シンバッド (漫画)
以下はWikipediaより引用
要約
『シンバッド』は、山本貴嗣による日本の漫画作品。『月刊コミックNORA』(学習研究社(現・学研ホールディングス))にて、1989年3月号から1991年8月号にかけて連載された。全26話+番外編2話。単行本はノーラコミックスから全4巻。
概要
シンドバッド(千夜一夜物語)をモチーフにしたオリジナル作品。
2010年に作者が明かしたところによると、ヒコ(インド出身で少々褐色)が登場した頃に月刊コミックNORA編集部からヒコを出さないで欲しいと自主規制の申し入れがあったとのこと。
また、作者が後に出した漫画指導本「本気の漫画術-山本貴嗣の謹画信念」は、この漫画の作中の「謹賀新年」のギャグ(シンバッドが海で拾われた時に身にまとっていた布にはさまっていた札に記されていた言葉。アラビア語しか読めないので、これが本当の名前かもしれないと勘違いする)に由来する。
あらすじ
中世アラビア。三白眼の少年シンバッドは、周りの人間と違う風貌に悩み、自分の出生の秘密を知りたがっていた。ある日、ふとしたことから女占い師のルールーと知り合い、彼女が持つあらゆる時を見通せる宝玉「マールートの瞳」で過去を見てもらい、自分はこの国の生まれではないと確信する。時を同じくして、あらゆる空間を見通せる宝玉「ハールートの涙」を護る聖壁の封印を解くために「マールートの瞳」を欲していた大魔術師ラアスがルールーを拉致する。
ルールー及び「マールートの瞳」を取り返すため、自分の出生地をその眼で確認するため、シンバッドは良き理解者である女占い師ジャリスとともに旅に出る。
主な登場人物
シンバッド
ジャービル
ヒコ
単行本同時収録作品
- SDシンバッド番外編 壺中魔神(月刊コミックNORA、1990年11月号)
番外編1。壺中魔神ウルルワンとシンバッドの掛け合い漫才。4ページ。
- 余話として(月刊コミックNORA、1991年2月号)
番外編2。作者が千夜一夜物語について熱く語る。31ページ。