シンデレラ症候群 (栗本薫)
以下はWikipediaより引用
要約
『シンデレラ症候群』(シンデレラシンドローム)は、栗本薫によるミステリ小説。
概要
自らの中に潜んでいた変身願望に目覚めた平凡なサラリーマンを巡る事件を描くミステリ。
1992年1月25日に新潮文庫から書き下ろしで刊行された(ISBN 4-10-143305-4)。表紙は 村井和章が担当している。
あらすじ
25歳のサラリーマン秋葉誠一は、平凡でまじめ、いまだ母親に反抗すらできない気弱な自分に倦んでいた。ある夜、新宿の街中で偶然に行き会ったリズと名乗る女との出会いが誠一の人生に大きな波紋をなげかけた。以来、夜になると誠一はサングラスをかけて優しすぎる両目を隠し、柄の悪いチンピラ風を気取ってリズと逢瀬を重ねるようになった。それはやがて秋葉譲二という、夜だけに現れる彼のもう一つの人格となっていった。
ある日、リズが何者かに惨殺されるという事件が起こった。誠一と譲二、二つの人格を行き来しながら、秋葉はリズの事件の真相を求めて、新宿の町をさまよっていく。