ショートソング
小説
著者:枡野浩一,
出版社:集英社,
掲載サイト:ケータイ livedoor 小説,ケータイ雑誌 the 読書,
レーベル:集英社文庫,
発売日:2006年,
巻数:全1巻,
漫画
原作・原案など:枡野浩一,
作画:小手川ゆあ,
出版社:集英社,
掲載誌:スーパージャンプ,
レーベル:ジャンプ・コミックス デラックス,
巻数:全2巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『ショートソング』は、枡野浩一による日本の小説。カフェ・ブーム(枡野浩一と佐々木あらら)による青春短歌小説『短歌なふたり』を、改題・加筆修正した作品。後に小手川ゆあにより漫画化された。
内容
枡野浩一にとって初の長編小説。『ケータイ livedoor 小説』(ライブドア)において、2005年12月26日から2006年2月8日まで、『ケータイ雑誌 the 読書』(集英社)において、2006年5月1日から2006年8月24日まで連載された。全100話。連載時のタイトルは『短歌なふたり』。
主人公2人の視点を通し、奇数話を「僕パート」として「短歌なチェリーボーイ」の物語を、偶数話を「俺パート」として「短歌なプレイボーイ」の物語を、1話ずつ交互に一人称形式で描く。作中で登場人物の作品として詠まれている短歌は、枡野本人や「枡野浩一のかんたん短歌blog」投稿者を始め、全て実在する歌人の作品であり、巻末に「引用短歌」として纏められている。書籍化に際し、宮藤官九郎が解説短歌を寄稿。
連載中止・再開
『ケータイ livedoor 小説』第2弾として開始された本作は、ライブドア事件を始めとする諸々の事情により中止され、その後『ケータイ雑誌 the 読書』に移って再開、集英社文庫より書籍化された。「枡野浩一のかんたん短歌blog」と共に、『ケータイ livedoor 小説』でも読者から短歌を募集し、優秀作を作中に登場させる予定であったが、連載中止によって『ケータイ livedoor 小説』応募作からの採用は実現しないままとなった。
筆名・クレジット
当初はカフェ・ブームという筆名で佐々木あららと共同執筆していたが、『ケータイ livedoor 小説』での連載中に佐々木が体調を崩し、途中から枡野の単独執筆となった。『ケータイ雑誌 the 読書』での連載再開後も筆名は継続使用されたものの、佐々木本人の意向もあり、書籍『ショートソング』では佐々木は企画・執筆協力としてクレジットされ、著者は枡野のみとなっている。
ストーリー
美男子だがチェリーボーイの大学生・国友克夫は、憧れの先輩・須之内舞子に訳も分からず連れて来られた歌会で、眼鏡が似合うプレイボーイの天才歌人・伊賀寛介と出会う。国友が生まれて初めて作った短歌に、その才能を見出した伊賀。伊賀に才能があるからと勧められ、短歌を始めた国友。短歌を通じて知り合った、対照的な2人の騒々しい日々が始まった。
舞台
舞台の中心は吉祥寺。作中に登場する飲食店は、1つを除いて全て実在する。
ばれん
五百田ビルヂング
登場人物
国友 克夫(くにとも かつお)
伊賀 寛介(いが かんすけ)
須之内 舞子(すのうち まいこ)
佐々木 瞳(ささき ひとみ)
五百田 案山子(いおた かかし)
荒木 更紗(あらき さらさ)
笹伊藤 冬井(ささいとう とうい)
上戸 千香(うえと ちか)
佐田野 慎(さだの しん)
田尾坂 真由香(たおさか まゆか)
書籍
集英社文庫
ジャンプ・コミックス デラックス
漫画
小手川ゆあによる作画で、『スーパージャンプ』(集英社)において、2007年8号から2007年24号まで連載された。全17話。単行本はジャンプ・コミックス デラックスより全2巻が刊行された。