シャアの日常
以下はWikipediaより引用
要約
『シャアの日常』(シャアのにちじょう)は、本田雅也(脚本)、南北(作画)による日本の漫画。アニメ「ガンダムシリーズ」の登場人物であるシャア・アズナブルをメインにしたギャグ漫画で、角川書店の雑誌『ガンダムエース』にて連載された。単行本は2017年1月現在30万部を突破している。
作中には機動戦士ガンダムでの見覚えある人々が現れたり、シャアの台詞のオマージュなど、原作ガンダムのパロディが見られる。
あらすじ
一際赤く輝く流星が目撃された翌日のある日、突然日本のアパートの一室に現れた1人の男。記憶喪失になっており自分が何者なのかわからない中、現代社会での生活を余儀なくされ、日々模索する様をコミカルに描く。
登場人物
西(にし)
ある日突然1K風呂なしのアパートの一室(203号室)にて目覚めたシャア・アズナブルに似た容姿の青年。記憶を失っており、自分が何者でなぜここにいるのかさえ思い出せない。たまたま手元にあった麻雀牌型の判子『西(しゃあ)』から、西と名乗っている。風呂の知識は無かったがそれ以外の日常に関わる知識は一応残っているらしい。自分でもわからないほど赤色や3倍が好き。
衣類は下着とジオンの軍服とマスク、ヘルメットしかないため、外出時もその格好で出向く。初めは訝しまれていたが、持ち前のルックスと記憶喪失という境遇、生真面目な態度から徐々にご近所や商店街の人々と打ち解けていく。そのつてで商店街の仕事を手伝いながら日々の糧を得ている。
記憶を取り戻すために日々奔走し、聞き覚えのあるキーワードを度々耳にしながら、あと少しのところで思い出せずにいる。妹と同様に若干天然の気があり、よくうっかりな失敗をする。
ザク
座日(ざび)寺の人々
デギン和尚
座日寺住職。アメリカンバイクを乗りこなす、大柄でサングラスをした厳ついなりをした住職。その容姿は「デギン・ザビ」に似ている。山で厳しい修行の末怒りの感情をすべて捨て去ったとされており、そんな見た目とは裏腹にとても温厚。西兄妹の奇抜な行動も寛大に許してくれる。しかし頭髪に関わるキーワードを聞くと、たとえ脈絡がなく、全く違う単語でも冷静さを失い大暴れをする。寺にある国宝級の仏像に手を出そうとする賊をはじめ、悪さをする者には息子といえど容赦しない。
怒りがマックスに達すると人の姿を捨て去り、地獄の閻魔モードになる。こうなると手が付けられず、あらゆるものを吹き飛ばすブレスで寺を全壊させた、「火の七日間」と呼ばれる惨劇を過去に引き起こした。割と沸点は低いが、それ以外は尊敬できる人格者。ひそかにアイドルグループ「ナン my Da」の追っかけをしており、その激しい応援スタイルのためしょっちゅう出禁をくらうことからファンの間で「グレート出禁」と称され一目置かれている。
牙流馬(がるま)
土鶴(どづる)
乱馬組の人々
書誌情報
- 本田雅也(脚本) / 南北(作画) 『シャアの日常』 角川書店→KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、全8巻
- 2013年8月22日発売、ISBN 978-4-04-120824-3
- 2014年6月26日発売、ISBN 978-4-04-101736-4
- 2015年3月26日発売、ISBN 978-4-04-102868-1
- 2016年3月26日発売、ISBN 978-4-04-104097-3
- 2017年1月26日発売、ISBN 978-4-04-105235-8
- 2018年1月25日発売、ISBN 978-4-04-106297-5
- 2019年4月26日発売、ISBN 978-4-04-108225-6
- 2021年3月26日発売、ISBN 978-4-04-111180-2