臣
- 作画監督、絵コンテ:宮澤努
- 演出:草川啓造
- 美術監督:池田繁美
- 色彩設定:北沢希美子
- 撮影監督:森口洋輔
- 音響監督:本田保則
- 音楽:山手安生
- 制作:ARMS
- 製作:グルーヴコーポレーション
- エンディングテーマ「巫女の伝承唄」(作詞:たきもとまさし 作曲、編曲:山手安生 歌:生駒治美)
- 挿入歌「二番目の奇跡」(作詞:松川しゅうさく 作曲、編曲:山手安生 歌:川澄綾子)
- ナコルル:生駒治美
- マナリ:川澄綾子
- ヤンタムゥ:子安武人
- リムルル:神谷けいこ
- レラ、ナコルルの母:氷上恭子
- ミババ:福島七菜子
- ウババ:藤井あさこ
- ヒババ:津野田なるみ
- ミカト:松来未祐
- ホクテ:森田チアキ
- 長老:麻生智久
- 子供A:桃森すもも
- 子供C:小林恵美(現:亜城めぐ)
- 村人:藤原泰浩
漫画
「サムライスピリッツ」(島本和彦)
「サムライスピリッツ」(内藤泰弘)
「魔界武芸帖 サムライスピリッツ」(原作・七月鏡一 / 漫画・三好雄己)
「サムライスピリッツ 島原天草邪神城攻略編」(石川賢)
「サムライスピリッツ カントリーロード雪伝」(島津わか乃)
「剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃〜サムライスピリッツ新章〜」(矢口岳)
「聖剣士伝説 サムライスピリッツ」(真行寺たつや)
「サムライスピリッツ 覇王丸地獄行」、「真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変」(しろー大野)
- これ以外にコミックゲーメストで車田正美、いのうえ空による漫画作品が連載予定であったが、企画変更の後に中止となった。
小説
サムライスピリッツ 破天降魔の章
サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣
サムライスピリッツ 天草降臨 夏の風花
真説サムライスピリッツ 武士道烈伝
小説 サムライスピリッツ アスラ斬魔伝
パチスロ
サムライスピリッツS
サムライスピリッツ外伝 チャムチャム
サムライスピリッツ鬼
サムライスピリッツ〜剣豪八番勝負〜
パチンコ
CRサムライスピリッツ
ソーシャルゲーム
サムライスピリッツ 絆
SNKドリームバトル
侍魂オンライン-朧月伝-
本作オリジナルキャラクター
オリジナル サウンドトラック
- サムライスピリッツ(1993年9月17日 ポニーキャニオン)
- サムライスピリッツ イメージアルバム(1994年2月18日)
- 真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変 (1994年11月2日)
- 真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変 ARRANGE SOUND TRAX(1994年12月16日)
- サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣(1995年12月16日)
- サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣 ARRANGE SOUND TRAX(1996年2月7日)
- サムライスピリッツ 天草降臨(1996年12月4日)
- サムライスピリッツ 天草降臨 ARRANGE SOUND TRAX(1996年12月16日)
- 侍魂〜サムライスピリッツ〜(1998年1月8日)
- 侍魂〜サムライスピリッツ〜 ARRANGE SOUND TRAX(1998年2月18日)
- SAMURAI SPIRITS2 アスラ斬魔伝(1998年10月7日)
- SAMURAI SPIRITS2 アスラ斬魔伝 ARRANGE SOUND TRAX(1998年10月21日)
- 剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃 サムライスピリッツ 新章(1999年12月18日)
- 真説 サムライスピリッツ 武士道烈伝(1997年3月21日)
- 侍魂 THE BEST(1998年8月18日)
- 侍魂 Symphonic Sound Trax(1995年11月17日)
- SAMURAI REMIX V.A(1995年3月1日)
- 音盤 サムライスピリッツ 天下一剣客伝 零の巻(2006年8月9日 ハピネット)
- サムライスピリッツ 閃(2008年5月21日 SME)