シャドウ (小説)
以下はWikipediaより引用
要約
『シャドウ』 (Who's the shadow?)とは、道尾秀介による日本の推理小説。第7回本格ミステリ大賞受賞作。
2007年、このミステリーがすごい!で第3位、本格ミステリベスト10で第6位、週刊文春ミステリーベスト10で第10位にランクインした。
本作は「向日葵の咲かない夏」に寄せられた読者からの言葉への作者なりの回答であり、同作で伝え切れなかったことを伝えるつもりで執筆された作品である。
あらすじ
人は、死んだらどうなるの? ――いなくなるのよ――いなくなって、どうなるの? ――いなくなって、それだけなの――。
小学5年生の我茂凰介は、進行性の癌で母・咲江を亡くす。それから間もなくして、幼なじみの亜紀の母親で咲江とも親友だった恵が、夫の勤める病院の屋上から飛び下り自殺、亜紀は交通事故に遭い、凰介の父親・洋一郎もまた異常を来していく。家族の幸せを願う鳳介が行き着く結末とは……。
登場人物
我茂 凰介(がも おうすけ)
我茂 咲江(がも さきえ)
水城 徹(みずしろ とおる)
水城 恵(みずしろ めぐみ)
水城 亜紀(みずしろ あき)
田地 宗平(たじ そうへい)
書籍情報
- 単行本:東京創元社『ミステリ・フロンティア』、2006年9月29日、ISBN 978-4-488-01734-7
- 文庫本:創元推理文庫、2009年8月14日、ISBN 978-4-488-49601-2、解説・新保博久
オーディオブック
2017年1月、オトバンクのオーディオブック配信サービスの「FeBe」(現在のaudiobook.jp)でオーディオブックが配信された。
キャスト
- 我茂洋一郎:森田則昭
- 我茂凰介:赤﨑千夏
- 水城亜紀:甘束まお
- 水城徹:マンモス西尾
- 水城恵:松宮可奈
- 田地:石川匠
- 竹内:山名枝里子
- 隅島:広田みのる
- 小山:内田愛美
- 朗読:鈴木崚汰